あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
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満天の星空を求めてリベンジ①

★ここのところ
休みの日にはたいてい曇りか月明かりでまともな星空が見られませんでした。
お盆休みも遠征したのにガスってるし・・・。
で、8月30日はGPV気象予報で『真っ黒』予報の時間帯が結構あったので、それを信じて満濃池まで遠征することに。
メイン機材はVMC260L+アトラクス+ASI1600MC-COOLですが、快晴になった場合に備えてケンコーのスカイメモNS(ああ、一体何年間眠らせていたことか??)にニコンD810A&IR改造D5000を持ち出します。
レンズはシグマの20mmF1.8(初期型)と、サムヤン(性懲りも無く)の35mmF1.4をチョイス。
f0346040_11200175.jpg
※ミザールのAR-1+アルテア15を使っていた学生時代に遠征用として買ったスカイメモNSですが、今となっては「若気のいたり」で至る所に貼りまくったニコンステッカーが『痛い』・・・・。

★早めに出立
取り急ぎセッティングを済ませて、ゆっくりと撮影に入ろうという作戦のため19時過ぎに出立。満濃池に向かいます。
なにしろスカイメモNSを触るのが本当に久しぶりなので、極軸セットできるか不安がいっぱい。
・・・というか、そもそもちゃんと動くのだろうか??
とにかく、出発時点ではそこそこの晴れ間です。ここまではGPV予報通り♪

★日頃の行いが悪いのか・・・・?
ところが、現地に着いてバタバタと三脚と赤道儀を出した途端、狙ったように雲の大群が押し寄せてきてドン曇りに!
北極星が見えないので、極軸望遠鏡もポールマスターも使い物になりません。
とりあえず、適当にセットして配線やらPCの立ち上げやら、CMOSカメラの冷却やらを行いながら北天に晴れ間が来るのを待ちます。
・・・が。
「つ、冷たっ?!!」
まさかの雨が降ってきました。
これはもうパニックです。
撤収している暇すら無いので(こういうこともあろうかと)車に積んであった大量のゴミ袋をパソコンや鏡筒やカメラにかぶせます。漏電が怖いバッテリー類はテーブルの下へ避難。

雨雲レーダーを見てみると、満濃池の上だけにポツリと雨雲が!
・・・・イジメです、これ。

・・・・ああ、最近『ポチリ病』に(自主的に)かかり過ぎたので、バチが当たったのですね?

★結局、3時間半ほどは無駄時間に
雲を眺めつつ、ポールマスターとsharpcapを交互に立ち上げてセッティングとピント合わせのどちらかをしようとするのですが、良いところで晴れ間が閉じて振り出しに・・・・というのを3時間半ほど繰り返す羽目になりました。スカイメモとアトラクスとパソコンの間を行ったり来たりしてしゃがんだり立ったり走ったりしたので、なんかもう、体力トレーニングさせられてる気分。

★日付が変わってようやく!
とうとう日付が変わって8月31日になっちゃいましたが、突然晴れ間が大きくなりました。
これは、一気に晴れ上がるパターンかも・・・・。
一気にセッティングします。
今回はスカイメモと三脚の間にK-ASTEC製の微動台座を挟んだので(本来はポラリエとか用なのでオーバーウエイト)快適。確か標準の雲台に載せていた頃は10分ほど格闘していた記憶があるのですが、1分あまりで極軸セット完了。これはもう天と地の差。もっと早く使えば良かった・・・・。
f0346040_11345391.jpg
※注:真似しないでください。重量オーバーにつき、思わぬ破損事故やガイドミスの恐れがあります。

★早速、秋の銀河を撮影してみましょう♪

ニコンD810A+シグマ20mmF1.8(絞りF2.8)ISO1600・30秒露光
スカイメモNSのノータッチガイドによる撮って出しはこんな感じです。
f0346040_11390547.jpg
良く晴れてます。透明度も(褒めるほどではありませんが)市街地とは雲泥の差。
早速、4枚コンポジットと画像処理を行ってみます。こんかいはRAW画像を読み込むためと、オートストレッチが使いたかったのでステライメージ7を使用します。

画像処理して、画質の悪い左右を切り詰めるとこんな感じです。
f0346040_11413283.jpg
おお。良い感じです♪
さすがD810A。アンドロメダ銀河からカリフォルニア星雲までとても良く写ってます。
光害カットフィルターは使っていませんが、これだけ写れば自分的には満足満足♪

