あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
by あぷらなーと
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
あぷらなーと
「自然写真大好き」
HNあぷらなーと が

いろんな写真ネタを
のんびり語ります。

気合い入れすぎると
続かないので、
「ぼちぼち」いきます。

生息地:香川・徳島
カテゴリ
最新のコメント
> kojiro-net..
by supernova1987a at 09:48
素晴らしい^nです。 ..
by kojiro-net5 at 08:49
> voyager_ca..
by supernova1987a at 08:00
> kem2017さん ..
by supernova1987a at 07:25
> にゃあさん い..
by supernova1987a at 07:21
更なる新作霧箱完成おめで..
by voyager_camera at 06:41
台風でも楽しめる趣味です..
by kem2017 at 04:30
なんだか大学の実験室みた..
by にゃあ at 01:51
> kem2017さん ..
by supernova1987a at 09:31
> voyager_ca..
by supernova1987a at 09:25
以前の記事
お気に入りブログ

<   2015年 05月 ( 11 )   > この月の画像一覧

曇天続きですが、お花写真を♪

★月齢が良くなってきたのに・・・

天体観測にはお月様の光がジャマになります。
今年のGWは悪天候と月明かりで消化不良だったのですが
ようやく、月齢が良い感じになってきました。

・・・しかし、晴れません。
日曜日の晩、仕事が終わって徳島を出たときには晴れていたのに、香川に着くとドン雲り。
あ~あ。天体写真で色々「テストしておきたいこと」あったのになあ・・・。
残念。

★一夜明けても・・・

朝になっても天候が回復しないので、風景写真もボツ。
しかたないので、満開になっていたツキミソウとコバンソウをマクロストロボで照らして撮ってみました。
f0346040_23430504.jpg
 ※ニコンD700+ニコンマイクロ100mmF2.8G ストロボ2灯使用

夜に咲く月見草を背景に小判草・・・などというのをイメージしてみましたが、
本当は「ヒルザキツキミソウ」を背景とした「ヒメコバンソウ」なので、インチキですね(笑)。
でも、花の写真を撮り始めた中1の頃から、この2つは大好きな被写体なんです。

思い切り絞りを絞り込んでマクロストロボの光を回すと、昼間でもうまく背景が落ちますね。
まずまず良い感じです♪

う~ん。
今年1年は、「ばんばん写真を撮りまくろう」を目標にしていたのですが、どうもまとまった時間が取れません。
唯一の休みである月曜日も、たいていは(本業と別にやっている)部活の指導で時間取られちゃってたりします。

・・・こうなったら徳島にも天文機材を持ち込もうかなあ・・・?。



by supernova1987a | 2015-05-19 07:34 | 自然写真 | Comments(0)

アトラクス追尾テストごっこ

先日、VMC260Lの直焦点撮影で、M27を100コマ以上の連続撮影をしたのには
もう一つ理由がありまして・・・。

★アトラクスのピリオディックモーション

K-ASTECさんから帰ってきたばかりの改造ニューアトラクスを4月27日に試してみた感じだと、およそ7秒前後のピリオディックモーションかなと、ざっくり見積もったのですが、その際、サインカーブを描かずに直線的な運動を見せた部分がありまして・・・・。これは、もう少し長めの追跡が必要かと。

★約34分間の動き

3時24分58秒〜4時8分41秒までの33分43秒間に撮影した61コマの画像をステライメージで比較明コンポジットしてみましょう。
f0346040_18502767.jpg
 ※ニコンD5000+VMC260L K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド

ウオームホイル歯数180のアトラクスの場合は32分露光が4周期分に相当しますので、これだけデータがあればいい感じで測定できることでしょう♪

それにしても、いやー流れてますねえ(笑)。
しかも、明らかに極軸のズレにより、南北はもちろんのこと東西(画面の上下方向)にも大幅なズレが生じています。このままだとピリオディックモーションが見づらいので・・・・

