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あぷらなーとの写真ブログ
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カテゴリ:天体写真( 124 )

満月に負けない!③

★『難敵』馬頭星雲

いつも、ネット上の素晴らしい作品を見てため息をついている天体があります。
メジャーな割に結構難敵な対象、馬頭星雲です。
これ、すごく苦手なんですよねぇ。

そばに輝星があるし、そもそも暗いし、・・・暗いお空の元で明るい光学系使わないと上手く写せそうにありません。
これまでのチャレンジだと、星雲本体が淡いか盛大な『縮緬ノイズ』が出るかで全て玉砕。


★3つの『新兵器』フル動員でがんばってみる

久しぶりに晴れた先日の日曜日、満月期ではありますが、リベンジしてみることに。
今回は、昨年までと異なりVMC260Lに「3つの新兵器」を投入。

 ①ASI1600MCとMMで同時露光するビームスプリッター
 ②『縮緬ノイズ』を劇的に軽減する『クールファイル補正法』
 ③Hα12nmナローバンドフィルタ

さらに、普段無精して割愛しているポールマスターによる極軸合わせとPHD2によるオートガイドも実施します。

f0346040_14093122.jpg

馬頭初心者としては、あまり欲張らずに
「とりあえず、それっぽく見える」
ことを目標に仕上げてみます。


★撮影の主データ

望遠鏡:VMC260L+自作レデューサ
カメラ:ASI1600MC-COOL + ASI1600MM-COOL
赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス
ガイド:PHD2+ミニBORG50によるオートガイド
ゲイン:400(MC.MMとも)
冷却:-10度(MC.MMとも)
フィルタ:MCにLPS-D1 MMにHα12nm
露光:30秒(MC.MMとも)
※ドリンクウォーマー転用ヒーターで結露とり

珍しくオートガイドを入れているので本来は露光をもっと伸ばせそうですが、すぐ近くに満月がありますしガイド鏡のたわみやVMCのミラーシフトなどがあるので、いつもの「短時間露光多数枚コンポジット」で行きます。


★1コマ撮りだと・・・

MCとMMの1コマ撮りだとこんな感じです。

f0346040_14182181.jpg
 ※左:MC1コマ撮り 右:MM1コマ撮り

お?
MCだと完全に満月の明かりに埋没している馬頭が、MM+Hαだとうっすらと見えます!!


★120コマコンポジットしてみます

MCはダーク減算とホットピクセル除去を施してコンポジット
MMはそれに加えて『クールファイル補正』を加味してコンポジット
できるだけ『縮緬ノイズ』を押さえ込んでみます。

f0346040_14214984.jpg
 ※左:MC120コマコンポジット 右:MM120コマコンポジット

おお!

MM+Hαの方は、クッキリと馬頭が浮かび上がってきました。
ナローバンド、すげぇ♪


★その他ゴニョゴニョしてLRGB合成

(炙り出しした際に)ある程度ノイジーになる画像の『応急処置』にも慣れてきました。
ステライメージの他にNikCollectionとシルキーピクスを使って、ノイズを『ごまかし』ます。

今回もフラット補正はしていないので、「今後のお楽しみ」

さて、ノイズ処理加工したMMのL画像とMMのRGB画像をLRGB合成してみます。

すると・・・


ででん!
f0346040_14310055.jpg
うむ。
明らかに「自己ベスト」の馬頭星雲ゲットです♪
・・・満月期に(笑)

・・・まあ、ベテラン諸氏から見ると『鼻で笑う』レベルでしょうが、前回作と比べるとその差は歴然
ここは自己満足しておきましょう。

前回の馬頭星雲(2016年8月31日撮影)↓

f0346040_14402157.jpg
 ※VMC260L+純正レデューサ+LPS-P2フィルタ
  ASI1600MC-COOL(-15度) ゲイン200 露光30秒×50枚コンポジット
  (低ゲインなのに『縦縞まみれ』なのは、無理して炙り出してる証拠xx)

さて、新月期に真面目に撮るとどうなるんでしょうなぁ。
わくわく!


by supernova1987a | 2017-11-13 14:46 | 天体写真 | Comments(8)

満月に負けない!②

★満月期でもナローなら!