さて、色々と撮影して、夜明け前には東の空に良い感じで冬の星座が上がってきました。
f0346040_11451138.jpg
※D810A+シグマ20mmF1.8(絞り2.8)ISO1600・30秒露光の一発撮り

やはり冬の星座は豪勢ですね。上ってくるとテンションが上がってしまいます。

ともかく、GW以来、本当に久しぶりにまともな星空が見られました。めでたし♪


by supernova1987a | 2016-08-31 12:07 | 天体写真 | Comments(4)

今更ながら、デジカメの驚異

★意外な盲点

しばらく封印していた天体観測を復活させて約2年が経過しました。
これまで、ビクセンのVMC260Lや笠井のカプリやトミーのBORGなどを使った『ややマニアックな』天体写真ばかり撮影&処理してきました。
IR改造したD5000やD810Aや冷却CMOSカメラなどを使いながら、多数枚コンポジットなどの威力を思い知った訳ですが、ふと、原点に立ち返ってみようかなあ・・・などと。

いえ、別にたいしたことではないんですが、GWに撮りためていた写真のうち、イーブンオッド法でコンポジットするために固定撮影で連写していた多くの写真データを眺めていて、思ったわけです。

『お気軽一発撮りの写真って、デジタル現像処理でどこまで綺麗になるんだろうか??』

と・・・。


★まずは一発撮りの『撮って出し』

5/1~5/2にかけて満濃まで出かけた割には、どうもモヤモヤした空で、光害の影響もモロに受けていたため、肉眼では天の川が「うっすら」見える程度の空でした。この条件ではガイド撮影しても『真っ白け』にトンでしまうだけだろうと判断し、D610はガイド撮影せず、三脚に載せてひたすら固定撮影の連写し、比較明合成(ORイーブンオッド)用の素材を撮りためておくことにしました。

さて、D610にシグマの20mmF1.8を付けて、絞り開放F1.8・ISO800・15秒露光したものを『撮って出し』してみると・・・・
f0346040_03052878.jpg
フィルムカメラと異なり、低照度相反則不軌が無いデジカメですから、肉眼よりは明るく写ります。
とはいえ、条件が悪いので・・・まあ、こんなものですね。


★この写真を、コンポジットは『無し』で、全力現像してみると

まず、RAWファイルをキャプチャーNX-Dに通して、下ごしらえします。

 ①ホワイトバランスは光害の影響を低減するために蛍光灯に
 ②露出補正機能で1EV増感
 ③アストロノイズリダクションでホットピクセルを除去
 ④TIFFデータで書き出し

次に、TIFFファイルをステライメージで読み込み、以下の処で仕上げます。

 ①2×2のソフトウェアビニング
 ②レベル修正
 ③デジタル現像
 ④画像を複製してL画像とRGB画像に分割
 ⑤L画像にトーン修正とホットピクセル&クールピクセル除去処理
 ⑥L画像に周辺減光補正を軽めに
 ⑦LRGB再合成
 ⑧Labカラー調整処理
 ⑨水平が狂っていたので少しトリミング

すると・・・・・
f0346040_03144219.jpg
うわあ!
コンポジット無しでも、真面目に現像するだけで、
こ、こんなに良くなるのかっ!
自分で処理しておきながら、なんだか狐に化かされたような気分。

いや、これ、フィルム時代なら、満濃のベストコンディションの空であっても、赤道儀で15分とかガイド撮影しないと無理だった・・・はず。
こんなん、反則や~。

・・・ということは、適当にノータッチガイドした20秒露光のコマをコンポジットして画像処理したら?!・・・ごくり。
あーあ、スカイメモでも良いからガイド撮影しておくんだった・・・。
空の状態見て、てっきり「綺麗な星野写真は無理」と決めつけていた、という痛恨のミス。

いつか天体写真を撮ってみたいと思っている皆さん、
上記のような天の川の写真で良ければ、望遠鏡も赤道儀も天体改造カメラも要りません。

今回、あぷらなーとがやったように、
 ・普通の三脚に、広角レンズ付けた一眼レフ載せて
 ・レンズの絞り開放で
 ・感度はISO800~3200程度にして
 ・10~20秒シャッターを開けて
それだけで、すんごい天の川、きっと写っちゃいますから。

※あ、でも難しいのは撮影した後の現像処理の方なんですけどね・・・。


by supernova1987a | 2016-06-07 03:40 | 天体写真 | Comments(2)

