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『うっかりSer』から救出する

★「SharpCap使い」の皆様の中には・・・

えーとですねぇ。皆様、やらかしたことないですか??
「FITSで保存したつもりが『勝手にser動画』で保存されていて号泣」
なんていう大惨事。

かくいうあぷらなーとも度々やらかしてます。
ピント合わせや対象物の導入のため、撮影前に8bitモノクロで表示させておいて、撮影時に16bitRAWに切り替えた場合に保存形式がserファイルになっちゃうのが原因なのですが、頭では分かっているのに、ついうっかりやらかしてしまいます。


★8月31日に撮影していたM42が・・・

ちょうど5秒露光の50コマ連写のつもりが、見事にser動画になってしまっていて、『ゴミ箱行き予備軍』になっていた画像が4セット(つまり200コマ分も!)死蔵されていたので、救済策を考えてみました。

<撮影データは>
[ZWO ASI1600MC-Cool]
Debayer Preview=Off
Pan=0
Tilt=0
Output Format=SER file ←ココで痛恨のミス(泣)
Binning=1
Capture Area=4656x3520
Colour Space=RAW16
Hardware Binning=Off
High Speed Mode=Off
Turbo USB=80
Flip=None
Frame Rate Limit=Maximum
Gain=400
Exposure=4.999974
Timestamp Frames=Off
White Bal (B)=99
White Bal (R)=60
Brightness=1
Gamma=81
Temperature=-15
Cooler Power=32
Target Temperature=-15
Cooler=On

こんなのが4つも!!
・・・ああ、もったいない!
残念ながらステライメージでは手も足も出なかったので
近年よく使われていると評判のスタッキングソフト「AutoStakkert!2」を試してみました。

★AutoStakkert!2の画面イメージ
f0346040_19095611.jpg
雰囲気としてはお馴染みのレジスタックスとよく似たソフトなのですが、後発ソフトなだけに操作が分かりやすくて好感が持てます。また、アライメントポイントが任意の位置に任意の大きさで打てるのがうれしいですね。それになによりSER動画ファイルに対応しているのが素敵♪

動作も非常にキビキビとしていて、スタッキングも速いです。
ちなみに、ASI1600MC-COOLで撮影した16ビットSERファイル中の40コマをアライメントポイント14個設定でスタッキングするのにかかる時間は、
 ○アライメントに0.7秒
 ○スタッキングに6.2秒
 ○その他処理に17.7秒
となかなかの速度でした。
・・・これ、コンポジットが爆速なステライメージ6.5よりもさらに速いかもですね。

★SER動画からの1コマ切り出しだと
f0346040_19170362.jpg
ピクセル等倍でこんな感じですね。5秒露光の割には良く写っていますが、ザラザラです。ただし、-15℃まで冷却していることと超短時間露光のため、ほとんどダークノイズが見当たりません。この辺はASI1600MC-COOLの凄いところですね。

★AutoStakkert!で160コマスタックすると
当日は風が強くて、恒星が踊り狂っていたのですが、品質の悪いコマを選別してくれるので比較的像が安定しているコマを各ファイルから40コマ選別してスタッキングし、それを16ビットTIFFで出力しておいて、ステライメージで4枚加算平均コンポジットしました。要するに、160コマをスタッキングした事になりますね。
・・・すると・・・
f0346040_19205383.jpg
うひゃー!
すんごいなめらか~♪
しかも特殊な画像処理を一切していないのに微細構造が見えてます。
ああ、意図せず「ラッキーイメージング」になっちゃったという訳か!

★さらに手を加えて仕上げてみます
①ステライメージでソフトビニング+デジタル現像+大気差による色ズレを補正+Lab色彩補正
②L画像とRGB画像に分割
③L画像をレジスタックスに回してウエーブレット処理
④ステライメージでLRGB最合成
⑤シルキーピクスでノイズ整列処理+テイスト調整
・・・やっつけ仕事ですが、こんなもんでしょうね。

すると・・・
ででん!
f0346040_19275618.jpg
おお!
とっても良い感じ♪

あ、正しく撮影できてた他の15秒とか30秒とかのファイル使う必要すらなかった・・・。

むむむ。
なんというか、これ・・・
M42の中心部のような明るい天体は、意外と「数秒露光のSER動画保存」が正解なのかも・・・・。
冷却すればダーク補正もいらないし、むちゃくちゃ処理が簡単かつ早い。

以上、せっかく臨時の休日をゲットしたのに空が晴れないので「縮緬ノイズ除去」の『秘策』実験もできず、FireMonkeyの調教からも現実逃避している「軟弱あぷらなーと」の、暇つぶしネタでした。


by supernova1987a | 2016-10-13 19:37 | 天体写真 | Comments(11)

