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カテゴリ:天体写真( 108 )

絶望的な天候?

★・・・まずいです(涙)

楽しみにしていたGWの7連休が始まったと思いきや

なんだか
「雨・曇り・雨・曇り・雨・・」
みたいな週間天気予報


これでは、「GW天体写真三昧作戦」が全てパーになってしまいそう。

本業の関係で、1年のうちで、落ち着いて天体観測できるのも、風景写真をたくさん撮れるのも
まさに「この時期だけ」なので、
 「私の1年を返せ~」
と叫びたいような気分(涙)。


★気持ちを落ち着かせるために

先日「予行演習」と称して撮影した木星のデータを
再編集して画像処理してみます。
このままでは、これが「予行」ではなく、唯一の「本チャン」になっちゃいそうですし、
なにより、気持ちを落ち着かせるときは画像処理作業が一番♪

先日の画像処理では、少々ノイズが多くて荒れ気味だったので
30FPS30秒撮像の900コマ動画データを3本処理して、コンポジットしてみました。
f0346040_21571700.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
  露出1/30秒・30FPS・RGB24でAVIファイルとして撮像&保存
  900フレームのAVIファイルをレジスタックス6でスタッキング+ウェーブレット処理したものを3セット作成
  ステライメージ6.5でコンポジット+マルチバンドシャープ処理
  フォトショップエレメントで仕上げ (撮像日:4/27 21:54:09~30秒×3)

・・・うーむ。少しマシになったかなぁ?
見かけの解像感は少しダウンしましたが、滑らかになりました。
でも、右端に『変なリム』が出ちゃった。
ここ、自然な感じでトーンダウンしてくれるとうれしいんだけどなあ・・・難しい。

色々画像処理してみて、意外なことを発見。
撮像時には適正露出に見えた1/15秒露光15FPSのデータよりも
あきらかに露光アンダー気味の1/30秒露光30FPSのデータの方が、格段に画像処理しやすいです。
・・・ウエーブレット時に階調破綻しにくいという点で。

なんだか合点がいきませんが、そういうものなのかもしれません。

・・・とは言え、動画での木星撮影は、今回でまだたったの3回目。
まだまだ修行が足りませんねえ。


★・・・おっ!

あ、最新の週間天気予報で、5/5だけは「晴れ」に変わってる!

テンション上がってきましたっ!



by supernova1987a | 2015-05-03 22:26 | 天体写真 | Comments(0)

VMC260Lで撮る木星

★赤道儀が安定しているのはとても良いことで

星雲星団の撮影だけでなく、惑星撮影の際にも赤道儀が安定していると助かります。
また、AGS1Sの操作がSS2000PCと比べると段違いにクイックなので、撮像カメラへの導入も楽になりました。

早速、木星を撮影してみましょう♪
f0346040_00420753.jpg
K-ASTEC改造ニューアトラクスにVMC260Lを載せ、
ビクセンフリップミラー+BORG接眼ヘリコイド+BORGショートエクステンダーメタル+イメージングソースDFK21AU618.ASの順に接続。
f0346040_00453891.jpg
導入用のアイピースには笠井のレチクル入りアイピースCH-SWA20mmを使います。
ノートPCに画像を転送してみると・・・

・・・おおっ!
なんとも導入しやすいこと。

早速、無圧縮のRGB24でAVIファイル動画を撮像します。
(私の環境では、MPEGなどのコーデックをかますと、コマ落ちが激しくて使い物にならないのです。
その分ファイルサイズが巨大になりますが、仕方ありません。)

