あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
by あぷらなーと
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
あぷらなーと
「自然写真大好き」
HNあぷらなーと が

いろんな写真ネタを
のんびり語ります。

気合い入れすぎると
続かないので、
「ぼちぼち」いきます。

生息地:香川・徳島
カテゴリ
最新のコメント
> Gさん 安物断..
by supernova1987a at 00:21
> オヤジさん さ..
by supernova1987a at 00:17
> kem2017さん ..
by supernova1987a at 23:56
> にゃあさん 今..
by supernova1987a at 23:55
今年我が家の庭では蝉の鳴..
by G at 10:56
あぷらなーとさんの建築物..
by オヤジ at 10:47
既にクマゼミは圧倒的な戦..
by kem2017 at 09:49
温度と湿度管理大事なんで..
by にゃあ at 09:27
> にゃあさん ミ..
by supernova1987a at 21:55
> オヤジさん な..
by supernova1987a at 21:38
以前の記事
お気に入りブログ

タグ:機材テスト ( 86 ) タグの人気記事

D810Aで撮る桜

★ようやくD810A用の現像ソフトを入手しました

いままで、ステライメージ6.5を使っていたのでD810AのRAWデータを扱えませんでした。
仕方なくキャプチャーNX-DでTIFFに落としてから処理していたのですが、やはりベイヤーデータをそのまま扱いたいものです。また、どうもキャプチャーNX-Dの操作性に慣れないので、現像ソフトを2種類ほど入手しました。

①ステライメージ7
 ステライメージ6.5からのバージョンアップです。
 色々な新機能が付加されて相当にパワーアップされています。当然D810AのRAWデータも処理できます。
 ただし、コンポジット時の挙動がどうも意図したとおり(ステライメージ6のように)いかないので、仕様なのか勘違いなのか調べ中。

②シルキーピクス7pro
 ニコンの純正ソフトキャプチャNX-Dがシルキーピクスベースらしいというのは有名なお話ですが(というか、一目でバレバレですよね?)どうも馴染めません。
 それならいっそのこと・・・というわけで本家のシルキーピクスを入手しました。
 シルキーを使うのは久しぶり(フジのS2-proを愛用していたときにフリー版をよく使ってました)ですが、なかなか良いですね。

★D810Aを天体だけに使うのはもったいないので

 IR改造デジカメとD810Aが根本的に異なるのは一般撮影「にも」使える点でしょうね。カラーバランスが変なときがあるなど、色々とウワサは聞きますが、やってみましょう。ようやく春が来たと実感させるポカポカとした陽気。休日に実家に帰省してみると、桜(ソメイヨシノではなくて、サクランボができるオウトウの方)が満開でした。
 早速、D810Aにマイクロニッコールの60mmを装着して、マクロスピードライトの2灯ライティングで桜を狙ってみましょう♪

★D810A+シルキーピクスで桜を撮る
f0346040_17333418.jpg
 ※ニコンD810A+AF-S60mmF2.8 絞りF40 2灯ライティング ISO200 1/250 
シルキーピクスでRAW現像しましたが、ほんのり色づいた紅色も再現できて、なかなか良い感じ♪
ちなみに、昼間の撮影ですがF40でシンクロしたので、まるで夜桜ですね。

★D810A+ステライメージで桜を撮る
今度は、ステライメージ7の動作チェックも兼ねて、先ほどの写真をRAWデータのままステライメージで処理してみました。ねらいは「バリバリにシャープな白黒写真」です。ベイヤーデータのまま2×2ビニングをかけ、RGBデータを4画素混合させてモノクロデータにします。デモザイク処理でソフトになるのを避けるためデモザイクせずにL画像とし、トーンやシャープネスを修正してみました。
f0346040_17400862.jpg
※撮影データは同上。画像処理のみ別行程。

うん。これはこれで「アリ」ですね♪
硬調に仕上げたので少々造花っぽく(?)なりましたが、抜群にシャープで花びらの陰影が面白く描写できたと自画自賛。

いやはや、おもしろい!
・・・今は時間が無いけれど、色々撮ってみたいなあ・・・



by supernova1987a | 2016-03-08 06:01 | デジカメ | Comments(2)

ZWO ASI174MC-COOLの基本操作(改訂!)