春ですね♪

★すっかり暖かくなりました

しばらく、お恥ずかしいサムヤンネタを書き連ねたので、お口直しに「お花の写真」なぞ・・・。

そういえば、昔から一番好きな色は「黄色」でした。
ミザールのアルテア15の黄色い鏡筒は大好きでしたし、ニコンのイメージカラー(?)の黄色も素敵です。
・・・というわけで(?)
今回は実家の黄色いお花を撮影してみました。

★サンシュユをマクロ撮影
f0346040_23013667.jpg

  ※ニコンD810A+ニコンマイクロ105mmF2.8G マクロスピードライトで2灯ライティング


★ブルビネラをマクロ撮影
f0346040_22581824.jpg
  ※ニコンD610+ニコンマイクロ60mmF2.8G マクロスピードライトで2灯ライティング

・・・ほとんど原型を止めていないほどの拡大ですが、まあ、こういう表現も悪くない・・・かな?
これから日を追うごとにいろんな花が咲いてきますねぇ。
楽しみです♪


by supernova1987a | 2016-04-14 06:50 | 自然写真 | Comments(2)

『本命』の投入④

しぶしぶ固定撮影でオリオン座を撮ってファーストライトとしたD810Aですが、その翌日、1~2時間ほど晴れ間が期待できる天候になりました。

★VMC260L+D810A強行軍

北極星を探すだけでも四苦八苦するほど雲が流れてきている中、強引にセッティングを済ませました。
狙うは、当初の目的・オリオン座大星雲M42です。
流れゆく雲々が光害でオレンジ色に光っている中、短時間露光のコンポジットを画策します。

★D810A一発撮り

まずはVMC260L直焦点(3000mmF11.4)にD810Aを装着して、ISO6400の15秒露光を試みます。
『素』の性能を見るために、高感度ノイズリダクション・長秒時ノイズリダクションともに切ります。
後から加工することを考えて、WBはデイライト、アクティブDライティングは少なめ、ピクチャースタイルはニュートラルを選択しました。・・・さて、どう出ますか・・・。
f0346040_02141564.jpg
※ビクセンVMC260L+D810A+LPS-P2フィルタ ISO6400 15秒露光 RAW一発撮り K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 現像はキャプチャNX-D

・・・おおお!良く写りますね!
IR改造デジカメほどではないですが、ノーマルデジカメとは全く違う写りです。

それに、『嬉しい誤算』だったのは、
なんと、素のVMC260Lがフルサイズでも結構使い物になることが分かったことです。
・・・ううむ。これ、VMC200とは基本設計が異なるんでしょうかね。変形マクストフカセグレンのくせに意外なほど画像が平坦で、致命的な像の流れも見えません。しかも周辺減光がごくわずかです。もちろん、よく見るとサジッタル方向(円周方向)に周辺星像が流れていたり、再周辺部では十文字形に星像が変形していたりします。しかし、そもそもVMCは写真用ではなく眼視用の鏡筒のハズ。VMC260Lは他のVMCシリーズと根本的に何かが違いますね・・・これ、写真鏡としてもっと宣伝しても良いのでは??。(もちろん、レデューサを用いてAPS-Cで撮るのがベストなようですが)

★「やっつけ仕事」でコンポジット!

得意の短時間露光コンポジットを試みてみます。
ただし、IR改造D5000で用いていた複雑な現像処理はパスします。
なにしろキャプチャーNX2とステライメージ6がD810Aに対応していないので処理できないのです。仕方なく、キャプチャーNX-Dでトーン修正とノイズリダクションをバッチ処理してTIFFファイルを吐き出させ、それをステライメージに突っ込みます。

・・・・さて、うまくいきますでしょうか?

f0346040_02295363.jpg
※ISO6400 15秒露光の40コマコンポジット キャプチャNX-Dで現像+ノイズ低減したものを ステライメージでコンポジット+デジタル現像+トーン修正

すばらしいっ!!