ナローバンドは「満月期や市街地に強い」らしい。
たしかに、前回画像処理したオリオン座大星雲M42は良い感じで撮影できました。

とは言うものの、暗めの天体でも「そう」なのかなぁ?
などと懐疑的だったので、今回は、少し暗めの天体で試してみることに。

・・・まあ、前回に撮りためてたデータを画像処理しただけなんですが・・・ね。


★あこがれの『シャボン玉』

シャボン玉星雲(バブル星雲)NGC7635。数年前から、これを撮るのに憧れてました。
とは言え『明るい天体専門』の あぷらなーと にとっては、これ結構暗いんですよねぇ・・・。
写ってるんだろうか・・・。

撮影機材は、例の「ヘンテコ」なセット
VMC260L+自作レデューサ+自作ビームスプリッタ に
ASI1600MC-COOL+LPS-D1フィルタ(ゲイン400)
ASI1600MM-COOL+Hα12nmフィルタ(ゲイン400)
の2台の冷却CMOSカメラを接続して同時露光
シャボン玉星雲はM42よりも前に撮ったのでオートガイド無しのノータッチガイドです。

f0346040_08543028.jpg
それにしても、満月の明かりが強烈でしたからねぇ。
ゲイン400の30秒露光の1コマ撮りだと(がんばって炙り出しても)こんな感じ。
f0346040_03515136.jpg
全然『シャボン玉』に見えない(涙)

さて、Hαナローだと、どうなりますか。


★驚異のナローパワー

いや、正直、侮ってました。
Hαナローって(安価な12nmタイプですら)スゴく効きますね。
まあ、下の画像を見てやってください。

左がMC+LPS-D1 ゲイン400・30秒露光×107コマコンポジットで
右がMM+Hα12nm ゲイン400・30秒露光×110コマコンポジットなのですが・・・

f0346040_03552392.jpg
げげっ!
あ、圧倒的じゃないか!

ナローバンド恐るべし

条件が揃うもなにも、そもそも全く同時刻に同じ鏡筒の像をビームスプリッタで2分割してそれぞれのカメラに入射させてますので、「完全に公平」な比較なわけですよ。・・・すみません。使う前から侮ってました。

※Hαの方はMCに比べて圧倒的に低ノイズ(SN比が高い)だったので、最大エントロピー画像復元を掛けています。



★早速L-RGB合成してみる

この2つの画像を合成するには、(素人頭では)主として2つの流儀が考えられます。

①MM+HαをL画像、MCをRGB画像として、LRGB合成する
②MCのRGB画像の内、RチャンネルをMM+Hαの画像にスワップする

双方やってみたのですが、①は解像度が高いものの「発色が浅い」ようです。対して②は「発色がエグい」上にノイジーでした。
仕方ないので①②をブレンドしてみます。(なんか胡散臭いですが、所詮遊びなので・・・)

すると・・・

ででん!
f0346040_04060538.jpg
おお! なかなか良い感じです♪

・・・というわけで、「人生初のシャボン玉」は、まさかの満月期にゲットできちゃいました。

めでたい♪


★★★補足★★★
自作ビームスプリッタは、カラーカメラとモノクロカメラを同時露光できる便利なグッズですが、懸念されていたのが「分厚いガラス塊を通過する際に生じる負の球面収差と色収差」でした。
※幾何光学的にシミュレートした試算結果は下記リンク参照↓

正確な考察では無いのですが、クローズアップレンズを転用した自作レデューサでは不可避な「正の球面収差」がビームスプリッタの「負の球面収差」と相殺する方向に働いており、色収差に関してはナローバンドフィルターの特性から大幅に軽減(というか、事実上消滅)されたことにより、たまたま「良い感じ」のコンディションになった可能性もあります。(VMC260Lとクローズアップレンズの設計データが不明なので、詳細な考察ごっこは不能ですが・・・)
無論、選別した光が長波長であることでシンチレーション(シーイング)の影響が軽減される点と、恒星像が暗くなったことによる「見かけ上のシャープさ」も大きく寄与していると考えられます。

ちなみに、ビームスプリッタの使用により各カメラに入射する光量は1/2になりますので、実質フィルタホイールを使った場合と運用効率は変わりません。
・・・でも、カメラごとにピントの微調整ができるので、楽と言えば楽なんですよねー。今後の展開を考えると♪

by supernova1987a | 2017-11-09 06:32 | 天体写真 | Comments(8)

もう少しリアルなM42に・・・

★昨日のエントリーで

VMC260L+ビームスプリッタ+Hαナローを用いたオリオン座大星雲M42の高解像度画像をアップしたのですが、


さすがに色が不気味だったので(もともとHαをLチャンネルにしたので仕方ないのですが)もうすこしリアルな色調に直したくて再処理することに。

ついでに、画像処理の過程で1カ所(『クールファイル』の演算過程で)ミスっていたので訂正。


★今回の流れ

<撮影>
VMC260L+自作レデューサ+自作ビームスプリッタを用いて
 ASI1600MC-COOL+LPS-D1 ゲイン300・30秒露光×120コマ
 ASI1600MM-COOL+Hα12nm ゲイン300・30秒露光×120コマ
を同時露光

<追尾>
K-ASTEC改造Newアトラクス+ミニBORG50アクロ+PHD2オートガイド

<画像処理>
MMの画像120コマを加算コンポジットしたものをL画像、MCの画像120コマを加算コンポジットしたものをRGB画像としてLRGB合成。(L画像には最大エントロピー画像復元+NikCollectionのHDR&Defineを付加)

『縮緬ノイズ』軽減の秘技『クールファイル補正』↓の運用にもだいぶ慣れてきました。


すると・・・

ででん!
f0346040_00281439.jpg

こういうテイストもアリだなぁ

とても満月期に市街地で、しかもカメラを『冷却するのを忘れちゃった』とは思えない写り♪

よし。今年の冬は、以前いい線まで行って頓挫した『ハッブルに肉薄ごっこ』に再チャレンジするかな?





by supernova1987a | 2017-11-07 06:51 | 天体写真 | Comments(8)

満月に負けない!

