あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
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お盆の各種テスト覚え書き①

★お盆休みが終わっちゃいました

また本業で当分の間、身動きが取れなくなっちゃうので、
お盆休み中のテスト撮影結果を覚え書きとしてまとめておきます。

★ポールマスターとオートガイドの導入

これまでK-ASTEC改造Newアトラクスのノータッチガイドばかりやっていましたが、
ポールマスターの導入と、久しぶりのオートガイダー使用に踏み切りました。
さて、追尾精度はいかほど向上したでしょうか??

①ポールマスターの導入で、極軸望遠鏡を用いずに極軸合わせが可能となりました
f0346040_14104054.jpg
②破損したST-iの代わりに、QHY5ⅡMをオートガイダーとして導入しました。
f0346040_14170780.jpg
★ガイド精度の向上比較
f0346040_10541153.jpg
 左:目視極軸望遠鏡セッティング+ノータッチガイド(10分間)
 右:ポールマスター使用+オートガイド(10分間)

※共通データ
 望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC 1860mm
 赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス(AGS1制御)
 カメラ:ASI1600MC-COOL
 露光:15秒×40コマ(総露光10分間)
 コンポジット:比較明コンポジット(位置合わせなし)
 
画像は600%拡大トリミングです。撮影日は1日ズレていますが、撮影時刻・撮影対象の位置はほぼ同じなので良い比較になったと思います。ノータッチガイドの方は極軸エラーによる系統的なズレとピリオディックモーションによる周期的なエラーが分かりますが、オートガイドの方は飛躍的に改善されています。ピクセルサイズから測定してみると、おおむね±1.8秒程度の精度に収まっているようです♪
さらなる精度向上には、機材に生じているタワミの解消と、PHDのパラメータの追い込みが必要でしょうね。


・・・え?オフアキ?
・・・あ、ありますよ。星見屋さんの『OAG9』なる秘密兵器が、なぜか手元に。
ただ、色々と難しい問題があって、まだ一度も運用してません。
まあ、今後の楽しみに取っておこうということで(笑)


★蛇足ながら・・・

ちなみに、星がつながらずにプチプチ途切れているのは、タイムラグがあるのでは無くて、比較明コンポジットのロジックが持つ原理的な現象です。
手前味噌ですが、私メ考案の『イーブンオッドコンポジット法」なら全部きれいにつながります。
f0346040_14340705.jpg
※「イーブンオッドコンポジット法」による15秒×40コマ・ノータッチガイドの追尾エラー(ピクセル等倍)。きれいにつながっているのが分かりますね。

※比較明コンポジットで光跡が切れる原理は、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※イーブンオッドコンポジット法については、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※『この件』につきましては、諸説あります。
また、デモザイク済みの(JPEG等)データや、RAWデータ自体に映像処理エンジンの加工が入っている一般的デジカメの場合は、理論通り効果が出ない場合もあります。


★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2016-08-16 05:42 | 機材 | Comments(3)

ASI1600MC-COOLを真面目に使ってみる

★なんとかファーストライトに成功しましたが

ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLのファーストライトは悪天候の中、無事に終えましたが、
ここらで一つ、真面目に撮影してみようかと・・・・。

★これまでの『やっつけ撮影』では

 ①極軸は極軸望遠鏡だけで適当に合わせる。レチクルが古いけど気にしない。
 ②赤道儀はノータッチガイド。ピリオディックモーションも気にしない。
 ③露光は15秒で切り上げる。一見何も写ってないように見えても気にしない。
 ④基本的に市街地の実家の庭で撮影。光害とか気にしない。

・・・で、あとから画像処理で四苦八苦しながら料理していくわけです。
・・・が、ASI1600MC-COOLが、あまりにも良い感触なので、
ここらで、『少しだけ』真面目に撮影してみようと、思い立ちました。

★今回の撮影では

 GPV予報では2時過ぎから晴れ間が広がるようでしたので、(モヤがかかるのは仕方ないとして)少しでも光害が少ないであろう、満濃池までプチ遠征決行です。
 天候が回復するまでの間を利用して、これまで避けていた『モロモロ』をゆっくりと片付けていきます。