・・・なんというか、「無理」がありません。
改造デジカメと異なり、『好みの色』を出しやすいのは、一般撮影も視野に入れたD810Aならではですね。

もちろん、以前IR改造D5000で撮影したM42ほどの「スゴみ」はありませんが、昔懐かしいフィルム撮影のような色。
・・・うーん。この色なんですよねぇ、欲しかったのは♪

★M42の『記憶色』

オリオン座大星雲はじめ散光星雲が発するHα線は可視光の赤の中でもかなり赤外線寄りの「赤黒い光」なので、肉眼ではその色は分かりません。
それなのに自分の中にはオリオン座大星雲について、いわゆる『記憶色』があります。

思いかえせば、アマチュアの天体望遠鏡でも星雲の撮影ができるということを初めて知ったのは、小学6年生の時に買った藤井旭氏の「星雲星団ガイドブック」でした。毎日のように読みふけってボロボロにし、ついに2冊目を買ったほどに没頭した本です。そこに掲載されたM42の「もの凄く綺麗なピンク色」に衝撃を受けて以来、その色が『記憶色』として脳内にすり込まれていたようです。

以来、オリオン座大星雲の色を出すための試行が始まるのですが・・・
  中学の頃のSR400では感度が足りず、そもそも写らない
  高校の頃のGX3200では赤茶けた発色となり、粒子もボロボロ
  社会人になってからのデジタル一眼では青紫にしか写らない
  近年のIR改造デジカメでは真っ赤に写ってしまう
・・・・まあ、レタッチ次第である程度色の操作は可能なのですが、階調と色を両立させるのは難しいわけです。

その点、D810Aは少しレベルをいじるだけで、この『記憶色』が出てしまいます。
あまりにも色が綺麗なので、今後使い方をさらに考えないといけませんねぇ。


★覚え書き★

・・・それにしても、キャプチャーNX-DのRAW現像は遅すぎます。しかも、しばしば「落ち」ます。
これは早々にステライメージ7に行くか、本家のシルキーピクス(キャプチャーNX-D、どう見てもシルキーの改造版ですよね?)に行くか決めないといけませんね。
さて、色々と試行錯誤した結果分かったことをメモ。ベテランの方には常識かも?

①ステライメージのコンポジットがあまりにも重い時
 →環境設定でキャッシュファイルをSSD上に移してやると劇的に速くなりました♪

②キャプチャNX-Dが重すぎる原因の一つは
 →デフォルトで「ノイズリダクション2013」がかかってしまうことのようです。
  これを切ると劇的に速くなりました♪


by supernova1987a | 2016-01-13 06:09 | 天体写真 | Comments(0)

『本命』の投入③

★不本意なファーストライト

新たに入手したD810A。
本来は、VMC260Lにつけて、オリオン座大星雲をババ-ンと拡大撮影する予定だったのですが、曇りました
GPV予報を見ても長時間の晴れ間は期待できず、アトラクスのセッティングの時間は取れそうにないので、不本意ですが、一瞬の合間を見て50mm標準レンズと三脚で固定撮影しました。


★どうせならISO12800とやらを・・・
せっかくなので、D810Aの常用感度上限のISO12800を試してみました
レンズは初めて一眼レフ(ニコンFG20)を買ったときに入手したニッコール50mmF1.8Sです。当時、全てのニコンレンズの中で最も安かったのですが、なかなかどうして、クセのない描写とコンパクトな筐体が魅力で、未だに使い続けています。
絞りをF4にして、固定撮影の5秒露光でいきます。
f0346040_01445019.jpg
※ニコンD810A+ニコンAi50mmF1.8S 絞りF4  ISO12800 5秒露光 RAW一発撮り

・・・すごい!!

ノイズリダクション系は全て切っているにもかかわらず、とても良く写りました。
大昔、GX3200やTMAX3200で固定撮影していたときは、ノイズボロボロの画像を見て「おお、固定撮影でもちゃんと星座が写ってる」と驚いたものですが、これは、もう『別物』。充分に実用になります♪

それに何より、オリオン座大星雲M42の「ピンク」がちゃんとピンクに写っているではないですか!

もちろん、Hα線が写ることがD810Aのウリなのですが、期待以上に綺麗な色です。もちろん、以前D3やD700で閉口した「恒星が変な色に写ってしまう」偽色現象も目立ちません。(厳密には多少偽色が出ています。まあもともとローパスレスですから仕方ないでしょう)

f0346040_01585756.jpg
※上記画像のトリミング

よくみると、NGC2024までうっすらと写ってしまってますね。
F4でたった5秒なのに・・・・。
・・・・こりゃ、星座撮影にはもう赤道儀がいらないかもですねぇ。(ため息)

・・・むう。とんでもない時代になったものだなあ・・・。

★★以下続きます★★

by supernova1987a | 2016-01-12 06:40 | 天体写真 | Comments(0)