★休日の晩に晴れるのは久しぶり

日曜日の夜は久々に晴れでした。
満月付近の月が強烈な光を放っていますが、何か撮らないと気が済みません。

・・・よし。
こうなったら、アレを試そうじゃないか!


★ビームスプリッタ+ナローバンド

「あぷらなーと特製ビームスプリッター」と「Hαナローバンド」の合わせ技で月明かりをなんとかすることにチャレンジします。

f0346040_08460457.jpg
主砲はVMC260L。
これに自作ビームスプリッタ&自作レデューサを介して、「LPS-D1+ASI1600MC-COOL」と「12nmHα+ASI1600MMーCOOL」を同時露光する作戦です。

せっかくなので、1年ぶりとなるオートガイドにも挑戦。(なまじノータッチガイド+短時間露光多数枚コンポになれちゃった身としては、オートガイドが面倒くさいんですよねぇ・・・)ガイド鏡はミニBORG50アクロ(にせBORGの方じゃなくて本物の方)を『コバンザメ方式』で同架します。
f0346040_08551177.jpg
ついでに極軸も、いつもの目視では無くて久しぶりにポールマスターを使います。(実は目視に比べて精度が良いかというと微妙なんだけれど、気持ち的に。)
もちろん、ピント合わせはバーティノフマスクを利用(実は目視で合わせた場合よりも精度が良いかというと微妙なんだけれど、気持ち的に。)

ところが、あれこれ準備しているうちにどんどん夜露が降りてきて鏡筒がビショビショに!
早速ドリンクウオーマーを転用したヒーターでカメラ2台とVMC260Lの副鏡を暖めて結露を防ぎます。
f0346040_08543028.jpg
f0346040_08545437.jpg

★手始めにオリオン座大星雲を♪

明るい星雲は処理が楽ですからね♪

・・・・ところが

・・・えっ!
ま、マズい!!

・・・まさかのポカミスが発覚!

ASI1600MMの方の冷却を忘れてたまま120コマも撮影してしまった。
ああー、久々に慣れないことをしたせいで、他の設定に気を取られてしまったようです。
むう-。センサー温度7.5度かー。
ま、あとでダーク撮り直せばなんとかなるでしょ。



★1コマ撮って出しだと

さて、撮って出しの1コマデータを比較してみます。

<共通データ>
VMC260L+自作レデューサ
ゲイン300・RAW-FITS 露光30秒
K-ASTEC改造newアトラクス+PHD2オートガイド

<差異データ>
ASI1600MC:LPS-D1フィルタ併用 -10度まで冷却
ASI1600MM:Hα12nmフィルタ併用 冷却無し(痛恨のミス)

f0346040_09200229.jpg
 左:MC+LPS-D1 右:MM+Hα (ともに200%表示。画像処理一切無し)

おおっ!
MM+Hαすごくシャープですよ!?
明るさが足りないとかサチって無いとかというレベル「ではない」なー、これ。
やはり、Hαナローだと(補正レンズやレデューサやビームスプリッタの)色収差の影響を回避できる上に、シーイングの影響も受けにくいのかも。



★120コマコンポジットしてみる

早速、MCとMM各120コマのコンポジットに入ります。

f0346040_09293527.jpg
 左:MC+LPS-D1 右:MM+Hα (ともに200%表示。各120コマ加算平均コンポジット)
※MMの方は、ダークの温度が合っていない時点でハンデがあるので、例の『クールファイル補正法』を使って処理してます。

うーむ。
滑らかになった画像でも明らかにMM+Hαはシャープだなぁ。
しかも、この画像の滑らかさは・・・
これはたぶん、ウェーブレットよりも最大エントロピー法が「キマる」パターン!!


★最大エントロピー法で画像復元してみる

惑星撮影で解像感を上げる手法としてはレジスタックスなどのウェーブレットが主流ですが、月面や星雲の場合、条件が良いとウェーブレットよりも最大エントロピー法の方が効くことがあります
上手く行けば、「シャープかつ線が細い」像が得られます。

では、早速やってみましょう。

f0346040_09401093.jpg
 左:MM+Hα120コマコンポジット+デジタル現像 右:左記に加えて最大エントロピー画像復元

うわっ

やっぱり、最大エントロピーが効く!!