★今回の新兵器①
f0346040_14085746.jpg
話題の電子極軸望遠鏡「ポールマスター」です。ずいぶん前にポチっていたのですが、なかなか使う機会が無かったわけです。(15秒露光なら極軸望遠鏡で十分♪)

f0346040_14104054.jpg
こんな感じで赤道儀に装着します。ぶっつけ本番でやってみましたが、これ、ソフトがものすごく分かりやすいですね。ものの数分で使い方を把握しました。要するに、画面のなかの北極星の位置と周辺の星の方向を指定してから赤道儀を回転させると、『回転軸』と『天の北極』のズレを自動で計算して画面に指標が表示。これが重なるように、高度や方位のネジを操作するだけ。極軸あわせが楽しくなります。


★今回の新兵器②
f0346040_14170780.jpg
格安オートガイダーのQHY5LⅡです。
実は、以前SBIGの-STiを使っていたのですが、USBのコネクタがモゲちゃって、あまりにショックだったので、それからというもの一切オートガイドをやめちゃってました。・・・で、これが代用品。制御はフリーソフトのPHDを使います。アトラクスはK-ASTEC改造なので、コントローラーからガイドケーブルが生えていますので、それを差し込めば完成。ガイド鏡は(今回は様子見なので)ミニBORG50アクロです。

f0346040_14212623.jpg
おお、なんとなく、ガイドグラフも良い感じに安定しています。
まあ、実際はガイド鏡のたわみやミラーシフトなどの影響で流れるでしょうが、良いんです。
今回の目的は、「15秒が限界だった露出を60秒まで延長する」ことですから、気楽なもんです♪

★そして真打ちの冷却CMOSカメラ

ZWOのASI1600MC-COOLですが、前回はフランジバックが合っていなかったので、少し接続方法を変更。
ついでに視野確認用のアイピースもすぐに差し替えられるようにしました。

f0346040_14253623.jpg
★早速、撮影してみます。

午前3時前にようやく晴れ間が広がってきたので、さんかく座の系外銀河M33を狙ってみました。
VMC260L+レデューサで1860mmF7.1相当での撮影です。

f0346040_14280299.jpg
ノートパソコン2台体制はかさばりますが、実際の作業は快適です♪
小さいノートは自動導入+オートガイド専用、大きいノートはASI1600MC-COOLの制御専用にしています。


★撮影終了♪

透明度はイマイチで、3等星は見えるものの4等星が怪しいという程度の明るさでした。
ただ、初物のアイテムがみな上手く動作したのでご機嫌です。気のせいか、朝焼けもいつになく美しく感じました。
f0346040_14313949.jpg
★60秒露光の撮って出しだと・・・
 ・冷却温度:-10度
 ・ゲイン:400
 ・データ形式:16bitRAW(FITS記録)
での撮像結果ですが、撮って出しだと・・・・
f0346040_14325692.jpg
こんな感じです。自宅で撮影したときは、空はとても明るいし、15秒露光だったので何にも見えない原画でしたが、今回は、渦巻きがほんのり分かりますね。これは、期待できます。

★60秒露光×60コマのコンポジットをすると
f0346040_14360282.jpeg
おお!!
コレですよコレ、欲していたのは。
なんか渦巻き状に見えていた黒い部分が、なんかモヤモヤと浮遊しているみたいにモクモク写ってます。
また、ビーズのように連なる散光星雲が何ともいえず美しい・・・。
これは、楽しい♪

こんどは、スカッと晴れたときに再チャレンジしてみたいですねぇ。


by supernova1987a | 2016-08-14 14:40 | 機材 | Comments(3)

ASI-1600MC-COOLファーストライト②

★M27以外の物を・・・

ようやくファーストライトに成功したZWOの冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLですが、
M27の撮影を終えた後、薄明までの間に面白そうな物は無いかと物色・・・
本当は、M8かM17かM20辺りが撮りたくて仕方ないのですが、あいにく、もう西に傾いてしまいました。
M27を撮影してみて、ASI174MC-COOLよりもHαの感度が良いように感じたので、やはり散光星雲が良いのですが・・・・もうシーズンが終わりですね。


★そういえば、メジャーなくせに・・・

なぜか、今まで一度も撮影したことのない超メジャー天体があることを、ふと思い出しました。
さんかく座の系外星雲(系外銀河)M33です!
確か、銀河の腕に沿って沢山の散光星雲が写るとか・・・・。

★M27に続き、M33も手抜き撮影でチャレンジ

VMC260L+レデューサVMC+LPS-P2というにASI1600MC-COOLを接続します。
ASI1600MC-COOLの主な設定は
 冷却温度:-10℃
 ゲイン:400
 露出:15秒
 データ形式:16bitRAW・FITS
で、やはり、ひたすら連写です。
短時間露光なので、アトラクスはノータッチガイド

