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あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
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画像処理続行

★次の撮影チャンスは・・・
梅雨は明け、夏真っ盛りですが、撮影のチャンスに恵まれません。
次のチャンスはお盆休みですかね・・・。
その際には『新兵器』ASI1600MC-COOLが活躍する予定なのですが、
(今更ながら)GWにD810Aで撮影していた『爆発銀河』M82の画像を放置していましたので
現像処理してみました。

★D810Aの「撮って出し」でのM82は・・・
VMC260Lで「爆発銀河」M82を撮影したのは今回が初めてでした。
満濃池にプチ遠征して、いつもの通り短時間露光で66枚撮影したデータが手つかずで残っていたので、今更ですが、画像処理して仕上げてみることにします。

D810Aの撮って出し画像はこんな感じです
f0346040_23510731.jpg
※ニコンD810A+ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ
ISO6400・20秒露光 K-ASTEC改造Newアトラクスノータッチガイド
キャプチャーNX-Dで現像+トリミング


★66枚コンポジットすると・・・

RAWデータをキャプチャーNX-Dでアストロノイズリダクションを掛けてTIFF現像したものを
ステライメージ6.5でホットピクセル除去した後、66コマ加算平均コンポジットして仕上げると
f0346040_23572652.jpg
おお、なかなか良い感じです♪
「やっつけ仕事」で軽く処理しただけですが、この銀河、とてもカラフルで楽しいですね。

さて、お盆休みは晴れてくれますように・・・・



by supernova1987a | 2016-08-01 05:15 | 天体写真 | Comments(4)

梅雨の楽しみ

★毎日「じめじめ」ですね

この時期は、天体写真、マクロ写真ともに新作が撮れません。
このままではストレスが溜まるので、先日新調+修理した2台の自作PCの動作テストも兼ねて、GWに撮影した干潟星雲の再処理をやってみましょう。


★今回の『素材』は・・・

GWに満濃町で撮影した、いて座の干潟星雲M8です。

・望遠鏡:ビクセンVMC260L+レデューサVMC(1860mmF7.1 相当)
・フィルタ:LPS-P2フィルタ
・カメラ:ニコンD810A
・露光:ISO6400 15秒露光
・赤道儀:ビクセンnewアトラクス(K-ASTEC改造)
・ガイド:ノータッチガイド

はい。いつもの手抜き撮影ですが、この素材、なんと443枚もあります。
料理のし甲斐がありますね♪

ちなみに撮って出しだと、こんな感じです。(キャプチャーNX-DでRAW現像)
f0346040_04015868.jpg
★中心部をトリミングして30度回転すると

今回は、M8の中心部から広がる「まるで炎が立ち上るような」構造を狙います。
トリミングすると、こんな感じです。

f0346040_04052053.jpg
ああ、良く写っていますが、ザラザラですね。大気差による分散で「色ずれ」も発生しています。
これをコンポジットと各種画像処理で仕上げてみます。

★443コマを加算平均コンポジットすると

f0346040_04074412.jpg
おお! さすがに、443コマコンポジット。
完全にノイズが消えて、滑らかになりました♪

問題は、ここからです。今回はPCのリハビリも兼ねていますので、使えるソフトをフル動員でやってみます。

★画像処理、『全部盛り』で♪

ここからの処理は、下記の通りです。
①ステライメージ6.5のRGBカラー合成機能で、大気の分散による色ずれを補正
②ステライメージ6.5のデジタル現像で、階調補正
③いったんL画像とRGB画像に分離
④L画像を2枚に複製
⑤一方のL画像にステライメージ6.5の最大エントロピー画像復元を3段階で実行
⑥他方のL画像にはステライメージ6.5のマルチバンドウエーブレット処理を実行
⑦ノイズ軽減と恒星の引き締めのため、ステライメージ6.5のスターシャープフィルタを実行
⑧スターシャープの弊害で発生する輝点ノイズをホットピクセル除去機能で削除
⑨⑤と⑥を加算平均コンポジットした後、アンシャープマスク処理
⑩L画像とRGB画像をLRGB再合成
⑪ステライメージ6.5のレベル調整をカラーチャンネルごとに実行
⑫できあがった画像をTIFF変換
⑬キャプチャーNX2でブラックポイントとカラーポイントの部分修正
⑭シルキーピクス7でHDR処理+ノイズ低減処理+シャープ処理
⑮シルキーピクス7でフィルムテイスト(今回はコダクローム調)を実行
⑯完成♪