★まったく、お恥ずかしい・・・

ZWO ASI174MC-COOLの記事をアップしてからというもの、急にアクセス数が伸びてきました。
『初物』系の機材ネタは興味を持たれる方が多いのでしょうね。

・・・というわけで、前回のブログ記事で
「SharpCapのファイル保存の仕様が嫌いだ」
などと書いたのですが、実は私の勘違いらしい旨、通りすがりさんにご指摘いただいたので、早速確かめてみました。

f0346040_01575763.jpg
上記のように、通りすがりさんに教えていただいたとおり操作してみたところ、

おお!!
f0346040_02001994.jpg
ちゃんと、1つのフォルダの中に、連番命名された撮影ファイルがまとめて保存されるではないですか!!
前回書いたような、「フォルダ大量発生」などというおかしな現象は起きません。

そうです。この挙動を期待していたんです!
・・・いやぁ。おかしいとは思ってたんですけど、指摘されるまで気づきませんでした。

お恥ずかしい限り・・・。


通りすがりさん、ありがとうございました。


★というわけで

あっけなく問題解決しました。
SharpCap 良いですよ♪




by supernova1987a | 2016-03-07 02:06 | 天体写真 | Comments(0)

ZWO ASI174MC-COOLの基本操作

★またまた天候がすぐれません(泣)
f0346040_02560607.jpg

ZWO社の冷却CMOSカメラ ASI174MC-COOLですが、ファーストライト以降天候に恵まれず追加テスト撮影が進みません。

★このままでは、操作を忘れちゃう!!

そもそもマニュアルが付属しない上に、ネット上でもユーザーさんが発信する情報がほとんど見あたらない機種なので、ほとんど手探り状態で使い方を学習するしかないのですが、ブランクが開くと操作方法を忘れちゃいそうです。

・・・というわけで、今回は覚え書きです。

★SharpCapの基本操作

今回の冷却CMOSカメラは、あくまで「冷却CCDの代わり」として導入したので、動画撮影系は試していません。スチル撮影の手順だと思ってくださいね。

①冷やす!!
f0346040_03025494.jpg
 本体とPCをUSBケーブルで結び、SharpCapを起動するとカメラを自動認識し、プレビューが始まります。
さらに、本体に12V 電源を供給するとファンが回り始め空冷が開始されます。
その後、SharpCapのサーマルコントロールメニューから冷却をONすると、ペルチェ冷却が始まります。

・・・しかし時代の流れというか・・・昔ビットランのBJ30Cで水冷ポンプと格闘していたのがウソのように「いとも簡単に」冷えちゃいますね。
あまりにあっけなくて気が抜けました。いまのところ結露もしてませんし・・・。

②撮影の設定!!
f0346040_03464906.jpg
本来は動画撮影用のカメラなのでしょうが、星雲星団用に使いたかったので、とにかく1コマ撮影のRAWデータをデジカメのように保存したいわけです。
SharpCapなら、上記のようにベイヤーデータを16bitのFITSファイルに保存できますので、ステライメージで直接叩けます
(本体の性能が12bitなので、16bitのうち4bit分はブランクになっているかと推測します)

撮影対象により最適なゲインは色々でしょうが、まだ研究中です。

③撮影開始!!
f0346040_03175989.jpg
撮影データの設定が済んだら、メインメニューから「スタートキャプチャ」を実行します。
するとコントローラが開くので、撮影コマ数やインターバルタイムを指定して「スタート」ボタンを押せば撮影開始。
指定されたフォルダ内に、撮影画像と撮影データファイル(便利!)が自動保存されていきます。

