★このままでは、操作を忘れちゃう!!
そもそもマニュアルが付属しない上に、ネット上でもユーザーさんが発信する情報がほとんど見あたらない機種なので、ほとんど手探り状態で使い方を学習するしかないのですが、ブランクが開くと操作方法を忘れちゃいそうです。
・・・というわけで、今回は覚え書きです。
★SharpCapの基本操作
今回の冷却CMOSカメラは、あくまで「冷却CCDの代わり」として導入したので、動画撮影系は試していません。スチル撮影の手順だと思ってくださいね。
①冷やす!!
本体とPCをUSBケーブルで結び、SharpCapを起動するとカメラを自動認識し、プレビューが始まります。
さらに、本体に12V 電源を供給するとファンが回り始め空冷が開始されます。
その後、SharpCapのサーマルコントロールメニューから冷却をONすると、ペルチェ冷却が始まります。
・・・しかし時代の流れというか・・・昔ビットランのBJ30Cで水冷ポンプと格闘していたのがウソのように「いとも簡単に」冷えちゃいますね。
あまりにあっけなくて気が抜けました。いまのところ結露もしてませんし・・・。
②撮影の設定!!
本来は動画撮影用のカメラなのでしょうが、星雲星団用に使いたかったので、とにかく1コマ撮影のRAWデータをデジカメのように保存したいわけです。
SharpCapなら、上記のようにベイヤーデータを16bitのFITSファイルに保存できますので、ステライメージで直接叩けます。
(本体の性能が12bitなので、16bitのうち4bit分はブランクになっているかと推測します)
撮影対象により最適なゲインは色々でしょうが、まだ研究中です。
③撮影開始!!
撮影データの設定が済んだら、メインメニューから「スタートキャプチャ」を実行します。
するとコントローラが開くので、撮影コマ数やインターバルタイムを指定して「スタート」ボタンを押せば撮影開始。
指定されたフォルダ内に、撮影画像と撮影データファイル(便利!)が自動保存されていきます。
★SharpCapのイマイチな点
やはり、本来は動画撮影用なのでしょうかね?
保存されたデータの格納方法(フォルダ構成)がイマイチです。
①撮影日ごとのフォルダ
↓
②撮影時刻ごとのフォルダ
↓
画像データ+データファイル
という風にツリー構成されていくのですが、スチル撮影の場合、1コマごとに②のフォルダが作られていくので・・・
すごい量のフォルダが生成されていきます(フォルダ名が撮影時刻を表します)。しかも、各フォルダ内に保存された
画像ファイルやデータファイルが全部「0001.fits」と「CameraSeting.txt」という同一名称・・・
ほとんど悪夢です(笑)
※普通のソフトなら、たとえば、20コマ連写とかすればフォルダ内に20コマのデータが自動連番命名などで格納されますよねぇ?
SharpCapは、ファイルではなくてフォルダが20個生まれちゃうのですよぉ。
・・・スクリプト機能があるので、暇なときにでも何かできないか調べてみます。
いや、むしろ、フォルダ名をファイル名に変換した上でまとめてコピーするようなコードを書いた方が早いかも。
※実は、素人なりにプログラミングしていたのは、かれこれ10数年前のことなので、たぶんもうコード書けません。
しかも得意言語がFORTRANとPASCAL(Delphi)という時点で「終わって」ますが・・・・。
私が、なにか重要な設定メニューを見逃しているだけかもしれませんが、とにかく参っています。
どなたか、良い方法を知りませんか??
☆☆☆☆☆3月2日追記☆☆☆☆☆
通りすがりさんより有益なご指摘をいただきました。
早速試してみます。
後日、ご報告致します。
先達がいらっしゃるというのは、ありがたいですね。
☆☆☆☆☆3月6日追記☆☆☆☆☆
解決しました。以下ご報告です。