あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
by あぷらなーと
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
あぷらなーと
「自然写真大好き」
HNあぷらなーと が

いろんな写真ネタを
のんびり語ります。

気合い入れすぎると
続かないので、
「ぼちぼち」いきます。

生息地:香川・徳島
カテゴリ
最新のコメント
> にゃあさん え..
by supernova1987a at 09:14
> オヤジさん 光..
by supernova1987a at 09:09
これがスプリッターの実力..
by にゃあ at 01:30
凄いですね! 撮影時間..
by オヤジ at 00:11
> けむけむさん ..
by supernova1987a at 22:04
星雲撮影おめでとうござい..
by けむけむ at 17:47
> Gさん 「su..
by supernova1987a at 14:11
> にゃあさん 不..
by supernova1987a at 14:05
> オヤジさん ほ..
by supernova1987a at 14:00
落下事故、被害軽微で何よ..
by にゃあ at 12:02
以前の記事
お気に入りブログ

<   2015年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

短露光コンポジットの効果

某高校の応援部指導のお仕事が再開して1ヶ月半が経過しました。
筋力付けるために肉とか食いまくってますが・・・10kg痩せました。
この調子だとあと3~4kg痩せるかなあ?(笑)
ちなみに昨日は、部員達と一緒に基礎トレと各種マーチ類(応援曲の振り付け練習)やったあと、
部員達が帰った後に、おっさん1人グラウンドに残って45分ほど寂しく自主トレ(涙)
腕立てや空気椅子めいたものをしっかりやって、250mを1~1分半程度のペースで4周ほど走って、型の練習とストレッチ。
現役時代とは比較にならないほど「貧弱な」メニューが、実に苦しい・・・。
ま、いずれにしても、コーチが居残りトレーニングしてる姿は、部員達には見せられませんなー。

・・・・さて、
梅雨まっただ中ですねぇ。晴れませんねぇ
少し晴れ間が出たと思ったら月が明るすぎますねぇ

★天体写真が撮れないときは・・・
少し画像処理の練習をしておきましょうかねぇ。
いえ、定期的に画像処理をしておかないと
どうも『勘』が鈍ってしまうものでして・・・。

★ここ半年の成果は
K-ASTEC改造ニューアトラクス+ビクセンVMC260L直焦点+IR改造ニコンD5000+LPS-P2光害カットフィルタ
の4点セットでの撮影の場合、
市街地で多少の月明かりがあっても、「メジャーな星雲星団なら」オートガイダ無しのノータッチガイドによる短露光コンポジットで「なんとかなりそう」ということ。

そこで、もう一度5月8日に撮影したM27亜鈴状星雲で画像処理の総復習をしてみました。
そろそろ画像処理のワークフロー(レシピ)を固定化したいなあ・・・などと画策しているので。

★今回の「素材」は・・・
IR改造D5000で撮影したM27で
ISO1600の15秒露光24枚と30秒露光52枚です。
真面目にダークフレーム減算して、コンポジットの効果を見てみましょう。

まず30秒露光1枚の元データはこんな感じです。
f0346040_01372883.jpg
ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L直焦点(レデューサなし)+K-ASTEC改造ニューアトラクス+LPS-P2フィルタ
ISO1600 30秒露光 ノータッチガイド ステライメージ6.5でダークフレーム減算+レベル調整

これを、2枚→4枚→8枚→16枚→32枚→64枚とコンポジット枚数を増やして効果を見てみます。
※厳密には追尾ミスなく撮れた30秒露光コマは52枚しかなかったので、15秒露光×24コマのデータを30秒露光×12コマの代用としました。

f0346040_01445457.jpg
※それぞれ所定の枚数の画像データをステライメージ6.5で加算平均コンポジット
(64枚相当は、正確には30秒×52コマ+15秒×24コマの76枚コンポジット)

はじめノイズでボロボロだった画像が、コンポジット枚数を倍々にしていくごとに、どんどん滑らかになっていきます。(理論上はコンポジット枚数をN倍にするとS/N比が√N倍に改善されます。64コマコンポジットならS/N比が8倍良くなると言うことですね♪)
実際には極軸セッティングのズレに起因する追尾エラーと赤道儀のピリオディックモーションに起因する追尾エラーが盛大に発生しているのですが、コンポジット処理中に位置あわせをすることで回避できています。