縮緬ノイズ除去に向けて

★『縮緬ノイズ』のジレンマ
天体写真の画像処理で多数枚コンポジットを行った場合に現れる厄介なノイズに『縮緬ノイズ』があります。
例えば、次の写真は昨年にVMC260LとIR改造D5000で撮影したみずがめ座のらせん星雲NGC7293ですが・・・

f0346040_02290934.jpg
一見良く写っているように見えて、拡大してみると・・・・・・

f0346040_02294138.jpg
縮緬状(・・・というかあまりに酷すぎて、もう刷毛状ですね)のノイズがあるのが分かります。
ちなみにこの写真はノータッチガイドで撮影した画像を194枚コンポジットしたものですが、ガイドズレをコンポジット時に修正した結果、本来輝点や暗点になる点状のノイズが流れて刷毛状になったものと思われます。かといって、精密にガイドすれば点状のノイズが出るわけですから、どうにもなりません。

もちろん、根本解決法は、十分な冷却処理や精密なダークファイル除去、そして丁寧なフラット処理などなのでしょうが、対処療法的に改善策はないかと模索中です。

★色々とシミュレーションしていて・・・
ふと縮緬ノイズ除去の妙案が浮かんだので、実践してみようと待ち構えていたのですが、どうも天候と休日が合いません。・・・とか言っている内に月が明るくなってしまいました(泣)。そういえば、この『妙案』の要素を取り入れつつ、夏に撮影していたさんかく座のM33の画像データを再処理してみることにしました。

・・・・とか言いつつ、最近Delphiでの『ソフト開発ごっこ』や『画像解析ごっこ』ばかりやっていて天体画像を触っていなかったので、勘が鈍らないように、たまには画像処理してみよう・・・というのが本音ですが。

★枚数の多さは正義??
今回再処理する撮影データはVMC260L+レデューサにASI1600MC-COOLで撮像したもので、露光15秒から60秒まで織り交ぜ、総画像枚数420枚のコンポジットです。方針として今回は、ノイズを悪化させずに、とにかく点在する赤い星雲を炙り出すことを主眼に処理を施してみました。途中で前述の『秘策』なるものを混ぜてあります。

・・・で、どうだ??

f0346040_03583130.jpg

うーん、
かろうじて自己ベストのM33にはなりましたが、ところどころ暗部の階調が破綻してます。この素材ではこれが限界かなあ・・・。

え?『秘策』の詳細は?・・・ですか。
いや、あの・・・これは本来これは撮影時に施すものでして、今回はたまたま条件に合ったコマを用いただけなのです。
なので、まだ内緒です。撮影時にきちんと実施したら結果報告することにします。

PS
Delphiでの『開発ごっこ』ただいま座礁中(笑)。
ううう、何なんだこの「FireMonkey」っていう、これまでVCLで培ってきた直感を全否定するようなフレームワークは・・・・・。時代についていけません。新しい参考書を買って勉強しないとダメだな、こりゃ・・・・。


by supernova1987a | 2016-10-12 06:40 | 天体写真 | Comments(12)

満天の星空目指してリベンジ③

★やはり星座は冬の優勝ですね
とにかく冬の星座は豪勢ですよね。先日のプチ遠征で薄明前に冬の星座が上ってくるのを見て、一人でテンションが上がってしまった、あぷらなーとです。
・・・というわけで、8月30日に撮影した『冬』の写真データを処理しました。

★星座の王者オリオン
f0346040_20092076.jpg
久しぶりに持ち出したポータブル赤道儀ケンコースカイメモNSにIR改造D5000+サムヤン35mmF1.4を載せてオリオン座を狙いました。

絞りF2.8・ISO1600・30秒露光の撮って出しだと、こんな感じ。
f0346040_20104527.jpg
さすがIR改造D5000+カメラ内蔵型のLPS-P2フィルタの威力で、なんだかオリオン座大星雲M42とか鮮烈に写っています。
ただ、背景色が汚いですね。また、バーナードループやエンゼルフィッシュ星雲が弱いです。

そこで、ソフトウェアビニング+16枚コンポジット+デジタル現像その他色々調整してトリミングしてみると・・・
f0346040_20135678.jpg
ああ、良い感じです♪
さすがに分子雲などを炙り出すほどのテクニックは持ち合わせていませんが、なんか天文少年だった頃に憧れた写真のイメージですね。
ベテルギウスのオレンジとリゲルの青白色もきれいに出せました。本当に久しぶりにオリオン座を撮りましたが、そらの状態が良いと楽勝ですね・・・。

★星雲の王者M42
超メジャーですが、本当に奥が深くて何度撮っても飽きないのがオリオン座大星雲M42です(私だけ??)。
今回は、自己ベストの滑らかさを出すべく、初の二段階露光に挑戦です。

撮影データは次の通り
 VMC260L+レデューサVMC(1860mmF7.1相当)+LPS-P2フィルタ
 ASI1600MC-COOL 冷却温度-15℃
 K-ASTEC改造newアトラクス+QHY5-IIMオートガイド(PHD使用)
 ゲイン:400 露光:10秒×100コマ&5秒×50コマ

