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あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
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ASI1600MM-COOLファーストライト①

★8月31日から・・・長かった

前回天体写真を撮ったのが8月31日。それからというもの休日の度に悪天候で、まさかの110日もの欠測日が続くという大惨事。

ところが大阪出張から帰ってくるバスの中でGPVを見てみると「真っ黒け」じゃないですか!

これは、強行ニワトリ、行くしかないでしょう♪

★今日のテーマは

先日入手したモノクロ冷却CMOSカメラ「ASI1600MM-COOLのファーストライト」が目的です。
ところでGPVの「快晴」予報は正しいと言えば正しかったのですが、湿度が90%を超えており、霧が出るかどうかの瀬戸際。あきらかに夜空はガスってて透明度が最悪。その上、シーイングも悪いという劣悪な条件でしたが、とりあえず「ちゃんと写るか」を調べたかったので「超手抜き」撮影に徹することにします。

 ①極軸セッティング:極軸望遠鏡のみ
 ②ガイド:アトラクスのノータッチガイド
 ③露光:とにかく短時間露光あるのみ
 ④夜露対策:結露したら考える
 ⑤天体導入:手動

★ブランクが長すぎて、まさかの悪戦苦闘

いやー、さすがに4ヶ月近くもブランクがありましたので、あらゆる勘が鈍ってしまっていて完全に『ど素人状態』。思いの外悪戦苦闘してしまいました。
まず、ピント合わせのためにシリウスを導入しようとしたら、いくら頑張っても写野に入ってきません。・・・よくよく調べると・・・ファインダーが狂ってました(笑)。

気を取り直して、いざ撮影を開始してしばらく経つと、妙に星像が斜めに伸びてきました。これはおかしい。光軸?スケアリング?・・・・あ!!
鏡筒を前からのぞき込んでみると、VMC260Lの副鏡が見事に結露していました。さすが湿度90%越え・・・・。

★こんなこともあろうかと

ただし、これは想定内でした。

出でよ!
中華木炭っ!!
・・・じゃなくて、
ドリンクウオーマーっ!!

f0346040_07302708.jpg
f0346040_07303820.jpg
接眼部と副鏡セルにドリンクウオーマーを巻き付けて、モバイルバッテリーで通電。ほどなく曇りは全て解消しました。格安製品でしたが、これ「当たり」です♪


★超短時間露光でM42を狙う

シーイングも透明度も最悪ですし、まずは0.5秒という超短時間露光でM42を試写してみます。

<撮影データ>
[ZWO ASI1600MM-Cool]
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=MONO16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=84(Auto)
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=400
Exposure=0.499999
Timestamp Frames=Off
Brightness=1
Gamma=50
Temperature=-10.1
Cooler Power=7
Target Temperature=-10
Cooler=On

1コマ画像をトリミングするとこんな感じです。
(ダーク減算は無し。代わりにステライメージでホット&クールピクセル除去処理)
f0346040_07345206.jpg
うむ-。一応写ってはいるけれど、星像がグニャグニャ。シンチレーションの影響をモロに受けちゃってます。これではさすがにステライメージの1点アライメントコンポジットでは無理っぽいので、AutoStackert!にFITSファイル200個をロードしてスタッキングすることにします。

200コマスタックした画像に対して、
 ①ステライメージでデジタル現像+トーン修正
 ②A:ステライメージで最大エントロピー画像復元処理
 ②B:レジスタックスでウェーブレット処理
 ③ステライメージで②Aと②Bをコンポジット
 ④ステライメージで軽くアンシャープマスク処理
 ⑤今回の画像をL、8/13にASI1600MC-COOLで撮影していたM42の画像をRGBとしてLRGB合成
 ⑥シルキーピクスでノイズ除去とテイスト調整
 ⑦ステライメージでスターシャープ処理とLab色彩調整

・・・すると・・・・

・・ででん!!
f0346040_07495156.jpg
おお!
なかなか良い感じです♪

と言うわけで、約4ヶ月ぶりの天体撮影は、無事ASI1600MM-COOLのファーストライトと相成りました。
めでたい♪

PS ホントは0.5秒露光200コマに加えて、1秒露光200コマ、2秒露光100コマ、4秒露光100コマ、8秒露光100コマ の合計700コマの撮像データを取得したのですが、画像処理する元気がありませんでした。次の休みにでもゴソゴソしてみます。