動画からのキャプチャはこんな感じ↓
f0346040_00524961.jpg
ちょうど望遠鏡を眼で覗いたときのイメージに近いですね。


★レジスタックスでスタックすると

撮像した動画データの中から約900コマのデータをレジスタックスでスタッキングしてウエーブレット処理してみましょう。

さらにステライメージで輝度データ対して、マックスエントロピー画像復元・マルチバンドウエーブレット・アンシャープマスクなどをかけます。

できあがった輝度データをLチャンネル、元の画像をRGBチャンネルとして、LRGB合成します。

最後にフォトショップエレメントで微調整すると・・・・

f0346040_00543134.jpg
わあ!模様がウジャウジャ
これ、明らかに自己ベストの木星です♪

いや、自己ベストと言いましても、
実は動画を使っての木星撮影は、今回が(たったの)3回目でして・・・・
正直、まだまだビギナーなのです。

3回目のチャレンジにして、ようやく大赤斑がまともに写せました。
良い感じです♪

★少しは上達したかな??
f0346040_01285850.jpg
 ※撮影機材は赤道儀以外同じ。2回目の木星の撮影から14ヶ月のブランクがあった割には上達??

アマチュア天文家の中には、
「ほんとにアマチュアの望遠鏡なの? ハッブル宇宙望遠鏡で撮ったみたいやん?!」
と叫びたくなるほど恐ろしくシャープな木星を撮られる方が大勢いるようですが、
きっと気の遠くなるほどの試行錯誤があったのでしょうね。

これで、木星撮影も、なんとなくコツがつかめてきたような気がします♪


by supernova1987a | 2015-04-30 06:38 | 天体写真 | Comments(0)

改造アトラクスとVMC260Lで星雲星団

★他のタイプも撮ってみます


薄明が迫る中、他の星雲星団も狙ってみましょう。

ついでに、SuperStarⅣと改造アトラクスとの連動と自動導入機能もテスト。

仕様上、1点アライメントしかできないため、基準星からあまり離れたターゲットは自動導入困難です。
しかし、逆に言えば『せっかく溜まったアライメントデータ』を失う心配が皆無のため、クランプをゆるめて手動でスイスイ動かすことができます。
今回は極軸も適当に合わせただけですが、

 ベガからM57へ
 アルビレオからM27へ
 M8からM20へ
 ベネトナシュからM51へ

などなど定番の基準星を手動で導入した後に星雲星団を自動導入させてみたところ、一発でVMC260Lの写野内に導入できました。
これなら、十分実用になりますね♪

次々とターゲットを導入して、撮影します。

★こと座のリング星雲M57
 恒星が一生を終えたときに吐き出したガスが『わっか』状に見える惑星状星雲です。
f0346040_18143090.jpg

 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 8枚コンポジット

きれいに『わっか』が写りました。色もなかなか良い感じです。

★ヘラクレス座の球状星団M13

f0346040_18243688.jpg
 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 6枚コンポジット

銀河系を取り巻くように分布している球状星団。年老いた恒星がボールのようにぎっしりと集まって写りました。

多少空の条件が悪くても写しやすいので、GWの満月期にも撮影できそう♪

★小ぎつね座の亜鈴状星雲M27
f0346040_18143844.jpg
 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 8枚コンポジット
M57と同様恒星の最後の姿ですが、拡大すると複雑な構造が写ります。なかなか良い感じです。
f0346040_18375185.jpg
 ※上記画像のトリミング

うーむ。面白い。もっとコンポジット枚数増やしたらすごいことになりそう♪


by supernova1987a | 2015-04-29 07:17 | 天体写真 | Comments(0)

8000年に一度の輝き?

★オーバーと言えばオーバーですが・・・

なんだか、ネットで「ラブジョイ彗星」で検索すると
『8000年に一度の奇跡』
とか、ド派手な文言が踊っていますが、実際はそんなにたいしたものじゃありません。
確かに、この彗星『自体』は8000年周期ですが、『このクラス』の彗星なら2年に一度は拝めます(笑)。
今回のラブジョイも普段からアンドロメダ銀河が肉眼で見えるような暗い空の元でないと、初心者の方が見つけるのは困難な程度です。
「すんごい彗星が見えるのかぁ」などと過度な期待をして、天文嫌いになる人が増えないことを祈るばかり・・・。