★推定される極軸誤差による東西方向の動きを補正

ステライメージには彗星の固有運動を補正するためのメトカーフガイド機能がついているため、上記の画像から平均的な東西方向のみの流れを読み取って、これを一定速度の「固有運動」と見なして補正させれば良いのではないかとひらめきました。要するに、極軸ズレに伴う東西方向の動きをコンポジット時に補正するという発想です。
f0346040_18571216.jpg
うん。極軸エラーによるズレが南北方向(画面の左右方向)だけになったため、赤道儀に起因するエラーが見やすくなりました。

★1ピクセルあたりの角度を計算しましょう

今までは同じ光学系で撮影した重星の離角と比較していましたが、今回はちょっぴり真面目に計算してみます(といっても理論値にすぎませんが)。

無限遠上の被写体の光軸からの離角をΘ、
撮影に用いた望遠鏡の焦点距離をf、
カメラの撮像素子上に映る像の中心からのズレをh

とします。

この場合、

 TanΘ=h/f

が成り立つので、

Θ=Atan(h/f)(rad)
Atan(h/f)・(180°/Π)(deg)

が求まります。

この式のfにVMC260Lの焦点距離、hに1ピクセルの大きさを代入すれば、
1ピクセルあたりの角度が推測できるというわけです。

ニコンのHPによれば、
D5000の撮像素子短辺は15.8mmで2848ピクセルなので

Θ=Atan(15.8/2848/3000)・(180°/Π)
 =0.000106(度)
 =0.3814(秒)

となり、
1ピクセルのズレが約0.38秒の動きに相当することが分かりますね♪

★画像上にスケールを入れてみましょう

先ほどの(東西方向の極軸エラー補正後の)画像を拡大して観察すると
だいたい±10ピクセルの東西往復運動をしていることが分かります。
f0346040_19152482.jpg
・・・・んん?
ピリオディックモーションが±3.8秒!?

これは凄い高精度です・・・・が、危ない危ない。
うっかり、天の赤道からの離角を計算してませんでした。

原理上、同じピリオディックモーションでも天の赤道から外れれば外れるほど、画面上の動きは小さくなります。たとえば、天の北極付近だと星の位置が動かないので、どんなピリオディックモーションがあっても、ズレは出ません。

★M27の位置での補正係数を求めましょう

天の赤道に対する赤緯方向の離角をΘとすると
赤道付近の恒星時運動に対して、見かけ上の運動はCosΘ倍になります。

今回撮影したM27の赤道座標は、
 赤経19h59.6m
 赤緯+22°43’

なので、この赤緯値を代入しましょう。

Cos((22+43/60)×Π/180)=0.9224

つまり、今回見積もったピリオディックモーションは、実際の値の約0.92倍になっているということになるので・・・・

推測されるピリオディックモーションは

 3.8秒/0.9224=±4.12秒

となります。

いや、これでも恐ろしいほどの高精度なのですが・・・・

★ちと、気になることが・・・・

先ほどの画像の左半分は、おおよそサインカーブっぽい動きで、
いかにも『ピリオディックモーションのお手本』といった感じです。
でも、右半分の動きは、サインカーブというより稲妻状の動きで意味不明

困りました。

推測される原因としては・・・・
 ①撮影途中で極軸がズレた?
 ②機材のどこかがたわんだ?
 ③ウオームホイルの精度不足?
 ④制御系のエラー?


①について→却下

 冷静に考えれば、前半と後半の東西方向のズレは約8秒角。そのためには極軸が8分程度ずれないといけないので変です。
(計算合ってるか自信有りませんが、少なくともこれだけずれたら線がジャンプしているでしょう)

②について→ありえます

 露出開始から16分間ほどをかけて鏡筒や接眼部や主鏡角度などが少しずつズレて、落ち着いたと考えれば辻褄は合います。主鏡移動方式のVMCはミラーシフトが弱点ですが、それでも露光中に「コトン!」などと主鏡が動いちゃうR200SSよりは扱いやすいような『気』がしています。


③④について→考えたくありません(笑)

 ロータリー接点回りとか、怪しそうですが・・・ね。
 ・・・ま、なにぶん病み上がりのアトラクスですので
 十分にエイジングしてからのお話ですね。

★結局、何がしたいの??