さて、150コマコンポジットをしてみましょう。
f0346040_20305395.jpg
※ほぼノートリミング

さすがにASI1600MC-COOLで明るい天体を150コマコンポジットすると、ほとんどノイズ感無しになりますね。
(厳密にはガイドエラー方向【画面短辺方向】に縮緬状のノイズが残っています。)
ややシャープさに欠けますが、いつもよりフンワリと仕上げてみました。
ありきたりな描写ですが、いかにもM42っていう感じがしますね。


★ちょっと気になったことが・・・
段階露光したのに中心部が飛んでしまったのには理由があります。
実は市街地でニワトリした際にはゲイン400の15秒露光でも全然サチらなかったので、余裕見て5秒と10秒で楽勝と読んでいたのですが、なぜか10秒露光のコマの全てが中心部トンでました。??????? バックグラウンドがあると飛びにくい??いやいや、そんなバカな・・・・・。
ASI1600MC-COOL、どこまで行っても謎だらけです。ま、そこが面白いんですがね。






by supernova1987a | 2016-09-03 05:33 | 天体写真 | Comments(6)

満天の星空を求めてリベンジ②

★久々の満天の星空の下
8/30の夜の満濃池遠征では、まずD810A+シグマ20mm+スカイメモNSできれいな秋の天の川が撮れましたが、本命の機材で撮像したデータもボチボチ処理をしてみましょう。ちなみに色々と『検証ごっこ』するつもりだったのですが、いかんせん夜前半がドン曇り+一時雨という悲惨な状況だったので、VMC260Lの撮影準備が完了したのが1:40という始末。4:00の薄明まであまり時間が無いので、色々とパラメータを変えて実験している余裕がなく、とりあえず「たぶんこれが『正解』」という設定を信じて「本命の天体」を各個撃破していくことにしました。

★本日の『本命』は・・・
ずばり、「カニ」です♪
はい。おうし座の超新星残骸であるM1かに星雲ですね。
相当にメジャーな天体のハズなのですが意外と難敵です。
昨年IR改造D5000とVMC260Lで市街地からチャレンジした時には、あまりにも悲惨な写りでブログにも載せられずボツ箱行きになりました。
ちなみに、昨年撮影した かに星雲の元画像(レベルだけ調整)がこちら↓
f0346040_15443310.jpg
これは相当な枚数をコンポジットしてもなかなかまともな像になりそうにありません。

★今回の装備は
お盆の撮影時にK-ASTEC改造ニューアトラクスのオートガイドを初めて行った際、どうもガイド鏡がたわんでいるようだったので今回は
f0346040_15460925.jpg
鏡筒の『下』に取り付ける方式で行きます。いわゆる『親子亀方式』ならぬ『コバンザメ方式』ですね♪
前回のテスト運用でミニBORG50+QHY5-IIMの場合、どこに向けてもほぼガイド星が見つかる状況だったので微動装置は排除。鏡筒バンドを直接アリミゾにつけました。これで幾分ガイドエラーが緩和されることでしょう。
f0346040_16022209.jpg
★いざ撮影!
今回の主要撮影データは次の通りです。

VMC260L+レデューサVMC(1860mmF7.1相当)+LPS-P2フィルタ
ASI1600MC-COOL 冷却温度-15℃
K-ASTEC改造newアトラクス+QHY5-IIMオートガイド(PHD使用)
ゲイン:400 露光:20秒 保存形式:RAW(FITS)

準備に手こずりましたが、いざ撮影が始まると快適です。
sharpcap2.8の時には連続撮影しているように見えて、途中で勝手に止まるという不具合がしばしば発生していましたが、2.9にしてみたら嘘のように安定動作しています。バグだったのかなあ??

★撮って出し画像は
こんな感じです
f0346040_16133055.jpg
なにがなんだか分かりませんね。ええ、結構かに星雲は暗いんです。
・・・で、レベル調整するとこんな感じ。
f0346040_16142116.jpg
おおっ!これは良い感じです♪
ザラザラですが去年撮ったヤツとは雲泥の差。コンポジットすれば相当な像に化けるのは間違いありません。

★取り急ぎ最低限の画像処理を・・・
諸般の事情でまだダークファイルが撮れていないので、ステライメージのホット&クールピクセル除去フィルタで代用します。
こんなとき、ダークノイズが少ない冷却カメラは処理を妥協できるので良いですね。

では、100枚コンポジット行ってみます♪

すると・・・
f0346040_16185512.jpg
おお、まさしく『かに星雲』~。

ほんのり青い本体に纏わり付くように赤いフィラメント構造。
なんだか立体感を感じますね。
そう、こんなのが撮りたかったんですよ♪

・・・やっぱ冷却+良い空だと違いますねぇ。


by supernova1987a | 2016-09-01 05:18 | 天体写真 | Comments(11)

お盆の各種テスト覚え書き④

「検証ごっこ」第4弾です♪

ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLについて、
「短時間+多数枚コンポ VS 長時間+少数枚コンポ」 ですが、
今回は、別な視点から見てみます。

★総露光時間が同じなら良い?