・・・とは言え、実際4等級にも明るくなっていて「がんばれば肉眼でも見えそう」とくれば、そわそわします。


★ちょうど、久しぶりに連休が取れたので・・・


そういえば、しばらく彗星、見ていないなあ・・・

「よし、ここは撮っとかないかんでしょ~」

というわけで、C/2014Q2:ラブジョイ彗星を実家から観測してみました。

・・・しかし天候はよろしくなく、機材のセットアップ中に雲がどんどん流れてきます。
この天候では通常の望遠レンズでは面白い絵が撮れそうにもないので
無謀にもVMC260Lの直焦点撮影、行ってみます。

VMC260Lに純正レデューサを装着して1800mmの直焦点。これにニコンD610(無改造)をつなぎます。上空の薄雲に夜光が映って明るいので(彗星撮影には向かないでしょうが)LPSP2光害カットフィルタも用いましょう。どうせ、彗星自身の固有運動で像が流れるはずなので、オートガイダーも外して、EQ6PROのノータッチガイド一発で行きます。

パソコンで位置を確認する時間すらなさそうなので、セレストロンの7cm双眼鏡で適当に空を流すと・・・
 おっ!
すぐにラブジョイ彗星、見つかりました。
薄曇りの中なので、さすがに尾はみえませんが、それでもはっきりとしたコマがなかなかきれい♪

・・・ああ、そうこう言っているうちに、分厚い雲が迫ってきました

 極軸の追い込み?・・・・時間無い(涙)
 アライメント?・・・時間無い(涙)
 バーティノフマスク?・・・時間無い(涙)


★い、急げー。えいっ!!


極軸はタブレットのアプリで時角を求めて、目分量でセットして終わり。
アライメントは1点で合ったことにして恒星時駆動に移して終わり。
ピントはリゲルでライブビューで適当に合わせて終わり。
導入は5cmファインダーで目視で行って終わり。

・・・ニコンD610をRAWにセットしてISO1600で30秒露出の連写っ!
f0346040_01192601.jpg
※VMC260L+純正レデューサ直焦点 EQ6PROノータッチガイド ニコンD610 ISO1600RAW ノイズリダクションなし 30秒露出×2コマ加算平均コンポジット トリミングあり

・・・・流れ行く雲の合間で、なんとか2カットだけ写りました!

う~ん。さすがにこの天候では尾っぽは写らなかったけれど、さすがは1800mm
でっかいコマが緑色に輝いて幻想的です。良い感じ♪

約2年ぶりに彗星の撮影、成功です。


★ちなみに前回は・・・

2013年の5月、まずまずの好条件下で撮影したC/2011L4:パンスターズ彗星でした。
このときは空が良かったのでサンニッパで撮影して・・・こんな感じ。
f0346040_01420862.jpg
※ニコンD7000(無改造)+ニコンAF-S300mmF2.8絞り開放 30秒露出 EQ6PROノータッチガイド コンポジット+トリミングあり
(扇形に広がった尾っぽが面白かったですねぇ)

ああ、ラブジョイもパンスターズの時くらいの良い天候下で撮ったらさぞかし美しいんでしょうが、もう、連休も終わり。
しばらくは本業が激務化するため、これにて終了かな?
あ~あ・・・・。



by supernova1987a | 2015-01-12 06:46 | 天体写真 | Comments(2)

光と影シリーズ続行⑦

天体写真の最大の敵は「くも」です。多少の光害は除去できても曇ったらおしまいです。
しかし、多少の雲ならかえって印象的な「光と影」写真になることもありまして・・・・。

★雲間のリング
f0346040_00543353.jpg
 ※ニコン1V1+ニコンVR70-210mmF2.8GⅡ

・・・はい。ちと古いですが2012年の金環日食です。いいところで雲にかかってしまって、同行した天文仲間ともども一瞬パニクりました。
なにしろ、事前に太陽用の減光フィルタを使った場合露出をいくらにすればいいかテストしていたのですが、雲がかかるとそのデータが全てバーな訳です。