さて、100枚撮影したデータを
ステライメージ6.5でコンポジットして、
ソフトビニング+トリミングしてみると・・・・・
f0346040_15002083.jpeg

おおお!
これが、かの著名なM33ですね♪
確かに、ウジャウジャと散光星雲が写ってますね。
こりゃ、楽しい♪

・・・これは、いつか
 コンポジット枚数を増やすか、
 もっと露出を増やすか、
 暗いところに遠征するか、
しないといけませんね。

なんか、とても面白い絵が撮れそうです。

※なんか、M33っていうと巨大なイメージがあったので、VMC260Lの対象外だと勝手に思いこんでいましたが、
このように中心部を狙うならM31なんかよりよほど面白い対象ですね。

by supernova1987a | 2016-08-13 05:27 | 機材 | Comments(4)

ASI-1600MC-COOLファーストライト①

★ようやくチャンスが巡ってきました

マイクロフォーサーズチップ採用の冷却CMOSカメラ、ZWOのASI1600MC-COOLですが、
いまだ、ダークファイルしか撮影していませんでした。
私よりも先に導入されていた Kola29さん  はもちろんのこと、
私に続いて導入を決意された けむけむさん も、見事な写真を撮られていて、
もう、ウズウズ・・・・・・・。

お盆休みに入って、ようやくファーストライトの機会が巡ってきました!

★VMC260Lに接続します

主としてBORGのパーツを使ってVMC260LとASI1600MC-COOLを接続します。
たわみが出ないように、今回は5点止め作戦です。
f0346040_07195428.jpeg
アトラクスの制御と、冷却CMOSカメラの制御は、それぞれ別なノートパソコンに割り当てました。
f0346040_07213107.jpeg
★さて、まずは「亜鈴状星雲」行ってみます♪
晴れるには晴れたのですが、どうもモヤがかかっていて光害もひどく、2等星までしか見えません。
その上、シンチレーションもひどく、等倍でプレビューしてみると恒星がクラゲのように踊り狂っています。
でも、これ以上我慢できないので(笑)、ファーストライト決行です。

まずは『お約束』のM27亜鈴状星雲で小手調べと行きますか・・・・。
VMC260L+レデューサVMC+LPS-P2という「いつもの」セットにASI1600MC-COOLを接続します。
ASI1600MC-COOLの主な設定は
 冷却温度:-10℃
 ゲイン:400
 露出:15秒
 データ形式:16bitRAW・FITS
でひたすら連写です。
短時間露光なので、アトラクスはノータッチガイド♪いつもの手抜き撮影です。

★まずは1コマ画像から・・・
f0346040_09165735.jpg
15秒露光1コマ撮りのデータをソフトウエアビニング+デジタル現像してトリミングしただけですが、なかなか良いですよ♪
しかも、冷却の効果絶大で、ダークファイルを引かずにこの画像です!

★大量コンポジット、行きます!

さて、120枚ほど連写したものをダークファイルを減算した上で、
ステライメージ6.5でコンポジットして、ソフトビニング+トリミングしてみると・・・・・

f0346040_07304218.jpeg
うわぁぁぁ!!
なにこれ!
むちゃくちゃ良く写るじゃないですかっ!

ASI174MC-COOLにようなシマシマノイズも皆無だし、
とにかく、(先日のダークノイズテストの通り)冷却の効果がすさまじいです。

これ、『当たり機種』だと思います。

P.S.
 けむけむさんから、ステライメージ6.5と7のコンポジット速度の違いについて質問されていたのですが、確かめました。結論から行くと、『圧倒的に』6.5の勝ちでした。
 ※7は基準星のセットのために全ての画像を開かないとダメですが、6.5は1枚だけ開いて基準を指定し、コンポジットに回すと、次々と(裏で)基準星を探しながらコンポジットしてくれるんですね。
  よって、メモリを食いませんし、ASI1600MCのRAWでも位置合わせ+コンポジットで1コマあたり1秒かかりません。100コマや200コマのコンポジットでも楽ちんです。対して7の方は・・・・・・。
 (まあ、私のように短時間露光の大量コンポジットばかりしている人も珍しいでしょうが・・・・)


by supernova1987a | 2016-08-12 07:36 | 機材 | Comments(5)