いえ、色々と他の要素が絡んでくるので、一概にそうとも言えないようです。

<短時間露光のメリット>
 ①高輝度画像がサチらない(飽和しない)
  低輝度データは加算で救えますが、一度サチったデータは救えません。
 ②ガイドミスのリスクが少ない(ノータッチガイドでも可)
  オートガイドしないなら、唯一の選択肢になります。
 ③何枚重ねるかで後から露出を加減できる(加算できる)
  前回の「検証ごっこ」で短時間露光コマを加算すると
  長時間露光コマに匹敵することが分かりました。
 ④ディザリング(もしくはそれに類した)効果を出しやすい
  ノータッチガイドだと『勝手にディザリング』状態になり
  ノイズが消えちゃいます。
 ⑤とにかく、手抜き撮影に最適(これ、重要)
  まず失敗しませんので・・・楽ちんです。

<短時間露光のデメリット>
 ①撮影データが膨大になる。
  もしD810Aを現像してFITSにした日には、100コマ画像が
  実に『83GB』にもなっちゃいます。
 ②いくらなんでも限度というものがありそう。
  1秒露光の3600コマコンポジットとかは非現実的っぽい。
  (データ量と処理時間の面で)
 ③処理時間が多くかかる。
  今回の「検証ごっこ」は、この点に注目してみます

★基本的なワークフローについて
 ①ASI1600MC-COOLのRAWデータをFITS形式で記録する
 ②あらかじめ準備したダークファイルを減算してベイヤーのまま保存
 ③消し切れていないホット&ダークピクセルなどを除去処理する
 ④デモザイク(ディベイヤー)してRGB化する
 ⑤加算コンポジットを行う
 ⑥レベル調整を行う
 ⑦デジタル現像を行う
 ⑧その他、モロモロの処理を施す

このうち、撮像枚数が処理時間に関係するのは、②~⑤の工程です。
では、先日自作した新PC(Core i5-6600 3.3GHz メモリ16GB)を使用しておよその処理時間を計ってみましょう。

★工程②に要する時間
 ダーク減算+ベイヤー保存に要するおよその作業時間を測定してみました。40コマのASI1600MC-COOLのビニングなしRAWデータからダークを引いて、ベイヤーデータのままFITS保存するのに要する時間は
  ステライメージ6.5:33.5秒
  ステライメージ7.1:70.5秒
でした。

★工程③④に要する時間
 40コマのダーク減算済ベイヤーデータからホット&クールピクセル除去を行い、デモザイク処理してRGBデータをFITS保存するのに要する時間は
  ステライメージ6.5:576秒
  ステライメージ7.1:746秒
でした。 

 ちなみに、ホット&クールピクセル除去フィルタ処理をせず、
デモザイクのみ(行程④のみ)なら
  ステライメージ6.5:78.5秒
  ステライメージ7.1:82.7秒
でした。急ぐときは、断然こっちの処理ですね。

★工程⑤に要する時間
 40コマのデモザイク済みRGBデータを位置合わせし、加算平均コンポジットするのに要する時間は
  ステライメージ6.5:17.5秒
  ステライメージ7.1:260秒
でした。ミスタイプではなくホントに15倍かかります。

・・・ええと、D810AのRAW現像ができないにも関わらず未だにステライメージの6が捨てられないのは、⑤のコンポジット処理の『圧倒的な速さ』なのですね。
これは、コンポジットの位置合わせに関してその仕様が全く異なるからです。

ステライメージ7で最速コンポジットをやろうとすると、
 (1)40枚の画像を全てを開きます
 (2)そのうちの1枚に基準星マークを入れます
 (3)バッチメニューから基準星指定を実行します
 (4)バッチメニューからコンポジットを実行します
ちなみに、40枚全てをロードするのでメモリも10Gほど食います

これが、ステライメージ6だと・・・
 (1)代表として1枚だけ画像を開きます
 (2)基準星マークを入れます
 (3)バッチメニューからコンポジットを実行します
ちなみに、7と同じ操作も可能ですが、6のコンポジットには「自動で読み込みながら順次位置合わせ」してコンポジットしてくれる機能があり、圧倒的に高速な上にメモリもほとんど食いません。