「 あぷらなーと さんっ! ろ、露出が読めません!!もうすぐ第2接触なのに!」

「あ、いや、ちょっとまて・・・・・あ!! フィルター外せ!! で、中央部重点測光で絞り優先オートや!!」

などと絶叫しながら撮影したカットなんですが、ケガの功名というか、なんとも不思議な風合いに撮れました。いい感じです♪

・・・その直後雲の薄い所に太陽が出たので、クライマックスは「まともに」撮れたんですが、
f0346040_01083956.jpg
上の写真の方がドラマチックで「面白い」と思いませんか?・・・・私だけ??


☆ By あぷらなーと ☆


by supernova1987a | 2014-11-18 00:47 | 天体写真 | Comments(0)

光と影シリーズ続行②

前回、フィルムの事を書いたので、昔のフィルム写真を引っ張り出してきました。
「光と影」シリーズというには強引ですが、大好きな写真です。
撮影したのは、2001年の11月。・・・・はい、歴史的な「あの」日です。

★星降る夜
f0346040_21250049.jpg
※ニコンF100+AF50mmF1.4D→F2 フジスペリア1600ネガからスキャニング

満点の星空を形容するのが「星が降る」ですが、この日(2001年のしし座流星群)には、本当に星が「降って」ましたからねぇ。
あの、これ正真正銘の「一発撮り」で、コンポジットも何もしていない素の写真なのですよ。もう全天に流星が飛び「まくって」いて、カメラをどこに向けても、「流星を写さない方が難しい」などという状況。

普通、「木々のシルエットの背景に流星が流れたら素敵そう」なんて構図を考えたりしませんものねぇ。

ああ、もう一度でいいので、あの日のような流星群にお目にかかりたい・・・・ですが、無理でしょうねえ。

(「33年ごとにしし座流星群が大発生する」等という俗説は間違っていて、正しくは、母天体であるテンペルタットル彗星が33年周期で帰ってくるので『流星の素』が33年周期で『補給』されている、というイメージが近いです。実際は、軌道上に『流星の素』がチューブ状に分布していて、それに地球がぶつからないと大発生しません。運良く地球が正面衝突したのが2001年の「あの日」な訳でして、それはもう数百年に1度クラスの、まさに「千載一遇の」チャンスだったわけですね。興味のある方は「ダストトレイル理論」などで検索してみてくださいね♪)

☆ By あぷらなーと ☆


by supernova1987a | 2014-11-12 08:30 | 天体写真 | Comments(4)

ちと難敵にも挑戦してみましょう

★市街地で暗い星雲は
オリオン座大星雲M42や射手座干潟星雲M8は大変明るいので、市街地でも十分撮影が楽しめます。でもせっかくなので、オートガイダーが破損している中、ノータッチガイド+短時間露光のコンポジットでどこまで行けるか、軽く実験してみましょう♪

対象は、IC434、オリオン座の馬頭星雲です。

本当は馬の形の暗黒星雲内のディテールを写したいところですが、機材が不調で、しかも暗い星が見えない立地ですから贅沢は言えません。まあ、その存在が写れば良しとしましょう。

VMC260にレデューサを装着して、IR改造D5000でISO3200のRAW15秒露光でガンガン撮影します。EQ6PROのノータッチガイドでは、どんどん像がずれるでしょうが気にせず行きましょう。

★1カットの画像では
f0346040_23202844.jpg
トーンカーブをいじって持ち上げると・・・・ああ、なんとか下の方にその存在が分かりますね。
M42のすんごい写りに比べるとあまりにも貧弱ですが、この星雲は暗いので、まあそんなものです。

★がんばって40枚コンポジットします
4枚ずつ加算コンポジットした上で、2×2のソフトウェアビニング処理で感度を稼ぎます。これを10セット作っておいて、さらにコンポジットしていきましょう。階調が足らないとノイズやトーンジャンプが発生しそうなので、トーンカーブなどの調整は最小限にとどめることにします。