『本命』の投入①

2015年は星雲撮影にこだわったのですが、おおよその方向性が見えてきたので、意を決して『本命』機種を入手しました。

★ウワサのヤツです
f0346040_02372794.jpg
・・・はい。
ニコンの天体専用チューンナップ機・D810Aです。
ただし、非常に「お高い」のですぐに買うわけにもいかず、年末年始の実売価格の上下動を見ながら、「底値かな??」というタイミングに発注。
それでも軍資金が足らないので、(泣く泣く)愛用の機材を2点ほど『ドナドナ』しました。

★ちなみにドナドナしたのは・・・

2008年から7年ほど愛用してきたニコンのフルサイズデジタル一眼・D700と、いわゆる大三元ズームの1つであるAF-S24-70mmF2.8です。どちらも非常に良い道具だったので悩みましたが、背に腹は替えられません。

 D700は、風景写真には画素数が足らず、天体写真にはひどい偽色が出るのを理由に
 24-70mmは、抜群の解像度を誇る反面、あまりにも後ボケが汚いのを理由に

それぞれ自分に言い聞かせながらピカピカに掃除して丁寧に元箱に詰めてドナドナ・・・結構良い値で引き取っていただきました。

最近はネットでおよその査定が分かるので安心ですね。ちなみに、査定基準見ながら自分なりに『皮算用』していたのですが、1円の誤差もなく、ピッタリでした。

★D810Aの特徴

ノーマルのD810と比べてどこがスゴイのか?
もちろん、メーカーサイトを見れば分かるのですが、私が特に心惹かれたのは下記の点です。

 ①特殊なIRカットフィルタを搭載し、本来写らないはずのHα線(星雲の光)が良く写る(4倍の感度とのこと)
 ②IR改造デジカメと異なり、一般撮影にも転用できる。(改造機だと真っ赤になっちゃいます)
 ③ノイズが通常機よりも少ないらしい

・・・と、ここまでは有名・・・というか製品自体の「ウリ」ですよね。
ところが、さらに

 ④悪名高い、いわゆる『100コマ制限』が取り払われた!!
 ⑤Mモードに加えて、理論値ではなく実時間で制御される『M※モード』が搭載された!
 ⑥30秒よりも長い露光時間を設定できる!
 ⑦ライブビューを明るくできるためピント合わせやフレーミングが楽になった!

という機能が実装されていて、とてもよさげです。

★100コマ制限の撤廃について

 これ、結構やっかいな問題だったのですよ~。なぜだかニコンのデジカメは100コマ連写すると強制的に止まってしまう「仕様」でして、カスタムメニュー内の連写上限も100までなので、いじりようがありません。通常写真はともかく、大量の撮影が必要な比較明コンポジットの途中で連写が止まってしまい、星の軌跡がとぎれてしまう恐れがあります。そのためリモートコントローラを操作して一時的に連写をオフにしたとカメラに思わせるなど特殊な工夫が必要となり、意外と大変です。
 元々、機体を保護するための仕様なのではないかと推測するのですが、なんと、D810Aにはこの制限がありません。英断だと思います。(ひょっとして耐久性も向上したのかな??)

※追記
ノーマルのD810も、100コマ制限回避されてましたね。
勘違いでした。すみません。


★実時間制御の新マニュアルモード

 カメラ歴が長いベテランの方はご存じでしょうが、実は、カメラに表示されているシャッタースピードは「ウソ」です。そもそも、フィルムカメラのダイアルに刻まれていたシャッタースピードはあくまで「近似値」であって、実際には(1段ごとのシャッタースピードの数値列は)2を公比とする等比数列になっています。こうしないと、シャッターを1段遅くしたときに露光量が2倍にならないからです。

たとえば、表示上1/60秒のシャッターは、実際には2のマイナス6乗である1/64秒で制御されています。
f0346040_03305781.jpg
長秒時も同様で、表示上30秒露光となっている時、実際には32秒露光になっているというわけです。

15秒や30秒露光で連写しているとき、妙に撮影時間がずれていく原因がここにあります。
「30秒の40連写だから、20分後に回収に来よう・・・」
 ↓20分後
「あれ?まだ撮影続いてる・・・??」
などということが起こるわけです。

 ただし、これまでの慣習ですから、さすがに表示を変えるのはできないよなーなどと思っていたところ、なんと、D810Aは、通常のマニュアルモードに加え、「表示された数値の通り露光する」特殊なマニュアルモードが併設されているのです。つまり、D810Aなら、30秒露光は32秒ではなく「本当に30秒」に(も)できるという訳です。