★40枚の総処理時間は・・・

その1:ホット&クール除去フィルタを使う場合
 ステライメージ6.5:627秒
 ステライメージ7.1:1077秒
 
その2:ホット&クール除去しない場合
 ステライメージ6.5:130秒
 ステライメージ7.1:413秒

★ということは1枚あたり・・・

その1:ホット&クール除去フィルタを使う場合
 ステライメージ6.5:15.7秒
 ステライメージ7.1:26.9秒
 
その2:ホット&クール除去しない場合
 ステライメージ6.5:3.23秒
 ステライメージ7.1:10.3秒

が、それぞれかかる処理時間ということになりますね。

★・・・というわけで
15秒露光×40コマでも、30秒露光×20コマでも、60秒露光×10コマでも、撮影に要する時間は同じですが、その画像処理時間は、枚数に比例して多くなっていきます。今回の『検証ごっこ』では

ステライメージ6を用いた場合で
 15秒露光×40コマコンポジット:130~627秒
 30秒露光×20コマコンポジット: 65~314秒
 60秒露光×10コマコンポジット: 33~157秒

ステライメージ7を用いた場合で
 15秒露光×40コマコンポジット:413~1077秒
 30秒露光×20コマコンポジット:207~538秒
 60秒露光×10コマコンポジット:103~269秒

がそれぞれ最低限必要であることが分かりました。

たとえ400コマコンポジットをする場合でも、ステライメージ6.5で、しかもホット$クール除去フィルタを使わなければ、ものの20分で終わっちゃいますので、どうでも良いことかもしれませんが・・・・・。

ただし、これがデジタル一眼の場合には、事態は深刻です。ステライメージでダーク減算するために、まずRAWファイルをFITSに変換する必要がありますし、とにかくNEFファイルに対する動作は恐ろしく遅いので、以前D810Aで撮影した干潟星雲のRAW画像400コマを処理しようとしたときには、まだPCを作り直す前でメモリ3GBだったこともあり、丸1日を費やしても無理でした。結局あきらめて、JPEGからの処理に切り替えました。ASI1600MC-COOLの最大のメリットは、RAWファイルがいきなりFITSであることかもしれませんね。

★文字ばかりが続いたので
今回の「検証ごっこ」で、前回M33の画像処理に用いた60秒露光のコマ60コマ分に加えて、15秒露光×50コマと30秒露光×25コマも処理したので、合わせてコンポジットしてみました。
合計135コマのコンポジットとなります。以前の物よりさらに少しだけ良くなったかな??
f0346040_20084792.jpg
お恥ずかしながら、さそり座の『カラフルタウン』など、我が銀河系内の分子雲・いわゆる『モクモク』すら写したことが無いのに、ご近所の銀河の『モクモク』を先にゲットできるとは想定外でした。

それにしても、初心者の方は、まさかコレ↓が元画像だとは思いもしないでしょうね。
f0346040_21255309.jpg
うーむ。まさに、デジタルマジック♪

★★お約束★★
本記事のデータは、あくまでも検証『ごっこ』です。
私あぷらなーとの頭からは、すでに「有効桁」とか「シグマ」とかの概念は蒸発しています。したがって、数値は精度を保証する物では無く、根本的に何かを勘違いしている可能性も大いにあり得ます。あくまでもネタとしてお楽しみください。

by supernova1987a | 2016-08-19 05:52 | 機材 | Comments(6)

お盆の各種テスト覚え書き③

先日来やっている、ASI1600MC-COOLのテスト撮影・検証『ごっこ』第3弾です。
テーマは、ASI1600MC-COOLの場合、「短時間+多数枚コンポ」と「長時間+少数枚コンポ」とで差があるか? です。
これは悩んでいる人、結構多いのでは無いかと・・・・。
f0346040_14280299.jpg

★いよいよ『本題』の比較
※共通データ
 望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC 1860mm
 赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス(AGS1制御)
 カメラ:ASI1600MC-COOL
 追尾:QHY5L-IIM+PHDによるオートガイド
 画像処理:ステライメージ6.5
 ダーク減算:撮影枚数と同じ枚数をコンポジットしたものをダークファイル減算
 ビニング:現像時に2×2ソフトウェアビニング
 
○15秒露光×40コマコンポジット
f0346040_13431092.jpg

○30秒露光×20コマコンポジット
f0346040_13432300.jpg
○60秒露光×10コマコンポジット 
f0346040_13433446.jpg
これは・・・ほとんど差がありませんね。
厳密に言えば、15秒露光のコンポジットだけ、横シマノイズが出ています。ちなみに、これ今まで出ていなかったのですが、おそらくオートガイドのおかげかと。
ノータッチガイドの場合、当然ながらコマごとに星の位置がズレていきますが、これは今「はやり」のディザリングをしている『ような』ものですので、本来あるはずのノイズが消えていたのかもしれません。念のため、15秒・30秒・60秒全ての位置合わせを無効にしてコンポジットしてみると、30秒のコマにも15秒と同等の横シマノイズが発生しました。ところが60秒には発生しません。後日プロファイルをよく見てみると、露光量では無く、SharpcapのパラメータのうちハイスピードモードのON・OFFに依存している可能性が浮上してきました。(これをONにするとノイズが出るという疑い。この点に関しては、いつか『検証ごっこ』してみます。)実は60秒の時だけOFFにしていたことが発覚。対照実験になっていませんでした。


