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月夜の楽しみ?検証ごっこ②

ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MM-COOLについて
ゲインや露光を変えた場合の星雲の写りについて「検証ごっこ」の続きです。

★対決③ゲインと露光の両方を変えた場合

 ゲイン200+16秒×1コマ
  VS
 ゲイン400+0.5秒×1コマ
  VS
 ゲイン400+0.5秒×32コマ加算

を比較してみます。
f0346040_22260356.jpg
  左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光

当然のことながら右の方が暗くなります。また、シンチレーションの影響で星像がいびつに変形していることが分かります。
また、ゲイン400のままだと4秒露光程度でトラペジウムはサチってしまいますが、左はゲインを200まで下げているので16秒露光でもサチっていません。前回の記事の通り、この設定はゲイン400なら約1.6秒露光に相当するからです。

次にゲイン400+0.5秒露光のコマの輝度値を4倍に処理してみます。
f0346040_22295897.jpg
  左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光(レベル調整)

だいたい同じくらいの明るさになりましたが、当然ザラザラです。

次に0.5秒露光のコマを4コマ加算コンポジットしてみます。

f0346040_22422254.jpg
  左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光×4コマ加算

これでレベル調整無しでもほぼ同じ明るさになりましたが、画像の滑らかさはG200+16秒の方が圧倒的に上ですね。
ちょうど前回比較したゲイン200+16秒露光とゲイン400+2秒露光の比較と同様の結果となりました。

では、0.5秒露光のコマを32コマ加算コンポジットしてみましょう。
f0346040_22325820.jpg
  左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光+32コマ加算(レベル調整あり)

この場合、4コマ加算した段階で目標の明るさに達してしまいますので32コマ加算処理の後、レベルを下げています。
いかがでしょう??
ほとんど両者の見分けがつかなくなりました。

最後に、それぞれデジタル現像して暗部を少し炙り出してみます。
f0346040_22482311.jpg
  左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光+32コマ加算(両者デジタル現像処理)

やはりほとんど見分けがつきませんね♪

★というわけで今回の「検証ごっこ」の結論は

ゲインと露出の両方を変えても、総露光時間が同じなら、ほぼ同等の写りとなる。

ということが分かりました。


撮影が進まないので、まだ「検証ごっこ」続きます♪








by supernova1987a | 2017-01-12 23:33 | 天体写真 | Comments(4)

モノクロCMOSの解像度は活かせないの?

★実はガッカリしてたり

分かってはいたんですがねぇ、日本のシーイングの悪さは。

ASI1600のカラー版MCとモノクロ版MMの解像度の差について、
先日、昼間の風景で比較した際には、圧倒的にMMの解像度が高いことが確かめられました。

f0346040_15313874.jpg
  ※左:MM 右:MC (いずれもシャープ処理なし)

ところが、いざ天体で撮影してみると そんなに差が無いんですよねぇ。
恐らくは、シンチレーションの影響が大きいのでは無いかと推測されるので、すこしゴソゴソ『考察ごっこ』してみます。


★0.5秒露光のM42の挙動は・・・

いざ撮影してみてビックリしました。トラペジウムがですね、まさに踊り狂ってるんですよ。・・・風も無いのに。
・・・で、どれくらい踊り狂っているのかを数値的に見てみることに♪

ちなみに、コンポジットの速度がVer6.5と比べて15倍以上低速なステライメージ7は個人的に好きになれないのですが、それでも非常にありがたい機能があります。
それは、基準星を指定して位置合わせをした際にサブピクセル単位での並進ズレ量を表示してくれるという機能です。

f0346040_14354276.jpg
こんな風にX座量とY座標について、どれだけ位置がずれたかを表示してくれます♪
この数値を(残念ながらコピペできない仕様なので)手作業でEXCELに打ち込むと、ズレの挙動が視覚化できます。


★0.5秒露光×24コマの挙動

VMC260L(1860mm)+ASI1600MM-COOLで撮像したM42について、上記の手法で並進ズレの様子を視覚化してみます。

f0346040_14445148.jpg
ちょっと分かり難いですが、横軸がY方向のズレで縦軸がX方向のズレです。(単位はピクセル)
ざっくり言って、横軸が赤経方向に近く、縦軸が赤緯方向に近いです。
・・・ぎゃー!
まるでランダムウオーク。ダメだこりゃ。