・・・・なんだか、遊んでますが、今回はコレで良しとします。
すると、

f0346040_04202364.jpg
おお、とても良い感じです♪
火山の火口から立ち上る火焔のような複雑な構造が、描写できました。

・・・やっぱり、干潟星雲は面白い。
オリオン座大星雲よりも「料理」しがいがあるかも、ですね。

★梅雨時と言えば・・・

毎日ジメジメで、一向に晴れ間が見えないこの時期ですが、
天文マニアの間では、恐ろしい『病気』である『ポチリヌス菌』ってヤツが猛威を振るうらしいですね。

ええと・・・
ZWOのマイクロフォーサーズ冷却CMOSカメラ「ASI-1600MC-COOL」を、ですね。
その・・・・・。


by supernova1987a | 2016-06-28 04:33 | 天体写真 | Comments(0)

干潟星雲再処理

★実は、PCの調子が色々悪いのですが・・・

約6年間使ってきた望遠鏡制御用のノートPC(ONKYO製のMX1007A4というレアなヤツ・・・)の調子が悪いです。
毎回、電源を切るたびに毎回内部のCMOSデータが飛びます
まあ、これまでの経験上、メモリ保持用のキャパシターとかではなく『乾電池』が入っていて、寿命を迎えたのではないかと予測。
ネットでググッてみたものの、マイナー機種すぎて1件の情報もなし。これは自力で分解調査しないとダメですねぇ。
・・・でもノートPCの分解は結構苦手だしなぁ・・・・。
もし上手くいったら記事にでもしましょうかね。

画像処理用の自作デスクトップPCも挙動が変です。
突然BIOSが飛んだり、突然マウスとキーボードを認識しなくなったり、突然グラボがバグったり、。ひどいときには画像処理中に電源が落ちる始末・・・。
いつのまにかHDDもSSDも満杯が近いことですし、4年近く『酷使』してきたマシンなのでデータが壊れないうちにパーツ交換か作り直しだな、こりゃ・・・・。

★気を取り直して・・・

5/2にD810AとVMC260Lで撮影した射手座の干潟星雲M8が(スケアリング不良で片ボケしたものの)なかなか良い出来だったので、もう一度画像処理をしてみました。

再処理の方針は・・・
 ①トリミング率を下げて周辺部を出す。
 ②400コマもデータがあるのでウェーブレット処理などで解像度を上げる
 ③シルキーピクスで好みの色調を探して遊ぶ
といったところです。

うん。これは有意義な試みだ・・・と言いつつ、机の上には、買ってきたばかりの3TBのHDD2個と256MBと128MBのSSDと64bitのWindows10とコイン電池積み上がっていて、「それ、現実逃避でしょ?」などとプレッシャーをかけてきます(笑)。

はい。単に現実逃避です!

さて、D810Aで撮影した400コマのデータをNX-Dで現像してJPEGにしたものを
ステライメージで加算コンポジット+デジタル現像
ここまでは、前回やりました。

・・・で、中心部だけトリミングしてこんな感じ↓でした。
f0346040_01042199.jpg
今回は、これを一度モノクロデータに直して2×2ビニング処理したものをレジスタックスにかけてみます。
さすがに400コマコンポジットをさらにビニングですから、ほとんどランダムノイズが少なく。良い感じでウェーブレットが走ります。
ちなみにウェーブレットでは恒星の描写が『変』になりがちなので、今回は真面目にマスク処理しました。
できあがったL画像を元のカラー画像でLRGB再合成して、周辺減光補正を掛けた後、シルキーピクスに回して微調整。

すると!
f0346040_00202318.jpg

おお!とても良い感じです♪

拡大率が低いこともありますが、かなりシャープになりました。
ちなみに、ピクセル等倍で見てみると・・・
f0346040_00022846.jpg
なんだか、星の揺りかごというよりも、火山の火口か地獄の釜みたいですね。
うーむ。やっぱりD810Aってスゴイですね。・・・トリミングしてもビニングしても全然使える♪

