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実戦投入の前にもう一度おさらい

★間もなく・・・

後先考えずにポチってしまったモノクロ冷却CMOSカメラASI1600MM-COOLですが、
f0346040_01455232.jpg
次の新月期こそは実戦投入したいところ。
今のところ、
「VMC260Lにフリップミラー付けてMMとMCを切り替えてLRGB合成する」作戦と
f0346040_02304789.jpg
「BORG60EDをツインで運用してMMとMCを同時露光する」作戦を
f0346040_15061166.jpg
それぞれ想定しているのですが
その前に、悶々としていることをもう一度おさらいしてみます。


★「短時間&多数枚」VS「長時間&少数枚」

いつまで悩んでいるのかと言われそうですが、やっぱり悩みますねぇ。

ASI1600MCの運用においては、一応これまでの少ない経験で

①高輝度部分がサチって(飽和して)しまうと救いようがない
②短時間露光でも多数枚コンポジットすれば長時間露光に匹敵する

と把握しているのですが、念のため、8月に撮影したM33のデータを用いておさらいしてみます。


<撮像データA群>
VMC260L+レデューサ+LPS-P2フィルタ+ASI1600MC-COOL
ゲイン400+60秒露光
f0346040_02314810.jpg

<撮像データB群>
VMC260L+レデューサ+LPS-P2フィルタ+ASI1600MC-COOL
ゲイン400+15秒露光
f0346040_02321110.jpg

それぞれの「素の」撮像データでは圧倒的に60秒露光が良く写っていますが、次の加工で比較してみます。

<撮像データA群>
60秒露光×10コマの加算コンポジット
デジタル現像+レベル調整+Lab色彩調整

<撮像データB群>
15秒露光×40コマの加算コンポジット
デジタル現像+レベル調整+Lab色彩調整

f0346040_02354828.jpg
  ※左:60秒露光×10コマコンポ 右:15秒露光×40コマコンポ

ううむ。やっぱり、ほとんど差がないですねぇ。
厳密には、15秒の方にシマシマノイズが残っています。
しかし、15秒露光の方がガイドエラーによる星像の変形が少ないため、若干シャープです。

・・・・ま、実際の撮影時には露出を色々と変えると思いますが、当面の方向性としては「短時間露光+多数枚コンポジット」で正解かな?と・・・・。

あとは・・・
ゲインを変えたときの挙動を慎重に検証する必要がありますね。
果たして、理論通り「ゲイン139が最強」なのかどうか?



PS
久しぶりにM33のモクモクと格闘しました。以前の検証に間違いがないか不安だったもので。
それにしても、ステライメージでのコンポジットは7ではなくて6の方が圧倒的に高速で楽ですね(これ、なんとかならないですかねぇ、アストロアーツさん?)

by supernova1987a | 2016-12-14 23:22 | 天体写真 | Comments(10)

MCでMMに迫る試み

★先日の比較で・・・

冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLとASI1600MM-COOLの解像度比較を行いましたが

f0346040_15393173.jpg
  ※左:MM 右:MC

圧倒的にモノクロ版のMMの方がカラー版のMCよりも解像度が優れていることが分かりました。
ただし、2×2ビニングして400万画素運用をする際には、カラー版MCでもRAW画像を直接ソフトウェアビニングしてL画像とすることにより、原理的にベイヤー構造のデモザイクに起因するボケを回避できるはずなので、実験してみることに・・・・。

★ベイヤー現像の有無による差

少々分かりにくいかもしれませんが、次の2系統の処理を比較してみます。

<処理A>
 ①MCのRAW画像(FITS)をステライメージでデモザイク処理(ディベイヤー処理)してカラー化
 ②カラー化した画像をモノクロ化
 ③2×2ソフトウェアビニング

<処理B>
 ①MCのRAW画像(FITS)をステライメージでRAWのまま2×2ソフトウェアビニング

処理Aでは一度ベイヤー構造のデモザイク処理による補完が入りますので、ここでボケが生じますが、処理Bでは隣接4素子の輝度データを直接加算しますので原理的にボケが生じることが無いはずです。むろん、どちらも1600万画素から400万画素へ画素数がダウンする点は同じです。

さて、目論み通り、解像感に差は現れるでしょうか??

f0346040_23011779.jpg
 ※左:処理A(通常) 右:処理B(補完無し)

うーん。微妙ですね。
ただ、詳細に見ると、若干ですが右の方が解像感が高いように見えます。


★MMのビニング画像と比較

次に、モノクロ版MMの画像を2×2ソフトウェアビニングしたものと上記の処理Bとを比較してみましょう。
果たして、MCはMMに迫れているでしょうか??

