あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
by あぷらなーと
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
あぷらなーと
「自然写真大好き」
HNあぷらなーと が

いろんな写真ネタを
のんびり語ります。

気合い入れすぎると
続かないので、
「ぼちぼち」いきます。

生息地:香川・徳島
カテゴリ
最新のコメント
> kem2017さん ..
by supernova1987a at 03:16
面白い事を次々と楽しそう..
by kem2017 at 02:59
> にゃあさん バ..
by supernova1987a at 02:57
なんと、そういうことでし..
by にゃあ at 02:29
> KENさん 暖..
by supernova1987a at 23:47
こんばんは! まるで映..
by KEN at 23:20
> moritoさん ..
by supernova1987a at 22:08
> オヤジさん よ..
by supernova1987a at 21:47
> にゃあさん ネ..
by supernova1987a at 21:40
ふふふ.... こ..
by morito at 21:22
以前の記事
お気に入りブログ

2017年を振り返り

★2017年のお仕事も無事完了。

今年のお仕事は12/29で終了。
12/30~1/1はめでたくお休みと相成りました。

・・・でもGPV見ると今夜は天気悪そう。
やりたいこと、いっぱいあるのになあ・・・・。


★もし予報が『良い方に』外れたら

とりあえず、13:00現在は快晴です。もしも今夜晴れたら、こんなことしてみる予定♪

①今度こそ、『フルアーマーBORG』の初陣♪

 2台のBORG89EDと1個のビームスプリッタを使い、ASI1600MM×2機とMC×1機でのナローバンドSAO『一気撮り』、やってみたいです。
f0346040_21051039.jpg


②撮影中は、久々に『のんびり観望』♪

手持ちのパーツをフル動員して組んだ『双眼BORG60』ですが、まだ昼間の風景しか眺めたことが無いです。
今回、「のんびり」&「じっくり」天体観望できるように、小さな赤道儀に載せて『完成形』になったので・・・
f0346040_13325630.jpg
ヒマになる撮影中は、コイツでのんびり天体観望といきたいところです。
昼間の遠景を見る限り、双眼BORG、とても鮮明な像を見せてくれるハズなんですよねー。



★今年ゲットした『ジャンル別のMyベストアイテム』は


<①望遠鏡編>

これ以上望遠鏡ばかり増やしても(腕が伴ってないので)仕方ないのですが、
BORG89ED対物レンズのB品を引き当てたのが今年の『大物』ですかねぇ。


以前は、同じ予算なら『今持ってない機種』に魅力を感じてたのですが、今年はそれとは真逆で『同じ機種を増やしたい』という考えに変わりました。
本業が忙しかったり、天候が悪かったりで実稼働時間がほんのわずかしか撮れない現状だと、「2倍の撮影時間を確保」するより「2倍の撮影速度」でデータ量を確保する方が得策ではないかと思ったからです。



<②光学パーツ編>

比較的安価で軽量の望遠鏡ならともかく、値が張る上に重量級の望遠鏡をツイン化するのは骨が折れます。
そのため編み出した独自パーツが「ビームスプリッタ露光装置」でした。

これにより、2台のカメラを同時に露光できるようになりました。
ツイン鏡筒のように稼働時間を1/2にはできませんが、晴れ間を縫っての慌ただしい撮影などではカメラ交換の手間が省ける点が魅力です。
また、自転の早い木星や固有運動が大きい彗星などでは、2台のカメラの同時刻性が大きく寄与すると実感しています。



<③小物編>
今年は、光路長や各種カメラやパーツとのマッチングを試行錯誤することが多くなったので、BORGのリングが噛み込んでしまって外れなくなることが多々ありました。
そんななか、ダメ元でポチってみた「ラバーベルトレンチ」(固くなった瓶詰めのフタなどを開ける道具)の効果が絶大で、それ以後『噛み込み地獄』に悩むことが皆無になりました。



<④失敗編>

ポチってしまった後に、いざ使ってみて『しまった!』ってこと、ありますよねぇ?
今年最大の失敗は・・・・

ででん!
名付けて『爆発する中華木炭』でしたー(笑)