★SharpCapのイマイチな点

やはり、本来は動画撮影用なのでしょうかね?
保存されたデータの格納方法(フォルダ構成)がイマイチです。

①撮影日ごとのフォルダ
 ↓
 ②撮影時刻ごとのフォルダ
  ↓
  画像データ+データファイル

という風にツリー構成されていくのですが、スチル撮影の場合、1コマごとに②のフォルダが作られていくので・・・
f0346040_03265069.jpg
すごい量のフォルダが生成されていきます(フォルダ名が撮影時刻を表します)。しかも、各フォルダ内に保存された画像ファイルやデータファイルが全部「0001.fits」と「CameraSeting.txt」という同一名称・・・ほとんど悪夢です(笑)

※普通のソフトなら、たとえば、20コマ連写とかすればフォルダ内に20コマのデータが自動連番命名などで格納されますよねぇ?
SharpCapは、ファイルではなくてフォルダが20個生まれちゃうのですよぉ。

・・・スクリプト機能があるので、暇なときにでも何かできないか調べてみます。
いや、むしろ、フォルダ名をファイル名に変換した上でまとめてコピーするようなコードを書いた方が早いかも。

※実は、素人なりにプログラミングしていたのは、かれこれ10数年前のことなので、たぶんもうコード書けません。
しかも得意言語がFORTRANとPASCAL(Delphi)という時点で「終わって」ますが・・・・。
私が、なにか重要な設定メニューを見逃しているだけかもしれませんが、とにかく参っています。

どなたか、良い方法を知りませんか??

☆☆☆☆☆3月2日追記☆☆☆☆☆

通りすがりさんより有益なご指摘をいただきました。
早速試してみます。
後日、ご報告致します。

先達がいらっしゃるというのは、ありがたいですね。

☆☆☆☆☆3月6日追記☆☆☆☆☆

解決しました。以下ご報告です。



by supernova1987a | 2016-03-01 05:53 | 機材 | Comments(4)

冷却CMOSカメラの感度?

★晴れないので・・・

VMC260Lでのファーストライトを終え、次はサンニッパで撮影しようと目論んでいた、ZWOの冷却CMOSカメラASI174MC-COOLですが、天候に恵まれません。

仕方ないので、おおよそどれくらいの感度があるのかを(ややナンセンスですが)ニコンD810Aと比較してみることにしました。(適当な検証なので、アテにしないでください)

★夜の植物を用いて・・・

サンニッパにD810Aを接続した場合と、ASI174MC-COOLを接続した場合とで、暗闇の植物を撮影して比較しました。

f0346040_21434881.jpg
★D810A ISO3200

f0346040_01345974.jpg
※ニコンAF-S300mmF2.8 絞り開放 D810A ISO3200 8秒露光 トリミング

肉眼ではほとんど何も見えない暗さですが、よく写りますね。ノイズも少なめです。

★ASI174MC-COOL ゲイン300
f0346040_01375124.jpg
※ニコンAF-S300mmF2.8 絞り開放 ASI174MC-COOL ゲイン300 8秒露光 冷却なし トリミング無し

画像処理はベイヤーデータのデモザイクのみに止めていますが、感触としてゲイン300ならISO1600と3200のちょうど中間くらいというところでしょうか。


★レベル調整して比較してみます

D810A ISO3200 8秒 ピクセル等倍
f0346040_01524441.jpg


ASI174MC-COOL ゲイン300 8秒 ピクセル等倍
f0346040_01535240.jpg
ピクセル等倍で比較するとD810Aよりも解像感が高く見えますがシャッターの影響かもしれません。
今回は冷却をOFFにしましたので、ASI174MC-COOLのノイズが目立ちます。また今度冷却の効果を検証してみます。

★とにかく
天体撮影に使えるカメラが3種類揃いました。
ここまでのテスト撮影で、意外にも改造D5000が優れていることを再認識しました。また、冷却CMOSカメラの最大の利点はその画素数の少なさ故の軽快な画像処理に尽きるのかもしれません。コンポジットなどは「一瞬」で終わってしまいますもん。その点、D810Aは「重すぎ」です。(PC作り替えかなあ・・・)
ともあれ、それぞれフォーマットが違うので競合しない訳でして、今後レンズや望遠鏡との組み合わせを色々と研究しないとダメですね。

そろそろ春の銀河が旬です。M81とかM51とかM101とかM104とか、見応えのある銀河がてんこ盛り!

