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あぷらなーと
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回折限界を超えて「お花見」

★先日は、思い切り遠くから・・・

天候が悪いという理由で、先日はBORG89EDにASI1600MC+MMのビームスプリットシステムで「1km手前からお花見」した訳ですが・・・・

f0346040_23133957.jpeg
モノクロCMOSカメラとカラーCMOSカメラの同時露光によるLRGB合成で、遠距離とは思えない解像度を得ることができました。

★今度は逆に・・・

今回は、ニコンD810A+マイクロ60mmを使ったマクロ撮影で、天体写真の技法を応用して解像度を上げて遊んでみることにします♪

素材は昨年撮影した桜の花です。(正確にはオウトウですので、いわゆるサクランボの花ですね)
ニコンD810AにAF-Sマイクロ60mmF2.8 とマクロスピードライトを装着して日中シンクロ撮影してみると・・・

f0346040_06274876.jpeg
 ※ISO200 F40 1/250secシンクロ 2灯ライティング RAW 現像はシルキーピクス

こんな感じで「夜桜っぽい」絵が撮れました♪
(本来天体専用機のD810Aは、ノーマル機とくらべて『微妙な』赤色が出しやすいような気がします)

★マクロ撮影の敵は・・・

天体写真の最大の敵はシーイング(正確にはシンチレーション)と呼ばれる大気の揺らぎですね。そのせいでどんなに高性能な天体望遠鏡を用いてもぼやけてしまいます。それを軽減するためにスタッキング(コンポジット)とかマックスエントロピー法やウェーブレット法などのシャープ処理が使われます。

対して、マクロ撮影の最大の敵は、絞りを(被写界深度を稼ぐために)絞り込んだせいで発生する回折ボケです。絞りを開けば有効口径が大きくなるため理論上の解像度は向上するものの合焦範囲が浅くなるために画面全体にピントが来ません。かといって絞りすぎると光の回折による解像度低下で画面全体がベールをかぶったように眠くなってしまいます。

f0346040_06403677.jpeg
 ※上記の画像のピクセル等倍(ボケボケで、せっかくのD810Aの高画素が死んでます)

・・・よくよく考えると、天体撮影においてレジスタックスなどを用いたシャープ処理は、ある意味「解像度を補完する」(ように見せる)技法ですので、マクロ撮影における回折ボケにも有効なのではないか・・・と。

★・・・で、やってみた

 行った処理は概ね下記の通りです。

① D810Aで撮影したRAW画像をシルキーピクスで現像処理してTIFFに
② ステライメージで2×2ソフトウェアビニング処理
③ ②の画像をモノクロ化
④ ③の画像をレジスタックスに読み込みウェーブレット
⑤ ③の画像をステライメージで最大エントロピー画像復元
⑥ ④と⑤を加算平均コンポジット
⑦ ステライメージで軽くアンシャープマスク処理
⑧ ステライメージでスターシャープフィルタとホットクール除去を併用してノイズ除去
⑨ ステライメージでデジタル現像+レベル調整
⑩ ⑨の画像をL、③の画像をRGBとしてLRGB合成
⑪ Lab色彩調整、トーンカーブ調整などで味付け

さて、出来上がった画像を、
 A:ノーマル
 B:シルキーピクスのピュアディテール処理
 C:上記の処理によるLRGB画像
で比較してみましょう。

f0346040_06490739.jpeg
   ※左から 画像A、画像B、画像C

比較のため、できるだけ明るさとトーンは揃えたつもりです。
AよりもB、BよりもCがシャープに見えますね。

さらに拡大してみます。
f0346040_06523170.jpeg
   ※左から 画像A、画像B、画像C (ピクセル66%)

ピクセル66%といっても、ビニングしてますので大元の画像で言うところのピクセル0.33倍に相当しますが、画像Cは相当にシャープになっていることが分かります。細部が写り過ぎてて、ちと不気味な感じすらします。

★というわけで・・・

今回は、天体専用機と思われているD810Aに天体写真用の技法を用いてマクロ撮影するという「お遊び」でした。
マクロ撮影で回折ボケに悩んでいる天文マニアの方(いないか・・・?)は、お試しを。なかなか面白いですよぉ。

・・・・といいつつ実は、(画像Bの)「シルキーピクスによるピュアディテール処理」って、お手軽な割に結構「いい線」行っているなぁ、ということを再認識したというのが本音ですが・・・・(笑)。



by supernova1987a | 2017-04-14 07:07 | 自然写真 | Comments(10)
Commented by oyaji_22 at 2017-04-14 18:29
D810A程の高級カメラ、オヤジだと使い方が解らず。(その前に高価すぎて買えませんが)
それにしても、こんな高級カメラをあぷらなーとさんだと、手の平でコロコロ転がして、、、。(笑)
良くわからないですが、接写写真凄いですね。
Commented by にゃあ at 2017-04-14 23:39 x
あぷらなーとさんの写真はいつも丁寧ですよね。画角はもちろんなんですが、光の回し方が計算されていて、宇宙戦も陸戦もいけるモビルスーツみたいです
Commented by kem2017 at 2017-04-15 01:59
うひゃー、遠いのも近いのも... 二刀流ですねぇ...
Commented by kojiro-net5 at 2017-04-15 08:16
マクロ撮影の必需品は「ステライメージ」と「RegiStax」だったのかっ!
次はポートレート撮影でお願いします^^;;
Commented by G at 2017-04-15 12:59 x
こりゃ又すご技!。元画像もgoodですが、ウェーブレット処理他でカリカリですね。これはマクロ写真の新しい技法ですね。
Commented by supernova1987a at 2017-04-15 22:41
> oyaji_22さん

D810Aはお高いので、天体撮影だけではもったいない。
というわけで、今年は色々と撮ってみるつもりです。
ただし接写だと画素数が生かせず難儀してます。
Commented by supernova1987a at 2017-04-15 22:50
> にゃあさん

お褒めにあずかり、恐縮です。
D810Aは天体からマクロまで何でも取れるので、
まさに汎用型のモビルスーツですね♪
今年はASI1600だけでなく、ASI174やD810Aもフル稼働させるつもりです。
Commented by supernova1987a at 2017-04-15 22:55
> kem2017さん

普通の風景のように一筋縄ではいかない点で、
天体撮影とマクロ撮影は似てるのかもしれませんね。

そう言えば、アイピース使った惑星の拡大撮影も、対物レンズが作った実像をアイピースという名のマクロレンズで接写してる訳ですしねぇ。
Commented by supernova1987a at 2017-04-15 23:00
> kojiro-net5さん

マクロ撮影の回折ぼけの解消にレジスタックス、オススメです。
でも、
さ、さすがにポートレートにこの技法使うと、
毛穴の中まで写りそうで、モデルさんにシバかれますね(笑)
Commented by supernova1987a at 2017-04-15 23:07
> Gさん

絞りを開くとピントが浅すぎるし、
絞りを絞り込むとモヤっとするし、
マクロは難しいですね。
レジスタックスは解決の糸口になるかも?
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