★64コマ相当コンポジット画像をさらに調整すると
f0346040_01510103.jpg
各色ごとのレベルなどを調整して背景をニュートラルグレーにした後、RGB画像とL画像に分離。
L画像に対して、ごく軽くウエーブレット処理を加えた後にLRGB合成して、できあがり♪

さすがに64コマ(実際は76コマ)のコンポジットは手作業では苦しいので、ステライメージに位置あわせをやらせました。
そのため若干のズレが生じましたが、まあ許容範囲でしょう。
これで、もしも32分間の露光をしたのと同等の画像なのだとしたら、オートガイダ使った一発撮りよりも楽「かも」しれませんね。
(撮影時の追尾エラーリスクを画像処理時の使用コマ選択作業で回避できるという点で)

実は、コネクタが「もげ」てしまったST-iオートガイダの代用品をすでに入手しちゃったのですが、
なんだか予想以上に短露光のコンポジットが良い感じなので、まだ一度も実戦投入していません。
はい。単に面倒くさいだけなのですが・・・・ね(笑)。

赤道儀の追尾エラーで苦労している方、たまにはこんな「ずぼら」な撮影法はいかがですか??


by supernova1987a | 2015-06-30 06:20 | 天体写真 | Comments(0)

塩江のホタル②

★月曜日に撮影したホタルの写真を・・・
塩江町某所で撮影したホタルの写真がなかなか良い感じだったので、思い切って60コマ分のデータを比較明コンポジットしてみました。
昔はフォトショップエレメントでコンポジットしていましたが、ステライメージは一気にコンポジットできるので楽です

★60コマのデータを比較明コンポジットすると
f0346040_01442192.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-85mm 絞りF4 ISO1600 30秒露光のRAWデータをキャプチャNX2で現像 ステライメージで60コマ比較明コンポジット後、キャプチャNX2で色むらなどを補正し、トリミング

おお~。とても良い感じです♪
グロくない程度にホタルの乱舞イメージが撮れました♪しかし、まあ、良い時代になったものです。あんなに難しかったホタル写真が超らくちん(笑)

★意外な問題点が発覚?
今回の撮影で、意外な問題点が発覚しました。
D610自体は大変優秀な機体で、輝点ダークノイズも少なめなのですが・・・・
今回のホタル撮影の元データを強めに処理すると・・・
f0346040_01512920.jpg
うあああ!
恐ろしい量のアンプノイズ(らしきもの)がぁ・・・・(泣)

今回はキャプチャNX2のカラーポイントユーティリティで救出したわけですが、本来なら、これ、ちゃんとダークフレーム撮ってダーク減算しないとダメですよねえ。

いや、実際は撮影時気温21度だと分かっているので後からダークフレーム撮って引けばいいのですけれど、その・・・私が持っているステライメージのバージョンは6.5でして、D610のベイヤーデータに対応していないのです。
先日のダークノイズ比較データにD610が抜けていたのも、このせい。
あ~あ。そろそろステライメージ7を買わないとダメですね。


by supernova1987a | 2015-06-18 06:19 | 自然写真 | Comments(0)

塩江のホタル①

この月曜日は、本業はもちろんのこと、部活指導のお仕事も久しぶりのお休みでした。・・・というわけで1年ぶりにホタル撮影に出かけることに♪

★香川県の塩江町某所は・・・
ホタルの名所として知られる塩江町の奥に「お気に入りのスポット」があります。メジャーなスポットから離れているので、見物客も少なく、のんびり撮影できます。
今回は、あまり欲張らずに、ニコンD610と24-85mmズーム一本槍で行きます。

★ホタルの撮影と天体撮影は似ていて
長時間露光をしすぎると背景が明るくなりすぎるのと、車のヘッドライト一発でパーになるため、短時間(15~30秒)露光で連写し、あとから比較明コンポジットするのが楽ちんです。