恒星の中心が黒く落ちてしまってますが、解像度が格段に上がって、しかもウェーブレットのような不自然さがありません。


★L-RGB合成してみる

最後に、MM+Hαで撮影したモノクロ画像をL、MC+LPS-D1で撮影したカラー画像をRGBとして、L-RGBカラー合成してみましょう。
ついでにNikCollectionで少し調整して整えます。
すると・・・・・

ででん!
f0346040_09484030.jpg
おお、とっても良い感じです♪

うむー。

『ビームスプリッタ+ナロー撮法』なかなか面白いではないかー。

さてと、落ち着いたら、今回初挑戦した「シャボン玉星雲」も処理ってみましょうかねぇ♪

※追記:ナローバンドでシャープに見える一要因として、星雲の光と比べて恒星の光はカットされやすいため、星像が引き締まって見えることも大きいと思います。

by supernova1987a | 2017-11-06 10:01 | 天体写真 | Comments(8)

クローズアップレンズ『だけ』で月面を撮る

★カメラ用の『老眼鏡』

趣味たる物、他人とは違った『妙なこと』やる方が面白いですよねぇ?
失敗しても良いネタになるし、成功すればなお良し♪

さて、カメラレンズの先に付けて簡易マクロ撮影をするためのアイテムとして「クローズアップレンズ」がありますね。
これをつけると最短撮影距離が短くなる・・・早い話が、カメラにつける『老眼鏡』ですな。

f0346040_23531840.jpg

大抵のクローズアップレンズは1枚玉なのですが、「ACタイプ」と呼ばれる高級品は2枚玉のアクロマートになってまして、色収差が軽減されています。
近年では、天体望遠鏡の接眼部やカメラアダプタに組み込んで「簡易レデューサ」や「簡易フラットナ」として用いられることも多くなりました。
これ、以外と侮れない性能なので、あぷらなーと自身もVMC260LやBORG89EDでの天体写真撮影に多用してます。

・・・とまあ、ここまでは良くあるお話なのですが・・・。



★せっかくの『アクロマート』なので

銀塩カメラ時代には、良く知られていたウラ技として「ACクローズアップレンズそのものを望遠レンズの替わりにすると意外に良く写る」ってのがありました。
これはメーカーさんも認識されていたようで、例えばケンコーからは「その用途」専用の鏡筒まで販売されてました。

残念ながら、今はそのパーツは売られていませんが、BORGのパーツをフル動員すると、クローズアップレンズを対物レンズにした簡易望遠鏡が作れます

たとえば、2500円程度で販売されているACクローズアップレンズNo2の52mm径(口径約50mm・焦点距離500mm)を用いて「ちょい本気」で望遠鏡を作ると・・・


ででん!
f0346040_23572940.jpg
こんな格好いい屈折望遠鏡が作れちゃいます。

あ、皆さんが言いたいことは分かります。
「2500円の対物レンズに対して、パーツにいくらつぎ込んでるんだ?!」
はい。その通り、コスパが良いんだか悪いんだか分からないアヤシい望遠鏡です。

名付けて
にせBORG50L」!!

・・・とまあ、ここまでならジョークで終わるのですが、『変態』あぷらなーとはこれで終わらせませんよー。



★にせBORG50L出撃!

今日は台風通過後の晴れ間が広がったので、「にせBORG」出陣となりました。
撮影対象は、ちょうど見頃のお月様♪

f0346040_00080597.jpg
どうです、この勇姿?!
とても2500円の対物レンズとは思えないでしょう??

f0346040_00092908.jpg
撮影用カメラはいつものASI1600ではなくて、ニコン1V3をチョイス。
焦点距離500mmだと、マイクロフォーサーズでは月の像が小さすぎるので1インチフォーマットがちょうど良いのです。
それになにより撮影にPCが要りませんしね。

さて、ニコン1V3の「必殺技」秒間60コマの超高速連写で50コマほどRAW撮影して、本日の撮影会は終了。


★ほんとに2500円のレンズで月面が写るのか?

さて、「にせBORG」の実力をお見せする時がやってきました。
あいにくシーイングは最悪でユラユラした月面でしたが、そこは画像処理で乗り切ります。

50コマ撮影した画像をAutoStackert!で100%スタッキングしたものをステライメージで最大エントロピー画像復元+軽くアンシャープマスクすると・・・


ででん!
f0346040_00195209.jpg
どうです?
まさかこれが2500円のレンズとは思えないでしょう?

と言うわけで、(個人的に大好きだった)ミニBORG50アクロが絶版になった今でも、ケンコーのACクローズアップレンズがあれば、大丈夫
いくらでも「にせBORG」が作れますね。

今回は、No2(焦点距離500mm)を使いましたが、No4(焦点距離250mm)を用いると、まさに「ミニBORG50アクロ」と同等のスペックに!!