・・・・さあ、「いでよ!馬頭のシルエットっ!!」
f0346040_23295136.jpg
おお!
いくら15秒露光とは言え、さすがに40枚もコンポジットすれば結構写るものですねえ♪
背景の散光星雲の濃淡や、暗黒星雲の立体感もちょっぴりと見えてきました。

・・・・んんん。

これは、空のきれいな場所に遠征して、たっぷりと露光してみたいものですねぇ。

おっと、その前にコネクタがもげたST-iオートガイダを何とかしなければ・・・・あ~、時間がぁ・・・・。


☆ BY あぷらなーと ☆





by supernova1987a | 2014-10-27 06:30 | 天体写真 | Comments(0)

晴れたっ!!

★ついに晴れましたっ!

夜中の1時頃にほぼ快晴になったのを確認して、大急ぎで機材を運び出します。
お目当ては、IRフィルタ除去改造したD5000のテスト撮影です。
さらに余裕があれば、オフアキシスガイダのテストもやりましょう♪

・・・・が、はしゃぎすぎてバチが当たったのか・・・・。
どうもオートガイダST-iの接触が悪いようです。
慌ててゴソゴソしていると、なんとST-i本体のUSBコネクタが・・・・もげました。(涙)

これで本日は、オートガイド不可+オフアキのテスト不能 となりました。


★方向転換!

せめてIR改造D5000のテストだけはやりたかったので、方向転換を。EQ6PROを1点アライメントにし、できるだけ素直な駆動をするようにしておきます。あとから画像データを重ねることを前提に、追尾エラーが目立たない15秒~30秒程度の露光で「撮りまくる」作戦。

こうなると、できるだけ明るい天体が好ましいので・・・・・・よし「初心に返ろう」・・・と。

★初心といえば、M42♪

なんといっても、「オリオン座大星雲」M42は冬の星雲星団の王者です。

試行錯誤の上、高校生時代に撮影したベストショットは、これ↓でした。
f0346040_15341769.jpg
 ※ミザールALTAIR-15直焦点 ニコンFG-20+コニカGX3200ネガ 12分露出 AR-1赤道儀+GT68ガイドスコープで半自動ガイド フラットヘッドスキャナでデジタイズ後トリミング

時は巡って、社会人になってからビクセンの20cmニュートンと冷却CCDで撮影すると、こんな感じでした。
f0346040_15583771.jpg
 ※ビクセンR200SS+コマコレクタ 直焦点 ビットランBJ-30C 露出3分×1+1分×1のコンポジット GPD赤道儀でノータッチガイド

・・・・・・で、それ以来、しばらくM42を撮っていませんでいた。その間のブランク、実に10年以上・・・・。
 

★強行軍で撮影したM42は

VMC260Lに純正フォーカルレデューサを装着。ST-iの破損により、まともなガイドができない状況なのでIR改造D5000のISOを3200まで上げRAWで15秒露出を試みます。
f0346040_16071593.jpg
「・・・・・えっ??」
あの・・・・たった15秒なんですけど、画像処理無しでコレ、ですか・・・・・。
恐るべしIR改造D5000っ!!


★画像処理してみましょう

ISO3200で15秒露光したコマとISO1600で30秒露光したコマをキャプチャーNX2で現像し、TIFFに変換したデータをステライメージで合計18枚コンポジット。多少トーンやシャープを調整すると・・・

※ビクセンVMC260L+レデューサVMC ニコンD5000(IR改造) ISO3200 15秒×10コマ ISO1600 30秒×8コマ
 EQ6PRO ノータッチガイド
f0346040_20120783.jpg
おおつ!・・・自分なりには、とても良い感じです。