眠っているオフアキとか投入すれば一挙解決のような気もしますが・・・。
いやー。オートガイド技法の習得の前に、色々試したいことがあって、ですね。

ふう。それにしても、慣れないことをやると疲れますねぇ。
この手の計算は普段全く使わないので、もはや、オイラー変換すら出てこないです。
大学院生時代の自分をタイムマシンで呼んできて、飯でも与えて計算させたい気分(笑)



PS
(注)結構、機材名などを検索してたどり着いた方が増えてきたようですが、現在のあぷらなーとは、光学関連について「完全に素人」なので、各種検証「ごっこ」に用いた数式や手法などはもちろん、検証結果が正しい保証は「全く」ありません。あくまで遊びですので参考にはしないでください。


by supernova1987a | 2015-05-15 07:33 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

M27で見る「成長したのか?」

★成長したのか?

思えば、天体写真を始めたのは小学校の5年生の時でした。

中学・高校とかなりのめり込んだので、
地方の天体写真コンテストで優勝することに命かけてたりしていました。
(さすがに全国誌レベルになると非力でしたが・・・)

大学時代は合唱と宇宙物理の研究にのめり込んでいたので天体観測はお休み。
(よく誤解されますが、宇宙物理の研究と天体観測とは、ほぼ無縁です。えらい学者さんも、オリオン座の位置すら知りませんもの)

社会人になってから天体観測熱が再燃したのは、宇宙物理のプロに「なれなかった」ストレスのはけ口だったのかもしれません。


★1998年の5月には

それまで使っていたミザールのアルテア15に代えてビクセンのR200SSを本格的に使うようになり、
フィルムカメラに代えて冷却CCDカメラを使って天体写真を撮っていました。
f0346040_00182225.jpg
 ※ビットランBJ-30C冷却CCDカメラ+ビクセンR200SS+コマコレクタ
  ビクセンGPD赤道儀+スカイセンサー2000PCにてPEC自動ガイド
  露出データ失念(記憶が正しければ、3分露出と2分露出の2枚コンポジットか?)

冷却CCDを使い始めた頃は、その圧倒的な高感度とノイズの少なさに感激し、この写真にも大満足だったのですが、
今見るとさすがに30万画素の荒さと、ピントの甘さ、ガイドエラーの多さは否めませんねえ。
ちなみにBJ30C、もはや活躍の場が無いにもかかわらず捨てられません。
なにしろ、たった30万画素なのに、当時30万円近くしたんですもの・・・・。
ちなみに今使っているIR改造D5000(中古品)は、たったの3万円でした。

★2013年の5月には

VMC260Lとデジタル一眼を使ってM27を撮影してみました。
f0346040_00243099.jpg
 ※ニコンD7000+ビクセンVMC260L+レデューサVM
  EQ6PRO赤道儀にてノータッチガイド 30秒露出×5コマのコンポジット

さすがにVMC260Lの威力で、解像度が飛躍的に上がりました。
ただし、冷却CCDと異なりノーマルデジカメは星雲が発するHα線に対する感度がほとんど無いため、赤い色が出ません。

★今回の撮影では

昔夢見たM27のイメージに近いものが撮れたので、もう少し画像処理を粘ってみました。
約130枚のコンポジットと画像処理。良い感じです。今の私の環境では、どうやら、この辺が限界でしょう。
f0346040_00130245.jpg
 ※5月8日に撮影したデータを再処理。ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ
  K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計130コマを加算平均コンポジット 

VMC260Lに加えて、改造退院したニューアトラクス赤道儀が使えたこと。
そしてなにより、IRカットフィルタ除去改造を施したニコンD5000の使い方をマスターしたことが主要因で、これまでとは雲泥の差。
たぶん、学生時代の私がこの写真を見たら、ショックのあまり天文やめただろうと思います。

さて、上記3つの写真について、中心部の写りを比較してみます。
f0346040_00361481.jpg
たまに
「天体写真なんて、同じ天体なら誰が撮っても同じでしょ?」
と言われることがあるのですが、
上記の2013年と2015年のを見て、
「同じ天体」を「同じ人間」が「同じ場所」で「同じ望遠鏡」を使って撮影したとは信じがたいほどの差です。