あとデータの重さだけ何とかなれば・・・・。
あ、はやくPCをなんとかしなきゃ・・・。



by supernova1987a | 2016-05-17 00:19 | 天体写真 | Comments(0)

GW終盤戦④

★色々撮れるとうれしくなりますね

「じゃじゃ馬」のZWO冷却CMOSカメラASI174MC-COOLの扱いにも だいぶ慣れてきました。
f0346040_03145494.jpg


色々やってみて分かったのは、
 ①ホットピクセルは冷却するとかなり減る
 ②アンプノイズは冷却しても結構残る
 ③ホットピクセルとアンプノイズはダーク減算すれば消せる
 ④冷やしてもダークを引いても「シマシマノイズ」は相当残る
 ⑤230万画素はデータが軽いので撮影後の画像処理が恐ろしく速い
といったところでしょうか。

今のところ暫定策としてシルキーピクスのノイズ整列機能を使ってシマシマノイズを軽減していますが、たぶん真面目にライトフレームを撮影すれば良くなるんではないかと思案中です。

★5/4~5/5の続き

 さらに色々画像処理が上がりましたのでアップします。


ヘラクレス座の球状星団M13
f0346040_02334089.jpg
 ※ASI174MC-COOL+VMC260L+レデューサVMC+LPS-P2 冷却温度-15℃・ゲイン300・15秒露光×50コマコンポジット

球状星団はとにかく「楽ちん」です。その気になれば、15秒露光の4枚コンポジットでも十分見られます。お手軽に撮影できるので、一晩で「一網打尽」も不可能ではないですね♪


いて座のオメガ星雲(スワン星雲とも)M17
f0346040_02391301.jpg
 ※ASI174MC-COOL+VMC260L+レデューサVMC+LPS-P2 冷却温度-15℃・ゲイン300・15秒露光×89コマコンポジット

期待以上に広がって写ってしまったので画面をはみ出してしまいました。
もっと単焦点で撮るか、D810Aを使うべきでした。

しかし、まあ良く写ること!
白鳥の形とかオメガの文字どころか、まるで積乱雲が盛り上がって雷雨が降る寸前みたいな情景(変なたとえですが)。M17がこんなに立体感にあふれた面白い撮影対象だったとは知りませんでした。
昔撮ったときは、これ↓がベストショットでしたもの・・・。(コレなら白鳥に見えますね)
f0346040_02501775.jpg
 ※フジファインピクスS2PRO+ニコン300mmF2.8+1.4×テレコン 128秒露光の一発撮り (強トリミング)


★今後の課題は・・・

ええと、数多いらっしゃる「名手」の方々と張り合うつもりは無い(絶対に敵わない!)ので、あくまでメジャーな対象のみの「お気軽撮影」しか興味ないのですが、当面の課題は・・・・

 ①冷却CMOSカメラのシマシマノイズを消したい。
  →フラットの撮影で解決する?

 ②デジタル一眼(D810A&改造D5000)は、ホットピクセルが(ダーク引きをしても)消しきれず、刷毛で掃いたようなノイズが残るのを何とかしたい。
  →精密ガイドしてもムダということ。ディザリングめいた工夫が必要??

といったところでしょうか。



by supernova1987a | 2016-05-13 06:21 | 天体写真 | Comments(0)

ようやく「苦手」の銀河に着手


★とにかく銀河が苦手です

ええと、単に技量が無いだけとか遠征しないからとか言えばそれまでですが、
明るい星雲は何とかなるとしても、小宇宙(銀河)の撮影が苦手です。

異常に明るいアンドロメダ大星雲M31は例外としても、
「子持ち星雲」として有名な、りょうけん座のM51なんて、26cmのカセグレン(VMC260L)を使っても、主銀河と伴銀河の中心核が「かすかに」見えるだけですし、写真に撮ってもノイズに負けてしまって一向に上手く写せませんでした。

ここ2年間のベストショットが、コレ↓ではお話になりませんねぇ。

f0346040_03175384.jpg
★というわけでリベンジ!