特に、中心あたりを拡大してみると・・・・
f0346040_19434806.jpg
うーむ。うまく表現できませんが、じっくり見ているとなんだか、神々しさを感じてしまいますね。
今まで星雲の「切れ込み」だと思っていたところが、実は煙や雲のようなガスのシルエットだったり、自分で光るというよりも、まるで外光を反射しているかの如く立体的な濃淡がついている部分があったり・・・。

さらにこの近傍を上下を逆(北が下)にすると・・・
f0346040_19552254.jpg
・・・もはや一瞬M42に見えないようなレベルに(笑)。まるで台風の目の中に入って空を見上げているような気分。なんか、実際の立体構造がどうなっているのか気になりますね。
M42って、こんなに面白い被写体だったのかっ!
とにかく、なんだか立体感や動きすら感じられるような気がして、しばし、画像処理用のPC画面を凝視してしまいました。

ともあれ、R200SS+BL30Cに代わる主力システムとして数年かけて準備中だったVMC260L+改造デジタル一眼のシステムもようやく本格的に動かせそうです。めでたい♪


★・・・いや、待て・・・・
・・・・あ!
喜びすぎて肝心なことを忘れていた。
コネクタがもげて壊れちゃったオートガイダST-iどうしよう・・・(涙)。



☆Byあぷらなーと☆


by supernova1987a | 2014-10-24 20:04 | 天体写真 | Comments(0)

またもや天気が・・・・(涙)

★待望の3連休ゲット!!

・・・と思ったら、大っきな停滞前線が四国に接近していて、
これはもう、『絶望的な』天候・・・・・です。

仕方がないので、また、過去の撮影データを引っ張り出してきて
画像処理のリハビリです。

★だんだん撮影データが逆行していきますが

普通、ブログって、タイムリー性が面白いんですよねえ。
それなのに、だんだん掲載する写真が古くなっていってます。

今回の対象素材は、なんと、今年のお正月に撮影したデータです。
・・・いや。あくまで画像処理して作品として仕上げたのは『今日』!
しかも、もうじき木星の撮影シーズンがやってくることだし、悪くはないでしょう。


★木星の写真って、実は苦手でした

そもそも、木星の写真は苦手でした。
中学生の頃は、15cmの反射(正確にはカタディオプトリック)使っても、なんとなく縞模様が2本あるような『気がする』程度の写真しか撮れなかったし、

高校時代は、暗室にこもって、汗水垂らしてコンポジット(当時は手作業で印画紙の上に像を重ねてたんですよね~)やってようやく縞模様が3本写る程度。

宇宙線物理を研究していた大学生時代(1994年の夏でしたか・・・)は、「木星にシューメイカーレビー彗星が衝突する」という奇跡的な天文現象を目の当たりにしつつも、結局、撮影できたのは、こんな写真。(それでも、当時は感激しましたが・・・ね)
f0346040_00181068.jpg
 ※ミザール ALTAIR-15(15cmF10)+OR5mm ニコンF801Sにて撮影(筒先開閉) AR-1赤道儀にて自動追尾

あ、写真の上の方、黒い目玉のように見える模様が、彗星が衝突した痕跡です(笑)
早い人は、この時期すでにデジタル(冷却CCDなど)に移行していましたね。

★見せてもらおうか、デジタルの性能とやらを!

 さて、時は巡り、2014年のお正月。
せっかく買ったのにずっと『塩漬け』になってた、かわいそうな惑星用CCDカメラDFK21AU618.ASのテストを行うときがやってきました。

VMC260Lで木星を撮影した動画を切り出すと、こんな感じ。(画面のキャプチャ。色調整以外画像処理無し)
f0346040_00314566.jpg
おっ!・・・悪くないです。
そもそも、CCDからの映像が映っているノートPCの画面からして、
 「げっ!眼視よりも良く見えるやんか!」
という状況。もちろん、冬場のことですからシンチレーションで像はユラユラ揺れていますが、それでも結構模様が見えています。