本業が忙しくて天文と疎遠になっていた、ここ10年ほどの間に(望遠鏡はたいして進化していませんが)
カメラとパソコンの性能が急激に進化したため、撮影技法自体が根底から変わってしまい、
たまに天文雑誌を見てもネット上でアマチュア天文家の作品を見てもデータが意味不明で、

「みなさん、遠いところに行ってしまったなあ・・・ぐすん」

などと寂しく感じるばかり。全然やる気がおこりませんでしたが、
ようやくここ1年間で「足下」くらいには追いついてきたような気がします。

しかし、せいぜい1~2ヶ月に1回程度しか撮影時間が取れないことですし、
息切れしない程度に、頑張ってみましょうか・・・ね。



by supernova1987a | 2015-05-13 07:02 | 天体写真 | Comments(1)

悪条件下での限界に挑戦♪


★GW連休中2回目の晴れ間が・・・

5月7日深夜から天候が回復しました。
お休みは8日までなので、ラストチャンスです。
折しも満月過ぎのお月様が煌々と夜空を照らしている上に透明度も悪いため、肉眼では北極星がなんとか見えるか見えないか、という劣悪な条件ですが、天体写真、チャレンジしてみましょう♪

★こんな日は、一点突破しかないっ!

フィルム時代ならどう考えても星雲の写真は無理な条件です。
露出をかければ、あっという間に月明かりで露出オーバー。
露出を切り詰めれば、何も写りません。
でも、デジタルなら、画像処理でなんとかなるかもしれません。
こんな時は、撮影対象を欲張らず、ターゲット1つに一晩全てを投入します。
撮影対象は、こぎつね座の亜鈴状星雲M27に決めました。

★ついでにVMC260Lのテストも・・・

せっかくですから、未だやっていなかった、レデューサ無しの『素のVMC260L』直焦点撮影のテストも兼ねましょう。
直感的には、レデューサ無しでは像面湾曲とコマ収差のため、周辺画像がピンぼけになった上に、大きく流れると予想。
だめもとで、レデューサ無しで撮影に臨みます。

★1カット目の画像

素のVMC260Lに光害カットフィルタLPS-P2を装着して、IR改造D5000を接続。
まずは、ISO3200で15秒露光です。

f0346040_22154362.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

・・・おおっ??

意外や意外。
VMC260L、レデューサなしでもAPS-Cならなんとかなるじゃないですか?

VMCという商品名は、ビクセン・マクストフ・カセグレンの略称ではないかと思います。
鏡筒開口部にマクストフレンズ(メニスカスレンズ)をおく代わりに、副鏡の前にマクストフレンズ(の役割を持つ補正レンズ)を配置したものだと考えると、画面中央部のシャープさはともかく、まさか画面周辺部の星像補正までは行われていないと思っていたのですが、これ、結構使えます。

ただし、悪条件下での短時間露光ですから、星雲をあぶり出すとノイズバリバリですね(笑)。
まあ、これでもフィルムよりは随分よく写っていると思いますが、同じ露光でも、月明かりが無くしかもレデューサで像を明るくした4月27日の画像↓と比べると、あまりにもボロボロの像です。

f0346040_22280729.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

両者を拡大して比較してみると、こんな感じです。
f0346040_22405133.jpg
・・・全く勝負になりません。

★撮りまくって・コンポジットしまくって!