by supernova1987a | 2016-12-21 07:59 | 天体写真 | Comments(11)
Commented by オヤジ at 2016-12-21 08:53 x
貴社の記者が汽車で帰社した。の、帰社中のコメント(笑)ありがとうございました。
110日目ですか。オヤジだと、2週間も観測できないと焼酒ですよ。(笑)
それにしても、低音と結露はセット物ですので確かに大変ですよね。
普通だと白飛びする首のあたり、星が綺麗に見えてますね。
ここが、難しい所だと思ってます。
昨夜も、乾燥空気を送ってる鏡筒とガイド鏡は綺麗でしたが、アライメントする時のファインダーだけがびしょ濡れ(これから観測なのに)で参りました。ファインダーにも分岐して乾燥空気が必要ですね。
それと、業務用扇風機、重たいから出さなかったのですが、そよ風を吹かせて置くと、ノートPCのテーブルもカサカサに乾いてます。
多段露光・多枚数・画像処理、楽しみにしてます。
こんなに沢山撮るんですね。しぇーぇ!(古!)
Commented by らっぱ at 2016-12-21 10:03 x
やっぱ仕上がりのレベルが違いますね(^_^)v
MMの導入で益々レベルの高い作品が出来上がるんでしょう、期待しています(^_^)v
処理の流れが読んでもよく分かりません、頭の中に理屈が解ってないのでチンプンカンプンの処理に見えます(^^;)
ドリンクウオーマーはサイズ的にもピッタリで特注品みたいですね、カメラ側の首巻も気持ちよさそうです(笑)
Commented by にゃあ at 2016-12-21 10:59 x
久しぶりの撮影おめでとうございます。0.5秒!8秒が長時間露出に感じられますね。AutoStackertなら多数毎処理が楽になるのでしょうか。ズレが大きいと難しいかもしれませんが今度試してみます!
Commented by けむけむ at 2016-12-21 20:33 x
まさかの0.5秒...
さすがに0.5秒だと加算しても、どこまで写ってるか... が気になります。
短時間露出の積算は線形に増加する限界値がドコなのか?0.5秒×200枚 VS 100秒×1枚を比較するとどうなるのか...
雨予報なのに晴れてるから自分でやればいいんでしょうけど、果報は寝て待てと申しましてな。ふぉっふぉっふぉぉ。
Commented by supernova1987a at 2016-12-22 00:40
> オヤジさん

ようやく長い欠測地獄から抜け出しました。
復帰早々結露の洗礼を受けましたが、ドリンクウォーマーがいい仕事してくれたので事なきを得ました。オートガイドが安定するのはだいぶ先なので、当面は短時間露光を進めていきます。
Commented by supernova1987a at 2016-12-22 05:35
> らっぱさん

今回はフィルターワークを駆使したような色合いを目指したため、複雑な処理になりましたが、なかなか面白い描写になりました。

でも実は、ドリンクウォーマーが副鏡セルや接眼部にピッタリだったことが一番うれしかったりします。
Commented by supernova1987a at 2016-12-22 05:42
> にゃあさん

本当に久し振りに撮影できて、ほっとしています。AutoStackertは画面を複数エリアに分割してそれぞれ位置合わせをしますので、今回のようにシーイングの悪い場合に有利だと感じます。ぜひ遊んでみてください。
Commented by supernova1987a at 2016-12-22 10:34
> けむけむさん
これ、きっちり調べてみたいですねー。
光の量を光子の粒の量捉えると、一気に拾っても、複数回に分けて後から合計しても同じように感じますが、実際にはノイズの影響とか揺らぎとかありますしね。
Commented by けむけむ at 2016-12-22 11:52 x
光子を粒子として考えた場合、CMOSで量子化する時に切り捨てられる閾値があるんぢゃないか?と思う訳です。
非常に暗い場合、切り捨てられたものをどれだけ積算しても、結局はゼロになってしまう...んぢゃないかと。
Commented by supernova1987a at 2016-12-22 12:42
>けむけむさん
まさに、その点が興味の核心で、そもそも光電子が発生できない限界条件が知りたいですね。ちなみに電子が1匹でも発生してくれればゲイン139で階調1が電子1匹に相当するようですから、なんとかなりそうですが。色々試してみたいところです。
Commented by supernova1987a at 2016-12-23 02:28
> けむけむさん

追記です。
光子はあくまでも量子なので、仕事関数を超える固有エナジー(波長)があれば光電効果を起こせるはずですが、ノイズに埋もれてしまって弁別不能となる限界値という意味での閾値でしたら、公開されている場合も多いです。例えばASI174MCなら、スレッショルド光子数が約10~15個らしいです。
ところが困ったことにASI1600系のチップではスレッショルド光子数が公開されてないのです。
まあ、「論より証拠」ですので公開されていたところで検証ごっこは止めないですけどね♪。
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