GW前半で、まんのうまでプチ遠征したのですが、その際撮影したM51のデータをそのまま寝かしてました。
そろそろ観念して画像処理することにします。

なぜ後回しにしていたかというと、画像処理がしんどそうなんですねぇ。なにしろ、主力のD810A+VMC260L でISO6400の15秒露光の「撮って出し」データのトーンをいじっても、こんな感じ↓。コンポジットで救えるか微妙なラインです。
f0346040_20002194.jpg
・・・まあ、めげずにがんばって処理します。

★悪戦苦闘の結果・・・

ニコンD810AをVMC260L(レデューサあり)につけて、ISO6400の20秒露光で115枚連射したデータをコンポジットしてみました。
色々試行錯誤した結果・・・

f0346040_20104968.jpg
これ、これ!
『こういうの』が撮りたかったの!!

・・・ようやく、M51のグルグルと渦巻く様子が撮影できました♪

しかし、撮影に約1時間、画像処理に約13時間・・・・ほとほと疲れました(涙)
やっぱ、市街地や、モヤのかかった郊外地では苦しいですねぇ。
カツーンと晴れた「真っ黒な夜空」の元で、いつかM51再挑戦してみたいものです。







by supernova1987a | 2016-05-11 06:36 | 天体写真 | Comments(2)

GW終盤戦②


★すごい強風でした
f0346040_15085046.jpg

5/4~5/5にかけては好天に恵まれましたが、いかんせん風が強くて、なんだか周囲の音が『冬』っぽかったです。メインのVMC260Lとアトラクスは重量級機材なのですが、さすがにこの風だと追尾が乱れまくります。別にオートガイダーで追尾しているわけではなくて、単にノータッチガイドしているだけなのですが・・・
f0346040_15104269.jpg
いざ撮影を開始してみるとこんな感じ↑で、恒星が「踊り狂って」ます。
今夜こそは真面目にオートガイドして長時間露光しようかなぁなどと思っていましたが、こんなんじゃ無理!
・・・という訳でやっぱり「いつもの」短時間露光の多数枚コンポジットに決めました。(進歩しないなあ・・・)


★ブレなかったコマを処理していきます・・・
ZWOの冷却CMOSカメラASI174MC-COOLをマイナス15℃に冷やして、VMC260L+レデューサ+LPS-P2フィルタで撮影した200コマのうち、強風でブレなかった画像はこんな感じ。
f0346040_15191433.jpg
 ※ダーク減算とトーン修正のみ実行。左右をトリミング

うん。悪くないですね。

生き残ったコマは161コマ。これをステライメージで、どんどん重ねていきます。
若干像が甘かったので輝度データに最大エントロピー画像復元をかけ、LRGB再合成します。
CMOSカメラ特有のシマシマノイズが消しきれなかったので、やむを得ずシルキーピクスのノイズ整列機能を使ってレタッチしました。

すると・・・・
f0346040_15244895.jpg
おお。・・・良い感じです♪

これまでのベストショットと比べてみると、


★2015年のベストショット↓
f0346040_15350302.jpg
※IR改造D5000+VMC260L(レデューサ無し)で撮影

うんうん。
周辺部の広がり、星雲の中の透明感となめらかさなどが、「少し」向上したかな??


今回気付きましたが、短時間露光のコンポジットだと、強風でブレたコマだけ取り除けるというメリットがあったのですねぇ。
これも、言ってみれば『一種のラッキーイメージング法』ですよね。
・・・ますますオートガイドへの道が遠のきそうです(笑)。


by supernova1987a | 2016-05-09 16:01 | 天体写真 | Comments(0)

晴れたのでD810A本格始動♪

★予定通り晴れました♪

GPVの予報通り、5/1の夜は晴れました。
満濃まで遠征した・・・のですが、なんかモヤっぽい感じで、北部からの光害が伸びてきてました。
月もないのに足下が見えるという、まるで市街地か田舎の月夜のようなイヤな雰囲気です。
夏の天の川も目をこらさないと見えないという(満濃にしては)悪条件ですが、観測することにします。

★前半は、観望に徹して・・・

今回は、天文ファンの知人を誘って現地に向かったのですが、どうも空の条件が悪いので、前半部分は観望に徹しました。VMC260Lに笠井の双眼装置を付け、ハイペリオンアイピースでお気楽観望です。
木星・・・球状星団M3・・・子持ち銀河M51・・・ソンブレロ星雲M104・・・球状星団M13・・・などを楽しみました。お気楽観望に双眼装置は良いですね♪

★今回の主役はD810Aに決定

色々機材は積み込んできたのですが、空の状態から考えて星雲星団はVMC260L+D810Aの一本槍で行くことにしました。

・・・あっ、パソコンを置くテーブル持ってくるの忘れた!