・・・・・が、仕事が忙しくて、適当な画像処理をしただけでお蔵入りしていました。

★さて、『料理』してみましょう♪

なんやかんやで、もう、9ヶ月も前の素材(撮影データ)ですが、一から料理してみましょう。
まずは、レジスタックス6で約1000コマのデータをスタッキングです。
カラー画像は一度RGBに分解して、再合成する際に色ズレを補正します。
さらに、ウエーブレットをかけたり、マックスエントロピーで画像復元したり、アンシャープマスクで強調処理したりしてみましょう。

・・・・・すると、
f0346040_00430896.jpg
・・・・おおっ!
模様が「ウジャウジャ」していますよっ♪
なんか、もう一息シャープフィルタをかけたくなりますが、デジタルくさくなりすぎるのでグッと我慢(笑)。
縞模様もさることながら、北極部分(下部分)に見られる渦を巻いたような濃淡が印象的です♪

・・・ああ、「あの」1994年の夏、この機材があったらなあ・・・(ため息)。

☆Byあぷらなーと☆



by supernova1987a | 2014-10-23 01:10 | 天体写真 | Comments(0)

相変わらず天体写真撮れませんが・・・


★どうも、うまくいきませんねえ

悪天候やら、月齢不具合だったり、時間が無かったり・・・・
全く前に進みません。

仕方ないので、また以前撮った画像のデータ処理など・・・・・。

★惑星撮影で「衝撃」を受けたのは

それまでフィルムで撮影していたのを、2000年頃に冷却CCDに変えたときでした。

ちなみに、ビクセンの20cmニュートン(R200SS)にLV5mm装着して
フジのスペリア800で拡大撮影した土星がこちら
f0346040_22541156.jpg
まあ、一応「輪っか」が分かりますね。・・・というレベル。
それが、ビットランの冷却CCD、BJ30Cに変えたとたん

f0346040_22572042.jpg
まるで別物(笑)!
ステライメージでコンポジットやマックスエントロピー画像復元処理などをしたとはいえ、同じ望遠鏡とは思えない差です。

「たった30万画素のCCDカメラの性能がこれほどとは!」

などと当時は大いにはしゃいだものです。

★なんやかんやでブランクが10年以上開きましたが・・・

近年では、webカメラなどで動画撮りをし、その動画をスタッキング処理する手法が流行っています。
・・・というわけで、
f0346040_23074900.jpg

VMC260Lで惑星を撮影するための、こんなシステムを組んでみました。

 ○ビクセンのフリップミラー
 ○BORGの接眼ヘリコイド(直進型の方)×2個
 ○BORGのコンパクトエクステンダーメタル
 ○イメージングソースのDFK21AU618.AS
 ○笠井のCH-SWA 20mmアイピース(暗視野照明十字線入り)

これだと、拡大撮影用のアイピースを使わなくても、直焦点で十分な大きさになります。

★動画の形でPCにデータを保存すると
f0346040_23152369.jpg

動画を取り出すと、こんな感じの画像になりました。(動画からの1コマ切り出し)
ちと暗いですが、結構いい線行っている画像です。

★2分間のデータをスタックすると

f0346040_23165138.jpg

レジスタックス6でスタッキングをすると、こんな感じ。
ぐっと、なめらかになりました。
・・・・が、大気のプリズム効果による色ズレが見られますね。

★さらに画像処理して・・・
f0346040_00562913.jpg

さらに色ズレを補正や、画像復元処理、ウェーブレット処理などをおこなうと、こんな感じに
ん~。ようやく昔BJ30Cで撮った土星のレベルには追いついたという程度かな?
ま、動画のままでは、土星が「踊っている」ようなシーイングでしたし、
あくまでテスト撮影ですから、よしとしましょう♪

あとは、シンチレーションが安定している日に できるだけたくさんのフレームをゲットして
丹念に画像処理・・・ですかね。


☆あぷらなーと☆





by supernova1987a | 2014-10-06 23:57 | 天体写真 | Comments(0)


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