f0346040_23044404.jpg
 ※左:MMのビニング処理画像 右:MCの処理B

ああ、かなり肉薄してますね。
ただし、正確に言うとMCが迫ったというよりも、1600万画素のままでも十分にシャープなMMをあえて400万画素にすることによってMCの解像度に『降りてきた』という表現が適切かもしれませんが・・・・。


★画像復元で肉薄させる試み

ステライメージには強力な画像処理機能が満載な訳ですが、(月面など)比較的シャープな画像に対してはウェーブレット処理よりも最大エントロピー法の方が好みです。そこで、今度はカラー版MCの画像に最大エントロピー法を2段階で掛け、モノクロ版MMの解像度に肉薄させてみます。

処理過程は次の通りです。

 ①MCのRAW画像(FITS)をステライメージでデモザイク処理(ディベイヤー処理)してカラー化
 ②カラー化した画像をモノクロ化
 ③ステライメージで第1段階の最大エントロピー法を実行
  (想定PSF半径1.2 ノイズ10 再帰計算回数5)
 ④ステライメージで第2段階の最大エントロピー法を実行
  (想定PSF半径0.6 ノイズ10 再帰計算回数5)
 ⑤ステライメージでアンシャープマスク処理

これをモノクロ版MMの素画像と比較してみます。

f0346040_23271518.jpg
       ※左:MMの素画像 右:MCに画像復元処理

強力な画像復元処理により、かなりMMの解像度に迫ったことが分かります。
いつもながら、こういった素材に対する最大エントロピー処理ってスゴイですねぇ。魔法みたい♪

★でも、結局・・・・

では、モノクロ版MMの方にも同様の画像処理を加えてみるとどうなるでしょうか。
やってみます。ただし元々のボケが少ないのでPSFはMCの半分で演算。

f0346040_00481102.jpg

       ※左:MMのに画像復元処理 右:MCに画像復元処理

ああ、MMの解像度がさらに上がった分、また引き離されてしまいました。当然と言えば当然ですね。

★というわけで・・・・

シーイングの影響をあまり受けない画像の場合、

①最終的に400万画素にビニング加工することを前提に運用するなら、MMとMCの解像度上の差異はほとんど無い。
②1600万画素をフルに生かすことを前提に運用するなら、画像処理してもその差は埋まらない。

といったところでしょうか。それにしても、MMは最大エントロピー画像復元が「恐ろしいほど」上手くキマりますねぇ。改めてビックリ。

・・・・・で、肝心の天体は、今回の休みでも曇天のため撮影できず、満月期が迫ってきました。
あ~あ。ストレスばかりが積もりますねぇ。


by supernova1987a | 2016-12-13 02:44 | 機材 | Comments(8)

異種混合作戦④

少し前に、冷却CMOSカメラASI1600MCで撮像した画像とIR改造D5000で撮影した画像を合成して、オリオン座大星雲M42の微細構造を出そう作戦を決行した記事を書きましたが・・・・。

★やはり天候が回復しそうに無いので・・・・

前回とは別の組み合わせを試してみました。
今回の混合相手は、ニコン純正の天体専用デジカメD810Aです♪

★まずはD810Aの画像を下ごしらえ

VMC260L(レデューサ無し)にLPS-P2フィルタとD810Aを接続してISO12800・20秒露光した1コマ画像はこんな感じです。

f0346040_21165079.jpg
      ※キャプチャーNX-DでRAW現像(アストロノイズリダクション使用)

なかなか良く写っていますが、さすがにISO12800ではノイズボロボロですね。

★D810Aの画像をスタッキング

最近お気に入りのAutoStackert!2で77コマスタッキングをしてみます。

すると・・・・
f0346040_21211683.jpg
スタッキングの前後で比較してみます。
左が1コマ画像、右がスタッキング後です。
f0346040_21194536.jpg
ずいぶん滑らかになりました。特に分子雲の描写が飛躍的に改善したことが分かりますね。


★対するASI1600MC側の画像は
f0346040_21251932.jpg
5秒露光と10秒露光の200コマコンポジットの画像です。
レデューサを使っていますが、フルサイズとマイクロフォーサーズの差で、かなり大きく写っちゃってます。


★合体!!

