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あぷらなーとの写真ブログ
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変換リングの代用品

★ネット上で探しまわってました

「とあること」を実現するためのちょうど良いアダプターが見つからなくて探し回ってました。
 欲しかったのは、ニコンマウントをBORG互換のM57に変換するアダプターです。
「その逆」なら当然BORGで入手できますが、
今回やりたいのは、ニコンのレンズにBORGのパーツをつけるというものです。

★まさか?!と思うお値段で・・・

アマゾンでちょうど良いものを見つけました。

NEEWERのマクロエクステンションチューブセット

本来は接写リングなのでしょうが、長さを変えるための延長チューブがなんとM57規格ではないですか!
しかもお値段が、目を疑う1136円。安っ!!

ええ。ダメ元でポチりましたとも。

f0346040_21072785.jpg
 お値段相当の安っぽい箱に入って届きましたが、問題は中身です!

★いったい原価はいくらなんでしょう??

 ばらしてみると、こんな感じでした。
f0346040_21284639.jpg
確かに作りが安っぽくてマウント部にはガタがありますし、妙にねじ山が少ない(外れやすい)とか色々不満はありますが
 ニコンマウントメス→M57オス×1個
 M57メス→M57オス×3個
 M57メス→ニコンマウントオス×1個

の合計5つのリングがセットになって1136円・・・・文句言えませんねぇ。

★たとえば、こんな使い方♪

NEEWERのマクロエクステンションチューブセットの一部に
BORGのパーツと笠井のパーツを組み合わせると・・・・・

f0346040_21373639.jpg
はい。あっという間にニコンマウントからアメリカンサイズのアイピースホルダへの変換パーツが完成♪
こいつを使うと・・・
f0346040_21394504.jpg
サンニッパが望遠鏡に変身!!

★などと、馬鹿なことをやってる場合ではありません

いえ・・・実際に「サンニッパ望遠鏡」よく見えましたけれど、
こんな無謀な使い方は、ほとんどギャグです。

本当は、これ↓がやりたかったのです!
f0346040_21434881.jpg
ニコンの望遠レンズ(Gタイプではなく、絞りリングがあるタイプ限定ですが)に冷却CMOSカメラASI174MC-COOLが接続可能に!
この手の類を実現する変換リングはとてもお高いですので、リーズナブルに実現できて何より♪


※注:NEEWERのマクロエクステンションチューブセットは、対応カメラメーカーによってリングの規格が異なるようです。M57規格はあくまでもニコン用の話ですのでお気をつけください。
※注:絞り連動機構はありませんので、いわゆるGタイプのニコンレンズだと絞りが最大値(F22とか)から動かせません。



by supernova1987a | 2016-02-17 06:58 | 機材 | Comments(2)

冷却CMOSカメラ④

★忘れないうちに整理、整理・・・

四苦八苦して、なんとかファーストライトに成功したZWOの冷却CMOSカメラ
ASI174MC-COOLですが、ようやくオリオン座大星雲M42を撮影した120コマ分すべての画像処理が終わりました。

※共通データは、
 ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド
 ASI174MC-COOL 冷却温度-15℃ ゲイン200 露出15秒 16bitRAW出力
 ほぼ正方形にトリミング 
です

★1コマ撮って出し
f0346040_20233545.jpg
 ※1コマのベイヤーデータをステライメージでデモザイクしただけです

★1コマレタッチ
f0346040_20402324.jpg

※ステライメージでトーンカーブを修正したものです
ぱっと見、きれいですが、ダークノイズまみれです。

★120コマコンポジット
f0346040_20252588.jpg
 ※120コマのデータをベイヤーデータのままでダーク減算した後に加算コンポジットし、レベル修正。大気による色ずれも補正しました。
 非常になめらかになりましたが、ボケボケです。

★レジスタックスにてウエーブレット
f0346040_20273999.jpg
 ※データを一度モノクロに変換してレジスタックスでウエーブレット処理。これをL画像としてLRGB再合成しました。
 ノイズが出るのが怖いのでウエーブレットは軽めに掛けました。空の条件が良ければもっと線の細い処理が可能かと・・・。