★ベストタイムは20時から21時くらいなので・・・
まだ明るいうちから現地へ移動。撮影ポジションを物色します。
晴れていれば「星座とホタルのコラボ」とか面白そうなんですが、あいにくの曇天なので、見上げる構図ではなく見下ろす構図にしましょうかね。

★暗くなると・・・
あたりが夕闇に包まれると、お目当てのゲンジボタルがあちこちで明滅しはじめました。・・・ああ、さすがに知ってる人は知ってるかぁ・・・他にカメラを抱えた人も2人ほど・・・。でも、お二人ともデジタル一眼を使用されているご様子なので一安心。(コンデジやスマホで撮影されている方がストロボを光らせちゃうと完全にアウトになりますので・・・・)

★1枚の画像はこんな感じ
f0346040_00552695.jpg
 ※ニコンD610+ニコン24-85mm 絞りF4 ISO1600 30秒露光
 RAW ノイズリダクションOFF キャプチャーNX2でアストロノイズリダクション

・・・撮影中のデッドタイム(ダークフレーム取得時間)を防ぐために、長秒時ノイズリダクションはOFF あとからアストロノイズリダクションで輝点ノイズを消すことにします。

★10枚のデータを比較明コンポジットすると
 現像したデータをJPEGに変換して、ステライメージで比較明コンポジットします。10コマ分のデータをコンポジットするとこんな感じになりました。
f0346040_01101010.jpg
うん。なかなか良い感じです♪
コンポジット作業中に、車のヘッドライトなどで照らされたコマを削除していくのですが、下草がほんのり照らされていたコマは意外ときれいだったので残すことに(笑)。

 ★★★以下続きます★★★





by supernova1987a | 2015-06-16 06:37 | 自然写真 | Comments(0)

ニコンデジタル一眼ノイズ比較③


前回の続きです

★今回のテスト結果は

ISO3200・30秒露光時のダークノイズ比較では

<ダークノイズが少ない順に>

<別格>
 ①D700  2008年発売・フルサイズ1210万画素
<十分使える>
 ⑤D90   2008年発売・APS-C1230万画素 
 ③D7000 2010年発売・APS-C1620万画素
 ④D5000 2009年発売・APS-C1230万画素
<ちょっと無理>
 ②D3100 2010年発売・APS-C1420万画素
 ⑥D300  2007年発売・APS-C1230万画素
 ⑦D40   2006年発売・APS-C610万画素

となりました。
ちなみに朱書きのところが、私の予想(丸数字)と異なった機種です。

★困りました

予想に反して、D90の成績が良すぎました。
それになによりD3100の成績があまりにも悪すぎます。
いずれにしても、8月に向けての追加改造候補は
D90とD5000に絞られました。

★D90のメリット
 ◎バッテリーが大容量です。いざとなれば縦位置グリップつけてエネループも使えます。
 ◎すでに改造したD40に内蔵しているFFタイプのLPS-P2フィルタが転用できます。

★D500のメリット
 ◎バリアングルモニタなので、実際の天体撮影がとても快適です。
 ◎すでにIR改造済みの1機に加えてあと2機保有しています(アホですねえ)。
  画像処理のバッチ処理が統一できて楽そうです。

・・・・・しばらく悩むことにします。

★ちなみに「別格」のD700は・・・

実はD700は、天体写真に使う限り「じゃじゃ馬」です。
確かに高感度時のノイズは少ないのですが、「偽色」が出まくるのです。(有名な話ですが)
ちなみに望遠鏡を用いた直焦点撮影では(星像が肥大するため)問題になりませんが、通常のレンズを用いてシャープに写しすぎると「偽色バリバリ」の画像を吐き出して、もう救いようが無くなっちゃいます。

たとえば、この↓画像なのですが
f0346040_01533595.jpg
 ※ニコンD700+シグマ50mmF1.4→絞りF2.8 ISO800 60秒露光

画面右上のNGC7000(北アメリカ星雲)付近を等倍トリミングしてみると
f0346040_01561079.jpg
ぎゃあ!!
まるで、クリスマスか何かのイルミネーションばりに星に変な色が付いてしまっています
天体写真を撮られない方はそれほど不自然に感じないかもしれませんが、星ってこんな色してません!
特に「ギンギンの緑」の星なんて・・・・・・。
はじめてD700で星座を撮ったときの落胆度合いときたら、もう・・・・・。