・・・が、これから年度末に掛けて本業が激務化するので、当面は撮影できないかも・・・。


by supernova1987a | 2016-02-18 06:26 | 機材 | Comments(0)

変換リングの代用品

★ネット上で探しまわってました

「とあること」を実現するためのちょうど良いアダプターが見つからなくて探し回ってました。
 欲しかったのは、ニコンマウントをBORG互換のM57に変換するアダプターです。
「その逆」なら当然BORGで入手できますが、
今回やりたいのは、ニコンのレンズにBORGのパーツをつけるというものです。

★まさか?!と思うお値段で・・・

アマゾンでちょうど良いものを見つけました。

NEEWERのマクロエクステンションチューブセット

本来は接写リングなのでしょうが、長さを変えるための延長チューブがなんとM57規格ではないですか!
しかもお値段が、目を疑う1136円。安っ!!

ええ。ダメ元でポチりましたとも。

f0346040_21072785.jpg
 お値段相当の安っぽい箱に入って届きましたが、問題は中身です!

★いったい原価はいくらなんでしょう??

 ばらしてみると、こんな感じでした。
f0346040_21284639.jpg
確かに作りが安っぽくてマウント部にはガタがありますし、妙にねじ山が少ない(外れやすい)とか色々不満はありますが
 ニコンマウントメス→M57オス×1個
 M57メス→M57オス×3個
 M57メス→ニコンマウントオス×1個

の合計5つのリングがセットになって1136円・・・・文句言えませんねぇ。

★たとえば、こんな使い方♪

NEEWERのマクロエクステンションチューブセットの一部に
BORGのパーツと笠井のパーツを組み合わせると・・・・・

f0346040_21373639.jpg
はい。あっという間にニコンマウントからアメリカンサイズのアイピースホルダへの変換パーツが完成♪
こいつを使うと・・・
f0346040_21394504.jpg
サンニッパが望遠鏡に変身!!

★などと、馬鹿なことをやってる場合ではありません

いえ・・・実際に「サンニッパ望遠鏡」よく見えましたけれど、
こんな無謀な使い方は、ほとんどギャグです。

本当は、これ↓がやりたかったのです!
f0346040_21434881.jpg
ニコンの望遠レンズ(Gタイプではなく、絞りリングがあるタイプ限定ですが)に冷却CMOSカメラASI174MC-COOLが接続可能に!
この手の類を実現する変換リングはとてもお高いですので、リーズナブルに実現できて何より♪


※注:NEEWERのマクロエクステンションチューブセットは、対応カメラメーカーによってリングの規格が異なるようです。M57規格はあくまでもニコン用の話ですのでお気をつけください。
※注:絞り連動機構はありませんので、いわゆるGタイプのニコンレンズだと絞りが最大値(F22とか)から動かせません。



by supernova1987a | 2016-02-17 06:58 | 機材 | Comments(2)

冷却CMOSカメラ④

★忘れないうちに整理、整理・・・

四苦八苦して、なんとかファーストライトに成功したZWOの冷却CMOSカメラ
ASI174MC-COOLですが、ようやくオリオン座大星雲M42を撮影した120コマ分すべての画像処理が終わりました。

※共通データは、
 ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド
 ASI174MC-COOL 冷却温度-15℃ ゲイン200 露出15秒 16bitRAW出力
 ほぼ正方形にトリミング 
です

★1コマ撮って出し
f0346040_20233545.jpg
 ※1コマのベイヤーデータをステライメージでデモザイクしただけです

★1コマレタッチ
f0346040_20402324.jpg

※ステライメージでトーンカーブを修正したものです
ぱっと見、きれいですが、ダークノイズまみれです。

★120コマコンポジット
f0346040_20252588.jpg
 ※120コマのデータをベイヤーデータのままでダーク減算した後に加算コンポジットし、レベル修正。大気による色ずれも補正しました。
 非常になめらかになりましたが、ボケボケです。