★中心部重視の処理なら
f0346040_01052251.jpg
こんな路線もアリですね♪
暗部を持ち上げなければ、ハイライトの処理は楽です。
トラペジウム付近の星雲の『へこみ』がよく分かって、これはこれで面白いと思います。

★・・・疲れました

今回の画像処理は、この辺で終了ですかね?
まあ、とにかく色々と勉強になりました。
実際のところ、これまで使っていたIR改造D5000のベストショットを超えられなかったのですが、撮影時のコンディションが悪かったので仕方ありません。
今度は暗い空の元で撮影してみたいものですねぇ。



by supernova1987a | 2016-02-15 23:10 | 天体写真 | Comments(2)

冷却CMOSカメラ③

★冷却CMOSカメラファーストライト

f0346040_01304405.jpg
アトラクスの『病気』が治ったので、待望の冷却CMOSカメラでのファーストライトです!!


★冷却CMOSカメラで一発撮り

まずは、「いつもの」オリオン座大星雲M42を15秒露光で「撮って出し」です。
f0346040_02584534.jpg
※ZWO ASI-174MC-COOL  + ビクセンVMC260L + レデューサVMC + LPS-P2
K-ASTEC改造ニューアトラクス ノータッチガイド 15秒露光 撮像温度-15℃
 
おおお!!
いい感じです。昔、30万画素の冷却CCDを初めて使ったときのような感動があります。
たった15秒露光の一発撮り・撮って出しですから全然明るさが足りてませんが、トラペジウム周辺のモクモク感が素敵です。
解像感も十分高いですね♪

★60枚コンポジットなど画像処理

今回は、

①SharpCaptureで、RAWデータをベイヤー配列のままモノクロFITSファイルに出力
②ステライメージでベイヤーデータのままダークファイルを減算
③ステライメージでRGBデモザイク処理
④ステライメージで加算平均コンポジット
⑤ステライメージでレベル調整+トーンカーブ修正
⑥輝度データをレジスタックスでウエーブレット処理
⑦LRGB再合成処理
⑧フォトショップエレメントでトーン修正

という流れです。
f0346040_03083686.jpg
※同上データを画像処理

おお!
とてもいい感じです。


懸念していた変なノイズも気になりません。冷却の効果絶大のようです♪

★最後に失敗作を・・・

実は、最初、静止画データではなく
「動画データをはき出させて、レジスタックスでスタック一発で済めば楽だなあ」
などと考えていたのですが、画像処理の融通が利かなくて失敗しました。
ついでに、外気温が0℃近くだったので無精して冷却もせず・・・。

f0346040_03175384.jpg
りょうけん座の子持ち銀河M51ですが、いやはや、ランダムノイズまみれ+ホットピクセルまみれ+アンプノイズまみれ・・・で悲惨です。

・・・・が、腕のディテールなどポテンシャルは感じられます。
いつか、まじめに撮ることにします。



by supernova1987a | 2016-02-11 06:54 | 天体写真 | Comments(4)

冷却CMOSカメラ②

★念願の冷却CMOSカメラが届いたのに・・・

f0346040_01265900.jpg
いざ撮影しようとしたら、愛用の赤道儀 ビクセン ニューアトラクス(K-ASTEC改造版)が「変」です。
赤緯モーターが度々停止して使い物にならなくなっちゃいました。
挙動をよく観察すると、どうも、ある一定の角度赤経方向に赤道議を回すと赤緯モーターが制御不能になっているようです。

自動導入途中に望遠鏡がある方向に向いたとたん、
「グググ、ガラガラガラ、ズガガ、パタン!」
という世にも恐ろしい音を発して赤緯だけモーターが停止します。

一瞬、ギアに何かが挟まったか部品が破損したのかと思い、慌てて赤緯モーターハウジングを開けて挙動を観察しましたが、おかしなところはありません。
f0346040_02362894.jpg
しかし、何度やってもモーターが止まります。
しかも奇妙なことに、クランプをフリーにして手動で赤経方向に赤道議を回しても、なぜか赤緯モーターが止まるのです。

・・・赤緯モータのくせに、なんで赤経方向の運動に左右されるんだ?!