★あれれ・・・・・

「にせBORG」が、いつの間にか
ぞ・・・増殖しちゃった(笑)

f0346040_00241186.jpg
★ご注意★
①ケンコーのACクローズアップレンズには色々な焦点距離の物が揃っていますが、No3だけは対物レンズに転用できません。
 なぜかNo3だけは「強烈な球面収差」が残っていて、「アクロマート」ではなく単なる「色消しレンズ」のようです。
②短焦点になればなるほど、像面湾曲の影響で画面周辺の像が大きく乱れます。
③短焦点になればなるほど、色収差が盛大に出ます。

※どうでもいい蛇足:
 色消しレンズ:色収差を補正したレンズ
 アクロマート:2色について色消しで、そのうちの1色については球面収差もコマ収差もないレンズ
 セミアポクロマート:3色について色消しで、そのうちの1色については球面収差もコマ収差もないレンズ
 アポクロマート:3色について色消しで、そのうちの2色については球面収差もコマ収差もないレンズ
 いずれもペッツファール条件を満たすことは要請されていないので像面湾曲は残ります。


by supernova1987a | 2017-10-31 00:42 | 天体写真 | Comments(8)

ツインBORG89EDファーストライト

★モヤモヤしてますが、一応晴れなので

せっかく念願のBORG89EDの「ツイン化」が成功したというのに、全く晴れ間に恵まれていませんでしたが、10/9にようやくGPVが「真っ黒」予報になっていたので、ファーストライトを行うことに。

どうせなら、「初ナローバンド」にも挑戦しようということで、こんな布陣になりました。

f0346040_06294136.jpg
※BORG89EDⅠ号機には、ACクローズアップレンズNO4+LPS-D1フィルタを装着して、ASI1600MC-COOLを。
※BORG89EDⅡ号機には、ACクローズアップレンズNO4+Hα12nmフィルタを装着して、ASI1600MM-COOLを。

なお、準備している内にどんどん露が降りてきたので、対物レンズ付近と冷却CMOSカメラ付近をヒーターで暖めます。



★月明かりとモヤのダブルパンチで・・・

正直、コンディションは良くないですねぇ。
とりあえず、今回のテストターゲットは『パックマン星雲』に定めました。
(モタモタしている内に曇りそうだったので、極軸合わせは目視のみで、追尾もノータッチガイドです)

さて、
ASI1600MC(ゲイン300・30秒露光)の一発撮りでは、こんな感じです。

f0346040_06364251.jpg

2×2ソフトビニングを掛けただけで、ほとんど真っ白けですね。

さて、初挑戦のHαナロー+MM(ゲイン300・30秒露光)の一発撮りの方はどうでしょうか・・・
f0346040_06383135.jpg
えっ!?
全く同じゲイン・同じ露光・同じ画像処理 なんですが、ほとんど「真っ黒け」じゃないですか。
さて、単に暗いだけなのか、余計な光をカットしてくれているのかを見るためにコンポジットしてみます。


★120枚コンポジットしてみると・・・

早速、120コマコンポジットを施してみます。
あまり時間が無いので、ダーク減算と「例の」クールファイル補正のみ行い、フラット補正は省きます。

すると・・・・
f0346040_06405661.jpeg
 ※左:LPS-D1+MC 右:Hα12nm+MM


おお!
Hαナローすげえ!!

星雲がクッキリと写るのはもちろんのこと、恒星像が驚くほどシャープですね。
色収差が無視できるので当然と言えば当然ですが、ナローバンド初体験なので、とにかくビックリ♪



★MCのRチャンネルをMMのHαと交換してみると・・・

f0346040_06531943.jpg
うむ。
なかなか良い感じです♪

多少のモヤや月光があっても、ナローなら「なんとかなる」と言うことですね。
それに、クローズアップレンズを転用した「簡易レデューサ兼フラットナ」が意外に良い仕事してくれて嬉しい限り♪
たった1500円のレンズでこれだけ補正できていれば御の字ですねぇ。

さて、次の機会にはOⅢとSⅡにも挑戦しつつ、フラット補正もやってみたいですねぇ。
あ、今回サボったオートガイドとポールマスターも(笑)


by supernova1987a | 2017-10-10 07:04 | 天体写真 | Comments(6)

突発的なホットノイズって何なんだろう??

★『クールファイル』やらフラット補正やら・・・

最近、色々と天体写真の下ごしらえを勉強中ですが、ダーク減算用のダークフレームを処理していたとき、ふと思いました。
・・・突発的なノイズの中には、結構明るいヤツがあるよなぁ・・・。
これ、何なんでしょ?