こんな時は、データを集めまくるのが常套手段です。
ISO3200の15秒露光と、ISO1600の30秒露光とで、とにかく連写しまくります。
短時間露光ですから、追尾も改造アトラクスのノータッチガイドです。
どうせ劣悪な環境なのでダークもフラットも取りません(笑)

撮影した134枚の写真のうち、100コマを選定して、キャプチャーNX2でアストロノイズリダクションと現像を行います。
現像したデータをステライメージで加算平均コンポジット。さらにトーンカーブやレベル調整を加えると・・・・
f0346040_22465987.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計100コマを加算平均コンポジット 

おお!なかなか良い感じです♪
劣悪な環境下でも、『気合いの物量作戦』で「なんとかなる」ことが分かりました。
f0346040_23005644.jpg



・・・でも、たった1カットの画像処理(実は結構試行錯誤したので・・・)に6時間・・・・疲れました。
それに、冷静に見ると、前回の撮影時の8コマコンポジットにようやく追いついたという程度の写り。

やっぱ、天候や月齢などの条件には勝てませんねぇ。

新月期に空の暗いところでVMC260L直焦点、やってみたいなあ
・・・・などと思っているうちに、あぷらなーとのGWは終わってしまったのでした。



by supernova1987a | 2015-05-11 07:02 | 天体写真 | Comments(0)

夜の部:『土星のわっか』撮影


宇多津臨海公園での夕日撮影を終え、まずは帰宅してデータのバックアップ。
いよいよ夜の部・天体観測開始です。

北極星が見えるほど暗くなったのを確認して
アトラクスを運び出します。
極軸のセット・CCDカメラの接続・ノートPCとのリンク
・・・・ここまでは順調だったのですよ。
ここまでは。

★あれっ?まさか?

K-ASTECさんで改造してもらってから絶好調(といっても3回しか駆動していませんが)
だったアトラクスなのですが・・・・

「ガガガガガガガガガッ」

赤緯モーターから『いけない音』がして、動かなくなりました。
高速や中速はもちろんのこと、低速でも

「ガッガッガッガッガ・・・」

というばかりで動きません。
一瞬頭の中が真っ白になります。

・・・ひょっとして、トルク限界を超えたのか?
重量級のVMC260Lですから、いくらバランスを入念に取ったとしてもあり得ない話ではありません。

ところが、クランプをフリーにして駆動させても全く同じ音が・・・

えっ!せっかく退院したばかりなのに、もうダメになったの??

とりあえずいったん機材を撤収。
アトラクス本体を家の中に持ち込み、
赤緯モーターハウジングを開け、モーターとギアを目視で確認します。
電気的なエラーなのか物理的な破損なのかを知りたかったのです。

カバーを開けたままおそるおそる電源ON

「キュイーン!」

 あら?絶好調で動くやんか!?
 どこかに干渉していたか?ホイールのどこかが噛んでいるのか?

念のため、赤緯ウオームホイルが1周するまで回し続けます。
特に異物が混入したり、大きな噛み合わせ不良ではなさそう。

・・・もう一度屋外に出してセットしてみます。

「ガガガガガガガガガッ」

・・・ああ、どうしたんだよ、アトラクス!
これで、今夜の撮影は絶望的になってしまいました。

さては、EQ6PROの祟りか・・・・?

・・・いや、まてよ。
さっき室内で動かした時は、本体を寝かしたまま赤径を90度回して赤緯モーターハウジングを上向きにしてたなあ・・・。

・・・ひょっとしてモーター周りではなくてロータリー接点が不調なのでは??
元々、オリジナルのDCモーターの時も不審な動きをしていたし・・・
ダメもとで赤径クランプをフリーにして赤緯体をグルグル回してみます。

「キュイーン!」

・・・治った!

いや、根本解決にはならないでしょうが、とりあえず接点が怪しいということは分かりました。
今度メンテナンスしないとダメですねえ。さすがはアトラクス、じゃじゃ馬です。

★撮影開始・・・できない!

ずいぶんと時間を食いました。
そうこうしているうちに、満月過ぎの月が昇ってきました。
たしか今日は月と土星が大接近しているはず。

・・・あれ?土星が見えない?

いつの間にか、薄く雲が広がってしまってました。
CCDカメラからの映像がほとんど真っ黒けで、PCモニタから視認できません

仕方なくゲインを上げて、暗めのまま撮像します。
先日の木星撮影の際、明るめの動画よりも暗めの動画の方がウエーブレットがうまくいったので、なんとかなるかもしれません。

ゲイン700、露光1/15、フレームレート15FPSで動画を撮ります。

f0346040_11262559.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
 ※スタッキング前の動画をキャプチャ

・・・く、暗っ!