・・・しばらく頭を抱えていましたが、ふと、赤道議のロータリー接点が怪しいのではないかとの仮説に基づき、
接点を清掃することにしました。

f0346040_02385447.jpg
 ※ニューアトラクスの配線は、途中からロータリー接点を介して接続されています。EQ6PROなどのように赤緯体にケーブルを挿さなくて済むところが素敵です・・・・・が。

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※これがロータリー接点。ちなみに私はあまりメカに強くないので、簡単な分解作業でも要所要所でデジカメで写真を撮る癖があります。この接点とか、あとでどっちが右のブラシか分からなくなると「終わり」ですので・・・。

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※接点のブラシを丁寧に掃除し、内部の接点を清掃しました。本来ならメーカー送りで解決なのですが、「改造」しちゃってるが故の弱みですね(笑)。
その後、赤経軸を何回も回転させて馴染ませました。(おまじない程度ですが・・・)

★さて復活なるか?

・・・冷や汗ものでした。
ええ、こんな単純な掃除で、何事もなく正常駆動するようになりました。
うーん。こうしてみるとクラシカルな配線のEQ6PROが、かえって安全に見えてきちゃいますねえ・・・。

さて、いよいよ冷却CMOSカメラ ZWO ASI-174MC-COOLのファーストライトに挑戦です!

以下 続きます。

by supernova1987a | 2016-02-10 06:15 | 天体写真 | Comments(0)

冷却CMOSカメラ①

★『本命の』D810Aと『真逆』の方向性

無事にファーストライトを終えたD810Aですが、今後は色々な被写体を撮影していくつもりです。
ただ、次の点がどうしても苦しいですねぇ。

○画像ファイルがあまりにも巨大
○画像処理がとても大変
○フルサイズに対応した機材が少ない

まあ、仕方ないので、のんびり付き合っていくことにしましょう。

★軽いファイルサイズでドカンと写すには・・・

レデューサ装着のVMC260Lはフルサイズをカバーしていません。
また、素のVMC260LだとD810Aのフォーマットをほぼカバーしますが、よく見るとサジッタル方向(円周方向)に星像が伸びてしまいます。
また、改造D5000でAPS-Cフォーマットに慣れすぎたので、星雲のクローズアップなどでもっと焦点距離がほしくなっちゃいます。
まあ、トリミングすれば済む話なのですが、いかんせんファイルサイズが大きいので処理が大変です。

★そんなわけで、逆方向を行く秘密兵器を・・・
f0346040_01265900.jpg
ZWOから新発売のASI174MC-COOL
いわゆる「冷却CCD」ならぬ「冷却CMOS」です。実は、D810Aよりも先に発注していたのですが、なかなか入荷せずずいぶんと待ちました。ただし初回限定の特価セールのため少々お安くなっていました。(ネット上では、まだユーザーを見かけませんね。『初物』は怖いので皆さん『様子見』でしょうか・・・?)

f0346040_01311725.jpg
フォーマットサイズは1/1.2インチですので、ニコワンよりも少し小さい程度ですね。
同じ焦点距離のレンズ(や望遠鏡)を使った場合、フルサイズと比べておよそ3倍に焦点距離が伸びたような写真が撮れそうです。

画素数は今時珍しく『たった』230万画素ですが、特筆すべき機能が装備されています。
本機種の前身であるASI174MC(ノーマルタイプ)は、月や惑星などを動画で撮影してレジスタックスなどでスタッキング処理するための、いわゆる『惑星カメラ』ですが、今回の新製品は型番に「COOL」とあるとおり、なんと「電子冷却装置」が組み込まれているのです。

一般に、CCDやCMOSには、いわゆるダークノイズと呼ばれるオフセットがあって天体写真の際には大変邪魔になります。このノイズを低減させる最も簡単な方法は撮像素子を冷却することです。熱心な天文家は冷却CCDと呼ばれる天体専用の冷却カメラを使われていますが、いかんせん、とても高価な上に結構巨大なのです。一般的なデジカメがCCDからCMOSに取って代わられたように、いつかCCDではなくCMOSの冷却カメラが安く出ないかなあ、とずっと期待していました。