巷では、宇宙線が撮像素子をヒットしたものが多数含まれているというウワサ
大学院生時代に「一次宇宙線のエナジースペクトル解析」が専門だった身としては興味津々。



★観測装置はないけれど、少し遊んでみた

宇宙線とは、「宇宙から飛来する高エネルギーの放射線の総称」です。カミオカンデでお馴染みのニュートリノとか、バーストした天体から飛んでくるガンマ線とかが有名ですね。もっとも、地球に飛来した高エネルギーの宇宙線は地球大気とインタラクション(相互作用)して、二次粒子に変化しますので、イメージとしては地表に到達する宇宙線は、『宇宙線本体のカケラ』とか破壊された『大気原子の破片』がごっちゃになって飛んできているものです。地表に降ってきている宇宙線の大半は、ミューオン(μ粒子)とエレクトロン(電子)とポジトロン(陽電子)の混成だと思われます

ちなみに、研究していたころは標高5000m超の高山のてっぺんに有効面積が1~4平米のシンチレーションディテクタを多数展開して、空気シャワー現象(大気内で無数に増殖した荷電粒子がシャワーのように飛んでくる現象)を観測していました。例えるならば、「1画素の大きさが1~2mくらいある数十画素のデジカメ」といったところでしょうか。

アマチュア用のCCDセンサーとかCMOSセンサーとかは学生時代になかった装置なので、完全に専門外です。確かに、フォトマル(光電子増倍管)を使ったシンチレーションディテクタのデータ解析の際に、プラスチックシンチレータ(望遠鏡の主鏡のような役割)にヒットせずにフォトマル(望遠鏡の副鏡の位置にあるようなもの)を直接ヒットする粒子があって、その影響を排除するのに苦慮した思い出があります。これと同じようなことがデジカメでも起こっているんでしょうが、よく分かりません。

・・・で、ちょうどD5000用のダークファイルを作り直そうかと思っていたところなので、ついでに遊んでみました

f0346040_02525803.jpg
レンズ無しのD5000を3台縦に連結して、真上を向けて15秒露光を延々繰り返すという『遊び』。
はい。「なんちゃって積層ディテクター」ですな(笑)。
さすがに三層通過できる立体角はわずかなので、なかなかヒットしないでしょうが、二層くらい貫通する粒子が捉えられても不思議はないかも??

※注:すんません。遊びなので、なんにも計算してません。



★ダークを引いても残る輝点例

D5000を三連結した『なんちゃって積層ディテクター』の第一層目で捉えられた「不自然な輝点」の例がこれです。

f0346040_03032817.jpg
※D5000IR改造 ISO1600 15秒露光 長秒時ノイズリダクションあり RAW 強トリミング  レベル調整


撮影時に長秒時ノイズリダクション(1枚撮影するごとにダークを取得して減算する機能)を掛けていますのでほとんどダークノイズは消えています。
そんな中、画像をよく見ると数コマに1個程度の割合で強い輝点が写っていました。もちろん、1枚ごとにその位置は異なります。

さて、今度は15秒露光をした画像100コマを比較明コンポジットしてみましょう。
すると・・・・

f0346040_03094416.jpg
こんな感じで、結構ウジャウジャ写っちゃうものなのですねぇ。あらためてビックリ。



★二層貫通した例??

そんな中、3台のD5000の画像を丹念に調べてみて1例だけ「二層貫通したのかも??」と思われる事象が見つかりました。

f0346040_03123417.jpeg
左が一層目のD5000に写った輝点で、右が二層目のD5000に写った輝点です。三層目のD5000には何も写っていませんでした。それぞれヒット箇所が500ピクセルほどズレているので、これが斜めに入射した粒子だとすると、ちょうど三層目に到達したところで撮像チップ外に外れたことになり、つじつまが合うと言えないこともありません(笑)。


※注:いわゆるコインシデンスタイム(同期時間幅)が15秒もあるので、全くあてにはなりませんよ(念のため)



★ともかく・・・

今回の『遊び』で、ランダム発生しているホットピクセルが意外に多いことが分かりました。
果たしてこれが二次宇宙線がヒットしたものかどうかは分かりませんが、ダークファイル作成時には、安全のため加算平均ではなくメジアンとかシグマクリップとか使った方が良いのかも知れませんね。(ちなみに今回の撮影は木造の屋内で行いました)

フランジバックが短い(有効立体角が大きくなる)ミラーレスを使った『三層ディテクタ』とか、霧箱とCMOSセンサーを組み合わせた『ハイブリッドディテクタ』とか、面白そう♪・・・いや、いっそのこと、ジャンク品のデジカメを買いあさってセンサーだけ積み重ねるとか・・・・ダメだダメだ。これ、泥沼に陥りそうなのでやめとこう(笑)。


