天体望遠鏡

遠征用の新兵器②

★夜の天候が悪そうなので・・・

新たに入手した笠井トレーディングのCAPRI102ED。
早くファーストライトをしたいのですが、どうも天候が悪そうです。

まずは、昼間の風景を撮影して「致命的な不具合がないか」テストしてみます。

★カプリ102ED素のまま
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 ※ニコンD700+CAPRI102ED直焦点

・・・画質云々の前に、圧倒的なピントの合わせ易さに感激。「食わず嫌い」だったクレイフォード系接眼部ですが、マイクロフォーカス接眼部の微動装置は、ヘリコイドやラックピニオンではマネのできない快適さでした。なにしろ、ライブビューの拡大画面で操作しても、ほとんど対象が揺れないんですもの。
・・・うーむ。他のBORGやVMC260Lもマイクロフォーカス接眼部に替えようかなあ・・・・。とにかくビックリでした。

さて、昼間の撮影では、うるさいことを言わなければ、素のままでフルサイズまでいけそうですね♪

★笠井トレーディングED屈折用フラットナー併用

先日来、BORG60EDでテストしていたヤツです。
はい、実はCAPRI102EDを導入することは考えていて、本体より先に買っちゃったヤツですね。

遠征用の新兵器②_f0346040_21563730.jpg
 ※ニコンD700+CAPRI102ED+笠井ED屈折用フラットナー併用

周辺部のボケが緩和されたのが分かります。充分フルサイズで実用になりますね。変な周辺減光も出ません。

★笠井トレーディング0.8倍レデューサ

BORG60EDとは相性が悪かったヤツですが、カプリとならどうでしょう?

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 ※ニコンD700+CAPRI102ED+笠井0.8倍レデューサ併用

悪くないですね。充分実用になりそうな雰囲気です。
ちなみに、この組み合わせだと、
571mm F5.6 の フルサイズ対応望遠レンズになります。
サンニッパに2倍テレコンをかました場合と比較すべきスペックですね。今度比較してみます。

★笠井トレーディング0.6倍レデューサ

かなり、無理してそうなスペックのレデューサですが、どうでしょうか・・・

遠征用の新兵器②_f0346040_22042868.jpeg
 ※ニコンD700+CAPRI102ED+笠井0.6倍レデューサ併用

一応、428mm F4.2 という、サンニッパに1.4倍テレコンをかましたくらいのスペックになりますが・・・

・・・ああ、やっぱり!
ものすごい周辺減光が発生して、フルサイズでは使い物になりませんね。
でもAPS-Cならなんとかなるかも、ですね。

★BORGマルチフラットナー

 今度は、こちらが純正でなくなりますが、レンズの位置調整で700m用に調整して使ってみます。

遠征用の新兵器②_f0346040_22082387.jpg
 ※ニコンD700+CAPRI102ED+BORG1.08倍マルチフラットナー併用

カプリのDXマイクロフォーカス接眼部仕様機はM57準拠なので、ミニBORGのパーツが全て使えます。
ここでは、フラットナーを使ってみましたが、良い感じですね。フルサイズで使えそうです。

★BORG0.85倍レデューサ

元々がAPS-C用のレデューサなので「無理」とは分かっていましたが、念のため。

遠征用の新兵器②_f0346040_22112608.jpg
 ※ニコンD700+CAPRI102ED+BORG0.85倍レデューサ併用

・・・ああ、やっぱり無理だったか・・・。
もちろん、APS-C機では実用になりそうです。こう見ると、カプリに対しては笠井の0.8倍レデューサが大変魅力的に見えますね。

★あとは・・・・

実際に天体を撮影してみて、補正レンズ系の適正をテストすることにします。


★★★以下続きます★★★



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by supernova1987a | 2015-09-16 06:32 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

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