★VMC260Lへの取り付けで悪戦苦闘

結構悩みました。
 ①VMC260Lにレデューサをつけて使いたい
 ②レデューサからCMOSまでの距離が長くなりすぎるのはまずそう
 ③LPS-P2フィルタも併用したい
・・・これらを満足させるために「あーでもない」「こーでもない」と手持ちのパーツをとっかえひっかえ試行錯誤。
結局、今回もBORGのパーツ群に頼りました。

f0346040_01312424.jpg
 ※かなり複雑な組み合わせです(笑)

★いざ、ファーストライト・・・のハズが

 メジャーなメーカー製のカメラと異なりサポートは最小限。マニュアルすら存在しません。基本的には自己責任で試行錯誤すべき機種ですね。
のっけから、制御用のソフトのインストールでコケました。(FireCaputureが日本語Windowsにインストールできないという、例のヤツですね。)

しばし情報集めにネットをさまよい、起動用のバッチファイルの中身を少し書き換えることで無事インストール成功。・・・見つけた人すごいなあ。
ただし、どうも自分がやりたいことができないソフト(あくまで動画を撮影して画像処理することを前提としたソフトです)だったので、結局、SharpCaptureに乗り換えました。(冷却機能を制御できた上で、静止画のRAWファイルを自動でガンガン吐き出し続けるソフトが欲しかったのです。)

いざ、テスト撮影だー!

と思ったのもつかの間。
ここまできて、まさかのアトラクスが死亡!?

以下続きます。

by supernova1987a | 2016-02-09 06:13 | 機材 | Comments(0)

『本命』の投入④

しぶしぶ固定撮影でオリオン座を撮ってファーストライトとしたD810Aですが、その翌日、1~2時間ほど晴れ間が期待できる天候になりました。

★VMC260L+D810A強行軍

北極星を探すだけでも四苦八苦するほど雲が流れてきている中、強引にセッティングを済ませました。
狙うは、当初の目的・オリオン座大星雲M42です。
流れゆく雲々が光害でオレンジ色に光っている中、短時間露光のコンポジットを画策します。

★D810A一発撮り

まずはVMC260L直焦点(3000mmF11.4)にD810Aを装着して、ISO6400の15秒露光を試みます。
『素』の性能を見るために、高感度ノイズリダクション・長秒時ノイズリダクションともに切ります。
後から加工することを考えて、WBはデイライト、アクティブDライティングは少なめ、ピクチャースタイルはニュートラルを選択しました。・・・さて、どう出ますか・・・。
f0346040_02141564.jpg
※ビクセンVMC260L+D810A+LPS-P2フィルタ ISO6400 15秒露光 RAW一発撮り K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 現像はキャプチャNX-D

・・・おおお!良く写りますね!
IR改造デジカメほどではないですが、ノーマルデジカメとは全く違う写りです。

それに、『嬉しい誤算』だったのは、
なんと、素のVMC260Lがフルサイズでも結構使い物になることが分かったことです。
・・・ううむ。これ、VMC200とは基本設計が異なるんでしょうかね。変形マクストフカセグレンのくせに意外なほど画像が平坦で、致命的な像の流れも見えません。しかも周辺減光がごくわずかです。もちろん、よく見るとサジッタル方向(円周方向)に周辺星像が流れていたり、再周辺部では十文字形に星像が変形していたりします。しかし、そもそもVMCは写真用ではなく眼視用の鏡筒のハズ。VMC260Lは他のVMCシリーズと根本的に何かが違いますね・・・これ、写真鏡としてもっと宣伝しても良いのでは??。(もちろん、レデューサを用いてAPS-Cで撮るのがベストなようですが)

★「やっつけ仕事」でコンポジット!

得意の短時間露光コンポジットを試みてみます。
ただし、IR改造D5000で用いていた複雑な現像処理はパスします。
なにしろキャプチャーNX2とステライメージ6がD810Aに対応していないので処理できないのです。仕方なく、キャプチャーNX-Dでトーン修正とノイズリダクションをバッチ処理してTIFFファイルを吐き出させ、それをステライメージに突っ込みます。

・・・・さて、うまくいきますでしょうか?

f0346040_02295363.jpg
※ISO6400 15秒露光の40コマコンポジット キャプチャNX-Dで現像+ノイズ低減したものを ステライメージでコンポジット+デジタル現像+トーン修正

すばらしいっ!!