結露回避用に長年愛用してきた木炭カイロですが、肝心の燃料が底をつきかけた上に日本のメーカーさんが撤退したので同等品を求めてポチったものの『爆跳』が頻繁に発生して怖くて使い物になりませんでしたとさ(笑)。
あ~あ、欲張って沢山買うんじゃなかった(どうすんだ、これ・・・)。


では、
来年も皆様方とともに素敵な『沼』ライフが送れますように♪


# by supernova1987a | 2017-12-30 14:47 | 機材 | Comments(10)

ASI1600MM-COOLの『のっぴきならぬ問題』④


★少し真面目に比較データを取ってみました

まずは、お断り

先日のエントリーで

ASI1600MM-COOL2号機の出力データを解析してみて、
 ①「L1L4素子」と「L2L3素子」との間には、出力輝度に差がある
 ②その違いは比感度(ゲインの違い)では無く、差分のようだ
 ③「L1L4素子」は「L2L3素子」よりも高めの数値が出ている
と書いたのですが、「ポカミス」が発覚しました。

元々、MM2号機はビームスプリッタの直交方向に装着していたので鏡像になっており、これを回避するために撮像時にフリップ(上下反転)出力をしていたのを忘れていました。
つまり、
 L1 L2
 L3 L4
のように想定した配置が、実際には
 L3 L4 
 L1 L2
のように転置されていたことになります。
したがって、上記の③は
 「L1L4素子」は「L2L3素子」よりも低めの数値が出ている
の誤りでした。

さて、これまでは(網目状ノイズが出るという)問題を想定していなかったため、「何気なく撮影した」データを無理矢理解析していたのですが、今回は少し真面目にデータを取ってみました。

<撮像データの概要>
[ZWO ASI1600MM-Cool]※2号機
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=MONO16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=96(Auto)
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=139
Exposure=0.014
Timestamp Frames=Off
Brightness=10
Gamma=50
Temperature=-14.6
Cooler Power=73
Target Temperature=-15
Cooler=On
Auto Exp Max Gain=300
Auto Exp Max Exp M S=30000
Auto Exp Target Brightness=100
Pattern Adjust=0
Apply Flat=None
Subtract Dark=None
Display Brightness=1
Display Contrast=1
Display Gamma=1

撮影対象は、トレース台を転用したなんちゃってフラット光源です。

撮影鏡筒は、BOERG89ED+ビームスプリッタ+自作レデューサで
フィルターは用いていません。
今回は、ショットノイズの影響を回避するために200枚コンポジットした画像を整数値変換して16bitFITSに書き戻し、Delphiで解析ごっこしてみました。


★2系統の素子間の輝度分布差異
f0346040_02074364.jpeg
モノクロ機であるASI1600MM-COOLですが、上記のように撮像素子を4つの群に分けて輝度分布を解析してみます。
その結果

f0346040_23405264.jpg
※緑のラインがL1+L4の輝度分布、青のラインがL2+L3の輝度分布です。
 横軸が出力輝度値で、縦軸がピクセル数です。
 横軸はリニアスケールで、縦軸はログスケールにしています。

今回は、ノンフィルターでフラット光源を撮影したので、輝度分布が見やすくなりました。

やはり、「比」ではなく「差」が出ているようですね。


★時間が取れないので・・・

本来、ここでコーディングし直してL1~K4の4ピクセルを1グループとして、「L1&L4の平均」と「L2&L3の平均」を各グループごとに調べて統計処理するべきなのですが、今あまり時間が取れないので、簡易的な『検証ごっこ』に切り替えます。

大まかな考え方は下記の通りです。

 ①任意の輝度を持つピクセル数をイベント数と解釈する
 ②隣接するセルの真の輝度値は等しいと仮定
 ③低輝度側からイベント数を積分する(いうなれば積分スペクトル)
 ④積分値が同じになった点は「頻度が等しい」と解釈する
 ⑤「頻度が等しい」=「本来の輝度値が等しい」と仮定する

ちなみにこの手法は(大昔に研究していた)高エネルギー宇宙線の縦方向発達の解析に用いられる「Equi intencity method (等頻度法)」からヒントを得ています。
当然、カメラの検証に用いる物ではありませんが、社会人になって一切の研究から手を引いたあぷらなーとは昔身につけた手法しか出てこないので、大目に見てやってください。(イーブンオッドコンポジットも宇宙線解析のイーブンオッド法からヒントを得てます)