D810Aの画像とASI1600MCの画像を倍率調整した上でステライメージで回転コンポジットしてみます。
すると・・・・

ででん!!
f0346040_21314235.jpg
おお。なかなか良い感じ♪
回転コンポジットの影響で左上の領域が斜めに黒くなってますが、仕方ありませんね。


★レジスタックスに掛けてみる

合成した画像を一度モノクロに変換して、レジスタックスに掛けてウェーブレット処理してみます。

左が元画像で、右がウェーブレット後です。
f0346040_21364418.jpg
今回は、緩めにウェーブレット処理してみましたが、かなり微細構造が出てきました♪


★LRGB再合成してみる

ウェーブレット処理したモノクロ画像をLチャンネル、元の画像をRGBチャンネルとして、ステライメージでLRGB合成してみます。

すると・・・


ででん!!
f0346040_21424600.jpg
おお~。
とてもいい色が出て、いい感じです♪


★シルキーピクスで味付けしてみる

シルキーピクス7proで、
 ①軽くHDR処理
 ②フィルムテイストを変更(記憶色1)
 ③ノイズ整列処理
を実行してみます。

左が元画像、右がシルキーに通した後です
f0346040_21475848.jpg
周辺部が炙り出されるとともに色合いが鮮やかになり、画像下部にあったシマシマノイズも消えました♪

最後にステライメージで軽くマルチバンドシャープ処理とLab色彩調整をすると

・・・ででん!!
f0346040_01053684.jpg

『シャープかつ瑞々しい』M42になったのではないか、と自画自賛♪

・・・・というわけで、8月31日の天体撮影からのブランクが3ヶ月になりそうな今日この頃。
画像処理の研究ばかりは確実に(?)進んでいます・・・と思いたいです(涙)。


★★★今回は、続きません★★★





by supernova1987a | 2016-11-21 21:57 | 天体写真 | Comments(14)

昔の写真で遊んでみる

★レジスタックスを用いた異種混合では

オリオン座大星雲のレジスタックス処理がなかなか上手くいったのですが、
見れば見るほど「星雲と言うより実際の雲みたい」だなあ・・・と。

f0346040_02472644.jpg


★雲と言えば・・・

2012年の金環日食で雲にジャマされた写真になんとなく印象が似ていたので、そのときの写真を引っ張り出してきて、ウエーブレット+HDRで処理してみた。
・・・といっても、元画像がニコン1-V1のJPEG1枚撮りなので、それほど画質が向上するわけも無いのですが、とりあえず「お遊び」ということで♪

○元画像
f0346040_09541745.jpg
 ※ニコン70-200mmF2.8→F5.6+ニコン1-V1 絞り優先オート JPEG1枚撮り 

○ウェーブレット+HDR+彩度調整
f0346040_09450168.jpg

なんだかインチキくさいですが、とても面白い描写になりました。
そういった意味では、星雲のハデハデ写真もインチキといえばインチキですもんねぇ。
ま、面白ければそれでよし・・・と。


そういえば、最近ハデな天文現象が無いですねぇ。
ここらで、ドカンと大きな彗星とか、流星雨とか来て欲しいのですけれど、こればっかりは、ねぇ・・・・。



by supernova1987a | 2016-11-11 06:38 | 天体写真 | Comments(8)

異種混合作戦③

★前回画像処理したM42は・・・

IR改造D5000で撮影した画像と、ASI1600MC-COOLで撮像した画像を合成することによって、「オリオン座大星雲の微細構造を出そう作戦」ですが、アストロアーツへ投稿するために、少し手を入れました。
f0346040_09524044.jpg
前回の画像処理は上の通りで、なかなかパンチが効いてて良かったのですが、高輝度部分がシアンかぶりして醜かったのが難点。

★少し直しました♪
修正点は・・・・
D5000で撮影したデータとASI1600MC-COOLで撮像したデータを別々に画像処理(レジスタックスなど)した後、最後の仕上げで両者を合成。さらに前回の仕上げ画像とコンポジットしたというだけですが・・・・すると・・・

・・・ででん!

f0346040_02472644.jpg
かなり良い感じ♪
だいぶ瑞々しくなりました。
今のところ、この辺が限界っぽいですねぇ。
次の一手、ポチってますが、一向に納品される気配無し。
納品される前に好天に恵まれたらイヤだなあ・・・・。


by supernova1987a | 2016-11-09 05:41 | 天体写真 | Comments(4)