・・・なんというか、「無理」がありません。
改造デジカメと異なり、『好みの色』を出しやすいのは、一般撮影も視野に入れたD810Aならではですね。

もちろん、以前IR改造D5000で撮影したM42ほどの「スゴみ」はありませんが、昔懐かしいフィルム撮影のような色。
・・・うーん。この色なんですよねぇ、欲しかったのは♪

★M42の『記憶色』

オリオン座大星雲はじめ散光星雲が発するHα線は可視光の赤の中でもかなり赤外線寄りの「赤黒い光」なので、肉眼ではその色は分かりません。
それなのに自分の中にはオリオン座大星雲について、いわゆる『記憶色』があります。

思いかえせば、アマチュアの天体望遠鏡でも星雲の撮影ができるということを初めて知ったのは、小学6年生の時に買った藤井旭氏の「星雲星団ガイドブック」でした。毎日のように読みふけってボロボロにし、ついに2冊目を買ったほどに没頭した本です。そこに掲載されたM42の「もの凄く綺麗なピンク色」に衝撃を受けて以来、その色が『記憶色』として脳内にすり込まれていたようです。

以来、オリオン座大星雲の色を出すための試行が始まるのですが・・・
  中学の頃のSR400では感度が足りず、そもそも写らない
  高校の頃のGX3200では赤茶けた発色となり、粒子もボロボロ
  社会人になってからのデジタル一眼では青紫にしか写らない
  近年のIR改造デジカメでは真っ赤に写ってしまう
・・・・まあ、レタッチ次第である程度色の操作は可能なのですが、階調と色を両立させるのは難しいわけです。

その点、D810Aは少しレベルをいじるだけで、この『記憶色』が出てしまいます。
あまりにも色が綺麗なので、今後使い方をさらに考えないといけませんねぇ。


★覚え書き★

・・・それにしても、キャプチャーNX-DのRAW現像は遅すぎます。しかも、しばしば「落ち」ます。
これは早々にステライメージ7に行くか、本家のシルキーピクス(キャプチャーNX-D、どう見てもシルキーの改造版ですよね?)に行くか決めないといけませんね。
さて、色々と試行錯誤した結果分かったことをメモ。ベテランの方には常識かも?

①ステライメージのコンポジットがあまりにも重い時
 →環境設定でキャッシュファイルをSSD上に移してやると劇的に速くなりました♪

②キャプチャNX-Dが重すぎる原因の一つは
 →デフォルトで「ノイズリダクション2013」がかかってしまうことのようです。
  これを切ると劇的に速くなりました♪


by supernova1987a | 2016-01-13 06:09 | 天体写真 | Comments(0)

『本命』の投入③

★不本意なファーストライト

新たに入手したD810A。
本来は、VMC260Lにつけて、オリオン座大星雲をババ-ンと拡大撮影する予定だったのですが、曇りました
GPV予報を見ても長時間の晴れ間は期待できず、アトラクスのセッティングの時間は取れそうにないので、不本意ですが、一瞬の合間を見て50mm標準レンズと三脚で固定撮影しました。


★どうせならISO12800とやらを・・・
せっかくなので、D810Aの常用感度上限のISO12800を試してみました
レンズは初めて一眼レフ(ニコンFG20)を買ったときに入手したニッコール50mmF1.8Sです。当時、全てのニコンレンズの中で最も安かったのですが、なかなかどうして、クセのない描写とコンパクトな筐体が魅力で、未だに使い続けています。
絞りをF4にして、固定撮影の5秒露光でいきます。
f0346040_01445019.jpg
※ニコンD810A+ニコンAi50mmF1.8S 絞りF4  ISO12800 5秒露光 RAW一発撮り

・・・すごい!!

ノイズリダクション系は全て切っているにもかかわらず、とても良く写りました。
大昔、GX3200やTMAX3200で固定撮影していたときは、ノイズボロボロの画像を見て「おお、固定撮影でもちゃんと星座が写ってる」と驚いたものですが、これは、もう『別物』。充分に実用になります♪

それに何より、オリオン座大星雲M42の「ピンク」がちゃんとピンクに写っているではないですか!