★★★ご注意★★★
※今回の記事は、完全なる『落書き』ですので信用してはいけません
※シーレベルの地表の場合、ミューオンを主体とする二次宇宙線は1㎠センチあたり1分間に1個程度到来していると言われていますが、どのようなエネルギーレンジの時に『感光』するのか、あぷらなーと自身が理解していません。また、撮像素子を貫通した時よりも停止した時の方が放出するエネルギーは大きいはずなので、そもそも『貫通して写る』のかどうか極めてアヤしいです。
※ライトフレームに生じる突発的輝点はステライメージのホットピクセル除去フィルタで相当緩和できますので、ほとんど実害はないでしょうね。
※強い粒子が入射した際は、素子自体が破壊されて永続的なクールピクセルになるとのウワサもありますが、真偽の程はよく分かりません。

by supernova1987a | 2017-09-26 03:45 | 天体写真 | Comments(6)

M17を再処理してみる

★ここまでの試行で2つの武器を手に入れたので

半年がかりで、下記2点の『怪しげな』ワザを手に入れました

 ①LRGBを同時露光する『ビームスプリッタシステム』

 ②ダークやフラットで消せない黒点を軽減する『クールファイル加算法』

もちろん、はじめから『王道』に進めば変な回り道をせずに済みそうですが、折角なので4月24日に撮影していたM17オメガ星雲の画像処理をやり直してみることに。

今回の画像処理目標は「滑らか」です♪
極力「変な処理」はしないように心がけてみます。



★撮影時のデータは・・・

望遠鏡:VMC260L+ACクローズアップレンズNo3
フィルタ:LPS-P2
赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス
ガイド:ノータッチガイド
カメラ:ASI1600MM-COOLとASI1600MC-COOLを
    ビームスプリッタで同時露光
ゲイン:MM・MCともに400
撮像温度:-15度に冷却
露光:MM・MCともに15秒
撮像枚数:MM・MCともに200コマ


★撮って出しの画像は・・・
f0346040_08153133.jpg
f0346040_08154069.jpg
こんな感じの画像ですね。市街地でたったの15秒露光の割には良く写ってます。
前回処理したときは、
 MCのカラー画像をモノクロ化してL画像に加算したり
 シルキーピクスのノイズ整列を多用したり
 レジスタックスのウエーブレットを使ったり
ありとあらゆる『秘策』をフル動員したのですが
今回はシンプルに行きます。



★大まかな処理フロー

(1)MMとMCそれぞれについて撮影時と同等条件で撮像したダーク画像を
   各200コマコンポジットしてダークファイル作成
(2)ダークファイルを減算処理
(3)ステライメージのホット除去フィルタを実行
(4)位置合わせ無しで200枚コンポジットしたものと、
   さらにステライメージのクール除去フィルタを作用させたものとの
   差を取って『クールファイル』作製
(5)(3)の画像それぞれに『クールファイル』を加算
(6)MM,MCそれぞれ200コマを「位置合わせあり」で加算コンポジット
   した後2×2ソフトウェアビニングを掛けてL画像とRGB画像にする
(7)ステライメージでデジタル現像+周辺減光補正
(8)MMのL画像にNikCollectionのシルバーエフェクトをかけて調整
(9)L+RGB合成処理 + Lab色彩調整
(11)NikCollectionのノイズリダクションを軽めに実行
(12)シルキーピクスでテイスト調整
(13)その他微調整

以上、合計400コマの画像処理にかかった所要時間は約2時間ほどでした。
ステライメージ6.5のコンポジットは「爆速」なので、慣れれば全行程を1時間以内に納められそう。



★今回の仕上がり写真
f0346040_08292979.jpg
あまり時間を掛けなかった割には滑らかに仕上がりました。
 ※ちょっとマゼンタに寄りすぎたなぁ・・・
 ※ストラクチャに関してはもっとドキツイ処理でも良かったかも?
 ※フラット無しなので周辺部はトリミングしてカット

ちなみに、少し荒れ気味になって良いなら、レジスタックスに少し掛けて・・・・
f0346040_10565363.jpg
こういうのもアリかなあ?


さて、あとはVMC260L用のフラット補正に着手しなきゃ。
・・・・たぶん、まもなく5000円程度の『秘密兵器』が届く予定♪


by supernova1987a | 2017-09-14 08:40 | 天体写真 | Comments(6)

少しづつ再処理していくかぁ・・・・

★ASI1600MMのクールピクセル回避法で・・・・

『クールファイル加算法』で『縮緬ノイズ』が回避されることが分かったので、
過去の撮像データの内クールピクセルの影響を受けていそうなものを再処理してみることに。

★手始めに干潟星雲を・・・

元々撮影したのは5月1日でして、VMC260L+ビームスプリッタで、MMとMCの同時露光したもの。
ただし、途中でモヤが掛かってしまって(若干の結露も?)ボケボケの像に(泣)。かといってシャープ処理やウェーブレットするとノイズバリバリだったのでお蔵入りに・・・・という困った素材です。

ちなみに元画像は、こんな感じです。
f0346040_10311370.jpg
 ※VMC260L+AC3クローズアップレンズ+ビームスプリッタ+LPS-D1フィルタ
  ASI1600MMーCOOL ゲイン400・30秒露光 K-ASTEC改造Newアトラクス+ミニBORG50+PHD2によるオートガイド