★レジスタックスにてウエーブレット
f0346040_20273999.jpg
 ※データを一度モノクロに変換してレジスタックスでウエーブレット処理。これをL画像としてLRGB再合成しました。
 ノイズが出るのが怖いのでウエーブレットは軽めに掛けました。空の条件が良ければもっと線の細い処理が可能かと・・・。

★中心部重視の処理なら
f0346040_01052251.jpg
こんな路線もアリですね♪
暗部を持ち上げなければ、ハイライトの処理は楽です。
トラペジウム付近の星雲の『へこみ』がよく分かって、これはこれで面白いと思います。

★・・・疲れました

今回の画像処理は、この辺で終了ですかね?
まあ、とにかく色々と勉強になりました。
実際のところ、これまで使っていたIR改造D5000のベストショットを超えられなかったのですが、撮影時のコンディションが悪かったので仕方ありません。
今度は暗い空の元で撮影してみたいものですねぇ。



by supernova1987a | 2016-02-15 23:10 | 天体写真 | Comments(2)

冷却CMOSカメラ③

★冷却CMOSカメラファーストライト

f0346040_01304405.jpg
アトラクスの『病気』が治ったので、待望の冷却CMOSカメラでのファーストライトです!!


★冷却CMOSカメラで一発撮り

まずは、「いつもの」オリオン座大星雲M42を15秒露光で「撮って出し」です。
f0346040_02584534.jpg
※ZWO ASI-174MC-COOL  + ビクセンVMC260L + レデューサVMC + LPS-P2
K-ASTEC改造ニューアトラクス ノータッチガイド 15秒露光 撮像温度-15℃
 
おおお!!
いい感じです。昔、30万画素の冷却CCDを初めて使ったときのような感動があります。
たった15秒露光の一発撮り・撮って出しですから全然明るさが足りてませんが、トラペジウム周辺のモクモク感が素敵です。
解像感も十分高いですね♪

★60枚コンポジットなど画像処理

今回は、

①SharpCaptureで、RAWデータをベイヤー配列のままモノクロFITSファイルに出力
②ステライメージでベイヤーデータのままダークファイルを減算
③ステライメージでRGBデモザイク処理
④ステライメージで加算平均コンポジット
⑤ステライメージでレベル調整+トーンカーブ修正
⑥輝度データをレジスタックスでウエーブレット処理
⑦LRGB再合成処理
⑧フォトショップエレメントでトーン修正

という流れです。
f0346040_03083686.jpg
※同上データを画像処理

おお!
とてもいい感じです。


懸念していた変なノイズも気になりません。冷却の効果絶大のようです♪

★最後に失敗作を・・・

実は、最初、静止画データではなく
「動画データをはき出させて、レジスタックスでスタック一発で済めば楽だなあ」
などと考えていたのですが、画像処理の融通が利かなくて失敗しました。
ついでに、外気温が0℃近くだったので無精して冷却もせず・・・。

f0346040_03175384.jpg
りょうけん座の子持ち銀河M51ですが、いやはや、ランダムノイズまみれ+ホットピクセルまみれ+アンプノイズまみれ・・・で悲惨です。

・・・・が、腕のディテールなどポテンシャルは感じられます。
いつか、まじめに撮ることにします。



by supernova1987a | 2016-02-11 06:54 | 天体写真 | Comments(4)

冷却CMOSカメラ②

★念願の冷却CMOSカメラが届いたのに・・・

f0346040_01265900.jpg
いざ撮影しようとしたら、愛用の赤道儀 ビクセン ニューアトラクス(K-ASTEC改造版)が「変」です。
赤緯モーターが度々停止して使い物にならなくなっちゃいました。
挙動をよく観察すると、どうも、ある一定の角度赤経方向に赤道議を回すと赤緯モーターが制御不能になっているようです。