もちろん、Hα線が写ることがD810Aのウリなのですが、期待以上に綺麗な色です。もちろん、以前D3やD700で閉口した「恒星が変な色に写ってしまう」偽色現象も目立ちません。(厳密には多少偽色が出ています。まあもともとローパスレスですから仕方ないでしょう)

f0346040_01585756.jpg
※上記画像のトリミング

よくみると、NGC2024までうっすらと写ってしまってますね。
F4でたった5秒なのに・・・・。
・・・・こりゃ、星座撮影にはもう赤道儀がいらないかもですねぇ。(ため息)

・・・むう。とんでもない時代になったものだなあ・・・。

★★以下続きます★★

by supernova1987a | 2016-01-12 06:40 | 天体写真 | Comments(0)

『本命』の投入②

★ファーストライト・・・のハズが

数ヶ月ぶりの連休だったので、さっそくVMC260LにD810Aを装着して撮影!
・・・のハズだったのですが・・・
悪天候に祟られました。

仕方がないのでまずは、定番のノイズテストです。

★ダークノイズの比較テストごっこ

気温約13度の中でのノイズテストをやってみました。
比較対象は、これまで天体写真で大活躍してくれていたIR改造D5000と、一般撮影用に重宝しているD610です。
いずれもISO6400の30秒露光のRAWで、ノイズ低減処理系の機能は全てオフ。後からキャプチャーNXDで3段増感してノイズをあぶり出します。

 ①D5000のダークノイズ
f0346040_03581447.jpg
※おなじみの輝点ノイズとランダムノイズです。見慣れた絵なのでホッとします(笑)
エントリー機で、しかも古い機種なのに、とても優秀だと思います。(最近のD5000台系ってどうなんでしょうね??)

 ②D610のダークノイズ

f0346040_03595521.jpg
※さすがにフルサイズなのでノイズは少なめに見えますが、輝点ノイズランダムノイズともに乗っています。全体的には赤くカブる傾向にあります。画面下部の赤いノイズ(アンプノイズ??)は少々やっかいです。

 ③D810Aのダークノイズ

f0346040_04001824.jpg
※一見ノイズが見られません。上記2機種とは全く異質なものを感じます。確かにランダムノイズも乗っているのですが、奇妙なことに「青」です。
特別な素子なのか、水面下で特殊なノイズ処理をしているのかは不明です。

★ピクセル等倍で比較してみましょう



 ①D5000
f0346040_04081484.jpg
※D5000 のダークノイズは、輝点ノイズがやや肥大化する傾向にあります。素子上の問題なのか、デモザイク上の問題なのかは不明です。
総じて現像ソフトでのホットピクセル除去機能のみでは取り切れませんのでダークファイルの減算が必要です。

 ②D610
f0346040_04082872.jpg
※D5000に比べると、ノイズ像が小さくまとまっています。ピクセル等倍なので拡大率が小さい訳ではありません。


 ③D810A
f0346040_04085074.jpg
※ううむ。何とも言えませんね。確かに赤いノイズは激減していますが、その反面青いノイズが多すぎるような気がします。ただし、ホットピクセルは肥大しておらず、いかにも除去しやすそうです。・・・ひょっとすると、Hα線で輝く星雲を強引な画像処理で「あぶり出す」ユーザーが多いことを想定して、赤いノイズを重点的に排除する方針なのかもしれませんね?

本来、5分とか10分などの長時間露光下においてD810Aの優位性が際立つのではないかと推測していますが、私の撮影スタイルは当面10~30秒の短露光を繰り返すものなので今回のテストで充分です。


★それにしても!