★中心部を拡大して比較してみます
f0346040_14002613.jpg
ある程度予想はしていましたが、やはり、デジタル機材だけのことはあって、総露光量が同じなら同じように写るということでしょうね。
さすがに1秒露光の3600枚コンポジットと1時間露光の一発撮りが同じとまでは言いませんが、少なくとも15秒・30秒・60秒の差はほとんど無いと言えます。
ちなみに、M42を撮影していて気づいたのですが、とにかく明るいところを飽和させないことが大切なようでして、M42の場合、ゲイン400の30秒露光では中心部がサチって(飽和して)しまい救いようがありません。

えっ?・・・ゲインの差はどうなのだ、ですって?

はい。たとえば
「ゲイン200の60秒露光 VS ゲイン400の30秒露光」
とか
「そもそも、露光時間が同じ時、ゲインの差は(画像処理後に)存在するのか」
とかですよねぇ。

・・・すみません。そこまでは時間がありませんでした。



さて、次回は、「別な視点」から、「検証ごっこ」してみます。

★★★以下続きます★★★

 

by supernova1987a | 2016-08-18 05:59 | 機材 | Comments(5)

お盆の各種テスト覚え書き②

※前回の続きです

★今までモヤモヤしていたことが・・・

その露光効果が明確なフィルムと異なり、デジタル機材では「色々と釈然としない」ことが多いですよね。
デジカメの「ISO」設定などは、その最たる物でしょうか。フィルム交換できないカメラにISO設定があることが不思議。
要するに、撮影時のパラメータ設定と後処理で、変化があるのか釈然としない、という訳です。

さて、今回の検証『ごっこ』は、新兵器ASI1600MC-COOLで行います。
「テーマ」は・・・・・

★露光時間の差は出るか?

たとえば、空が10分間だけ晴れたと仮定します。
この場合、
 ①15秒露光で40コマ
 ②30秒露光で20コマ
 ③60秒露光で10コマ
が、それぞれ撮影可能です。

さて、①~③のどれが『正解』なのでしょうか?

・・・今まで検証できなかったのは、ノータッチガイドばかりしていたためです。
追尾精度上、15秒露光が限界だったという訳です。いやはや、まったくお恥ずかしい(笑)。
ようやくオートガイドできるように環境が整ったので、
8/13~14にかけて、M33を下記の通り撮りためました。
 ①15秒露光×50コマ
 ②30秒露光×25コマ
 ③60秒露光×60コマ

色々と検証『ごっこ』できそうですね♪

★検証ごっこ①:まずは1コマ撮影で
 レベル補正で明るさを合わせてみると、どうなるか?
 撮影は全てゲイン400で行い、現像時に3×3ビニングした後、レベル&トーン修正を施しました。

 ○15秒露光1コマ撮り
f0346040_12424808.jpg
 ○30秒露光1コマ撮り
f0346040_12430569.jpg
 ○60秒露光1コマ撮り
f0346040_12443536.jpg
はい。これは予想通りですね。いかに現像時にレベル調整しようとも、写ってない物は出せません。
露光を増やすごとに銀河の写りが良くなっていくのが分かりますね。

中心部をトリミングして比較してみましょう
f0346040_12472207.jpg
はっきりと差が出ました。

・・・ところが、ここで15秒露光のコマを4コマコンポジットすると、事情が変わります。


★検証ごっこ② 60秒1枚 VS 15秒×4枚コンポ

 先ほどの60秒露光一発撮り画像に対して、15秒露光の方に4コマコンポジットを施してやります。
 分かりやすいように、中央部をトリミングして比較してみると・・・
f0346040_12505145.jpg
ちょっと横シマノイズぽいものが出ちゃいましたが、ほぼ互角の写りといえるのではないでしょうか?
また、少し残っているガイドエラーが累積しないため(コンポジット時にキャンセルされるため)むしろ星像は15秒の方がシャープといえます。

※この横シマノイズに関しては後日触れる予定ですが、
どうも露光量では無く、他に要因がありそうな気配です。


さて、次回は、『本題』の「15秒×40コマ VS 30秒×20コマ VS 60秒×10コマ」を検証ごっこしてみます。

★★★以下、続きます★★★


by supernova1987a | 2016-08-17 05:23 | 機材 | Comments(7)

お盆の各種テスト覚え書き①

★お盆休みが終わっちゃいました

また本業で当分の間、身動きが取れなくなっちゃうので、
お盆休み中のテスト撮影結果を覚え書きとしてまとめておきます。

★ポールマスターとオートガイドの導入

これまでK-ASTEC改造Newアトラクスのノータッチガイドばかりやっていましたが、
ポールマスターの導入と、久しぶりのオートガイダー使用に踏み切りました。
さて、追尾精度はいかほど向上したでしょうか??

