重量級のVMC260Lを載せて最高速でブン回しても平気です。
先日の立体感あふれるM42オリオン座大星雲の写真↓が撮れたのも、EQ6Proのおかげです。
★でも・・・★
かつてアトラクスを愛用していた身としては、EQ6に違和感を感じることが多々あります。
たとえば、アトラクスなら、生命線の電源供給部は接続部をリングで締める形式のため、脱落の心配は皆無ですが
また、アトラクスなら水準器付きの時角目盛環を極軸望遠鏡ごと回せるので、容易に極軸が合うのに対して
また、経度補正用の目盛りリングが薄すぎてフニャフニャしている反面、指標がとんがった金属板で、どうも『無理矢理感』があります。
まだあります。
赤径赤緯のクランプからバランスウエイトのクランプまで金属製のアトラクスと比べ
三脚がジュラルミン製で、堅さ調整も六角レンチで容易なアトラクスと比べ
しかも、普段本体内に格納されているシャフトが滑らかに出てくるアトラクスに対して、EQ6は伸ばす途中で内部でゴツンと何かに引っかかりスムーズにシャフトが出ません。
・・・こういう所が日本製の赤道儀の『真面目さ』なんでしょうね。
同世代の男性にしか分からない表現かと思いますが
アトラクスがガンダムだとすると、EQ6は、なんだかジムっぽいです。
それなのに・・・・・
せっかく本体が優秀な造りなのに・・・・
どうして暴走しちゃうんだ?
アトラクスのDCモーター!
一応、ビクセンからは本体の造りも優秀で電子系も優秀になったアトラクス後継機種「AXD赤道儀」が販売されているのですが
・・・・さすがに、お高いです(涙)。
また、SX赤道儀を強化してパルスモーター化したSXP赤道儀やSXD2赤道儀も販売されていますが、おそらくVMC260Lを載せるには強度不足でしょう。
なにしろ、赤道儀本体の重量がアトラクスの半分ほどしかありませんので・・・・・。
★・・・・というわけで・・・・★
動かすことができず、インテリアとなってしまったアトラクスを復活させるべく、
12月からオリジナル用品の販売と赤道儀改造で有名なK-ASTECさんの所に入院させました。
内蔵モーターをDCモーターからステッピングモーターに換装して、
コントローラもスカイセンサー2000PCからAGS-1に交換してもらうためです。
これで、アトラクスの弱点である電子系の性能もEQ6以上になる!・・・・予定。
★★★ 以下つづきます ★★★
長いことお留守でしたが
どちらへいってらっしゃいましたか?(笑)
おお~ なにやらすごい望遠鏡が・・・
こんなすごい望遠鏡だから 星が綺麗に撮れるのね。
いつもうっとりして写真を見ています。
また沢山写真撮ってね。
楽しみにしています。
天体観測歴が超短いので、アトラクスはググッてしまいました。
AXDの前身なんですね。写真を見ましたが、物凄く確りしてますね。
AXDも欲しかったのですが、SXPをCGEM+酒3本と交換したのには、最初、それがあるから、お気に入りでSXD2を買ったのですが、あのコントローラーが段々煩わしくなってきて、重たいCGEMが我が家に来ました。(笑)
EQ6は、CGEMと似た所も多くてあれですが、電源を差し込んでネジで締める所はSXPの不安感払拭ですね。(笑)
こちらのブログは、オヤジに取ってお宝が眠ってますね。
今日は雨、ゆっくり、サーフィンさせていただきますよ。(笑)
いえいえ、それほど大層な物ではございません。ニューアトラクスは、20kg弱の重さですので、AXDよりは、ちょうどCGEMと同じクラスの赤道儀ですね。お値段はAXDの半額くらいでした。本体はなかなか良い出来なのですが、いかんせんビクセンはDCモーターの制御にやや難があり、なかなかの「じゃじゃ馬」っぷりでした。ネットでもあまりユーザーを見かけませんので情報も不足気味。ちなみに私の個体はK-ASTECさんでモーターと制御系をごっそり入れ換えてますので、以前よりは扱いやすくなってます。