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あぷらなーとの写真ブログ
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ビームスプリッタでM33を撮る

★お仕事から帰ると快晴じゃないか!

前回星雲星団を撮影したのは5月のこと。
いつの間にか数ヶ月のブランクが空いちゃいました。

このままブランクが長くなるかと思いきや、帰宅すると晴れてるじゃないですか。
しかも、透明度は良くないものの天頂付近のシーイングが良さそう♪
ここは、頑張って『ニワトリ』せなあかんでしょー!

・・・と言うわけで


★(本当に)久しぶりのVMC260L出撃!!

しばらく電源を入れてなかったので動くかどうか不安ですが、
 K-ASTEC改造アトラクス + VMC260L + ビームスプリッタ装置 + ASI1600MM-COOL + ASI1600MC-COOL + 自作レデューサ + LPS-D1フィルタという装備で、天頂付近のM33銀河を狙ってみることに。

ただし、思い立ったのが午前2時頃で、薄明まであんまり時間が無いので、
 ・極軸は極望目視のみ
 ・追尾はノータッチガイドガイド
 ・ビームスプリッタでMCとMMを同時露光
 ・ゲイン300+20秒露光の多数枚コンポジット
という手抜き撮影(・・・ていうか、最近いつも手抜きになってるけど)で、「細かいことは後からなんとかする」方針で行きます。



★やっぱビームスプリッタはVMC260Lに似合うなぁ

f0346040_13184480.jpg
 モノクロCMOSカメラとカラーCMOSカメラを同時露光するために自作した「ビームスプリッタ装置」ですが、カメラを2台載っけると結構な重量で、天頂付近を撮影するなら、シュミカセやVMC260Lのような主鏡移動式の接眼部が(ずり下がらないので)安心ですね。

f0346040_13235919.jpg
 ようやくスタンバイできたのは、午前3時!
 きゃー!
 あと1時間で薄明~!
 慌てて撮影開始します。



★とりあえず、素材は揃いました

 なにしろ、ただでさえ約F8の暗い望遠鏡の上に、スプリッタで光量が半分になってて、しかもたったの20秒露光ですからねぇ。
 撮って出しだと、こんな感じです。

 ASI1600MC-COOLの撮って出し画像
f0346040_13304824.jpg

 ASI1600MM-COOLの撮って出し画像
f0346040_13311837.jpg
ははは。心眼で見ないと一体何が写ってるのかすら分かりませんね(笑)



★MCとMMそれぞれ180コマをコンポジット

 ダークを引いた画像180コマをそれぞれコンポジットしてからレベルを調整してみます。

 MCの画像180コマのコンポジット
f0346040_13371453.jpg

 MMの画像180コマのコンポジット
f0346040_13374344.jpg
おお!ちゃんとM33の全貌が見えてきましたよ♪
光害カットフィルタを使った市街地の撮影ですが、赤い星雲が点在するのも分かりますね。
周辺減光が醜いですが・・・まあ、フラット撮影してませんし、見なかったことにします。
どうせ最後にトリミングするしねぇ・・・(笑)。


 MCとMMの画像比較
f0346040_13392671.jpg
 画像の中心部を200%で表示したものです。左のMCに対して、右のMMの方がノイズが少なく見えます。
正確には、機材に起因するノイズではなくて、天体から到来するフォトンの粒のバラツキを捉えた『ショットノイズ』だと思うのですが、MCの方はショットノイズがベイヤー処理されることにより肥大化したとも解釈できますね。

※ショットノイズとベイヤー処理に関する『考察ごっこ』はこちら↓をご参照ください♪



★いよいよLRGB合成してみる

 MMで撮ったL画像とMCで撮ったRGB画像をLRGB合成してみます。

f0346040_13535079.jpg
 左がMCの画像。右がLRGB合成した画像です。
 うむ。なかなか良い感じ♪


★あとは『秘術』の限りを尽くして

・・・というほどのものでは無いですが、今回は露光量が少なかったので(ホントは3時間の総露光したかった・・・)、『得意の』最大エントロピーやウェーブレット処理はパスしまして、もっぱら、ステライメージのLab色彩調整+シルキーピクスのテイスト調整+NikCollectionで仕上げていきます。

・・・すると・・・




ででん!!