①ポールマスターの導入で、極軸望遠鏡を用いずに極軸合わせが可能となりました
f0346040_14104054.jpg
②破損したST-iの代わりに、QHY5ⅡMをオートガイダーとして導入しました。
f0346040_14170780.jpg
★ガイド精度の向上比較
f0346040_10541153.jpg
 左:目視極軸望遠鏡セッティング+ノータッチガイド(10分間)
 右:ポールマスター使用+オートガイド(10分間)

※共通データ
 望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC 1860mm
 赤道儀:K-ASTEC改造Newアトラクス(AGS1制御)
 カメラ:ASI1600MC-COOL
 露光:15秒×40コマ(総露光10分間)
 コンポジット:比較明コンポジット(位置合わせなし)
 
画像は600%拡大トリミングです。撮影日は1日ズレていますが、撮影時刻・撮影対象の位置はほぼ同じなので良い比較になったと思います。ノータッチガイドの方は極軸エラーによる系統的なズレとピリオディックモーションによる周期的なエラーが分かりますが、オートガイドの方は飛躍的に改善されています。ピクセルサイズから測定してみると、おおむね±1.8秒程度の精度に収まっているようです♪
さらなる精度向上には、機材に生じているタワミの解消と、PHDのパラメータの追い込みが必要でしょうね。


・・・え?オフアキ?
・・・あ、ありますよ。星見屋さんの『OAG9』なる秘密兵器が、なぜか手元に。
ただ、色々と難しい問題があって、まだ一度も運用してません。
まあ、今後の楽しみに取っておこうということで(笑)


★蛇足ながら・・・

ちなみに、星がつながらずにプチプチ途切れているのは、タイムラグがあるのでは無くて、比較明コンポジットのロジックが持つ原理的な現象です。
手前味噌ですが、私メ考案の『イーブンオッドコンポジット法」なら全部きれいにつながります。
f0346040_14340705.jpg
※「イーブンオッドコンポジット法」による15秒×40コマ・ノータッチガイドの追尾エラー(ピクセル等倍)。きれいにつながっているのが分かりますね。

※比較明コンポジットで光跡が切れる原理は、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※イーブンオッドコンポジット法については、こちら↓の拙作記事に詳細を。

※『この件』につきましては、諸説あります。
また、デモザイク済みの(JPEG等)データや、RAWデータ自体に映像処理エンジンの加工が入っている一般的デジカメの場合は、理論通り効果が出ない場合もあります。


★★★以下続きます★★★


by supernova1987a | 2016-08-16 05:42 | 機材 | Comments(3)

季節の先取り♪

★ようやくまともに使えるようになった新兵器

新冷却CMOSカメラ ZWOのASI1600MC-COOLですが、
ようやくまともに使えるようになりました。
今のところ、明るい天体は15秒露光の大量コンポジットのままで良いとして
暗い天体は60秒露光まで使えるように極軸とオートガイドの環境が整いました。

前回書き忘れましたが、ピント合わせに関しても、
バーティノフマスク+SharpCapでフォーカスエイドが可能なので、あっというまに完了します。
・・・高校生の頃は、自作のナイフエッジテスターをフィルム装填前の一眼レフのフィルムレールに当てて、光束を切りながら四苦八苦していたものですが、もはや、こんなネタも分かる人が少なくなってしまいましたね。
・・・とにかく、凄い時代になったものです。撮影準備が速い・速い。
f0346040_21130422.jpg
★薄明の中、早くも『例の』天体が・・・

さんかく座のM33を撮影した後、東の空に「オリオン」が上ってきました。
・・・という訳で、オリオン座大星雲M42をASI1600MC-COOLで試写してみましょう♪

望遠鏡:VMC260L+レデューサVMC
フィルタ:LPS-P2
カメラ:ASI1600MC-COOL
冷却温度:-10℃
ゲイン:400
露光:15秒×40コマ
データ:RAW(FITS)

画像処理は、ステライメージでベイヤーのままコンポジットしてビニングしたものをL画像とし
通常のコンポジットしたものとLRGB合成。
デジタル現像で中心部がつぶれないように処理します。
・・・で、今回はステライメージのマルチバンドウエーブレットで微細構造を抽出します。
f0346040_21182292.jpg
おお、なかなか良い感じです。
※ゲイン400だと30秒露光ですでに露光オーバー。トラペジウム付近が飛んでしまってました。

ちなみに「シャープさ」よりも「なめらかさ」が好き・・・という方には、ウエーブレット処理前のこちらをどうぞ。
なんか最近、こっちの路線の方が好きだったりします。
f0346040_21421857.jpeg
ともかく、やはり、明るい天体は処理が自由自在で楽ちんですね♪
(・・・というか、このレベルの天体ならIR改造D5000で十分なのですが・・・・ね。)



by supernova1987a | 2016-08-15 06:10 | 天体写真 | Comments(3)