なにしろ、薄雲越しなのです。
しかも強烈な月明かりを受けて薄雲が光ってコントラストを阻害しています。

ひるまずレジスタックスでスタッキングします。

・・・あれ?いつもオートで処理しているアライメントポイントが出ない!
・・・コントラストが低すぎたか

しかたなく手動で20点ほどアライメントポイントを指定します。
本体とリング全周にまんべんなく(笑)

そして、スタッキング実行!
すかさずウエーブレット処理まで走り抜けます。
f0346040_11324240.jpg
 ※15FPSの30秒間AVIファイルをレジスタックス6でスタッキングしてウエーブレット処理

・・・おっ、十分いける! レジスタックスすげぇ!

さらに同様の処理を5ファイルに施し、ステライメージでコンポジット
だめ押しで最大エントロピー画像復元をかけてみます。
f0346040_11324931.jpg
 ※ステライメージ6.5でコンポジット+最大エントロピー画像復元+画質調整

土星の動画撮影は2回目ですが、悪条件の中でも一応自己ベストの『土星のわっか』画像ゲットです♪

・・・ここまで処理して、もう夜明け。

これにて、『5月5日作戦』終了。
  ①背景とろっとろ写真
  ②翠波高原の菜の花写真
  ③宇多津臨海公園の夕日写真
  ④土星のわっか写真
4テーマ無事(じゃないけど)完走♪

・・・もう、ぐったり



by supernova1987a | 2015-05-10 06:49 | 天体写真 | Comments(1)

夕方の部:宇多津臨海公園②


★宇多津臨海公園の続き

条件が良かったので、30分ほどの間に250枚ほど撮影しました。
こんな時デジカメは良いですね。
リバーサルフィルムをこの調子で使っていたら破産しそうです。
f0346040_10184715.jpg
 ※ニコンD300+ニコン70-200mmF2.8+1.7倍テレコン

うん。なかなか良い感じです♪
太陽は刻一刻と位置が変わるし舟も動くので大変ですが、
イメージ通りのカットになりました。
f0346040_10260160.jpg
 ※ニコンD300+ニコン70-200mmF2.8+1.7倍テレコン

水平線近くに雲や靄があってなかなか日没まで写真に写せないことが多いのですが
今回は日没までバッチリ。大満足でした。

祝日なので結構夕日を見に来ている人が多かったです。
みなさんスマホで一生懸命写真を撮ってましたが、きれいに写っていると良いですね♪
f0346040_10365537.jpg
 ※ニコンD300+ニコン70-200mmF2.8+1.7倍テレコン

さあ、あとは「夜の部」:天体写真です。

★★★以下つづきます★★★


 




by supernova1987a | 2015-05-09 06:12 | 風景写真 | Comments(0)

夕方の部:宇多津臨海公園①

さて、翠波高原からいったん帰宅して、大急ぎで機材を交換します。
夕方は、宇多津臨海公園。きれいな夕日の写真がお目当てです。
大好きな『光と影』がテーマのやつです♪

★夕方の部

宇多津臨海公園は、西に海岸線があって視界が開けているため、
気軽に夕日が鑑賞できる有名スポットです。

今回は、
夕日を取り入れた広角風景写真をD610で。
夕日の望遠写真は、APS-Cで連写したいのでD300で行きます。
大潮に近いので、遠浅の海がキラキラ光って「いい感じ」のが撮れそう♪

f0346040_09351935.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-70mmD2.8

公園内の手すりですが、夕日と絡めるとなかなか良い感じです♪
絞り開放だと周辺減光が出ますが、こういう場合はかえって効果的なので悪い気はしませんね。

グッと絞って遠景を写してみるとこんな感じ。
f0346040_09385802.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-70mmF2.8
干潮に近く、風もほとんどないため、海面が鏡のようです。

 折良く小さな漁船がやってきましたので、気に入った位置に写るように
カメラを抱えて海岸線をテコテコ走り、シャッターを切ります。

f0346040_10040634.jpg
 ※ニコンD300+ニコン70-200mmF2.8+1.7倍テレコン
 
 『光と影』テーマっぽくなりました。良い感じです♪

★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2015-05-08 07:22 | 風景写真 | Comments(2)