さて、ASI1600MMとVMC260Lの組み合わせの場合、1ピクセルの角度は約0.42秒となりますので、上記のグラフを秒角単位に変換してみると

f0346040_14484074.jpg
こんな感じになりました。
これを元に最小自乗法で回帰直線で近似して、そこからの偏差をスキャッタプロットしてみると

f0346040_14583383.jpg
システマチックな運動(今回の場合は主として極軸エラーに伴う並進運動)以外のふらつきが上記のようになると推定できます。
ちなみに横軸の方がふらつきが大きいのは主として赤道儀のピリオディックモーションの影響かと思われますが、それにしてもシンチレーションの影響が非常に大きく、たった12秒間の間にこんなに動き回られたのでは、せっかくのMMの高解像度も活かせるわけがありません
また、10~15秒露光した際に星像がボテッとしてしまうのも仕方ありませんね。なにしろ、肝心の被写体が動き回っているのですから(笑)。


★標準偏差を求めてみる

実際の撮像素子上における星像のふらつきを視覚化して、(データ数がたったの24個ですから有意性は低いですが)ばらつきの尺度として標準偏差を求めてみます。

f0346040_15221831.jpg
ざっくり言って、今回の撮影条件だとシステマチックな並進運動を排除したとしても、
 X軸方向に約±1.5ピクセル分のふらつき
 Y軸方向に約±3.0ピクセル分のふらつき
があることが分かりました。

・・・ということは、
横方向に3ピクセル、縦方向に6ピクセルにわたって星の光が分散してしまっていることになりますので、MMの解像度が活かせるわけが無い・・・・てな結論に達してしまいました。

あ~あ。

要するに、ASI1600MM-COOLの解像度を無駄にしたくないなら焦点距離はおよそ600mmが限界で、それ以上長焦点の望遠鏡を使ってもボケるだけ、てなことになっちゃいますね。(ベイヤー構造を持つMCの場合は、1200mmくらいまで焦点距離が伸ばせる?)もちろん補償光学系を使えば別でしょうが・・・。

いや、待てよ。
逆に考えると、MCで1200mmで撮影したのとMMで600mmで撮影したのが、ほぼ同じ解像度ということになるなあ。

・・・BORG89ED(600mm)とか、カプリ102ED(700mm)とか、R200SS(800mm)とか、結構相性が良いのかも・・・・。
あるいはVMCにレデューサ2枚重ねとか、何らかの形での縮小光学系を構築するとかも考える必要があるかも、です。


(注)春から夏にかけての高シーイング時には別の結果が出ると思います。
また、最大エントロピー法などの画像復元処理によって解像度はアップできるとは思いますが、果たしてMCとMMの差が出るほどかというと・・・・。


<お約束>
あぷらなーとは統計処理に関しては素人なので、色々と勘違いしている可能性があります。
あくまで『検証ごっこ』という名のお遊びなので、結果は鵜呑みにしないでください♪



by supernova1987a | 2017-01-02 23:10 | 天体写真 | Comments(13)

「長露光&少数枚」VS「短露光多数枚」の検証ごっこ

・・・目論んでいた『年越しバラ星雲撮影作戦』が失敗したので、ごそごそと「考察ごっこ」です。 

★永遠の課題かも知れません

フィルム時代と異なりデジタル機器が発達した今日では、昔は考えもしなかった疑問が出てきて頭を悩ませます。

例えば、
 総露光時間が同じ時、「長時間露光+少数枚コンポジット」と「短時間露光+多数枚コンポジット」とでは、どちらが良いのか??
などという。
これ、悩んでいる人多いと思うんですが・・・。

ここで火を見るよりも明らかなのは
 露光が多すぎてサチって(飽和して)しまった画像は救いようが無い
ということです。

また、逆に、
 露光が少なすぎて写ってないものは、いくら重ねても出てこない
ということも予想されます。


★そもそも光とは・・・

高校物理で習った通り、光には波動性と粒子性の両方を有しています。
このうち、デジタル素子の「感光」に関わってくるのは主に粒子性で、基本的には

 波長が短い(振動数が高い)光=1粒のエネルギーが高い
 波長が長い(振動数が低い)光=1粒のエネルギーが低い

 明るい光=単位時間当たりの粒子数が多い(たくさん粒々が飛んでくる)
 暗い光=単位時間当たりの粒子数が少ない(粒々が時々しか飛んでこない)

と解釈されます。
ここでややこしいのは、暗い星からは暗い光が飛んできているのではなくて、明るい星と同じエネルギーを持った光の粒が飛んできているんだけれど、その数が少ない(頻度が低い)ということです。(スペクトル型が同じという仮定で)