異種混合作戦②

★D5000とASI1600MC-COOLの合わせ

前回の記事の通り、昨年撮影したIR改造D5000によるM42を今年撮影したASI1600MC-CoolによるM42を合体することには成功しました。

f0346040_00460724.jpg
今回は、これをさらに解像度UPすることを目論みます。

★L画像にウエーブレットを掛ける

星雲の画像処理にレジスタックスのウエーブレットを使っている方はほとんどお見かけしません。おそらく、画像が荒れまくるのが原因ではないかと想像するのですが、十分なコマ数をコンポジットした滑らかな原画の場合、意外とウエーブレットがキマることがあるのですよ。

・・・というわけで、やってみた。

★レジスタックスにL画像を通してみる
f0346040_00580637.jpg
条件によりますが、今回の画像に対して好感触だったパラメータは下記の通り

①ウェーブレットスキーム
 :ダイナミック
②ウェーブレットフィルタ
 :ガウシアン
③レイヤー1
 デノイズ:0.5 シャープ:0.26 強度:86.5
④レイヤー2
 デノイズ:0.45 シャープ:0.16 強度:41.7
⑤レイヤー3
 デノイズ:0.4 シャープ:0.12 強度:35.5
⑥レイヤー4
 デノイズ:0.2 シャープ:0.10 強度:20.8
⑦レイヤー5
 デノイズ:0.0 シャープ:0.10 強度:8.5
⑧レイヤー6
 デノイズ:0.0 シャープ:0.10 強度:1.1

まあ、各種パラメータは、実際の画像についてのプレビューを見ながらコツコツ修正するしかありませんので、上記の値は参考にはなりません。念のため。

★ウェーブレットの効果

左が元画像、右がウェーブレット後です。
f0346040_01085573.jpg
トラペジウム付近の解像度が飛躍的にアップしたのが分かります♪
このウェーブレット処理はcorei5機で行いました。私の環境下だけかもしれませんが、どうもハイパースレッディングをONにしたcorei7だとレジスタックスが落ちることが多かったので、それなら最初からハイパースレッディングの無いcorei5で良いか・・・と思ったわけで、最近はもっぱらこっちのマシンばかり使っています。
ちなみに、ウェーブレットをL画像のみに施したのは、カラーノイズを軽減するためです。


★LRGB再合成

解像度を上げたL画像と、元のRGB画像をLRGB再合成してみましょう。
さらに、ステライメージ7のオートストレッチ+Lab色彩調整
さらにさらに、シルキーピクスのテイスト調整+HDR処理
そして最後に、最近発見したノイズ低減の『秘技』:ステライメージの「スターシャープフィルタをかけた後にホットピクセル除去」をも投入すると・・・・・・・


ででん!

f0346040_09524044.jpg


なんか気持ち悪いくらいの画像ができあがりました。

さすがに、2種類の撮像素子を混合した上に344コマコンポジットですから良く写って当然なのですが、ともかく、長所短所が相反するカメラ2台を用いての撮影という方向性が探れたかな・・・?と。

あ、「恒星の周りのリンギング(黒い縁取り)をなんとかしろ」とか「明らかに恒星がシアンにコケてるぞ」とかのツッコミは無しで(笑)。マスク処理はまだ勉強中なもので・・・・。

ちなみに色調をいじらないなら、こんな感じです。
f0346040_01175455.jpeg
むう。これは好みの 問題ですね♪


しかしD5000のRAWってADC1600MC-COOLと同じ12ビットからの出力だったと思うんですが、なんでサチらないんだろう??ガンマ値のせい??ADLの影響?うーむ。

今度ASI1600MC-COOLのベストパラメータを真面目に探ってみないといけませんねぇ。
直感的には、ゲイン139 ガンマ50 R補正50 B補正50 が最も「素」の性能を出しそうな気がするんですが、よく分かりません。いっそのこと、12ビットADCから16ビットFITSを吐き出す時に、階調を15個飛ばさず隙間を詰めて吐き出してくれればいいのに・・・・などと愚痴ってみたり・・・。(ASI1600MC-COOLがサチるのが受光時なのかADC作動時なのかデータ出力時なのか、良く分かりません。)

ところで、D7000のセンサー使ったASIの新型冷却CMOSカメラ、個人的にはAPS-Cサイズのチップである事以上にADCが14ビット駆動である点が非常に魅力的なのですが、いかんせん値段がお高くなりそうなので、静観することにします。


by supernova1987a | 2016-11-02 05:52 | 天体写真 | Comments(7)