お昼の部:翠波高原遠征♪


★お昼の部

 愛媛県の翠波高原は大好きな撮影ポイントです。

実は、本業の関係で菜の花のシーズンに写真を撮るのは、ほぼ絶望的なのですが
ここ翠波高原は標高約900mのため気温が低く、
なんと、GWの頃に桜と菜の花が満開になるのですよー。素敵♪

今回は強行軍なので、
午前の部で『背景とろっとろ写真』をゲットしたあと、
機材を詰め替えて、一路翠波高原へ向けて高速を飛ばします。

ボディは解像度優先でD610
レンズは逆光性能重視で、ニコン24-70mmF2.8ナノクリと70-200F2.8ナノクリをチョイス。
あまり長居はできないのでサブボディとかの予備装備は無し。

★あ、あれれ??

・・・なんか様子が変です。
 桜が散ってます。(遅かったか・・・)
 菜の花畑がフェンスの様なもので囲まれています。(なに、これ??)

f0346040_05461936.jpg
 ・・・ええと、なになに?
「鹿やイノシシの害を防ぐためのフェンス」
 だって? あ~あ。

 ちと写真の構図が難しくなりそうですが、気を取り直して・・・。
f0346040_06075267.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-70mmF2.8

こう見ると一面の菜の花畑に見えますが、前に来たときの半分くらいの面積に減っていました。
実はこの写真を撮っている背後は耕された土が広がっていたりします。
ちと残念。

さて、せっかくですから菜の花のアップも撮っておきましょう♪
f0346040_06144807.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-70

 ・・・ん?
 絞り開放で撮ったけど、背景のボケが汚いなあ。
 
f0346040_06164005.jpg
 ※上記写真のトリミング

なんか、露骨に二線ボケが出ちゃって、ザワザワして気色悪い・・・(涙)
ああ!痛恨の機材選定ミス!
ここはタムロンの28-75mmモーター非内蔵タイプを持ってくるべきだった!!
つい「D610の解像度に見合うものを」などとと考えちゃったよぉ・・・大失敗(泣)。

気を取り直して、望遠に走ります。
f0346040_06202421.jpg
 ※ニコンD610+ニコン70-200mmF2.8GⅡ

 おっ!これはなかなか良いんでは??

 ・・・あ、よく見ると・・・
 
f0346040_06215343.jpg
 ※上記写真のトリミング

・・・ものすごい二線ボケ(泣)
とにかく、菜の花畑って非常に撮影が難しいんです。
被写体の前にも後にも細かい線状の茎や果実がいっぱいですからねぇ。
どうしてもボケがうるさくなってしまいがち。

これでよしとしましょう。
とにかく・・・『夕方の部』に賭け、早々に高原を下ります(笑)

急がないと、夕日が沈んじゃう!!

★★★以下、夕方の部に続きます★★★


by supernova1987a | 2015-05-07 07:32 | 風景写真 | Comments(0)

GW唯一の晴れチャンス到来!?

あぷらなーとのGWは5/3スタートの1週間です。
きれいな写真をいっぱい撮ろうともくろんでいたのに、
あいにくの空模様ではイライラが募ります。

★・・・が、しかしっ!

天気予報通り、5/5は朝から快晴っ!!
チャンス到来です♪

でも大変です。
へたすると、この1日しか写真が撮れないかもしれません。
撮りたかった対象ごとにレンズとカメラを使い分けて
4~5日分の写真を一気に1日で撮っちゃう作戦で行きます。

当然、失敗は許されないので、全部RAWで撮ることにします。
後から加工することを考えて、アクティブDライティングは「L」に。
ホワイトバランスは「自然光・晴天」の一本槍で行きます。


★時間帯ごとに撮影対象を4つに分けて・・・

 ①午前中は、軟らかい光を期待して、
  自作望遠レンズで『背景とろっとろ写真』を♪

 ②お昼は、サンサンと降る光を期待して、
  翠波高原に登って『一面の菜の花畑写真』を♪
 
 ③夕方は、金色のきらめく光を期待して、
  宇多津臨海公園の海岸線で『雄大な夕日の写真』を♪
 
 ④は、貴重な晴れ間が続くことを期待して、
  自宅から今シーズン初となる『土星のわっか写真』を♪

  あ・・夜景は・・・・いや、そこまでは身が持たない(笑)

★午前の部

 前々から準備していた「自作望遠レンズ」投入です!