自動導入途中に望遠鏡がある方向に向いたとたん、
「グググ、ガラガラガラ、ズガガ、パタン!」
という世にも恐ろしい音を発して赤緯だけモーターが停止します。

一瞬、ギアに何かが挟まったか部品が破損したのかと思い、慌てて赤緯モーターハウジングを開けて挙動を観察しましたが、おかしなところはありません。
f0346040_02362894.jpg
しかし、何度やってもモーターが止まります。
しかも奇妙なことに、クランプをフリーにして手動で赤経方向に赤道議を回しても、なぜか赤緯モーターが止まるのです。

・・・赤緯モータのくせに、なんで赤経方向の運動に左右されるんだ?!

・・・しばらく頭を抱えていましたが、ふと、赤道議のロータリー接点が怪しいのではないかとの仮説に基づき、
接点を清掃することにしました。

f0346040_02385447.jpg
 ※ニューアトラクスの配線は、途中からロータリー接点を介して接続されています。EQ6PROなどのように赤緯体にケーブルを挿さなくて済むところが素敵です・・・・・が。

f0346040_02413924.jpg
※これがロータリー接点。ちなみに私はあまりメカに強くないので、簡単な分解作業でも要所要所でデジカメで写真を撮る癖があります。この接点とか、あとでどっちが右のブラシか分からなくなると「終わり」ですので・・・。

f0346040_02442861.jpg
※接点のブラシを丁寧に掃除し、内部の接点を清掃しました。本来ならメーカー送りで解決なのですが、「改造」しちゃってるが故の弱みですね(笑)。
その後、赤経軸を何回も回転させて馴染ませました。(おまじない程度ですが・・・)

★さて復活なるか?

・・・冷や汗ものでした。
ええ、こんな単純な掃除で、何事もなく正常駆動するようになりました。
うーん。こうしてみるとクラシカルな配線のEQ6PROが、かえって安全に見えてきちゃいますねえ・・・。

さて、いよいよ冷却CMOSカメラ ZWO ASI-174MC-COOLのファーストライトに挑戦です!

以下 続きます。

by supernova1987a | 2016-02-10 06:15 | 天体写真 | Comments(0)

冷却CMOSカメラ①

★『本命の』D810Aと『真逆』の方向性

無事にファーストライトを終えたD810Aですが、今後は色々な被写体を撮影していくつもりです。
ただ、次の点がどうしても苦しいですねぇ。

○画像ファイルがあまりにも巨大
○画像処理がとても大変
○フルサイズに対応した機材が少ない

まあ、仕方ないので、のんびり付き合っていくことにしましょう。

★軽いファイルサイズでドカンと写すには・・・

レデューサ装着のVMC260Lはフルサイズをカバーしていません。
また、素のVMC260LだとD810Aのフォーマットをほぼカバーしますが、よく見るとサジッタル方向(円周方向)に星像が伸びてしまいます。
また、改造D5000でAPS-Cフォーマットに慣れすぎたので、星雲のクローズアップなどでもっと焦点距離がほしくなっちゃいます。
まあ、トリミングすれば済む話なのですが、いかんせんファイルサイズが大きいので処理が大変です。

★そんなわけで、逆方向を行く秘密兵器を・・・
f0346040_01265900.jpg
ZWOから新発売のASI174MC-COOL
いわゆる「冷却CCD」ならぬ「冷却CMOS」です。実は、D810Aよりも先に発注していたのですが、なかなか入荷せずずいぶんと待ちました。ただし初回限定の特価セールのため少々お安くなっていました。(ネット上では、まだユーザーを見かけませんね。『初物』は怖いので皆さん『様子見』でしょうか・・・?)

f0346040_01311725.jpg
フォーマットサイズは1/1.2インチですので、ニコワンよりも少し小さい程度ですね。
同じ焦点距離のレンズ(や望遠鏡)を使った場合、フルサイズと比べておよそ3倍に焦点距離が伸びたような写真が撮れそうです。