さすがに、36メガピクセル越えのデータは巨大ですね・・・。
しかも愛用のキャプチャーNX2が使えないのが痛いです。
後継ソフトのキャプチャーNXDが無料でリリースされているのは素晴らしいのですが、いかんせん動作が重すぎて、私の環境(corei7-950+3GBメモリ)ではほとんど使い物になりません。それにデータが大きすぎてステライメージまで檄重に。・・・いきなりの大きな壁・・・どうしよう・・・(泣)

★以下続きます★

by supernova1987a | 2016-01-11 06:29 | 天体写真 | Comments(0)

『本命』の投入①

2015年は星雲撮影にこだわったのですが、おおよその方向性が見えてきたので、意を決して『本命』機種を入手しました。

★ウワサのヤツです
f0346040_02372794.jpg
・・・はい。
ニコンの天体専用チューンナップ機・D810Aです。
ただし、非常に「お高い」のですぐに買うわけにもいかず、年末年始の実売価格の上下動を見ながら、「底値かな??」というタイミングに発注。
それでも軍資金が足らないので、(泣く泣く)愛用の機材を2点ほど『ドナドナ』しました。

★ちなみにドナドナしたのは・・・

2008年から7年ほど愛用してきたニコンのフルサイズデジタル一眼・D700と、いわゆる大三元ズームの1つであるAF-S24-70mmF2.8です。どちらも非常に良い道具だったので悩みましたが、背に腹は替えられません。

 D700は、風景写真には画素数が足らず、天体写真にはひどい偽色が出るのを理由に
 24-70mmは、抜群の解像度を誇る反面、あまりにも後ボケが汚いのを理由に

それぞれ自分に言い聞かせながらピカピカに掃除して丁寧に元箱に詰めてドナドナ・・・結構良い値で引き取っていただきました。

最近はネットでおよその査定が分かるので安心ですね。ちなみに、査定基準見ながら自分なりに『皮算用』していたのですが、1円の誤差もなく、ピッタリでした。

★D810Aの特徴

ノーマルのD810と比べてどこがスゴイのか?
もちろん、メーカーサイトを見れば分かるのですが、私が特に心惹かれたのは下記の点です。

 ①特殊なIRカットフィルタを搭載し、本来写らないはずのHα線(星雲の光)が良く写る(4倍の感度とのこと)
 ②IR改造デジカメと異なり、一般撮影にも転用できる。(改造機だと真っ赤になっちゃいます)
 ③ノイズが通常機よりも少ないらしい

・・・と、ここまでは有名・・・というか製品自体の「ウリ」ですよね。
ところが、さらに

 ④悪名高い、いわゆる『100コマ制限』が取り払われた!!
 ⑤Mモードに加えて、理論値ではなく実時間で制御される『M※モード』が搭載された!
 ⑥30秒よりも長い露光時間を設定できる!
 ⑦ライブビューを明るくできるためピント合わせやフレーミングが楽になった!

という機能が実装されていて、とてもよさげです。

★100コマ制限の撤廃について

 これ、結構やっかいな問題だったのですよ~。なぜだかニコンのデジカメは100コマ連写すると強制的に止まってしまう「仕様」でして、カスタムメニュー内の連写上限も100までなので、いじりようがありません。通常写真はともかく、大量の撮影が必要な比較明コンポジットの途中で連写が止まってしまい、星の軌跡がとぎれてしまう恐れがあります。そのためリモートコントローラを操作して一時的に連写をオフにしたとカメラに思わせるなど特殊な工夫が必要となり、意外と大変です。
 元々、機体を保護するための仕様なのではないかと推測するのですが、なんと、D810Aにはこの制限がありません。英断だと思います。(ひょっとして耐久性も向上したのかな??)

※追記
ノーマルのD810も、100コマ制限回避されてましたね。
勘違いでした。すみません。


★実時間制御の新マニュアルモード

 カメラ歴が長いベテランの方はご存じでしょうが、実は、カメラに表示されているシャッタースピードは「ウソ」です。そもそも、フィルムカメラのダイアルに刻まれていたシャッタースピードはあくまで「近似値」であって、実際には(1段ごとのシャッタースピードの数値列は)2を公比とする等比数列になっています。こうしないと、シャッターを1段遅くしたときに露光量が2倍にならないからです。

たとえば、表示上1/60秒のシャッターは、実際には2のマイナス6乗である1/64秒で制御されています。
f0346040_03305781.jpg
長秒時も同様で、表示上30秒露光となっている時、実際には32秒露光になっているというわけです。