・・・・うーん。もろもろの特長を数え上げて、散財を正当化しているだけかも・・・。

★以下、続きます★





by supernova1987a | 2016-01-10 06:34 | 天体写真 | Comments(0)

ようやく好天に恵まれまして♪②

前回の続きです。

絶好の撮影チャンスとなった快晴の夜空の元、今年初のオリオン座大星雲M42を撮影してみました。

★オリオン座大星雲は目でも見えてます・・・

大変人気の高いオリオン座大星雲ですが、
初心者の方に「肉眼でも見えていますよ♪」とお話しすると、結構驚かれます。

f0346040_14541699.jpg
まあ、目で見えていると言っても、「星が滲んでいるように見える」程度ですが、それでも双眼鏡を使えば、鳥が羽ばたくような星雲の姿を見ることができます。

・・・ただし、双眼鏡や望遠鏡を使っても、あの魅力的な「ピンクの輝き」は見えません。天体写真集でよくみる星雲の「ピンク」は、電離した水素ガスが発光するHα線(はい、物理を習っている人は、例のバルマー系列の輝線スペクトルですね♪)と呼ばれる特殊な光でして、人間の目だと「赤」ではなく「赤黒く」見えてしまうため、色を識別できません。(まれにピンクに見えるという方がいらっしゃいますが、なぜなのかは不明です。)

同様に、普通のデジカメではこのピンクが上手く写らないので、IRフィルタを換装するデジカメ改造が流行っている訳ですね。


★絶好の機会を活かすべく・・・

快晴の元での、今年初のM42を撮影すべく、下記のシステムで臨みます。

 主鏡:ビクセンVMC260L
 補正レンズ:ビクセン純正レデューサーVMC
 カメラ:ニコンD5000(IR改造)
 フィルタ:LPS-P2
 赤道儀:K-ASTEC改造ニューアトラクス
 ISO:1600
 露光:30秒

オードガイダはまだ調整中なので、いつもの「ずぼら撮影法」:ノータッチガイドの短時間露光を多数枚コンポジットする方針で行きます。

★1枚撮り画像

・・・さて、期待の写りはどうでしょう??
まずは、1ショット画像。上記の撮影手法での1コマ画像です。
f0346040_13590148.jpg
※VMC260L+レデューサVMC+IR改造D5000+LPS-P2 ニューアトラクスノータッチガイド ISO1600 30秒露光

さすが、市街地とは違って1コマ画像ですでに『ウネウネ』が写っちゃいますね♪
前回撮ったのは昨年の10月で、市街地からの撮影でした。光害カットフィルターLPS-P2を常用しているとは言え、本来のきれいな空には勝てませんねえ。

今回の1コマ画像では、いきなり前回のコンポジット処理後みたいな画像が出ちゃいました・・・・はあ(ため息)。

★さらに画像処理!

それならば、ここでさらに市街地撮影時にやっている画像処理を加えたら!!

・・・という訳で、撮影した画像を42枚コンポジットしてみました。
トラベジウム付近の階調は現像時の処理でなんとかなるので、段階露光も無し。
今回は大気差による色ズレを回避するために、いちどカラーデータをRGBの各チャンネルに分解した後に再合成で分散を補正しました。
あくまでも中心部のトラペジウムを消さないように階調を設定します。(ブラケッティングやHDR、およびデジタル現像は使いませんでした。)
ちなみに、あまり時間が無かったのでダーク減算はせず、キャプチャNX2のアストロノイズリダクションのみ掛けました。その代わり、変なカラーのイズがでるのは嫌なので、RGB画像からL画像を取って軽くマルチバンドシャープ処理を行った後、LRGB合成を施します。
f0346040_14035943.jpg
 ※先述のデータ42コマの加算平均コンポジット

おお~!
画面全体が「星雲まみれ」
です。
VMC260LでM42を撮影するのは、今回がまだ2回目ですが、なかなか良い感じです♪
あと、もう1件M42に関して試してみたことがあるのですが、画像処理の時間が取れません。
うまくいけば、そのうちアップしますね♪

P.S.
あ~あ。こうなると、色んな天体を撮りまくりたくなってきます。
・・・・・・が、次の休みに晴れるのって、いつだろう??


by supernova1987a | 2015-09-24 06:28 | 天体写真 | Comments(0)

ようやく好天に恵まれまして♪①

★世間はシルバーウイークで5連休ですか・・・ね?