画素数は今時珍しく『たった』230万画素ですが、特筆すべき機能が装備されています。
本機種の前身であるASI174MC(ノーマルタイプ)は、月や惑星などを動画で撮影してレジスタックスなどでスタッキング処理するための、いわゆる『惑星カメラ』ですが、今回の新製品は型番に「COOL」とあるとおり、なんと「電子冷却装置」が組み込まれているのです。

一般に、CCDやCMOSには、いわゆるダークノイズと呼ばれるオフセットがあって天体写真の際には大変邪魔になります。このノイズを低減させる最も簡単な方法は撮像素子を冷却することです。熱心な天文家は冷却CCDと呼ばれる天体専用の冷却カメラを使われていますが、いかんせん、とても高価な上に結構巨大なのです。一般的なデジカメがCCDからCMOSに取って代わられたように、いつかCCDではなくCMOSの冷却カメラが安く出ないかなあ、とずっと期待していました。

★VMC260Lへの取り付けで悪戦苦闘

結構悩みました。
 ①VMC260Lにレデューサをつけて使いたい
 ②レデューサからCMOSまでの距離が長くなりすぎるのはまずそう
 ③LPS-P2フィルタも併用したい
・・・これらを満足させるために「あーでもない」「こーでもない」と手持ちのパーツをとっかえひっかえ試行錯誤。
結局、今回もBORGのパーツ群に頼りました。

f0346040_01312424.jpg
 ※かなり複雑な組み合わせです(笑)

★いざ、ファーストライト・・・のハズが

 メジャーなメーカー製のカメラと異なりサポートは最小限。マニュアルすら存在しません。基本的には自己責任で試行錯誤すべき機種ですね。
のっけから、制御用のソフトのインストールでコケました。(FireCaputureが日本語Windowsにインストールできないという、例のヤツですね。)

しばし情報集めにネットをさまよい、起動用のバッチファイルの中身を少し書き換えることで無事インストール成功。・・・見つけた人すごいなあ。
ただし、どうも自分がやりたいことができないソフト(あくまで動画を撮影して画像処理することを前提としたソフトです)だったので、結局、SharpCaptureに乗り換えました。(冷却機能を制御できた上で、静止画のRAWファイルを自動でガンガン吐き出し続けるソフトが欲しかったのです。)

いざ、テスト撮影だー!

と思ったのもつかの間。
ここまできて、まさかのアトラクスが死亡!?

以下続きます。

by supernova1987a | 2016-02-09 06:13 | 機材 | Comments(0)

『本命』の投入④

しぶしぶ固定撮影でオリオン座を撮ってファーストライトとしたD810Aですが、その翌日、1~2時間ほど晴れ間が期待できる天候になりました。

★VMC260L+D810A強行軍

北極星を探すだけでも四苦八苦するほど雲が流れてきている中、強引にセッティングを済ませました。
狙うは、当初の目的・オリオン座大星雲M42です。
流れゆく雲々が光害でオレンジ色に光っている中、短時間露光のコンポジットを画策します。

★D810A一発撮り

まずはVMC260L直焦点(3000mmF11.4)にD810Aを装着して、ISO6400の15秒露光を試みます。
『素』の性能を見るために、高感度ノイズリダクション・長秒時ノイズリダクションともに切ります。
後から加工することを考えて、WBはデイライト、アクティブDライティングは少なめ、ピクチャースタイルはニュートラルを選択しました。・・・さて、どう出ますか・・・。
f0346040_02141564.jpg
※ビクセンVMC260L+D810A+LPS-P2フィルタ ISO6400 15秒露光 RAW一発撮り K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 現像はキャプチャNX-D