ASI1600MC-COOLを真面目に使ってみる

★なんとかファーストライトに成功しましたが

ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MC-COOLのファーストライトは悪天候の中、無事に終えましたが、
ここらで一つ、真面目に撮影してみようかと・・・・。

★これまでの『やっつけ撮影』では

 ①極軸は極軸望遠鏡だけで適当に合わせる。レチクルが古いけど気にしない。
 ②赤道儀はノータッチガイド。ピリオディックモーションも気にしない。
 ③露光は15秒で切り上げる。一見何も写ってないように見えても気にしない。
 ④基本的に市街地の実家の庭で撮影。光害とか気にしない。

・・・で、あとから画像処理で四苦八苦しながら料理していくわけです。
・・・が、ASI1600MC-COOLが、あまりにも良い感触なので、
ここらで、『少しだけ』真面目に撮影してみようと、思い立ちました。

★今回の撮影では

 GPV予報では2時過ぎから晴れ間が広がるようでしたので、(モヤがかかるのは仕方ないとして)少しでも光害が少ないであろう、満濃池までプチ遠征決行です。
 天候が回復するまでの間を利用して、これまで避けていた『モロモロ』をゆっくりと片付けていきます。

★今回の新兵器①
f0346040_14085746.jpg
話題の電子極軸望遠鏡「ポールマスター」です。ずいぶん前にポチっていたのですが、なかなか使う機会が無かったわけです。(15秒露光なら極軸望遠鏡で十分♪)

f0346040_14104054.jpg
こんな感じで赤道儀に装着します。ぶっつけ本番でやってみましたが、これ、ソフトがものすごく分かりやすいですね。ものの数分で使い方を把握しました。要するに、画面のなかの北極星の位置と周辺の星の方向を指定してから赤道儀を回転させると、『回転軸』と『天の北極』のズレを自動で計算して画面に指標が表示。これが重なるように、高度や方位のネジを操作するだけ。極軸あわせが楽しくなります。


★今回の新兵器②
f0346040_14170780.jpg
格安オートガイダーのQHY5LⅡです。
実は、以前SBIGの-STiを使っていたのですが、USBのコネクタがモゲちゃって、あまりにショックだったので、それからというもの一切オートガイドをやめちゃってました。・・・で、これが代用品。制御はフリーソフトのPHDを使います。アトラクスはK-ASTEC改造なので、コントローラーからガイドケーブルが生えていますので、それを差し込めば完成。ガイド鏡は(今回は様子見なので)ミニBORG50アクロです。

f0346040_14212623.jpg
おお、なんとなく、ガイドグラフも良い感じに安定しています。
まあ、実際はガイド鏡のたわみやミラーシフトなどの影響で流れるでしょうが、良いんです。
今回の目的は、「15秒が限界だった露出を60秒まで延長する」ことですから、気楽なもんです♪

★そして真打ちの冷却CMOSカメラ

ZWOのASI1600MC-COOLですが、前回はフランジバックが合っていなかったので、少し接続方法を変更。
ついでに視野確認用のアイピースもすぐに差し替えられるようにしました。

f0346040_14253623.jpg
★早速、撮影してみます。

午前3時前にようやく晴れ間が広がってきたので、さんかく座の系外銀河M33を狙ってみました。
VMC260L+レデューサで1860mmF7.1相当での撮影です。

f0346040_14280299.jpg
ノートパソコン2台体制はかさばりますが、実際の作業は快適です♪
小さいノートは自動導入+オートガイド専用、大きいノートはASI1600MC-COOLの制御専用にしています。


★撮影終了♪

透明度はイマイチで、3等星は見えるものの4等星が怪しいという程度の明るさでした。
ただ、初物のアイテムがみな上手く動作したのでご機嫌です。気のせいか、朝焼けもいつになく美しく感じました。
f0346040_14313949.jpg
★60秒露光の撮って出しだと・・・
 ・冷却温度:-10度
 ・ゲイン:400
 ・データ形式:16bitRAW(FITS記録)
での撮像結果ですが、撮って出しだと・・・・
f0346040_14325692.jpg
こんな感じです。自宅で撮影したときは、空はとても明るいし、15秒露光だったので何にも見えない原画でしたが、今回は、渦巻きがほんのり分かりますね。これは、期待できます。

★60秒露光×60コマのコンポジットをすると
f0346040_14360282.jpeg
おお!!
コレですよコレ、欲していたのは。
なんか渦巻き状に見えていた黒い部分が、なんかモヤモヤと浮遊しているみたいにモクモク写ってます。
また、ビーズのように連なる散光星雲が何ともいえず美しい・・・。
これは、楽しい♪

こんどは、スカッと晴れたときに再チャレンジしてみたいですねぇ。


by supernova1987a | 2016-08-14 14:40 | 機材 | Comments(3)


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