f0346040_13580668.jpg

一応、『自己ベスト』のM33銀河が撮れましたよ~♪

めでたい


by supernova1987a | 2017-08-20 14:05 | 天体写真 | Comments(10)
Commented by kem2017 at 2017-08-20 18:05
素晴らしいM33!
実は昨夜、M31で似たような事を試みたのですが、雲が多くて長時間露出できず残念な写真になったのでボツです。
M33、赤いものがいっぱいですが、M31も、ポツポツあるようで、それを強調した写真を撮りたいなぁ~と思ってます。
Commented by にゃあ at 2017-08-20 19:19 x
でましたね、ビームスプリッタ!赤いゼリーを散りばめたかき氷のようなというのか、宝石箱のようなというのか、ダイナミックさも相まって迫力ある写真ですよね。うーん、こちらも早く晴れてほしい!
Commented by オヤジ at 2017-08-21 06:26 x
やっぱり、これ手品ですよ。(爆)
いや~お見事ですね。生画像が素晴らしいM33に!。
生画像の、MMとMCは180度向きが違うようですが、画像を反転する処理もするんですね。
それにしても、ビームスプリッター本体(?)と2個のカメラ(1.4kg)で何キロになりますかね。確かに、ズポット抜け落ちると怖いですね。地面まで落下しないストッパーとか、必要ですね。(汗)
Commented by KEN at 2017-08-21 11:56 x
こんにちは!
ニワトリと言いながら・・・素晴らしい!
大砲VMC260Lの威力なのか、ASIカメラの性能なのか
いや、あぷらなーとさんの腕か!
でもホント「にゃあ」さんの「赤いゼリーを散りばめたかき氷」って表現がぴったりの綺麗さです
しかし撮って出しの、あの状態からココまで迫力ある写真になるとは、まさに「あぷらなーとマジック」
ちなみにお庭は「KogaiMap」で言うとどれくらいの数値なんでしょ?
Commented by supernova1987a at 2017-08-21 13:16
> kem2017さん

ありがとうございます。
本当に久しぶりに銀河を撮影しましたが、やはりM33は面白いです。
今回は目視で極軸を合わせましたが、Poleマスター使ったときよりも偶然正確に決まったようで、画像処理が楽でした。
M31のポツポツにも挑戦してみたいですねぇ。
Commented by supernova1987a at 2017-08-21 13:18
> にゃあさん

仕上がった写真がなんとなく「おいしそう」に見えていたのですが、なるほど、「赤いゼリーを散りばめたかき氷」ですかー。言い得て妙ですね。
とにかくM33は「赤いゼリー」が写りやすいので大好きです♪
Commented by supernova1987a at 2017-08-21 13:23
> オヤジさん
生画像は掲載ミスだったようで、180度回ってたようです。

実際はスプリッタの影響で鏡像になってます。
ちなみに、いつもは後から反転処理するのですが、今回は撮影時に「バーティカル方向のフリップ」を施して、デモザイク時にベイヤータイプを「GRBG」から「BGGR」に変更して現像しましたが、上手く処理できました。

「スポッと抜け」が恐ろしいので、極力ネジのみで接続できるようにしてますが、いつぞやのように「ネジが空回りしてた」ために「丸ごと落下」することがあるので要注意ですね。
Commented by supernova1987a at 2017-08-21 13:38
> KENさん

なかなか「おいしそう」に写すことができました。
銀河の「本当の色」がどうなのかは諸説ありますので、今回は個人的な好みに仕上げてみました。Hαなどの特殊なフィルタ無しでここまで写せるのなら、「ナロー」でやったらどうなるのかドキドキしますね。いずれ挑戦してみます。

ちなみに我が家周辺は、ぴんたんさんの「KogaiMap」で推算すると約43ですね。
プチ遠征で使っている満濃池周辺だと約10ですから、相当な差です。
(それでも都会の地域に比べる恵まれていると思います)
Commented by G at 2017-08-22 06:30 x
うわー!これは凄すぎる。いや目の毒です。何故って?こんなM33を見てしまうと自分でも撮れそうに思ってしまいます。
対象にカメラを向けて撮影すればきっと素子には光りは入って来ているのでしょうがそれを浮かび上がらせる処理ができないんですもの。自分には。
Commented by supernova1987a at 2017-08-23 03:36
> Gさん

画像処理の点では、まだまだです。
よく見れば分かりますが、(特にRGB画像の)露出不足を誤魔化すために強めの処理を掛けているので、暗部に赤色が浮いてしまってたりします。
いずれトータル3時間くらいの露光を掛けて撮り直ししてみたいものですねぇ。
あ、ナローバンドもいずれそのうち・・・・。
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