さて、ただでさえ(無改造でも)偽色まみれな訳ですから、この上ローパスフィルタ(※)を外してしまったら、さらに悲惨なことになりそう。
・・・というわけで、最初からD700はIR改造候補からは外れていたというわけです。
・・・ホントよく写る、良いカメラなんですけどねぇ。
(※偽色やモアレを防止する目的で内蔵されているのがローパスフィルタです。天体用にIRフィルタ除去改造を施すとローパスフィルタも外れちゃいます)

注:)あまりシャープでないレンズ(望遠鏡のようにガイドエラーやシンチレーションの影響を受けるものも含め)では
D700でも偽色出ません。たとえば、D700をビクセンR200SSに接続した場合↓では
f0346040_02304827.jpg
なんの問題もありません。とても良い感じです。
f0346040_02313571.jpg
ピクセル等倍トリミングしても、偽色は見られません。
・・・なんででしょうねぇ??


えっ?
そこで、ニコンD810A(新発売の天体写真撮影専用モデル)ですか?
・・・よ、40万円もするので、私にはとても無理です。
中古のD5000が20台買えちゃいます(涙)。


by supernova1987a | 2015-06-13 06:24 | デジカメ | Comments(0)

ニコンデジタル一眼ノイズ比較②


前回からの続きです♪

★等倍拡大してみましょう

ISO3200・30秒露光+ノイズリダクションOFFでの比較写真ですが、画像全体を見ても分かりづらいので、等倍トリミングしてみます。

★D5000
f0346040_00570693.jpg
 やや赤いノイズが多めに乗っていますが、実用になる範囲です。

★D3100
f0346040_00572254.jpg
 期待とは異なり、ボロボロのノイズです。

★D7000
f0346040_00573682.jpg
 D5000と良い勝負です。画素数が多いのに立派です♪

★D90
f0346040_00575051.jpg
 ほとんどD5000と同じようなノイズの出方。実は兄弟機??

★D300
f0346040_00580191.jpg
 これでも、前機種のD200に比べると圧倒的低ノイズを誇っていました。時の流れを感じます(涙)。

★D700
f0346040_00581324.jpg
 ダークノイズの「お手本」のような感じ。ステライメージのダークフレーム減算やキャプチャーNX2のアストロノイズリダクションできれいに消えそうです。

★D40
f0346040_00582539.jpg
 発売当時は、これでも立派でしたが・・・。


 ★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2015-06-11 06:52 | デジカメ | Comments(0)

ニコンデジタル一眼ノイズ比較①

★夏のスケジュールを組んでみると・・・

今年の8月の出勤予定を組んでみると、
なんと
新月期を含む5連休が取れちゃうことが発覚!

わあ!天体観測の大チャンス到来です♪
天候と月齢にやられたGWのリベンジ果たせそう!

★というわけで・・・・

そうなると、もう1台IR改造デジカメが欲しくなりますねぇ。
もちろん、新規で1台買う予算はないので手持ちのカメラを改造することになります。
では、どいつを改造しようか?

いや、実は今使っている改造D5000が大変好感触だったので、勢い余って中古のD5000を買い増ししちゃったのですが、念のため、本当に他の機種よりも「使えそう」かどうかをテストしておかないと不安なわけでして・・・。

★今回のテストは下記の通り

予算の関係で、大半が中古で手に入れた機種ばかりですが、天の邪鬼な(?)あぷらなーとは、オールニコンです。
(※一般的には、天体写真撮影に向いているのは、ニコンよりもキヤノンとされています。)

 ニコンD5000・・・本命
 ニコンD7000
 ニコンD90
 ニコンD3100
 ニコンD300
 ニコンD700・・・フルサイズなので改造する気はありませんが
 ニコンD40・・・すでに改造済みですが比較用として

このうち、私がよく使うISO1600~3200の30秒露光でダークノイズが少ないものが採用です。

●自分なりの先入観での「予想」は、
<ダークノイズが少ない順に>
 ①D700  2008年発売・フルサイズ1210万画素
 ②D3100 2010年発売・APS-C1420万画素 
 ③D7000 2010年発売・APS-C1620万画素
 ④D5000 2009年発売・APS-C1230万画素
 ⑤D90   2008年発売・APS-C1230万画素
 ⑥D300  2007年発売・APS-C1230万画素
 ⑦D40   2006年発売・APS-C610万画素