<飛んでくる光のイメージ>

f0346040_07422383.jpg
CCDやCMOSなどのセンサーは、この飛んでくる光の粒を1粒受け取るごとに光電効果によって光電子を生成し、その光電子の数をカウントして「輝度情報」として出力していると考えられます。

f0346040_07434982.jpg
ということは、短時間露光の場合には対象が「全く写っていない」のではなくて「時々写っている」と解釈することもできます。
加算コンポジットでは、各時系列のシグナルを全て合計することになりますので、下記のように理論上は一気に露光した場合と同じ結果が得られるはずです。
(通常の加算平均では低輝度部分の荒い階調が丸められてしまうのでダメ。ステライメージの加算平均は、内部で上手く処理しているので大丈夫らしい)。
f0346040_07504199.jpg
★ただし、実際には・・・

ここまでの考察は、あくまで「ノイズが無い場合」に「カメラ側が余計な処理をしていない」ことを想定していますので、実際は色々とおかしな事が生じると思われます。例えば、ASI1600の場合、ゲインを139に設定することで光電子1個が輝度値1に相当するようにカウント(ディスクリレベルを1粒子にした状態?)してくれますが、そもそも検出できる光子数の閾値(スレッショルド)がいくらなのかは不明です。そのため、光子数が0~10までは輝度値が0、光子数11で輝度値1、光子数12で輝度値2・・・・などということが起こっているかも知れません。この場合は、短時間露光で閾値に達しない場合は、いくら加算しても、文字通りゼロのままと言うことになり得ます。
(フィルム時代のアヤシいテクニック「前露光処理」とかでスレッショルドまで撮影前に引き上げれば解決したりして・・・・(笑))


★検証ごっこ開始♪

というわけで、以前撮りためたデータを使って、「検証ごっこ」をやってみた。

<共通データ>
望遠鏡:VMC260L+レデューサ+LPS-P2フィルタ
カメラ:ASI1600MM-COOL
赤道儀:ニューアトラクスノータッチガイド
対象:オリオン座大星雲M42
※ダークファイル減算は行わない
※ステライメージでホット&クールピクセル除去は行う

<ASI1600MM-Cool撮像データ>
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=MONO16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=84(Auto)
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=400 ←ここは共通にして
Exposure=0.499999 ←ここだけ変える
Timestamp Frames=Off
Brightness=1
Gamma=50
Temperature=-10.1
Cooler Power=7
Target Temperature=-10
Cooler=On



★撮って出しで比較
f0346040_08041679.jpg
  ※左:8秒露光 右:0.5秒露光

同じゲイン400で1コマ撮りですから、当然8秒露光の方が明るく写りますね。

さらに中心部を拡大するとこんな感じです。

f0346040_08055139.jpg
  ※左:8秒露光 右:0.5秒露光

ゲイン400だと、8秒露光でもトラペジウム付近がサチっていることが分かります。反面、0.5秒露光ではシンチレーションの影響で星像が不規則に歪んでいます。


★コンポジットで比較

それではいよいよ本題です。

8秒露光のコマは12コマ分コンポジットします。(総露光時間は8×12=96秒)
0.5秒露光のコマは192コマ分コンポジットします。(総露光時間は0.5×192=96秒)

さて、両者の間に差は生じるでしょうか??

f0346040_08183861.jpg
※左:8秒露光×12コマ 右:0.5秒露光×192コマ
(ステライメージでデジタル現像処理)

ん??
これ、ほとんど差がありませんよ?
・・・ていうか、中心部がサチってない分、0.5秒露光の方が良さげにも見えちゃいます。

さらに拡大して比較してみます

f0346040_08211233.jpg
※左:8秒露光×12コマ 右:0.5秒露光×192コマ

やっぱり、ほとんど同じです。

ただし、詳細に見ると0.5秒×192コマの方は、いわゆる「縮緬ノイズ」が出ています。極軸合わせを適当にしたためガイドエラーをコンポジット時に補正したことになりますので、ノイズが一方向に流れて描写されたものかと思われますが、よく考えると8秒露光も同じだけのガイドエラーを拾っているハズなので、結果として「ノイズの差はある」と解釈できますね。


★暗い部分を炙り出してみる

それぞれの画像を2×2ビニングして、暗部を炙り出してみます。
f0346040_18474855.jpg
※左:8秒露光×12コマ 右:0.5秒露光×192コマ

強引な処理を施したので短時間露光の方は縮緬ノイズがさらに目立っちゃいましたが、暗部の描写自体は遜色ないかと・・・。


★今回の「検証ごっこ」まとめ

ASI1600MM-COOLを-10度+ゲイン400で運用した場合、
 8秒露光×12コマコンポジットした場合と
 0.5秒露光×192コマコンポジットした場合とでは
M42の描写はほとんど差が無いが、
詳細に見ると
 ☆階調は(サチらない分だけ)0.5秒露光の方が有利
 ☆シャープさは(ラッキーイメージング効果で)0.5秒露光の方が有利
 ☆ノイズは(スレッショルドの影響?)8秒露光の方が有利
といったところでしょうか。