異種混合作戦①

★結局9月と10月は・・・

まさかの天体観測実績0日(涙)
もう、どうしようもないので、過去の画像をいじくることにしました。


★意外とD5000は優秀で・・・

VMC260Lでの天体写真はIR改造D5000を入手してから本格始動したわけですが、そこからD810AやらASI174MC-COOLやらに進んだ後、現在のASI1600MC-COOLに落ち着きました。
ただし、オリオン座の大星雲M42をASI1600MC-COOLで撮影したのが8月末なので、薄明前で高度が低くシーイングも悪かったため、どうもシャープさに欠けていました。

あらためてD5000で去年撮影したM42を見直してみると、シャープ処理をする以前に格段に星像が引き締まっていて品質が高いことに驚きました。


★D5000によるM42
f0346040_00321687.jpg
※VMC260L(レデューサ無し)+IR改造D5000 ISO1600・20秒露光の144コマコンポジット

・・・われながら凄い写り。それにラチチュードがとても広いのですね。トラペジウムが星雲に埋もれずギラギラ輝いてます。
ただし、周辺の分子雲がイマイチ出ていません。
・・・そこで!
8月にASI1600MC-COOLで撮影した画像を合体させるとどうなるか、やってみることにしました。

★ASI1600MC-COOLによるM42
f0346040_00371401.jpg
※VMC260L+レデューサ+ASI1600MC-COOL ゲイン400 5秒×100 10秒×100 のコンポジット


★異種混合の場合、ちと工夫が必要
ここで問題があります。実はCMC260L自体のレデューサ有無はもちろんのことカメラが異なりますので、そのままでは倍率が異なり上手くコンポジットできません。

・・・そこで・・・

①ステライメージで基準星2点間の距離(ピクセル数)を測定し、画像の倍率比率を算出

ちなみに、D5000で2959.0ピクセル離れている星がASI1600MC-COOLでは2910.6ピクセル離れていることが分かりました。
そこでASI1600MC-COOL側の画像解像度を1.0166で割ることで見かけの倍率をそろえてみました。

②ステライメージでコンポジット

先ほどの基準星2点を再度指定しコンポジットをすることで、画像の回転ズレも補正できました。

・・・・さて、上手く重なりますでしょうか・・・・?

★D5000+ASI1600MC-COOLによるM42
f0346040_00460724.jpg
おおっ!
とても上手く重なりましたよ♪

目論み通り、中心部もモクモクもよく写っています。

さて、次はこの画像を元に解像度を限界まで引き上げてみます。
はい。一度L画像とRGB画像に分解して、レジスタックスの投入です。


★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2016-11-01 00:52 | 天体写真 | Comments(8)

ASI1600MC-COOLを屋外に連れ出してみる②

★ハマっています。

いや、良い意味で。
ASI1600MC-COOLを使った赤外線疑似カラー撮影が面白いです。

休日に屋外に連れ出して赤外線写真を撮ってみると、まあ、意外性のある写真が撮れる、撮れる♪
f0346040_22433223.jpg
例えば、可視光で撮ればありふれたソテツが・・・・
f0346040_22411189.jpg
赤外線で撮ると・・・
f0346040_22450500.jpg
こうなっちゃうんですから、愉快♪

★ローアングルに挑戦してみる

さらに意外性のある写真を求めて、思いっきりローアングルを狙ってみます。

f0346040_22475608.jpg
彼落ち葉の中からショウブの芽が生えていたので、赤外線で撮影してみると・・・

f0346040_22493137.jpg
おお!
なんだか未知の生命体がニョキニョキ伸びてきたみたいなキモさが良いですねぇ。

ともかく、当面、昼間だけ晴れて肝心の夜に晴れないときは、赤外線疑似カラー撮影を楽しむことにします。

・・・・といいつつ、夜、晴れないかなあ・・・(ため息)。

by supernova1987a | 2016-10-26 07:36 | 風景写真 | Comments(8)

ASI1600MC-COOLを屋外に連れ出してみる①

★赤外カラー撮影が面白い

ASI1600MC-COOLが赤外線を透過することから、昼間の風景で赤外疑似カラー撮影が面白そうなことが分かりました。
天候の関係でメインの天体観測は全く進まないのですが、休日の昼間が晴天だったので、ASI1600MC-COOLを屋外に連れ出してみました。

f0346040_17394747.jpg
手持ちのPCのうち最も小型のノートPCにSharpCapをインストールし、ASI1600MC-COOLを制御するという作戦です。
ASI1600MC-COOLにはマウントアダプタを介してシグマ10-20mmF4.5-5.6HSMを装着。お約束のR72フィルタで赤外域以外の光をカットしてカラー撮影してみます。

<画像処理は概ね以下の通り>
 ①SharpCapで16bitFITSのRAW記録
 ②ステライメージ6.5でデモザイク+ビニング+デジタル現像してTIFFに
 ③シルキーピクス7proでホワイトバランス調整後とベルビア調の色彩に変換
 ④GIMP2.8でRとBのカラーチャンネルスワップ
 ⑤ステライメージ6.5でLab色彩調整
 ⑥シルキーピクス7proでテイスト調整・シャープ処理・ノイズ除去などを実行


さて、赤外線たっぷりの晴天下で、どのような幻想的な絵が得られるでしょうか??