★『等頻度法』による出力輝度差推定

先述の方針にしたがい、「解析ごっこ」した結果は次のようになりました。

同じ『ハズ』の輝度値が素子グループによりどう出力されてしまっているかの推定は・・・・

f0346040_00023434.jpg
 ※青ラインは「L1&L4」、赤いラインは「L2&L3」による出力輝度の推定を表します。
  横軸が積分イベント数、縦軸が推定される出力輝度値で、どちらもリニアスケールです。

むう・・・。
やはり、比では無く差が一定になっている様ですねぇ。

ちなみに「L1&L4」グループと「L2&L3」グループの出力輝度差は、758と推算されました。
要するに
「L1&L4」素子は「L2&L3」素子よりも758だけ出力値が低くなっちゃってる
というのが、今回の『解析ごっこ』の結論です。
ASI1600MM-COOLのADCは12bit出力で、出力値に16を掛けて(4bit分のスキマを入れることと同義)16bitデータを吐き出しますので、
約1.2%の出力誤差(というかズレ)が生じてるとも解釈できますね。


★『やっつけ補正』してみる

では、上記で推定した「758」を「L1&L4」グループの出力値に加算してやるとどうなるのかを見てみます。

すると・・・

ででん!
f0346040_00201486.jpg
 ※青ラインは「L1&L4」に758加算したもの、黄色いラインは素の「L2&L3」出力値です。

完全では無いものの、かなり差が埋められました♪


★以上の『解析ごっこ』から得た方針

ASI1600MM-COOL2号機の『網目状ノイズ』を軽減するには・・・
L1素子とL4素子の出力値に758を加算すれば良い。
という方向性が見えてきました。
(あくまで今回の撮影条件の場合です)

でもなー。モノクロ機はカラーベイヤー機と異なり、「チャンネルごとに別処理できるソフト」が無いからなあ・・・。
うーん。
やっぱ、自分でコード書くしか無いんだろうか・・・・・。
でも、FITSファイルの読み込みルーチンを考えるだけでも膨大な時間がかかっちゃったし、そもそも、ど素人が無理矢理コードを書いたので
読み込みだけで1ファイル30秒もかかっちゃうしなあ。これ、書き出しルーチンを実装するだけで力尽きそう。しかも激遅という・・・・(笑)。


★いや、ちょっと待て!!

「網目状ノイズ軽減のアイディア」として思いついた「第1案」は、
L1素子とL4素子に補正定数を加算する
というものでしたー。

いや、待てよ・・・・これって・・・・・・
もしかして・・・・・
なんか
『オフセット』の挙動っぽい気が・・・

さっそくやってみます。

冷却温度や光源や望遠鏡などの条件は全て同じにして
露光だけをゼロ(というか最小値)にして撮影してみます。
それを200コマコンポジットしてみると・・・

・・・出た!!
f0346040_01181838.jpg
あちゃー!
いわゆる『オフセットファイル』自体に網目状ノイズがバリバリ乗ってる!
犯人はこれかっ!

ここで得られた『オフセットファイル』をフリップして「ダークファイル」に見立て、先日の鉄塔写真に作用させてみます。

すると・・・・

ででん!
f0346040_02062448.jpg

 ※左:先日の『素』画像をコンポジット 右:今回作った『オフセット』を減算

おお!
あんなに『じゃじゃ馬』だった2号機の画像が、
まるで別物に!!