・・・おおお!良く写りますね!
IR改造デジカメほどではないですが、ノーマルデジカメとは全く違う写りです。

それに、『嬉しい誤算』だったのは、
なんと、素のVMC260Lがフルサイズでも結構使い物になることが分かったことです。
・・・ううむ。これ、VMC200とは基本設計が異なるんでしょうかね。変形マクストフカセグレンのくせに意外なほど画像が平坦で、致命的な像の流れも見えません。しかも周辺減光がごくわずかです。もちろん、よく見るとサジッタル方向(円周方向)に周辺星像が流れていたり、再周辺部では十文字形に星像が変形していたりします。しかし、そもそもVMCは写真用ではなく眼視用の鏡筒のハズ。VMC260Lは他のVMCシリーズと根本的に何かが違いますね・・・これ、写真鏡としてもっと宣伝しても良いのでは??。(もちろん、レデューサを用いてAPS-Cで撮るのがベストなようですが)

★「やっつけ仕事」でコンポジット!

得意の短時間露光コンポジットを試みてみます。
ただし、IR改造D5000で用いていた複雑な現像処理はパスします。
なにしろキャプチャーNX2とステライメージ6がD810Aに対応していないので処理できないのです。仕方なく、キャプチャーNX-Dでトーン修正とノイズリダクションをバッチ処理してTIFFファイルを吐き出させ、それをステライメージに突っ込みます。

・・・・さて、うまくいきますでしょうか?

f0346040_02295363.jpg
※ISO6400 15秒露光の40コマコンポジット キャプチャNX-Dで現像+ノイズ低減したものを ステライメージでコンポジット+デジタル現像+トーン修正

すばらしいっ!!

・・・なんというか、「無理」がありません。
改造デジカメと異なり、『好みの色』を出しやすいのは、一般撮影も視野に入れたD810Aならではですね。

もちろん、以前IR改造D5000で撮影したM42ほどの「スゴみ」はありませんが、昔懐かしいフィルム撮影のような色。
・・・うーん。この色なんですよねぇ、欲しかったのは♪

★M42の『記憶色』

オリオン座大星雲はじめ散光星雲が発するHα線は可視光の赤の中でもかなり赤外線寄りの「赤黒い光」なので、肉眼ではその色は分かりません。
それなのに自分の中にはオリオン座大星雲について、いわゆる『記憶色』があります。

思いかえせば、アマチュアの天体望遠鏡でも星雲の撮影ができるということを初めて知ったのは、小学6年生の時に買った藤井旭氏の「星雲星団ガイドブック」でした。毎日のように読みふけってボロボロにし、ついに2冊目を買ったほどに没頭した本です。そこに掲載されたM42の「もの凄く綺麗なピンク色」に衝撃を受けて以来、その色が『記憶色』として脳内にすり込まれていたようです。

以来、オリオン座大星雲の色を出すための試行が始まるのですが・・・
  中学の頃のSR400では感度が足りず、そもそも写らない
  高校の頃のGX3200では赤茶けた発色となり、粒子もボロボロ
  社会人になってからのデジタル一眼では青紫にしか写らない
  近年のIR改造デジカメでは真っ赤に写ってしまう
・・・・まあ、レタッチ次第である程度色の操作は可能なのですが、階調と色を両立させるのは難しいわけです。

その点、D810Aは少しレベルをいじるだけで、この『記憶色』が出てしまいます。
あまりにも色が綺麗なので、今後使い方をさらに考えないといけませんねぇ。


★覚え書き★

・・・それにしても、キャプチャーNX-DのRAW現像は遅すぎます。しかも、しばしば「落ち」ます。
これは早々にステライメージ7に行くか、本家のシルキーピクス(キャプチャーNX-D、どう見てもシルキーの改造版ですよね?)に行くか決めないといけませんね。
さて、色々と試行錯誤した結果分かったことをメモ。ベテランの方には常識かも?

①ステライメージのコンポジットがあまりにも重い時
 →環境設定でキャッシュファイルをSSD上に移してやると劇的に速くなりました♪

②キャプチャNX-Dが重すぎる原因の一つは
 →デフォルトで「ノイズリダクション2013」がかかってしまうことのようです。
  これを切ると劇的に速くなりました♪


by supernova1987a | 2016-01-13 06:09 | 天体写真 | Comments(0)


タグ
最新の記事
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
画像一覧
外部リンク