・・・げっ、バーティノフマスク持ってくるの忘れた!

まあ、色々トラブりましたが、いて座の干潟星雲M8をD810Aで撮った原画はこんな感じ
f0346040_00560462.jpg
※ニコンD810A+ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ ISO6400で15秒露光

これをトーン修正してトリミングするとこんな感じです。
f0346040_00593575.jpg
うん。ノイズでざらざらですが、1枚画はこんな感じで十分なのです。むしろ冷却CMOSカメラと違って「シマシマノイズ」がないだけ画像処理が楽そうです。

・・・撮ります。
・・・さらに撮ります。
・・・どんどん撮りまくります。

M8ばっかり430枚ほど撮影して薄明間近となりました。

★怒濤の400枚コンポジットを施すと・・・・
f0346040_01042199.jpg
※ISO800-15秒露光の400コマを、キャプチャNX-Dでアストロノイズリダクション+1段増感でJPEG変換
 ステライメージでホットピクセル+クールピクセルを除去
 ステライメージで100コマずつ加算コンポジットしたのちデジタル現像+レベル修正
 100枚コンポ4セットをさらに加算平均コンポジット+軽くシャープ処理

おお。とても良い感じです♪

なんか、オリオン座大星雲とは異なる面白さがありますね。
中心部の砂時計型をした明部とその周辺の『ウネウネ』が、たまりません。
f0346040_01272684.jpg


ダーク減算すらしてない上にかなり手抜きな処理ですが、あまりにも数が大きいのと1コマのデータが巨大すぎて、画像処理に12時間もかかってしまいました。・・・自作PCのcorei7-950はまだしも、メモリ3GBはきついですねえ。そろそろ64bitOSに換えないと限界かも。

※実は、このM8の撮影中に「ありえないポカミス」やらかしてました。カメラを接続するワイドマウントが緩んでいてスケアリングが狂ってました。
全体画像ではなく、中央部トリミングで画像処理したのは、「画面右の方」はケラレでアウト。「画面左の方」は変な像の流れが出てアウト。
400コマ以上も撮影した時に限って、今までやったことのない痛恨のミス
・・・これはもう、先日のブログでdisりすぎたサムヤンレンズの祟りですね(笑)




by supernova1987a | 2016-05-04 20:55 | 天体写真 | Comments(0)

月に始まり月に終わる?

★生まれて初めて撮った天体写真は・・・
 記憶が確かなら、小学5年生の頃、C35EF(いわゆるピッカリコニカ)でミザールのメシエデラックス型6cm屈折望遠鏡を覗かせて撮影した三日月の写真が、生まれて初めて撮った天体写真でした。いわゆるコリメート撮影法ですね。
ちなみに「かろうじて」クレーターも写っていて、理科好きの友人達に大いに自慢したものです。
 それから中学高校とミザールのアルテア15(15cmF10カタディオプトリックカセグレン)で月面を色々撮影するものの、なかなかシャープには写せませんでした。シャッターショックによるブレを除くために、大きな黒塗りウチワで『手動シャッター』を行ったり、学校の暗室にこもって引き延ばし機で『手動コンポジット』したり、とにかく色々やりましたが難儀しました。

★最大の敵は2つ・・・
 おそらく、月面写真が難しい理由は2つあると考えます。
 ①いわゆるシーイング(正確にはシンチレーションと透明度の総合評価がシーイングでしたっけ?)
  シーイングが悪いと、大気の揺らぎによって月面が『波打ち』ますので、どうがんばってもボヤけます。
 ②シャッターブレ(特に一眼レフの場合は、ミラーショックの影響が大きい)
  たとえミラーアップしたとしても、若干のショックは残り月面がブレます

★デジタル化が解決の道?
 ①レジスタックスに代表される画像処理ソフトで、シーイングの影響を軽減できます。
 ②電子シャッター搭載のデジカメなら、理論上シャッターショックは皆無です。
・・・ベテランの方々には「当たり前」の事なのでしょうが、私の場合非常にブランクが長かったので、月面に関しては「完全にど素人」の状態に戻っています。それになりより頭が『時代』について行ってません。先日のガッサンデイもなんかスッキリしませんでしたしねぇ。