ASI1600MC-COOLのダークノイズ

★到着したばかりの新兵器
f0346040_05091325.jpg
ZWOの冷却CMOSカメラ、ASI1600MC-COOLが納品されたので
室内を撮ってみると、予想外に低ノイズで、とても良さそうだったので、早速ダークを撮ってみました。

★室温・約30度でのダークノイズ
f0346040_05583071.jpg
※ASI1600MC-COOL ゲイン:400 撮像温度29.3℃ 露光30秒
 レベル200-20000に切り詰め ノートリミング 縮小

f0346040_06070360.jpg
※上記画像のピクセル等倍トリミング

盛大にホットピクセルが出ていますが、特筆すべきはその「均一さ」です。
画面全体に渡ってとても素直に分布しており、ASI174MC-COOLで泣かされた
「アンプノイズ」や「シマシマノイズ」が見当たりません!!

★-15℃まで冷却したときのダークノイズ
f0346040_06112046.jpg
※ASI1600MC-COOL ゲイン:400 撮像温度-15℃ 露光30秒
 レベル200-20000に切り詰め ノートリミング 縮小

f0346040_06132032.jpg
※上記画像のピクセル等倍トリミング

・・・げげっ!
 ノイズがきれいに取れて、見事なまでに真っ黒けじゃないですか!!
一瞬、データを間違えたのかと思って、何度もプロファイルを見直してしまいました。

★もっとレベルを切り詰めて見ます

思い切って、レベルを200-5000に切り詰めてみます。
ちなみに、ASI174MC-COOLだと、ゲイン200で-15℃に冷却してもこんな感じ↓でした。
f0346040_06421713.jpg


ASI174MC-COOL ゲイン:200 撮像温度-15℃ 露光30秒
 レベル200-20000に切り詰め ノートリミング 縮小

・・・もうね、右下の凄いアンプノイズと画面全体に走るシマシマノイズに泣かされてたわけです。
・・・で、ディザリング代わりにノータッチガイドでわざとノイズをずらしてコンポジットしたり、シルキーピクスでノイズ整列したりしてたんですが・・・・

ASI1600MC-COOLだと、こう↓です!!
f0346040_06190205.jpg
※ASI1600MC-COOL ゲイン:400 撮像温度-15℃ 露光30秒
 レベル200-5000切り詰め ノートリミング 縮小

ああ、なんということ・・・。
アンプノイズがほとんど出ません。シマシマノイズも皆無じゃないですか!!
(レンズをF22に絞ってキャップつけただけの撮像なので、このわずかなムラさえも迷光かもしれません)

・・・・これ、ダーク引きやフラット補正の必要もないかも・・・・
・・・・なんというか、色々ショックです(良い意味で)。

早く、早く天体で実写してみたいっ!!
・・・は、晴れて~!!


by supernova1987a | 2016-07-14 05:18 | 機材 | Comments(8)

ポチってしまった物が・・・・

★梅雨時恒例の・・・・?

天体写真が撮れない時期に蔓延するという、『ポチリヌス菌』ですが(笑)
先日ポチってしまったものが、ついに到着しました。

f0346040_05091325.jpg
ZWO社のASI1600MC-COOL
最新鋭の冷却CMOSカメラです。

マイクロフォーサーズサイズの1600万画素の冷却カメラですが
従来の冷却CCDと比べると圧倒的に安くて、信じられないことに、
およそ10分の1のお値段で手に入ってしまいます。

昨年、200万画素の冷却CMOSカメラASI-174MC-COOLを入手して使ってみたところ、
なかなか良かったので、思い切ってポチりました。

★さすがマイクロフォーサーズチップ
f0346040_05245333.jpg
チップが「でかい」です♪
星見屋さんで購入しましたが、しっかり検品してくれているおかげか、目立った傷やほこりの混入は見られません。

★さらに、いろいろなアイテムを組み合わせると
f0346040_05273471.jpg
本来はCMOSカメラ本体はTネジ接続なのですが、
そこにマイクロフォーサーズ互換アダプタとニコンFマウントアダプタを接続し、ニコンのレンズが使えるようにしました。
心配したガタもほとんどなく、とてもいい感じです♪
さらに、CMOSカメラの外径とピッタリの三脚座も入手して、三脚や赤道儀への搭載も万全♪