<お約束>
あぷらなーとは電子機器のド素人なので、この記事はあくまで『遊び』です。
よって、図示した概念はほとんど『妄想』のレベルですし、結果に関してもあまり真に受けない方が良いかもしれません(笑)。

PS
新課程になっても、この分野(光電効果とか)がほとんど大学入試に出題されませんね。
面白い分野なのに、残念。

<1月10日訂正>
上記の撮影データに重大なミスがあることが発覚しました。
「ゲイン400+8秒露光」とある画像は全て「ゲイン200+16秒露光」の間違いでした。
申し訳ございません。
検証のやり直しは、下記をご参照ください。



by supernova1987a | 2017-01-01 22:03 | 天体写真 | Comments(14)

ASI1600MM-COOLファーストライト①

★8月31日から・・・長かった

前回天体写真を撮ったのが8月31日。それからというもの休日の度に悪天候で、まさかの110日もの欠測日が続くという大惨事。

ところが大阪出張から帰ってくるバスの中でGPVを見てみると「真っ黒け」じゃないですか!

これは、強行ニワトリ、行くしかないでしょう♪

★今日のテーマは

先日入手したモノクロ冷却CMOSカメラ「ASI1600MM-COOLのファーストライト」が目的です。
ところでGPVの「快晴」予報は正しいと言えば正しかったのですが、湿度が90%を超えており、霧が出るかどうかの瀬戸際。あきらかに夜空はガスってて透明度が最悪。その上、シーイングも悪いという劣悪な条件でしたが、とりあえず「ちゃんと写るか」を調べたかったので「超手抜き」撮影に徹することにします。

 ①極軸セッティング:極軸望遠鏡のみ
 ②ガイド:アトラクスのノータッチガイド
 ③露光:とにかく短時間露光あるのみ
 ④夜露対策:結露したら考える
 ⑤天体導入:手動

★ブランクが長すぎて、まさかの悪戦苦闘

いやー、さすがに4ヶ月近くもブランクがありましたので、あらゆる勘が鈍ってしまっていて完全に『ど素人状態』。思いの外悪戦苦闘してしまいました。
まず、ピント合わせのためにシリウスを導入しようとしたら、いくら頑張っても写野に入ってきません。・・・よくよく調べると・・・ファインダーが狂ってました(笑)。

気を取り直して、いざ撮影を開始してしばらく経つと、妙に星像が斜めに伸びてきました。これはおかしい。光軸?スケアリング?・・・・あ!!
鏡筒を前からのぞき込んでみると、VMC260Lの副鏡が見事に結露していました。さすが湿度90%越え・・・・。

★こんなこともあろうかと

ただし、これは想定内でした。

出でよ!
中華木炭っ!!
・・・じゃなくて、
ドリンクウオーマーっ!!

f0346040_07302708.jpg
f0346040_07303820.jpg
接眼部と副鏡セルにドリンクウオーマーを巻き付けて、モバイルバッテリーで通電。ほどなく曇りは全て解消しました。格安製品でしたが、これ「当たり」です♪


★超短時間露光でM42を狙う

シーイングも透明度も最悪ですし、まずは0.5秒という超短時間露光でM42を試写してみます。

<撮影データ>
[ZWO ASI1600MM-Cool]
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=MONO16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=84(Auto)
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=400
Exposure=0.499999
Timestamp Frames=Off
Brightness=1
Gamma=50
Temperature=-10.1
Cooler Power=7
Target Temperature=-10
Cooler=On

1コマ画像をトリミングするとこんな感じです。
(ダーク減算は無し。代わりにステライメージでホット&クールピクセル除去処理)
f0346040_07345206.jpg
うむ-。一応写ってはいるけれど、星像がグニャグニャ。シンチレーションの影響をモロに受けちゃってます。これではさすがにステライメージの1点アライメントコンポジットでは無理っぽいので、AutoStackert!にFITSファイル200個をロードしてスタッキングすることにします。