★予定を変更して「強行軍」
 GWは5連休(5/1~5/5)が取れたのですが、非情にも、夜晴れるのが4/30と5/1だけとの予報
 これはマズイ・・・ということで、4/30の仕事が終わってから強引に実家に移動し、その晩のうちに天体写真を撮ってみました。

 ・・・よし。今夜は「真面目に月面を撮ってみよう」というわけで、機材をセットし撮影開始。

まずは、ASI174MC-COOL230万画素をフルに使って動画を撮影し、画像処理してみます。
ターゲットは、ガッサンデイやグラビウスと並んで私が大好きなクレーター「コペルニクス」です。
f0346040_22465340.jpg

※ASI174MC-COOL+ビクセンVMC260L直焦点(撮像温度-12.5℃)フル解像度で撮影した30秒間の動画をレジスタックスでスタッキング+ウェーブレット処理。ステライメージで最大エントロピー法による画像復元処理。(トリミングあり)

おおっ!なかなか良い感じです♪

なんだ~。真面目にやればシーイング悪くてもボコボコ写るじゃないですか!
ZWOの冷却CMOSカメラ、素敵です♪

続いて、さらに解像度を高めるため、230万画素の中央部30万画素だけをクロップしてフレームレートを稼いでみます。
画素数が著しく低下する点はレジスタックスのDrizzle機能でまかないましょう。
さて、30万画素で動画を撮影してみると、なるほど1秒間に100コマ近い「ものすごいフレームレート」で撮像が進みます。
素の動画を再生してみると、まるで陽炎のように月面が揺らめいているのがリアルに見えます。眼視観測そのままの臨場感です。
さて、2300コマのデータから品質の良い約1000コマをスタックして、最大エントロピー画像復元やウエーブレット処理をかけてみます。
f0346040_22455371.jpg
うひゃー!すごいすごい♪

それにしても、変なノイズが出ることもなく、一発で最大エントロピー画像復元が走ると快感ですね。
さすがは1000コマコンポジット。画像が「恐ろしくなめらか」なので変な収束が起こりません。

なんか、一夜にして月面撮影が好きになってきちゃいました。
たった2回目のチャレンジでこれだけ写るのなら、楽しいですよねぇ♪

・・・ほんと、若かりし頃の苦労はいったい何だったんだろ(涙)。



by supernova1987a | 2016-05-02 23:08 | 天体写真 | Comments(0)

ASI174MC-COOLで干潟星雲を撮ってみる♪

★実は色々やっていたのですが・・・

15秒程度の大量コンポジットでノータッチガイド撮影するという、私の「手抜き撮影」スタイルでは、どうもASI174MC-COOLが明るい星雲に向いているような気がしてきました。

もうシーズンが終わってしまいましたが、
オリオン座大星雲M42では、なかなか迫力ある画が撮れました。
そこで夏の星雲の「撮り初め」として、
「夏の星雲の王者」いて座の干潟星雲M8にチャレンジしてみました。

★撮影方法は「いつもの」ヤツです

ビクセンVMC260LにレデューサVMC装着してLPS-P2フィルタを併用します。
ZWOの冷却CMOSカメラASI174MC-COOLは-15℃まで冷却し、ゲイン200で15秒露光します。
追尾は、K-ASTEC改造ニューアトラクス赤道議のノータッチガイドです。
撮像ソフトはSharpCapです。

さて、どうなりますか・・・。

★1コマ元画像
f0346040_23092675.jpg
ノイズでボロボロですが、これ、なかなかいけますよ!
ホットピクセルとアンプノイズはRAW現像前にダークファイル減算で取り除くとして、
横シマノイズも(手抜きノータッチガイドが幸いして)コンポジットの位置あわせ時に相殺軽減できそうです。


★100コマコンポジット

撮像データはすべてRAWファイルで保存していますので、デモザイク前にステライメージでダークファイル減算しておきます。
ダークファイルは事前に設定温度を統一して準備したものを使いました。
(デジタル一眼と異なり、素子温度が記録されるのは便利ですねぇ)
ダーク減算後、RGBデモザイクを行いカラー化し、これを100コマ加算コンポジットします。
デジタル現像でトーンを修正したものを一度L画像とRGB画像に分け、L画像のみにシャープ処理を施してLRGB再合成します。