★では、実際に比較撮影スタートです

 気温25度の室内で、夜間、ボディキャップを閉めたまま30秒露光を行いダークノイズを比較します。ISOは3200(D40はHi-1)ファイル形式はRAWで、ノイズリダクションは全て切ります。
天体写真は強めの画像処理を加えるので、今回も撮影したRAWを補正なしで現像し、レベル調整で階調を「0~1024」に切り詰めてみます。

★本命のD5000
f0346040_00105091.jpg
 やっぱ、なかなか良いですね。・・・これ、隠れた名機かも、です♪

★対抗馬のD3100
f0346040_00143064.jpg
 ああっ、これはいけません。全体的にランダムなノイズが載っている上に、横シマが多数出てしまってます。
 比較的新しい機種で、画素数もそれなりなので、正直、大変期待していたのですが、エントリー機なのでそれなりの設計なのでしょうかね?
 

★これが良ければ悩むD7000
f0346040_00172478.jpg
 ああ、D5000よりもちょっぴり良さそうです。D3100よりも画素数が多いのに、D3100とは比較にならないほど低ノイズです・・・が、日中写真の主力機なので、もったいなくて改造に出す勇気が・・・。

★密かに期待のD90
f0346040_00191480.jpg
 おお、これも良いですね♪ 改造候補です。

★まさかのD300
f0346040_00203485.jpg
 ああ、やっぱり。ノイズまみれ+横シマまみれで、使い物になりません。さすがに古すぎましたかね。一見D90と同様の素子スペックなのに、D90はどんなマジックを使っているのでしょうね?

★別格のD700
f0346040_00253459.jpg
かつて、D3と並んで「高感度番長」の名を欲しいままにした機種だけに、別格ですね。さすがフルサイズ。

★かつての名機D40
f0346040_00263730.jpg
 いかに600万画素のCCD機と言えども、元々ISO感度設定メニューが1600までしか無い機種ですので、拡張Hi-1ではボロボロですね。
・・・砂嵐みたい。

 ★★★以下続きます★★★

by supernova1987a | 2015-06-09 06:44 | デジカメ | Comments(0)

少し真面目に画像処理

★先日の大失敗写真を・・・

カメラの取り違いという大失敗でボツりかけた写真ですが、もったいないので少し真面目に処理してみました。

★いつもは、たいてい・・・

本来必須のダークフレームを無精して取得していませんでした。
ちなみに、ダークフレームとは、
こんなヤツ↓ですね。
f0346040_00444515.jpg
 ※ニコンD5000 ISO1600 30秒露光 8枚コンポジット トーンカーブ持ち上げ 等倍切り出し

この画面に点在する赤や緑の点々がいわゆる「ホットピクセル」とか「ダークノイズ」と言われるもので、高感度で長時間露光すると、たいてい画面に現れるとてもウザいヤツなのです。
特に天体写真や蛍の撮影でこの点々が出ると非常にやっかいです。

ニコンのカメラの場合は、これを除去する方法が、
 ①撮影時に「長秒時ノイズリダクション」を有効にする
 ②RAW現像時にNX2の「アストロノイズリダクション」を有効にする
 ③別途ダークノイズのみを撮影しておき現像時に減算する
の3つありまして、それぞれ一長一短があります。

ま、一般的には①でしょうが、1コマ露光が終わった後にカメラが自動でークフレームを撮影しますので、どうしても撮影時間が倍かかってしまいます。
(例)30秒露出開始→露出終了→ダーク取得開始→ダーク取得終了(露出と同時間)→カメラが自動でダーク減算→撮影完了
また、過剰なダーク減算により、黒いノイズが残る場合もあります。

本来、天体写真家は③を用いるべきで、被写体とは別に撮影したダークノイズ画像(ダークフレーム)を用意しておき、後から現像時に(正確にはベイヤー配列データをデモザイクする前に)減算させてノイズを消します。