なんとか1日だけ、フル休日が取れました♪
お仕事も部活指導も無し(笑)の貴重な休日。
しかも、しかもですよ!
月齢が7前後で夜半には沈んでくれる上に、GPV気象予報では、香川県が「真っ黒け(快晴)」!

これは、「出撃」せねばならんでしょう!!

★カプリと遊んでる場合ではありません。

遠征用に入手した10cm屈折のカプリ102EDですが、滅多にないチャンスなので「メイン機材」で行きます。
ちなみに、撮影対象もキメ打ちです。夜半に登ってくるオリオン座だけに全力集中します。
f0346040_13020689.jpg
 ※ごめんなさい。撤収前の写真です。でも、望遠鏡って夜明け前に撮るとキレイなんですよね~

★最高条件では無いですが、なかなかの透明度

 西に傾いた天の川や天頂付近のアンドロメダ銀河M31なども肉眼で見え、なかなかの条件です。
・・・ほんっとに最近(近年?)遠征時には曇ってばっかりだったので、テンション上がりすぎて大変。
f0346040_13060411.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+タムロン17-50mmF2.8 17mm域F6.3 ISO800 20秒露光 固定撮影

行きつけの観測地は、ベストコンディションなら黄道光と冬の天の川がクロスするところが見えたりするんですが、さすがに今日は、それほどではありません。
まあ、5段階評価で言うところの「4」と言ったところでしょうか。

それでも、周りの明かりが比較的少ないので、日周運動を比較明コンポジットで表現すると・・・
f0346040_13192800.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+タムロン17-50mmF2.8 17mm域F6.3 ISO800 20秒露光 固定撮影
  60コマの比較明コンポジット

・・・このように、もう、何が何だか分からない画になっちゃいます。


★待望のM42、まずは双眼鏡で・・・

 セレストロンの7cm双眼鏡でM42オリオン座大星雲を見てみます。
 おお~!
 まさに「鳥が羽を広げているように」見えます。
 あまりに美しいので、しばし見とれてしまいました。
 うーむ。ここまで良く見えたのは久しぶり♪

 これは望遠鏡での撮影も期待できそうです。


★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2015-09-22 21:58 | 天体写真 | Comments(0)

貴重な晴れ間!その②

★『神の目』ですと?

数年ほど前でしょうか。
ネット上(とチェーンメール)で『神の目』なる怪文章が出回ったことがありましたね。

曰く
 ・NASAが『神の目』を撮影に成功
 ・『神の目』は3000年に1度の奇跡的現象
 ・『神の目』画像に願をかけると7つの願いが叶う

云々・・・

かくいう私は、
「はあ?『神の目』ぇ?・・・こんなん、どう見てもNGC7293やんか・・・・」
などと、夢のないことを言いながら失笑していたのですが、
この『神の目』こと、みずがめ座のらせん星雲NGC7293は、我々素人が撮影しようとすると結構難敵なのです。

★『神の目』は意外にでかい!

実は『神の目』NGC7293は、巨大な星雲で、その見かけの大きさは実に満月の半分ほどもあります。・・・しかし、「暗い」んですねぇ、とても。
そこで、空のキレイなところで明るい望遠レンズを使わないときれいに写せない(と思い込んでいた)ため、これまで一度も撮影したことがなかったわけです。

さて、先日M27を撮影した後、南天に晴れ間がやってきました。
f0346040_06251203.jpg
ちょうど、みずがめ座の付近が晴れてきそうです。無謀にもVMC260Lで『神の目』を大きく写すことに挑戦してみましょう。

当然、市街地では影も形もありませんのでファインダーは役に立ちませんが、自動導入でVMC260LをNGC7293付近に向け、それらしき所を露光すると・・・
f0346040_05470836.jpg
※VMC260L+純正レデューサ+IR改造D5000+LPS-P2フィルタ ISO3200・20秒露光 K-ASTEC改造ニューアトラクスでノータッチガイド

おお!『神の目』がかすかに写っているではないですか!

★怒濤の195枚コンポジット!!

