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あぷらなーとの写真ブログ
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2016年 10月 12日 ( 1 )

縮緬ノイズ除去に向けて

★『縮緬ノイズ』のジレンマ
天体写真の画像処理で多数枚コンポジットを行った場合に現れる厄介なノイズに『縮緬ノイズ』があります。
例えば、次の写真は昨年にVMC260LとIR改造D5000で撮影したみずがめ座のらせん星雲NGC7293ですが・・・

f0346040_02290934.jpg
一見良く写っているように見えて、拡大してみると・・・・・・

f0346040_02294138.jpg
縮緬状(・・・というかあまりに酷すぎて、もう刷毛状ですね)のノイズがあるのが分かります。
ちなみにこの写真はノータッチガイドで撮影した画像を194枚コンポジットしたものですが、ガイドズレをコンポジット時に修正した結果、本来輝点や暗点になる点状のノイズが流れて刷毛状になったものと思われます。かといって、精密にガイドすれば点状のノイズが出るわけですから、どうにもなりません。

もちろん、根本解決法は、十分な冷却処理や精密なダークファイル除去、そして丁寧なフラット処理などなのでしょうが、対処療法的に改善策はないかと模索中です。

★色々とシミュレーションしていて・・・
ふと縮緬ノイズ除去の妙案が浮かんだので、実践してみようと待ち構えていたのですが、どうも天候と休日が合いません。・・・とか言っている内に月が明るくなってしまいました(泣)。そういえば、この『妙案』の要素を取り入れつつ、夏に撮影していたさんかく座のM33の画像データを再処理してみることにしました。

・・・・とか言いつつ、最近Delphiでの『ソフト開発ごっこ』や『画像解析ごっこ』ばかりやっていて天体画像を触っていなかったので、勘が鈍らないように、たまには画像処理してみよう・・・というのが本音ですが。

★枚数の多さは正義??
今回再処理する撮影データはVMC260L+レデューサにASI1600MC-COOLで撮像したもので、露光15秒から60秒まで織り交ぜ、総画像枚数420枚のコンポジットです。方針として今回は、ノイズを悪化させずに、とにかく点在する赤い星雲を炙り出すことを主眼に処理を施してみました。途中で前述の『秘策』なるものを混ぜてあります。

・・・で、どうだ??

f0346040_03583130.jpg

うーん、
かろうじて自己ベストのM33にはなりましたが、ところどころ暗部の階調が破綻してます。この素材ではこれが限界かなあ・・・。

え?『秘策』の詳細は?・・・ですか。
いや、あの・・・これは本来これは撮影時に施すものでして、今回はたまたま条件に合ったコマを用いただけなのです。
なので、まだ内緒です。撮影時にきちんと実施したら結果報告することにします。

PS
Delphiでの『開発ごっこ』ただいま座礁中(笑)。
ううう、何なんだこの「FireMonkey」っていう、これまでVCLで培ってきた直感を全否定するようなフレームワークは・・・・・。時代についていけません。新しい参考書を買って勉強しないとダメだな、こりゃ・・・・。


by supernova1987a | 2016-10-12 06:40 | 天体写真 | Comments(12)


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