200コマスタックした画像に対して、
 ①ステライメージでデジタル現像+トーン修正
 ②A:ステライメージで最大エントロピー画像復元処理
 ②B:レジスタックスでウェーブレット処理
 ③ステライメージで②Aと②Bをコンポジット
 ④ステライメージで軽くアンシャープマスク処理
 ⑤今回の画像をL、8/13にASI1600MC-COOLで撮影していたM42の画像をRGBとしてLRGB合成
 ⑥シルキーピクスでノイズ除去とテイスト調整
 ⑦ステライメージでスターシャープ処理とLab色彩調整

・・・すると・・・・

・・ででん!!
f0346040_07495156.jpg
おお!
なかなか良い感じです♪

と言うわけで、約4ヶ月ぶりの天体撮影は、無事ASI1600MM-COOLのファーストライトと相成りました。
めでたい♪

PS ホントは0.5秒露光200コマに加えて、1秒露光200コマ、2秒露光100コマ、4秒露光100コマ、8秒露光100コマ の合計700コマの撮像データを取得したのですが、画像処理する元気がありませんでした。次の休みにでもゴソゴソしてみます。



by supernova1987a | 2016-12-21 07:59 | 天体写真 | Comments(11)

ASI1600MM-COOLを使ってみる③

ASI1600のMCとMMの画像比較、第3弾です。
今回は惑星撮影を想定して、大気の揺れでユラユラしている低空の建物を題材にしてみます♪

★SER動画からのスタッキングではどうだ??

800mmほど遠方の電波塔をツインBORGで撮影し、MMとMCそれぞれの画像をスタッキングしたものを比較してみます。(今回はMCで撮像した動画をスタッキングした後、モノクロに変換して比較しています)

f0346040_15544593.jpg
※左:ASI1600MM-COOL 右:ASI1600MC-COOL (それぞれ元画像の300%表示)

おっ!さすが150枚スタックの効果絶大で、一見MCの画像とMMの画像の区別がつきません。

★画像復元を試みてみます

上記の画像それぞれに、最大エントロピー法(多段階)とアンシャープマスクを施して、限界まで解像度を上げて比較してみます。

f0346040_21502899.jpg
一見同じように見えますねぇ。なにしろ、もともとが陽炎のようにユラユラしている低空の風景ですからカメラの性能差が出にくいのかも知れませんが、それでもよく見るとMMの方には偽解像が見られず自然な描写になっていることは分かります。

おそらく、シーイングが悪い(シンチレーションが大きい)時にはMMとMCの差が出にくいことが予想されます。


★というわけで、今回の成果

ASI1600MC-COOLとASI1600MM-COOLについて

 ①MCよりもMMの方が同じゲインでも明るく写るが、昼間での比較は難しい
 ②MCよりもMMの方が解像度が高い
 ③解像度の差は画像処理しても埋まらない
 ④MMのLとMCのRGBを合体してLRGB合成する手法は理解した
 ⑤シーイングが悪いとMMとMCの差が見えにくいかも知れない

といったところでしょうか。
ふう・・・。面白かったけれど疲れたぁ。

そんなことよりも、肝心の天体は?

いやー、ここまでの撮影は全て月曜に行ったのですが、昼間晴れてたのに夜になるとドン雲りでアウト。
いつになったら、実戦投入できるのでしょうかねぇ・・・・・。


by supernova1987a | 2016-12-10 06:40 | 機材 | Comments(8)

ASI1600MM-COOLを使ってみる②

★今回ツインBORGで狙うのは・・・
f0346040_15061166.jpg

あいにく昼間なので、遠くの建物を撮影してみます。
せっかくですから、期待通り
 「同じ画素数でもカラーよりもモノクロの方が感度が高く、解像度も高いのか??」
を簡単にチェックしてみます。

だいぶ前にEXCELのVBAを使ってベイヤー画像のデモザイク処理のシミュレーションをした際、思いの外デモザイク処理による解像度低下が見られたので、そもそもデモザイク処理が不要なモノクロカメラであれば、相当に解像度が上がるのでは無いか?というわけです。
ちなみに、シミュレーションの結果、(一切のノイズが無い場合に)モノクロカメラで下記のように写せる対象は
f0346040_22343212.jpg
ベイヤー型カラーカメラで撮影してモノクロ現像すると、下記のようになることが分かりました。
f0346040_22353681.jpg
さてさて、実写でも
カラーカメラとモノクロカメラとで上記のような差異は出てくるのでしょうか??