・・・・でも、不精者のあぷらなーとは、(効果は万全ではないものの)クリック一発でたいていのノイズを消してくれる②を多用していました。
とにかくお手軽なのが魅力です。

★今回は「超」悪条件だったので・・・

めずらしくダークフレームを撮影しておいたので、真面目にダーク減算してみることにします。
いえ、別段特別な準備が必要なわけではありません。望遠鏡にふたをしたままシャッターを切っておしまいです。

ステライメージでの画像処理の手順は下記の通り♪

①撮影データ(RAW)とダークフレーム(RAW)を用意します
②ダークフレームをベイヤーデータのまま加算平均コンポジットします
③コンポジットしたダークフレームをベイヤーデータのまま保存します。
④撮影データをベイヤーデータのまま読み込みダークフレームを減算します。
⑤ダーク減算後の撮影データをデモザイク処理でRGB画像に変換します。
⑥変換した画像を保存します。
⑦撮影したデータ全てのコマに④~⑥を施します。
⑧⑦まで処理した画像を加算平均コンポジットします。
⑨レベル・トーンなどを修正します。
⑩だめ押しで、画像をLとRGBに分解し、LRGB再合成します。

★PCと5時間格闘の末・・・

うんうん唸りながら40コマの撮影データに画像処理を施しました。
88コマあるんですが、目が痛くなってきたので挫折。

元データはこんな感じ
f0346040_01273646.jpg
ただでさえカメラを間違えたので感度低い上に、月の明かりとノイズにまみれて、もう悲惨なことに・・・(涙)
「創造の柱」付近をトリミングしてトーン修正しても、この程度↓が限界
f0346040_01295151.jpg
これを真面目に画像処理してみると・・・
f0346040_01303284.jpg
・・・すばらしい。
悪条件の割には良い感じです♪
全体像は、こんな感じになりました。
f0346040_01344617.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+ビクセンVMC260L+レデューサVM+LPS-P2フィルタ
  K-ASTEC改造ニューアトラクス ノータッチガイド ISO3200・30秒露光×40コマコンポジット ダークフレーム減算処理あり

★・・・ああ、もしも・・・

やっぱ、真面目に処理するときれいになりますね(当たり前か・・・)
こうなると、これが、もし
 ・ちゃんとIR改造の方のD5000で
 ・ちゃんと月明かりが無い日で
 ・ちゃんと空が暗いところに遠征していて
 ・ちゃんとオートガイドして
 ・ちゃんと極軸も慎重にセットして
 ・ちゃんとバーティノフマスク使ってピント合わせて
 ・さらにライトフレーム処理もしてたら・・・・・
どんなにスゴイ画像が撮れたんだろう?!
・・・などと、妄想しちゃいます。

5月中旬から練習再開した某校応援部(なぜか私が専属コーチ(汗))のおかげで2週間で8kgほど痩せて筋力も戻ってきたことだし・・・・・。
とりあえず、遠征時に備えて体力強化しておきます。

なにしろ、アトラクスとVMC260Lは総重量約60kgの重量級望遠鏡。
油断すると運搬中にケガしますので(笑)



by supernova1987a | 2015-06-06 07:37 | 天体写真 | Comments(0)

せっかくの晴天下、致命的ミス(涙)②

前回の続きです。

★まさかの致命的ミスで

天体用の改造D5000ではなくノーマルD5000を使ってしまったという、ありえないミスでがっかりしてしまいましたが、
せっかくM16わし星雲の写真を90枚ほども撮ったので、泣く泣く画像処理で救済することにします。

★原画だと

f0346040_14243129.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+ビクセンVMC260L+レデューサVM+LPS-P2 フィルタ

さすがに、明るい月が出ていますので画面が「真っ青」ですね。ISO3200の30秒露光でも結構ぎりぎりの明るさです。
逆に、この月明かりがなければ撮影中に「妙に星雲が出ていない」ことに気づいてカメラの撮り違いに気づいたはずなのですが・・・