上記の写真は、ZWOのカメラにサムヤンのレンズという組み合わせ。
なんとも胡散臭そうで、素敵です。

★とりあえず、室内で試写♪

なにはともあれ、作動するかどうかを早急にチェックする必要がありますが、天気が悪いので
室内を試写してみました。

<ゲインとおおよその感度について>
ニコンD7000と比べてテストしてみたところ、ざっくりと言ってゲイン400でISO1600~3200程度の感度が出ているようです。

<冷却機能について>
SHARP-CAP2.6で制御してみると、外気温30度の状態でも、たった160秒で-15度まで冷えました。
やはり、昔の冷却CCDと比べると圧倒的に操作が楽ですね。

<サムヤン35mmで試写>
f0346040_05431141.jpg
ゲイン400+露光44ms 撮像温度-15℃ ノートリミング

f0346040_05440625.jpg
上記画像のピクセル等倍トリミング
おお?
なんか、とてもノイズが少ないような気がします。若干偽色っぽい乱れが見えますが、シャープさも十分。

ASI174MC-COOLもそこそこ使えるカメラでしたが、
・・・・こ、これ、実は『大当たり』の機種なのでは??

早速、ダークノイズのテストをしてみなければ!!

★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2016-07-11 05:48 | 機材 | Comments(3)

D810AとASI174MC-COOLの比較

★先日の撮影で、気になったことが・・・

ようやくまともな写真が撮れたD810Aですが、今後、冷却CMOSカメラASI174MC-COOLとの使い分けが難しいところです。

ニコン:D810A
f0346040_02372794.jpg



ZWO:ASI174MC-COOL
f0346040_02560607.jpg

もっとも、そもそもの画素数が、

 D810A:3630万画素
 ASI174MC-COOL:230万画素

と「あからさま」に違うのですが、実はピクセルサイズ(画素ピッチ)はほとんど変わりません。要するに、ピクセル等倍すればほとんど同じ画角になるということでして、いきなりトリミングできている点でASI174MC-COOLを便利と見るか、広範囲を撮影して後からトリミングできる点でD810Aを便利と見るか、用途次第ということになります。

 あとは、ノイズの出方の違いですね。ASI174MC-COOLは冷却機能によりホットピクセルは激減しますが、アンプノイズや縦横に走る『シマシマノイズ』が取れません。一方D810Aはその画像処理エンジンの優秀さから変なノイズは出ませんが、いかんせん画素数が多すぎて画像処理が大変です。

 ちなみに、RAWファイルのサイズは、

 D810A:約44Mバイト
 ASI174MC-COOL:4.6Mバイト

ですから、およそ10倍もの差があります。


★撮影日や撮影場所は違いますが・・・

 いて座の干潟星雲M8をそれぞれ15秒露光×100枚コンポジットしたものを比較してみます。
望遠鏡はどちらもビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2で1860mmF7.1相当です。


D810Aの画像をASI174MCに合わせてトリミング
f0346040_19133707.jpg

ASI174MC-COOLでのノートリミング
f0346040_19150659.jpg
トーンや発色をできるだけ似せるように画像処理はしましたが、こうして見比べるとほとんど同じですねぇ。
さらにピクセル等倍でトリミングしてみましょう。

D810Aのピクセル等倍トリミング
f0346040_19202935.jpg


ASI174MC-COOLのピクセル等倍トリミング
f0346040_19204354.jpg
若干ASI174MC-COOLの方がシャープなような気がしますが、ほとんど差がありませんね。
ちなみに、どちらもあえてシャープ処理を行っていませんが、ハッブル宇宙望遠鏡での撮影で話題になった『干潟星雲内の巨大なツイスター(竜巻)』が(小さく)写っています。分かるでしょうか??・・・お暇な方はぜひ検索してみてください。(ものスゴイ写真がNASAから公開されてます。)

M8やM42のような明るい星雲を短時間露光のノータッチガイドで撮影し、多数枚コンポジット処理して仕上げるなら、どちらも大差ないといったところです。一般撮影もできるデジカメでありながら冷却の必要なくASI174MC-COOL並みに写ってしまうD810Aの画像処理エンジンの凄さを褒めるべきか、本体価格がD810Aの3~4分の1なのにD810A並みに写ってしまうASI174MC-COOLの先進性を褒めるべきか、なんとも言えませんね。