★同時に撮影したMMとMCの画像(無加工)の比較

遠くの建物を撮影した画像を、200%で比較してみると、こんな感じです。

f0346040_15313874.jpg
★左画像
[ZWO ASI1600MM-Cool]
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=MONO16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=76(Auto)
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=50
Exposure=0.0004
Timestamp Frames=Off
Brightness=1
Gamma=50
Temperature=24.7
Cooler Power=0

★右画像
[ZWO ASI1600MC-Cool]
Debayer Preview=Off
Pan=0
Tilt=0
Output Format=Fits files (*.fits)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
ColourSpace=RAW16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=80
Flip Image=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=50
Exposure (ms)=0.00046
Timestamp Frames=Off
White Bal (B)=80
White Bal (R)=50
Brightness=1
Gamma=50
Sensor Temp=26.2

実際にはMCの方がかなり暗かったので後からレベル調整を加えてあります。

MCの画像に比べてMMの方が圧倒的に解像度が高いことが分かります。恐らくこの辺がベイヤー配列素子のデメリットなのでしょうね。



★比較しやすいようにMCの画像をモノクロ化してみます
f0346040_15393173.jpg
やはり左画像(MM)のほうが数段シャープです。恐るべきはMMのシャープさでして、これ、ウェーブレットはもちろんのこと、アンシャープマスクやレベル調整すらしてない素の画像なんですよねぇ。シミュレーションで予想されたこととは言え、かなりビックリ。

短焦点BORG特有の浅い被写界深度も明瞭で、ピント合わせがすごく楽でした。




★「素のMC」対「MMのL+MCのRGBでLRGB合成」
天体と違い、昼間の風景ですのでウェーブレットは(局所的には良いですが)全体的に画像が荒れるので見送り、本題の下記比較をやってみます。

 左:L画像:MMの素画像 RGB画像:MCの素画像 でLRGB合成したもの
 右:素のMC画像

f0346040_15475372.jpg
おお!良い感じです♪
ちゃんと目論み通り、MMの解像感を保ったままMCの色情報を使ってカラー化が成功しました。

そうそう。念のためお断りしておくと、全体像はお見せできません。
ツイン鏡筒は原理上パララックス(視差)が避けられませんので、被写体との距離により記録位置が異なるため、無理矢理合成すると周辺部のLとRGBがズレまくって悲惨なことになったからです。

無論、天体ならパララックスは生じませんので大丈夫だと思います。

★★★以下続きます★★★



by supernova1987a | 2016-12-08 00:11 | 機材 | Comments(14)

ASI1600MM-COOLを使ってみる①

★ASI1600MM-COOLをとりあえず・・・

昼間の風景で動かしてみることにしました。
ただし、本命の天体撮影ではMCとMMのダブル運用を目論んでいるので、その軽いテストも兼ねて頑張ってみます。


★小口径だけど、これはこれでアリかな??

目論むのは、ASI1600MM-COOLでL画像(輝度データ)、ASI1600MC-COOLでRGB画像(色データ)をそれぞれ撮影し、後からLRGB合成するという戦法です。
1本の鏡筒でいちいちカメラを付け替えるのは大変なので、色々と運用方法を考えたのですが、今回は「王道」を行ってみます。この日に備えて、BORG60EDは同一鏡筒を2本確保していたのですよぉ♪

というわけで、

出でよ!ツインBORGっ!!

f0346040_15055507.jpg
f0346040_15061166.jpg
それぞれのBORG60EDには、(軍資金が足らなくてレデューサ2個は買えなかったので)レデューサ代わりのケンコーACクローズアップレンズを組み込んであります。
そして一方にはASI1600MM-COOL、他方にはASI1600MC-COOLを装着しました。


★今回はノートPCにも無茶してもらいます

おそらくこんなアホな使い方をしている人は居ないと思いますが、
 ASI1600MC-COOL → USB3ポート → SharpCap2.8
 ASI1600MM-COOL → USB2ポート → SharpCap2.9
と接続して、1台のノートPCで「同時撮像」が可能か、ダメ元で試してみます。
いや、無謀なのは分かってますが、使用するポートとソフトを別々にすれば変な衝突も回避されたりして・・・・などという「お遊び」です。

すると・・・・

あれれ!?

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 ※画面左がMC-COOL、画面右がMM-COOL

ど、同時に動いちゃった♪

ちなみに、上記画面はそれぞれ5~8FPS位で同時にキャプチャしている様子ですが、1600×1200のROI(クロップキャプチャ)を掛けているのが幸いしたようです。さすがにフル画素で試してみるとそれぞれ0.1FPS前後になっちゃったので、ちと苦しそうです。


★★★以下続きます★★★



by supernova1987a | 2016-12-07 01:03 | 機材 | Comments(10)

中華木炭降板?