★晴天下のサルスベリを赤外線で撮る
f0346040_17490434.jpg
ちょうど上の撮影風景で狙っているのがこの写真ですが・・・・
いやはや、全く別世界ですね♪
面白いっ!!


★残照に映えるソテツを赤外線で撮る
f0346040_17531779.jpg
うお!
なんか日本じゃないみたいな絵です♪
ソテツの葉っぱがとても良く赤外線を反射していることが分かります。


★柿の木はどうだ??
f0346040_17552270.jpg
★この組み合わせでの弱点は・・・

赤外線撮影はメーカーの想定外でしょうから、いくつか不具合が見つかりました。
 ①盛大なゴーストが出る
 ②画面中央にスポット集光が見られる
下記の写真が①②両方が出た状態ですね。

f0346040_17561509.jpg
まあ、本来の使い方とことなる『お遊び』ですから、細かいことは気にしないようにしましょう。

それにしても、久々に現像処理でワクワクした1日でした。
なにしろ画像処理が上がるまでどんな絵になるか全く予想不可能ですので・・・・。


by supernova1987a | 2016-10-24 18:04 | 自然写真 | Comments(2)

ステライメージのマスク処理を使ってみる

★VMC260Lの画像処理に疲れたので

8月末に撮影していたD810A+シグマ20mmF1.8の画像を引っ張り出してきて、遊んでみました。
ちなみに元画像はこんな感じ。
f0346040_01351086.jpg
※ニコンD810A+シグマ20mmF1.8 絞りF2.8 ISO1600 露出30秒 RAW
 キャプチャーNXDで現像(アストロノイズリダクション使用)ダーク減算無し

天の川とともに、すばる・ヒアデス・M31・二重星団・カリフォルニアなどなど、「おいしそうな天体一網打尽の図」ですなぁ。

★ちょうどヒアデスとプレアデスの左側に・・・
画像を拡大して観察してみると、なにやらモクモクした領域を発見。
ネットで調べてみると、このあたりには分子雲がウジャウジャいるみたいですね。
f0346040_01393859.jpg
ちょっとわかりにくいですが、上記画面の下中央から画面上部にかけてアヒルの足形のように薄暗い模様が見えます。それが「モクモク」。

★ステライメージ+シルキーピクスで画像処理
まずは、キャプチャーNXDでアストロノイズリダクション+1段増感して現像したTIFFファイルをステライメージで28枚加算平均コンポジット。
これをデジタル現像して最低限の画像処理を施した後、いつもの「L画像とRGB画像」に分割。
その後、私が苦手としている「星マスク」をかけてトーン修正やレベル修正などをゴニョゴニョ実行。
できあがったTIFF画像をシルキーピクスに転送して、色彩を強調した後HDR処理を実行。
再びステライメージに戻って微調整。
すると・・・・

ででん!
f0346040_01463283.jpg
なるほど、たしかにモクモクの正体が分子雲らしきものだと分かりますね。
まあ、分子雲に関しては名手の方々が大勢いらっしゃるので、とてもその域には達していませんが、真面目に撮影すればあぶり出せそうな「気配」がしてきました。
今回はフルサイズデジタル一眼+20mmという超広角画像からのトリミングですが、これを35mm程度のレンズ+ASI1600MC-COOLでたくさん撮影して多数枚コンポジットすれば面白そう♪

しかし、マスク処理って難しいなぁ・・・・。
え?レイヤー処理はしないのか、ですって?
いやー、たしかにフォトショがなくてもGIMPやエレメンツでレイヤー処理は出来ますし職場でちょっとしたチラシとかを作成するときは多用してますが、最近色んなソフトをいじくり回ってるので、頭がパンクしそうです。

・・・という訳で、今回の休日も「晴れたら撮影したいこと」の画像処理予行演習で終わってしまいました。


by supernova1987a | 2016-10-18 02:04 | 天体写真 | Comments(6)


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