さて・・・
f0346040_23184365.jpg
おお!とても良い感じです♪
いや、正直これほどとは思ってなかったです。
薄明寸前の撮影だし、シーズンには早いので低空だし、市街地なので透明度も最悪だし、春なのにシーイング悪いし・・・・

それなのに!この写りっ♪
ZWOすげえ。

前回のブログで、ASI174MC-COOLは本来惑星用の・・・などと言いましたが、前言撤回!
やっぱ星雲撮影が面白そうです♪

・・・ただし明るい星雲ならば・・・ですが。



by supernova1987a | 2016-03-23 06:42 | 機材 | Comments(2)

ASI174MC-COOLで木星撮影

★本来冷却CMOSカメラは・・・

本格的な冷却CCDカメラと比べ、驚くほど安価なZWOの冷却CMOSカメラASI174MC-COOLですが、本来はワンショットカラー撮像で惑星写真を撮影するためのカメラなのでしょうね。あくまで「星雲『も』撮れますよ」的な・・・・。がんばって冷却しても一向に消えないアンプノイズとか色々見ていると、そう感じます。

・・・というわけで、
今回は、惑星のテスト撮影、行ってみましょう♪

★まずは接続方法を試行錯誤

ASI174MC-COOLは、これまで使っていたイメージングソース社のCCDカメラDFK21AU618.ASと比べて、画素数が多くチップサイズも大きいです。

●DFK21AU618.AS
 ピクセルサイズ:約11.2μm
 有効画素数:約30万画素
 チップサイズ:約6.3mm
●ASI174MC-COOL 
 ピクセルサイズ:約5.9μm
 有効画素数:約230万画素
 チップサイズ:約13mm

チップ全面をつかって撮像するとコマ落ちがひどそうなので、欲張らずに800×600ピクセルあたりでトリミング出力するとして、
そこそこの大きさに写すためにバーローレンズをかますことにします。
また、視野中心に木星を導入するためにレチクル付きのアイピースとフリップミラーで切り替えることができるようにします。

★まずは、こんな構成に♪
f0346040_22102136.jpg
・ビクセンのフリップミラー
・BORGのTネジ→36.4mm変換リング(7423)×2個
・BORGの直進ヘリコイドS(7315)
・BORGの31.7ミリアイピースホルダー(7317)
・笠井のTリング延長筒
・笠井のアイピースCH-SWA20mm
・笠井の高輝度暗視野照明装置
・笠井のFMC3枚玉2.5×ショートバロー

を組み合わせたものをVMC260Lに接続し、ASI174MC-COOLを装着します。
この組み合わせでアイピース、カメラともにピントがきます。


★テスト撮影・・・のハズが

なんということでしょう。春だというのに、シーイングが悪いです。アイピースで木星を見ても「クラゲのように」ゆらゆらしています。
・・・これ絶対にボケボケの木星しか撮れないですよねぇ・・・(涙)

しかし今日を逃すと、当面休みは取れないので、強引に撮影してみます。
とりあえずゲインを200にして露光は約1/100秒でフレームレート30コマ/秒で、動画撮像してみました。


★元データの1コマ切り出し

SharpCapでRGB24のAVIファイル出力をしてみると、こんな感じです
f0346040_22290577.jpg
 ※VMC260L+笠井2.5倍バーロー+ASI174MC-COOL(-15℃まで冷却)

ああ、なんか『懐かしい』木星像です。
そうそう、フィルム時代の私は確かこんなのしか撮れませんでした。

★レジスタックスで画像処理

次に、比較的質が良さそうなコマ100コマをレジスタックスでスタックさせ、ウエーブレット処理と色ずれ補正をしてみました。
f0346040_22325756.jpg
 ※上記画像の100コマスタック+ウエーブレット処理

おお!
意外に良いではないですか♪

それになんだかDFK21AU618.ASよりも色々と「楽」でした。
ええ、撮像も画像処理も「変な挙動」が起きにくいというか、なんか素直な感じがします。

というわけでASI174MC-COOL、ちゃんと惑星撮影にも使えそうですね♪



by supernova1987a | 2016-03-21 22:38 | 機材 | Comments(5)


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