★夜露よけの決定打のハズが・・・

寒い季節の天体写真撮影の天敵「夜露」の退治のための決定打として活躍してきた木炭カイロですが、肝心の日本製燃料棒がディスコンのため、代打として中華木炭棒を購入。・・・ところが、ウワサに違わず品質がよろしくなく、
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着火時に「ボンっ!!」ってなることがあるので、怖くて実戦投入がためらわれます。
(着火時は良いとして、撮影中カメラレンズの上で「ボンっ!」とかシャレにならないよぉ。)
そのクセ、いざ燃焼試験してみたら、途中で火が消えてました。これ、使い物にならないかもです。
木炭中に残っているであろう湿気を飛ばすために「チン」するとか色々考えたのですが、やはり補欠選手行きですね。
一方、宝物として温存している日本製の高品質木炭棒は残りわずかなので、いざという時に残しておきたいもの。
・・・というわけで・・・・

★「なんぞこれ?!」

ごめんなさい。
けむけむさんのブログの定番ネタ:「これは何ですか?」コーナーが毎回あまりにも楽しいので、少し真似したくなっただけです。
ちなみに、「なんぞこれ?!」は讃岐弁で「なんだコレは?!」の意味で、日常会話として使われています。

<使用例と標準語訳>
A:「なんがでっきょんな?」 ・・・「やあ元気?」
B:「うまげなもんこうたんや」・・・「良さそうな物ゲットしたんだ」
A:「なんな?」       ・・・「なんだい?」
B:「みてんまい」      ・・・「見てごらん」
A:「なんぞこれ!」     ・・・「な、何なんだコレはっ!」
B:「これはの○○じゃぁ!」 ・・・「これはね○○だっ!」
A:「なんとか!!」     ・・・「マジかっ!!」
B:「どいやー!」      ・・・「すげーだろ!」
A:「こらえてつかー」    ・・・「勘弁してくれ~」

などと使います。
関西弁とはひと味違う讃岐弁のローカル感が伝わったでしょうか?(笑)

あ、どうでも良い話でしたね。

・・・では気を取り直して


★「なんぞこれ」(笑)

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・・・って、しっかり「ドリンクウオーマー」って書いてますね(汗)
アマゾンで1個1480円也。

★開封してみると・・・

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こんな感じで、血圧計るときのアレみたいな物から電源コードが伸びてます。

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謎のスリットはコーヒーカップの取っ手を出すための物と推定。
こんな感じでカップをすっぽりと包み込んでUSBから給電すると、ほんのりと暖かくなります。

・・・これで寒い夜の天体観測でもホットコーヒーが冷めにくくなるぞ!

・・・てな目的でポチったんじゃ無くて


★某社の「カメラレンズ用ヒーター」の正体が
実はコレなのではないかと推理してポチった訳です。

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実際にレンズ(シグマ20mmF1.8)に巻き付けてみるとこんな感じです。

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コーヒーカップの取手用の穴からはピント指標が視認できるので意外と便利そう♪


★望遠鏡にはどうだ??

早速、笠井トレーディングのカプリ102ED(10cmF7のEDアポ)に巻き付けてみると・・・・
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あらら、尺が足りない!

・・・でも大丈夫!


★「なんぞこれ」
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ニコンのアクセサリバンドです。昔から木炭カイロを多用している身ですので、こんな感じの物をいくつも保有しているのです。

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これでバッチリ♪

「どいやー!」

・・・と言いつつ
シガープラグモデルのドリンクウォーマーが『たったの』500円でたたき売られているのを見つけてしまった。

「なんとかー!」

・・・失礼しました。

本業が繁忙期突入につき、すこし疲れているようです。


by supernova1987a | 2016-11-23 02:41 | 機材 | Comments(8)

中華木炭を試してみる②

★愛用の日本製木炭カイロ用燃料棒が・・・


天体写真時の結露防止の決め手として愛用してきた木炭カイロの燃料ですが、高品質の日本製燃料がいつの間にかディスコンになっていて入手不能。
代用品としてポチった中国製燃料棒は、点火時に爆ぜることもあるとの恐ろしいウワサ。果たして、大丈夫なのか??
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★中身を取り出してみる
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うわー。なんだか、安っぽいぞぉ。日本製はいかにも固そうなスティック状で表面もしっかりしているのですが、この燃料棒、なんだかフガフガした印象で表面も粉まみれです。
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・・・げ。3本が一つにくっついているのね・・・。使うときはこれをポキッとする訳か・・・。
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ポキッとするとこんな感じですね。なんとなく貧弱そうです。それに手が粉まみれになっちゃいます。


★点火してみる

何はともあれ、点火してみます。ウワサ通り爆ぜるのか?それとも単なる杞憂に終わるのか??
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安全のため、軍手で手を防御して、玄関先で着火試験を行います。

※注意※
この商品、絶対に、素手で着火したり屋内で着火してはいけません!!