★気合いで88枚コンポジット決行

上の原画を88枚コンポジットします。
f0346040_14295943.jpg
・・・ううむ。
かなり明瞭になってきました。
有名な「創造の柱」もよく写っています。
ただし、かなり強引な画像処理をしたために、画面下部にアンプノイズらしき「赤いかぶり」と、原因不明の画面やや右上から左下に向かうシマシマの「黒すじ」が出ちゃってます。

ホントは、がんばってダークフレームとライトフレームを撮っていたんですが、肝心のカメラを取り違えるというミスのせいで、画像処理にやる気が出ません。
ま、そのうち、画像処理の練習を兼ねて「真面目に」再処理してみましょうかねぇ(・・・はあ・・・)

・・・こういうミスを防ぐために、ノーマルD5000と改造D5000のストラップは色違い(黒と黄色)にしてたんだけどなあ。
薄明が迫って焦ったためにストラップの色すら目に入っていませんでした。

とにかく、がっかりの一夜でした。
あ~あ、今度天体写真撮れるのはいつになるんだろう・・・・・。




by supernova1987a | 2015-06-03 07:20 | 天体写真 | Comments(0)

せっかくの晴天下、致命的ミス(涙)

★5月最終日は久々に晴れまして・・・

満月が近いのですが、夜半には若干明かりが弱まるだろう・・・
などと目論んで、仕事終了後に大急ぎで徳島から香川へ移動。

先日の強引な撮影で実感した
『悪条件下でも、大量コマをコンポジットすればなんとかなる』
を再び試すべく、VMC260LをK-ASTEC改造ニューアトラクスに載せ、
IR改造D5000で星雲を狙います♪

★今回の対象は2つ

一つめは、昨年に撮ったきり再チャレンジしていなかった
 M16(わし星雲)の中にある『創造の柱』
二つめは、最近大好きな
 M27(亜鈴状星雲)

★撮影は絶好調に進み・・・・

さすがに、そろそろ『ズボラ撮影法』には慣れてきました。
ISO3200の30秒露光の連写。ガイドもノータッチで行きます。
細かい事は気にせず、とにかく枚数重視です♪
あと、今回は珍しくダークフレームとフラットフレームも撮影♪
万全を期します。

★まさかの、大失敗!?

撮影は好調に進み、M16は90枚ほど撮影に成功。
薄明が始まる中、M27も20枚ほど撮影しました。

・・・・それなのに!!
・・・・まさか、まさかの!
・・・・カメラを間違えてました・・・(泣)。

機材を片付けた後、わくわくしながら画像を開くとなんだか妙な写りなので、片付けた機材をよ~く見てみると・・・

「げっ!ちがう方のD5000やんかー!!」

・・・ええと、その・・・
天体専用のIR改造D5000
ではなく、
一般写真用の無改造D5000
を使って撮影してました・・・

・・・・痛恨の「ありえないミス」!!

D5000は少々古いカメラですが、個人的に大好きな機種。
だから、天体用のボディと一般用のボディを使い分けてるんですが、
まさか、こんなところで取り違えるとは・・・・・。

※天体用のボディは、いわゆるIR改造モデル(星雲が発する水素の輝線スペクトル(Hα線)が写せるように、赤外カットフィルタを除去)なので、ノーマルボディとは比べものにならないほど、星雲がよく写ります。・・・逆も真なり・・・。

★根性でがんばる(涙)

M27を撮影した画像(原画)は、
こんな感じ。
f0346040_07184363.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+VMC260L+レデューサVM ISO3200・30秒露光

・・・ああ、一目で分かるこの色・・・。明らかにHα線の感度が低すぎます。
でも、もはや撮り直しは効きません。(まもなく満月になりますし)
とにかく、画像処理でがんばるしかありません

20枚の原画をコンポジットし、感度が足りていない赤色のトーンを立ち上げます。

すると・・・
f0346040_07231978.jpg
 ※上記写真と同じデータの原画を20枚加算平均コンポジット

おおっ!!
無改造機とは思えないほど、ディテールが現れたではないですか!
色もおかしくありません。なかなか良い感じです♪

これだけ写せるのであれば、無改造機でも十分!?
ノーマルD5000、侮り難し

★以下続きます★


by supernova1987a | 2015-06-02 06:47 | 天体写真 | Comments(0)


タグ
最新の記事
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
画像一覧
外部リンク