さて、差が出るとしたらやはり長時間露光時の挙動なのでしょうが、こればかりは(お蔵入りしているオートガイダーの再調整が必要なことと、最近はやりのディザリング撮影法を鑑みると、それなら最初から短時間露光ノータッチガイドの方が良いのでは?などと考えてしまい)ちょっと微妙ですねえ。

★P.S.
ああ、これにて、GWの連休期間終わっちゃいます。
幸い、色々なネタがたまったのでブログの更新には困りませんが、次のまとまった観測チャンスとなると、8月まで『おあずけ』かも・・・・(泣)

by supernova1987a | 2016-05-05 19:55 | 天体写真 | Comments(2)

BORG89ED試し撮り

★昼間の撮影もGW前半勝負

GW後半の天気は悪そうなので、昼間の撮影も前半に前倒しにしました。
ツツジが満開(をやや過ぎたくらい)だったので、KYOEIさんのB品で入手した(今は入手不可能な)BORG89ED『白バージョン』のテストも兼ねて撮影を試みます。

f0346040_16325162.jpg
フルサイズ用の純正レデューサはお高いので、笠井トレーディングの0.8×汎用レデューサを使ってみます。このレデューサ、BORG60EDとの相性は悪かったのですが、BORG89EDは素の焦点距離が600mmあるので大丈夫だと目算。
D610は結構重いので、接眼部は純正ヘリコイドを外して手持ちの笠井トレーディングV-POWER接眼部に交換しました。

しかし、この接眼部良いですね。バッテリーグリップ付きのD610程度ならフォーカスストッパー無しでもいけそうです。
クレイフォードの例に漏れず粗動ネジはギクシャクしますが、微動は感動的なほどスムーズです。ファインダースクリーンで粗動フォーカシングした後、ライビビューで微動フォーカシングすると快適でした。

★『燃ゆる春』★
f0346040_16414089.jpg
 ※ニコンD610+BORG89ED+笠井0.8×汎用レデューサ  シルキーピクスで現像しトリミング

しかし、BORG89EDはシャープですねぇ。
笠井のレデューサとの相性もバッチリで、(天体の適正は未知数ですが)昼間の撮影ならフルサイズでいけます。この組み合わせだと480mmF5.4相当といったところですが十分実用に耐えます。結構重たいので三脚必須ですが・・・。

ちなみに、上記の元画像のうち、下記の黄色い四角の中をピクセル等倍で拡大すると・・・・・
f0346040_17050377.jpg
次のようになります。
f0346040_16525117.jpg
シャープ処理やトーン修正を掛ける前ですが、十分にシャープですね。
また、天体望遠鏡の割には後ボケが結構綺麗です。

・・・これは、天体だけに使うのはもったいないですねぇ♪


by supernova1987a | 2016-05-03 23:29 | 自然写真 | Comments(0)

ミルククラウンに時代の進歩を感じて・・・

★高校生の頃
一時期、ミルククラウンの撮影に悪戦苦闘していたことがありました。
色々と試行錯誤した結果、編み出したノウハウは次の通り

 ①フィルムケースの上下に小さな穴を空け、その中にミルクを入れる
 ②フィルムケースの上の穴にピンを刺し、滴下間隔を調整する
 ③受け皿は平たいものを用いて、できるだけ少量のミルクを張る
 ④部屋は真っ暗にし、バルブであらかじめシャッターを開いておき、手動でストロボを照射した後シャッターを閉じる
 ⑤クラウンに立体感を持たせるために、ストロボの光はクラウンの斜め後方から当てる

実は特に大切なのは③でして、受け皿のミルクは少ないほど好結果が得られるのですが、これに気づくのに随分時間がかかりましたっけ・・・・。
また、撮影のタイミングは実質ストロボを照射することで調整するのですが、こればかりは「勘」と「運」ですね。
撮影機材はニコンのFG20に50mmF1.8レンズと中間リング。それにサンパックの安物ストロボでした。もちろん、撮影はネガフィルムです。

・・・とにかく、初めてきれいなミルククラウンが撮れたときは感激したものです。

★時代は変わって・・・
今はデジカメの時代。
ISO感度も好きなように上げられますし、高速連射も思いのまま。
さらに、お手軽なLED照明もありますので、思いの外簡単にミルククラウンが撮れそうです。
そこで、久しぶりににミルククラウンを撮影してみたくなりました。

★というわけでやってみました
1秒間に60コマの超高速連射が可能なニコン1V3にマウントアダプターをかましてマイクロ40mmを装着します。前述の①と②はそのままですが、ここは現代風にLEDで光量を稼いで普通に高速連射でシャッターを切ってみます。
f0346040_00432380.jpg
撮影風景はこんな感じです♪