VMC260Lのフラット撮影はまだ実施していないので、とりあえずダークファイルを引いて、例の『クールファイル処理』を実施したものを60枚コンポジット
MCの方はあまりクールピクセルの影響を受けないので普通にホット・クール除去フィルタ処理を実施して60枚コンポジット
MMの方にレジスタックスのウェーブレットとNikCollectionのHDRを軽く掛けてLRGB合成してみます。

f0346040_02002206.jpg
少し眠い画像ですが、なんとかウネウネがよく見える画像に生まれ変わりました。
残念ながら今年の夏はM8が撮れなかったので、また来年再チャレンジします。

・・・それにしてもM8やM42のような明るい対象はお気軽に写せるので楽しいですね。



by supernova1987a | 2017-09-12 23:44 | 天体写真 | Comments(10)

『クールファイル』補正でM31を再処理してみる

★クールピクセルの軽減のために

「位置合わせ無しコンポジットした画像からクールピクセル情報を抽出して補正する」というアイディアがなかなか上手くいっています。

そこで、ツインBORG60EDで撮影したM31のデータをLRGB合成して再処理するために、今度はカラー冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLのクールピクセルについて処理してみました。


★カラーカメラのクールピクセルはどんな様子?

ASI1600MM-COOLの時と同じ手法で、ASI1600MC-COOLのクールピクセルを抽出してみます。

f0346040_01181270.jpg
 左:ダーク・フラット補正したMCのRAW画像を位置合わせ無しで60枚コンポジット
 右:その画像から抽出したクールピクセル(の反転画像)

カラーカメラはそのベイヤー構造のために、ぱっと見クールピクセルが目立ちませんが、抽出処理をしてみると「ウジャウジャ」出てきました。
ただしカラーカメラの場合、実際の画像処理ではクールピクセルが目に付くことは希ですし、一般的にクールピクセルの軽減処理は不可欠では無いとされています。

では、なぜ目立ちにくいのかを確かめるために、上で抽出したクールファイルをさらに反転して、デモザイク(ディベイヤー)処理に掛けてみます。

f0346040_01230046.jpg
 左:ダーク・フラット補正したMCのRAW画像を位置合わせ無しで60枚コンポジットしたものをデモザイク
 右:クールファイルを反転しデモザイク

どうやらカラーカメラの場合はそのベイヤー構造によって、クールピクセルが「輝度の欠損」ではなく主に「色の欠損」として処理されるわけですね。
そのため、クールピクセルを放置していても「黒い筋」にならず、むしろ「色むら」として認識されやすいと推測されます。
ちなみに、ホットピクセルは輝度が過剰になっているため加色混合法にしたがい「赤か緑か青か」で現れますが、クールピクセルの場合は一種の減色を行うことになるため、補色である「イエローかシアンかマゼンタか」で現れるようです。(上の右図参照)



★ASI1600MC-COOLで『クールファイル』補正処理

では早速、ASI1600MC-COOL用に作製した『クールファイル』について、補正の有無を比較してみましょう。

f0346040_01382897.jpg
 左:クールファイル補正なしで加算平均コンポジット(位置合わせあり)
 右:クールファイル補正を加えて加算平均コンポジット(位置合わせあり)

左の画像に見られる「マゼンタやシアンで横に伸びた様な不愉快なノイズ」が右の画像ではキレイに除去されていること分かります。
モノクロカメラほどではありませんが、カラーカメラにもこの手法は効果があるようですね。


★では、全データを使って再処理してみます。

ツインBORG60EDにASI1600MC-COOLとMM-COOLを用いて撮影したM31の画像(MCとMM、それぞれゲイン300・30秒露光×120コマ)を再処理してみました。


f0346040_10260084.jpg


前回LRGB合成したときは、NikCollectionのノイズ処理やシルキーピクスのノイズ整列などを多用する必要(要するにノイズをぼかして誤魔化す必要)がありましたが、今回はほとんどノイズ処理の必要がありませんでした。いい加減なフラットファイル(PCモニタ+ディッシュ)を使ったので色むらは残っていますが、M31本体とその周辺の『縮緬ノイズ』や『色むら』は激減しました。

えらく苦戦しましたが、少し前進したような気がします♪



★さて、次は・・・・

久しぶりに「主砲」VMC260L+ビームスプリッタ装置を用いて、星雲などをドカーンとクローズアップしたいですねぇ。
f0346040_01514360.jpg
  ※この可愛らしいイラストは、『ASI1600仲間』の にゃあさん が描いてくれました。

 どうです? スゴイでしょこれ。
 もうメーカーさんのカタログや説明書に使えそうなクオリティで、ビックリ!



by supernova1987a | 2017-09-11 19:29 | 天体写真 | Comments(6)


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