15秒や30秒露光で連写しているとき、妙に撮影時間がずれていく原因がここにあります。
「30秒の40連写だから、20分後に回収に来よう・・・」
 ↓20分後
「あれ?まだ撮影続いてる・・・??」
などということが起こるわけです。

 ただし、これまでの慣習ですから、さすがに表示を変えるのはできないよなーなどと思っていたところ、なんと、D810Aは、通常のマニュアルモードに加え、「表示された数値の通り露光する」特殊なマニュアルモードが併設されているのです。つまり、D810Aなら、30秒露光は32秒ではなく「本当に30秒」に(も)できるという訳です。

・・・・うーん。もろもろの特長を数え上げて、散財を正当化しているだけかも・・・。

★以下、続きます★





by supernova1987a | 2016-01-10 06:34 | 天体写真 | Comments(0)

快適なピント合わせのために・・・

★望遠鏡での撮影は・・・

天体写真でも風景写真でも基本マニュアル撮影なので、ピント合わせは結構大変です。
特にピント合わせ時のバックラッシュやミラーシフトなどがやっかいです。
そんなわけで、小道具を入手しました。

★BORGのMMF-1♪
f0346040_22024064.jpg
BORG用の専用パーツMMF-1です。
特に『鳥屋』さんに人気のパーツらしいのですが、要するに微動装置付きのクレイフォード接眼部です。
銀色のノブを回すと粗動、金色のノブを回すと微動となり、精密なピント合わせが快適にできるとのこと。ちょうど笠井トレーディングのDXマイクロフォーカス接眼部を小型にしたような外観で、接続部がM57規格のため、ミニBORG鏡筒などにダイレクトに接続できます。
f0346040_22062616.jpg
早速ミニBORG60EDに装着してみましたが、なかなかカッコイイですね。
・・・さて、使い勝手はいかがでしょう??

ニコン1-V3を装着してライブビューにて動作確認してみました。

★操作ノブの感触

粗動の動き始めが重く動き始めると止まりにくいという感覚は減速装置付きのクレイフォード特有のもの(もう慣れました)。一方、微動の感触は、キリキリとした手応えがあって、DXマイクロフォーカス接眼部よりもV-POWER接眼部に近いような印象です。バックラッシュなどのガタは感じません。やはり、一般的なラックピニオン接眼部やヘリコイド接眼部と比べると格段にピントの微調整がしやすいですね。

★弱点は・・・

小型の接眼部のため最初から覚悟していましたが、やはり延長筒を付けた場合やピントロックネジを締めた際などにドローチューブがたわみます。
ちなみに、ピントロックネジを締めるとどれくらいずれるのかを簡易測定してみました。
f0346040_22154518.jpg
ミニBORG60ED+ニコン1ーV3直焦点で樹木を撮影したものです。
MMF-1を用いてピントを合わせ、そのままシャッターを切った後に、ピントロックネジを締め再度撮影。これらの2枚をコンポジットで重ねてみると、実測で約250秒のズレが確認できました。

まあ、この程度のたわみは仕方ないのですが、もう1点、天体写真を想定すると頭の痛い問題点がありました。
それは、ピントロックネジを締めると「ピントがずれる」ことです。
f0346040_22205024.jpg
※左:ピントロック前 右:ピントロック後
(BORG60ED+ニコン1V3直焦点 ピクセル等倍トリミング

左の画像に比べて右は明らかにピントがずれています。挙動を細かく観察すると、どうもピントロックネジを締めた瞬間にわずかにドローチューブが外側に移動してしまっているようです。これだと、せっかく精密にピントを合わせても、ロックした瞬間にピンぼけになるわけですから少々困りものです。もっとも、天体撮影ならヘリコイドの目盛りを用いてピントを追い込んだりより大型の接眼部を用いれば良いわけですし、一般撮影ではピントロックする必要がないので実用上問題はないでしょう。

★当初のもくろみは崩れ・・・

・・・実はがっかりです。
VMC260Lのミラーシフト回避に使えないかなあ、などと期待していたのですが、これでは使えませんね。
おとなしくV-POWER接眼部(あまりの巨大さに躊躇していたのですが)を使うことを考えます。


by supernova1987a | 2016-01-03 06:03 | 天体望遠鏡 | Comments(0)


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