あ~あ。
もう、「灯台もと暗し」とはこのこと。
MM1号機が「ダークもフラットもオフセットも」不要なくらいに素直な画像を吐き出すものだから、完全に盲点でした。


★という訳で(前提的)結論

ASI1600MM-COOLのRev3機で乾燥剤入り口が銀色のタイプはオフセットを意識しなくてもセーフだけれど
乾燥剤入り口が黒色の個体の場合は、
露光や明るさに関わらず「必ず」オフセットを引くべし

ということですなー。

あ~あ疲れたー。
(けど安心した)

※まだ完全に問題が解消したわけでは無いですが、解決まで時間の問題という印象です。

# by supernova1987a | 2017-12-25 01:32 | 機材 | Comments(12)

ASI1600MMの『のっぴきならぬ問題』③

★天気が悪いので・・・

今日は休日でしたが、1日中小雨が降る悪天候。
他にやることも無いので、先日来困っている問題を少し前進させることに。

f0346040_17315191.jpg
どちらもASI1600MM-COOL(Pro版では無くノーマル機)なんですが、ずいぶんと特性が違ってるようで・・・。

ただし、前回は個体差が出ることを全く想定していなかったので、真面目に比較できませんでした。
どうせなら、フィルタやケーブルやPCのポートも条件を揃えて、フラットな光源を撮影して比較したいところ。

と言うわけで・・・


★『秘密兵器』の投入

だいぶ前にポチった『秘密兵器』:LEDトレース台を投入することにします。

本来の用途とは異なりますが、A3サイズの格安フラット光源として転用できそうなので、確保していたアイテムです。

そして今回「ふと閃いて」10年近く長年愛用している「とある道具」に『重要任務』を与えてみることに。
それは・・・


ででん!
f0346040_17412793.jpg
ヤマハの譜面台です
そうそう、これを使うと・・・
f0346040_17432610.jpg
両手が空くので、部活指導でタクト振るときに便利なんだよねー
うんうん♪
・・・って・・・違う!
このブログはあくまで「科学系写真ブログ」。決して「音楽系ブログ」などではありません。

実は、このトレース台と譜面台という
「美術アイテム」と「音楽アイテム」を組み合わせると・・・・・

・・・ででん!
f0346040_17471537.jpg
新兵器、名付けて
『どこでもフラット台』
が完成♪
・・・色々と使い方間違ってますが(笑)


★検証ごっこのため「どこでもフラット台」投入

はじめにお断りしておきますが、譜面台自体はあくまで楽譜の閲覧を想定した構造なのでオーバーウエイトに弱く、下手すると転倒します。
よい子の皆さんは真似しちゃダメです(笑)。

f0346040_18140965.jpg
たかが89mm口径のBORGにA3サイズのフラット光源を持ち出す必要も無いのですが、「ツイン鏡筒のフラット一気撮り」とか「VMC260Lのフラット撮影」とかを想定した構成です。
架台に載せた鏡筒を少し下向きにして譜面台と直交を取れば、なかなか良い感じでフラット撮影できそう。
(・・・あ、実際の撮影では、暗幕で覆うなど一工夫が必要でしょうが)


★『のっぴきならぬ』は再現するか?

さて、今回はフラット撮影を兼ねての比較となりました。
とりあえず『現象』が再現されるか確認してみます。

ゲイン200+0.25秒露光でフラット光源を撮影した16bitFITS画像をそれぞれ100コマコンポジットして比較してみると・・・

f0346040_18204562.jpeg
 ※左:ASI1600MM-COOL1号機 右:ASI1600MM-COOL2号機

・・・うむ。やっぱり差が出ますねぇ。

要するに、
 1号機:クールピクセルがウジャウジャ でも 網目状ノイズは出ない
 2号機:クールピクセルはほとんど出ない でも 網目状ノイズまみれ
という真逆の特性。
こりゃ、全く別機種だと思って処理を考えないとダメみたい。


さてと、そろそろ真面目に『検証ごっこ』して下記の試行に入るとしますか。

A:クールピクセル軽減のためのアイディア
  思いついた5案のうち1案が成功して、2案は失敗。
  残る2案のうち1案は(今回の一件で)潰えたので、最後の1案を実験♪

B:網目状ノイズ軽減のためのアイディア
  思いついた案は3つ。
  1つずつ実験していきますね~♪

よし。
面白くなってきた♪
(いや、決して負け惜しみでは無くて・・・・)


★★★お約束★★★
一連の「検証ごっこ」は、あくまで『ごっこ』であって
その結果の正確性を保証するものではありません。


# by supernova1987a | 2017-12-24 19:09 | 機材 | Comments(0)


タグ
最新の記事
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
画像一覧
外部リンク