★・・・・結果は・・・・

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ボンっ!!

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ボボンっ!

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あ、熱つっ!!!

・・・軍手が一部、焦げました。
あぶない、あぶない。
もしも無精して素手でやってたら火傷したでしょうね。
ちなみに、着火完了するまでに3回「ボンっ」っていって火の粉が半径50cm位まで飛び散りましたので、屋内での着火は危険すぎます。


★ともかく・・・・
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着火することはできましたので、愛用のカイロに装填できました。一度本体に入れてしまえば、石綿で圧着されるので、爆ぜる影響は無いでしょう。

一応、温度も熱すぎも無くほどよい感じであることは確認。
一度着火すると4時間ほどは暖かさを保つようです。(氷点下で火種が消えてしまわないかどうかは、実地運用してみないと何ともいえませんが)
ちなみに、アマゾンなら12本入りが約500円程度で入手可能なのでリーズナブルとは言えますが、・・・なんだかなあ・・・・・。


by supernova1987a | 2016-11-16 01:25 | 機材 | Comments(8)

中華木炭を試してみる①

★寒い季節の天体観測の天敵は

なんといっても、結露ですね。
特にレンズの表面が冷えることにより結露してしまうと、星が霧の中のようにボケボケになるという悲惨な結果を招きます。
また、にゃあさん等により、冷却CMOSカメラ自体が結露するという恐ろしいレポートも出ています。

この結露を回避するためには、気温よりもほんの少しで良いので暖めてやれば(露点よりも高い温度であれば)いいのですが、流行の結露防止ヒーターは結構電気を食うので多数のカメラを運用する場合には、ちと辛そう。

★たとえば流星群の撮影時には

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例えば、これは2001年の獅子座流星群をとらえた『会心の1枚』(天文ガイドとか教育書籍とかに3度ほど使われました♪)なのですが、
 ①どこに流星が飛ぶか分からない
 ②どこが『絵になる』か分からない
などの事情により、こんな風に多数のカメラを展開させて力技で「全天一網打尽作戦」を行うのが、あぷらなーと流。
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・・・いやはや、正気の沙汰とは思えませんが、
2001年の獅子座流星群の時には、F100、F80、F801S、FE2、FM2、FG、FG20、EMの7台のフィルム一眼レフを展開して撮影しました。
おかげで、先ほどの17mm超広角での輻射点(放射点)に加えて、

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35mm広角での牡牛座からペルセにかけての様子とか(C/2000WM1彗星も写っていたり♪)
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50mm標準でオリオンを貫く特大火球をとらえたり、できた訳ですが、ここで活躍したのが昔ながらの木炭カイロです。

★かれこれ10数年愛用しているカイロは
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こんな本体に・・・・・・
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こんな燃料を装填して使用するものです。
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ちなみに、コイツは『信頼の』日本製♪
非常に安定した燃焼で、これをレンズにくくりつけておけば夜露を寄せ付けません。

★ところが、衝撃の事実が!

そろそろ燃料の木炭棒が無くなってきたので補充しようとネットで販売店を巡回してみましたが、なんと、この日本製木炭棒が市場から無くなっているではないですか!!
氷点下になると一般的な使い捨てカイロやベンジン式カイロは化学反応が進まず無力化されるので、天体観測家はもちろんのこと、ウインタースポーツ愛好家の必需品だったはずの木炭カイロ・・・・。ついに時代の流れで、電子カイロに淘汰されてしまったのですね・・・・ううう(涙)。

★必死で代用品を探すと・・・・

中国製の木炭燃料棒を見つけました。
・・・しかし、ネット上の報告によれば、品質が良くなくて場合によっては『爆ぜる』こともあるとのこと。
ただし背に腹は代えられませんので・・・・・

・・・・ポチってみました。

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・・・うわぁ。ホントだ。説明書にも注意書きで「火花が飛び散ることがある」と明記されてる~。

・・・実際に運用しているときに「ボンっ!!」とか嫌すぎるので、燃焼実験してみることにしました。
果たして、本当に『爆ぜる』のか?

★★★以下、続きます★★★


by supernova1987a | 2016-11-15 02:05 | 機材 | Comments(8)


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