 ケンコーのクローズアップレンズACーNo4を対物レンズに見立て、
 同じくAC-No2をフォーカルレデューサ兼フィールドフラットナーに見立てた
 自作望遠レンズです。

 これで、217mmF4.3の望遠レンズとして機能します。

 特徴は、その美しい後ボケ。
 背景が『とろっとろ』にとろけます。

 解像度はあまり高くないため、
 カメラは低画素のフルサイズ機ニコンD3を。
f0346040_05070553.jpg
   ※ニコンD3+自作望遠レンズ217mmF4.3

 おおー、背景『とろっとろ』だ~! いい感じです♪ 
 まさか、これが3000円のレンズたった2枚から作った望遠レンズだとは思わないでしょ~(笑)。

f0346040_05071360.jpg
   ※ニコンD3+自作望遠レンズ217mmF4.3

・・・すばらしい! このボケ味は市販の望遠レンズではなかなか出せないぞ・・・などと自画自賛。

日頃のストレスが吹っ飛びます♪

★★★以下、『昼の部』へ続きます★★★




by supernova1987a | 2015-05-06 05:29 | 風景写真 | Comments(0)

絶望的な天候?

★・・・まずいです(涙)

楽しみにしていたGWの7連休が始まったと思いきや

なんだか
「雨・曇り・雨・曇り・雨・・」
みたいな週間天気予報


これでは、「GW天体写真三昧作戦」が全てパーになってしまいそう。

本業の関係で、1年のうちで、落ち着いて天体観測できるのも、風景写真をたくさん撮れるのも
まさに「この時期だけ」なので、
 「私の1年を返せ~」
と叫びたいような気分(涙)。


★気持ちを落ち着かせるために

先日「予行演習」と称して撮影した木星のデータを
再編集して画像処理してみます。
このままでは、これが「予行」ではなく、唯一の「本チャン」になっちゃいそうですし、
なにより、気持ちを落ち着かせるときは画像処理作業が一番♪

先日の画像処理では、少々ノイズが多くて荒れ気味だったので
30FPS30秒撮像の900コマ動画データを3本処理して、コンポジットしてみました。
f0346040_21571700.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
  露出1/30秒・30FPS・RGB24でAVIファイルとして撮像&保存
  900フレームのAVIファイルをレジスタックス6でスタッキング+ウェーブレット処理したものを3セット作成
  ステライメージ6.5でコンポジット+マルチバンドシャープ処理
  フォトショップエレメントで仕上げ (撮像日:4/27 21:54:09~30秒×3)

・・・うーむ。少しマシになったかなぁ?
見かけの解像感は少しダウンしましたが、滑らかになりました。
でも、右端に『変なリム』が出ちゃった。
ここ、自然な感じでトーンダウンしてくれるとうれしいんだけどなあ・・・難しい。

色々画像処理してみて、意外なことを発見。
撮像時には適正露出に見えた1/15秒露光15FPSのデータよりも
あきらかに露光アンダー気味の1/30秒露光30FPSのデータの方が、格段に画像処理しやすいです。
・・・ウエーブレット時に階調破綻しにくいという点で。

なんだか合点がいきませんが、そういうものなのかもしれません。

・・・とは言え、動画での木星撮影は、今回でまだたったの3回目。
まだまだ修行が足りませんねえ。


★・・・おっ!

あ、最新の週間天気予報で、5/5だけは「晴れ」に変わってる!

テンション上がってきましたっ!



by supernova1987a | 2015-05-03 22:26 | 天体写真 | Comments(0)


タグ
最新の記事
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
画像一覧
外部リンク