あとは、ひたすらコマ数を稼ぎ、コンポジットに持ち込み、光害に埋もれそうな『神の目』をあぶり出すことにします。
ISO3200・20秒露光のデータを195コマ取得し、一気に加算平均コンポジットしてみます。

・・・すると・・・
f0346040_06522331.jpg
※上記データの195コマコンポジット

『神の目』現れました♪

総露光時間65分もかけちゃいましたが、初挑戦にて撮影成功です。
NGC7293の別名である「らせん星雲」の名の通り、螺旋状の構造がよく分かります。

・・・ああ、高校生の頃、これを撮るのが夢だったなあ・・・。
ともかく、なんとか撮影できて良かった。

(やはり、黒い筋状のノイズが乗っちゃいましたが、暇なときにでも真面目に画像処理することにします。)


by supernova1987a | 2015-08-19 06:15 | 天体写真 | Comments(0)

貴重な晴れ間!その①

連休が終わる前日のこと、GPV天気予報を見ていると、夜中に何度か雲が切れそうな気配!
天体写真撮影の大チャンス到来です!!

★もう、イヤと言うほど準備していたので・・・

晴れ間が出た方向によって、撮影対象は決めていました。

☆天頂付近が晴れたら、
 こぎつね座のM27亜鈴状星雲キメ打ちで、ISO3200の20秒露光の無限連写。

☆南天が晴れたら、
 みずがめ座のNGC7293らせん星雲キメ打ちで、ISO3200の20秒露光の無限連写。

いずれにしても、短時間勝負のハズなので、VMC260Lには純正レデューサを付け、K-ASTEC改造アトラクスのノータッチガイド一本槍です。
ちなみに遠征する余裕はないので、香川の実家の庭から「お気軽」撮影です。

★8月14日の深夜24:00頃チャンス到来♪
f0346040_04391524.jpg
※ニコンD610+ニコン24-70mmF2.8-24mm域F3.2 ISO1600 20秒露光 固定撮影

肉眼ではどこに雲が出ていて、どこが晴れ間かよく分からないので、D610に24mmの固定撮影で『偵察』。
ちょうど天頂付近を境に、北半分だけが晴れていることが判明しました。

速攻でM27亜鈴状星雲のキメ打ちに取りかかります。

今回は、ノータッチガイドで短時間露光を繰り返し後から大量コンポジットという点ではいつもと同じ「ずぼら戦法」ですが、せめてピントだけは正確に合わせたかったので、珍しくバーティノフマスクを利用。いや、これ考えた人賢いですよね。ライブビューでこと座のベガをモニターしながらバーティノフマスクを使うと、楽勝。一瞬でピント位置が判明します♪

・・・それにしても、実家周辺の光害のひどさが分かる写真ですね。雲の色がいかにも街明かりを拾っているって感じです。天の川も見えそうにありません。

★いつもの大量コンポジット戦法に備えて連写開始

VMC260Lに純正レデューサを併用して、IR改造D5000のISO3200+20秒露光を無限連写します。

1枚の原画は、こんな感じです。
f0346040_04552696.jpg
※VMC260L+純正レデューサ+ニコンIR改造D5000+LPS-P2フィルタ併用 ISO3200 20秒露光 改造ニューアトラクスノータッチガイド

上の星座写真を見れば明らかなように、条件は良くないのですが、ここのところ、薄曇を通しての撮影だったり、月明かりの中での撮影だったりしていたので、こんな空の条件下でも、テンションが上がります。
100枚ほど連写して、そのうち、雲がかかっていないコマを75コマセレクト。
キャプチャNX2でアストロノイズリダクションをかけてJPEG化したファイルをステライメージ6.5で加算平均コンポジットしてみます。

★ステライメージでコンポジットします
f0346040_05014850.jpg
※上記データにて撮影した75コマをステライメージで加算平均コンポジットし、若干のトリミング

おお~♪ なかなか良い感じです。
よくみると、奇妙な黒い横長のノイズらしき物が多数写ってしまいましたが、まあ、よしとしましょう。
ダークファイルも撮影したので、暇ができたら、ベイヤーデータのままでダーク減算処理をすることにします。

シャープ処理や画像復元処理などは一切していないのですが、なかなかシャープな像が得られました。ネット上でも、VMC260Lを使っている人をほとんど見かけませんが、姉妹機のVMC200Lとは根本的に写真性能が異なるような印象を受けます。とにかく、ビクセンにしては珍しく(失礼♪)純正レデューサとの相性が抜群です。いまさらながら、良い鏡筒だと思います。

★★★以下続きます★★★



by supernova1987a | 2015-08-18 06:30 | 天体写真 | Comments(0)


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