★現代風お手軽撮影によるミルククラウン
ニコン1V3+マイクロ40mmF2.8 絞りF8 絞り優先オート ISO3200
f0346040_00445635.jpg
着水の瞬間です。ちとブレていますが、お手軽撮影なので仕方ありません。
f0346040_00464797.jpg
きれいに開いたミルククラウン。美しいですねぇ。
※本当は、もう少し「突起」が長く出て欲しいのですが、たぶんミルクの量が多すぎるか、滴下高度が低すぎたかと・・・。
f0346040_00545251.jpg
「角」を残してクラウンが低くなり、次の球が落下してきます。
f0346040_00560350.jpg
菊の文様のような独特な形状の中、2滴目のミルクにより小さなクラウンが開いています。
f0346040_00570991.jpg
全体に広がっていきます。

★しかし、まあ・・・
驚きました。試行錯誤するまでもなく、一発で撮影できちゃいました。
・・・なんとあっけない・・・。

もう少し照明を明るくして絞りを絞り込むことと、滴下高度の最適化、そして受け皿にたまるミルクの量の調整を工夫すれば、もっと美しいクラウンが撮れそうですが、とにかく撮影機材の進歩に脱帽です。


by supernova1987a | 2016-04-19 06:28 | 科学写真 | Comments(2)

サムヤン14mmF2.8現状復帰作戦②

片ボケ修理に失敗したサムヤン14mmF2.8の現状復帰作戦の続きです

★絞りが作動しなくなった件

・・・この原因に苦戦しました。
実はこの復帰行程こそが、「マウントを先に外す」と不能だったわけです。
さて、色々な部分を穴が開くほど注視して、絞りの動作には2点のポイントがあることが分かりました。

絞り動作復帰のポイント①
f0346040_21195625.jpg
写真の上にあるピンを写真の下部に見えるV字状のカムの凹みに正しく入れないと絞りリングと絞りが連動しないことが分かりました。
ただし、この作業は、銀色のマウント部と前述の黒い部品を分解しないと作業不能です。
f0346040_21225535.jpg
この状態なら容易にピンとカムの位置調整ができます。
さっそく、復帰させます。


絞り動作復帰のポイント②

ニコンのマニュアルレンズは電子絞りではなくメカニカル絞りなので、ボディ側の動作によって絞りが作動しなければなりません。それを担っているのが
f0346040_21273914.jpg
写真中の○で囲んだ部分にある小さなレバーらしいことが分かりました。
さらに、このレバーを動かしているのは、
f0346040_21300892.jpg
この金具のようです。

実際にはポイント①とポイント②の作業を同時に行うことになります。
各レバーやカムは「動くように」作られているので位置あわせが少々やっかいなのですがが、先述のように銀のマウントから黒い部品を外しておけば、なんとか作業が可能でした。
f0346040_21352196.jpg

★カメラに装着してみます

おお!
ちゃんと絞りが動作します。
カメラとの信号通信も正常のようです。
カメラ側からコマンドダイアルで制御しても手動で絞りリングを動作しても、正常に絞りが動きました。
・・・もちろん、クリック感ありです。

★あまりにもうれしすぎて

・・・ええと、白状すると、カメラ用レンズの分解は、大昔(高校生の頃に)コニカのヘキサノン200mmF4を無理矢理ニコンのFG20に装着するという暴挙を行った時以来のことでして、もう内部の仕組みとか「ちんぷんかんぷん」でした。

・・・・え?肝心の片ボケはどうするのかって?

いや、細かいこと(細かくないけど)気にしなければ、ちゃんと写りますよぉ。
f0346040_22341509.jpg
   ※ニコンD610+サムヤン14mmF2.8 絞り開放

これとか、
f0346040_22435011.jpg
 ※ニコンD610+サムヤン14mmF2.8 F5.6

これとか・・・ね(やせ我慢)。

ま、要するに、ゴミにならなくて良かったね♪
ということで、めでたし・めでたし♪


(お約束)
本ブログの記事を参考に、レンズに手を加えた場合、被害を被っても責任はとれません・・・です。
当然、メーカー保証も無くなるでしょうし、あくまで「自己責任」というわけで・・・。


by supernova1987a | 2016-04-13 06:15 | 機材 | Comments(0)


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