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あぷらなーと
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せっかくの5連休ですが・・・

★新月期+5連休という絶好のチャンスでしたが

次々とやってくる低気圧の影響で、本当に晴れません。
せっかく、アイピースやフィルタやBORGのパーツなどを買い増しして万全の体制にしていたのに・・・・・(泣)。

★8月11日夜の観望

知人を誘って満濃池まで遠征したものの、天候が悪かったので、当初予定していた星雲星団の撮影は断念。もっぱらVMC260Lでの観望主体に切り替えましたが、それでも次々やってくる薄雲の影響で星雲は良く見えません。

「M57リング星雲です。わっかが見えますか??」

「なんかあるような『気』がします。」

「・・・ごめん。今日のコンディションでは、こんなもん・・・。」

「M8干潟星雲です。丸く広がった星団の左上を中心として、大きな星雲が・・・」

「なんかあるような『気』がします。」

「・・・ごめん。いつもは画面いっぱいに星雲が広がるんだけど・・・。」


★唯一良く見えたのが

透明度は最悪でしたが、ほぼ無風状態で「とろん」とした空模様。シーイングも悪くなかったため、急遽土星の観望に切り替え。

VMC260Lに笠井の双眼装置を接続して、ハイペリオン13mmで土星の双眼視を行います。この組み合わせでの倍率は約230倍。

「良い対象見つけました。これなら、感動しますよ。」

「うおお!本体のシマまで見えるっ!」

「ああ、よかった。せっかく遠出してもらったのに全敗かと思いました。」


★撤収した途端

土星を見た後、ドン雲りになった空を眺めていると、巡回中のおまわりさんから「お約束の」職務質問(いつも声かけられます)。今回は「いかにも」星を見ている装備なので、あっさりと「星ですか・・・?」との質問。やはり望遠鏡の「筒」があると説明しやすいですね(笑)。これが、赤道儀だけだと少々やっかいです。
もう天候の回復は見込めそうにないので、そそくさと撤収。

・・・ところが、車を走らせ始めたとき、ふと空を見上げると「快晴」。
もう機材を組み立てる元気はないので、三脚と7cm双眼鏡のみでお気軽観望に変更です。
こんなとき、双眼鏡は良いですね。

M31アンドロメダ大星雲、ペルセウス座の二重星団、M45プレアデス星団などを観望して帰路につきました。

・・・・煮え切らない観測会でしたが、まあよしとしましょう♪



by supernova1987a | 2015-08-14 12:52 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

短露光コンポジットの効果

某高校の応援部指導のお仕事が再開して1ヶ月半が経過しました。
筋力付けるために肉とか食いまくってますが・・・10kg痩せました。
この調子だとあと3~4kg痩せるかなあ?(笑)
ちなみに昨日は、部員達と一緒に基礎トレと各種マーチ類(応援曲の振り付け練習)やったあと、
部員達が帰った後に、おっさん1人グラウンドに残って45分ほど寂しく自主トレ(涙)
腕立てや空気椅子めいたものをしっかりやって、250mを1~1分半程度のペースで4周ほど走って、型の練習とストレッチ。
現役時代とは比較にならないほど「貧弱な」メニューが、実に苦しい・・・。
ま、いずれにしても、コーチが居残りトレーニングしてる姿は、部員達には見せられませんなー。

・・・・さて、
梅雨まっただ中ですねぇ。晴れませんねぇ
少し晴れ間が出たと思ったら月が明るすぎますねぇ

★天体写真が撮れないときは・・・
少し画像処理の練習をしておきましょうかねぇ。
いえ、定期的に画像処理をしておかないと
どうも『勘』が鈍ってしまうものでして・・・。

★ここ半年の成果は
K-ASTEC改造ニューアトラクス+ビクセンVMC260L直焦点+IR改造ニコンD5000+LPS-P2光害カットフィルタ
の4点セットでの撮影の場合、
市街地で多少の月明かりがあっても、「メジャーな星雲星団なら」オートガイダ無しのノータッチガイドによる短露光コンポジットで「なんとかなりそう」ということ。

そこで、もう一度5月8日に撮影したM27亜鈴状星雲で画像処理の総復習をしてみました。
そろそろ画像処理のワークフロー(レシピ)を固定化したいなあ・・・などと画策しているので。

★今回の「素材」は・・・
IR改造D5000で撮影したM27で
ISO1600の15秒露光24枚と30秒露光52枚です。
真面目にダークフレーム減算して、コンポジットの効果を見てみましょう。

まず30秒露光1枚の元データはこんな感じです。
f0346040_01372883.jpg
ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L直焦点(レデューサなし)+K-ASTEC改造ニューアトラクス+LPS-P2フィルタ
ISO1600 30秒露光 ノータッチガイド ステライメージ6.5でダークフレーム減算+レベル調整

これを、2枚→4枚→8枚→16枚→32枚→64枚とコンポジット枚数を増やして効果を見てみます。
※厳密には追尾ミスなく撮れた30秒露光コマは52枚しかなかったので、15秒露光×24コマのデータを30秒露光×12コマの代用としました。

f0346040_01445457.jpg
※それぞれ所定の枚数の画像データをステライメージ6.5で加算平均コンポジット
(64枚相当は、正確には30秒×52コマ+15秒×24コマの76枚コンポジット)

はじめノイズでボロボロだった画像が、コンポジット枚数を倍々にしていくごとに、どんどん滑らかになっていきます。(理論上はコンポジット枚数をN倍にするとS/N比が√N倍に改善されます。64コマコンポジットならS/N比が8倍良くなると言うことですね♪)
実際には極軸セッティングのズレに起因する追尾エラーと赤道儀のピリオディックモーションに起因する追尾エラーが盛大に発生しているのですが、コンポジット処理中に位置あわせをすることで回避できています。

★64コマ相当コンポジット画像をさらに調整すると
f0346040_01510103.jpg
各色ごとのレベルなどを調整して背景をニュートラルグレーにした後、RGB画像とL画像に分離。
L画像に対して、ごく軽くウエーブレット処理を加えた後にLRGB合成して、できあがり♪

さすがに64コマ(実際は76コマ)のコンポジットは手作業では苦しいので、ステライメージに位置あわせをやらせました。
そのため若干のズレが生じましたが、まあ許容範囲でしょう。
これで、もしも32分間の露光をしたのと同等の画像なのだとしたら、オートガイダ使った一発撮りよりも楽「かも」しれませんね。
(撮影時の追尾エラーリスクを画像処理時の使用コマ選択作業で回避できるという点で)

実は、コネクタが「もげ」てしまったST-iオートガイダの代用品をすでに入手しちゃったのですが、
なんだか予想以上に短露光のコンポジットが良い感じなので、まだ一度も実戦投入していません。
はい。単に面倒くさいだけなのですが・・・・ね(笑)。

赤道儀の追尾エラーで苦労している方、たまにはこんな「ずぼら」な撮影法はいかがですか??


by supernova1987a | 2015-06-30 06:20 | 天体写真 | Comments(0)

少し真面目に画像処理

★先日の大失敗写真を・・・

カメラの取り違いという大失敗でボツりかけた写真ですが、もったいないので少し真面目に処理してみました。

★いつもは、たいてい・・・

本来必須のダークフレームを無精して取得していませんでした。
ちなみに、ダークフレームとは、
こんなヤツ↓ですね。
f0346040_00444515.jpg
 ※ニコンD5000 ISO1600 30秒露光 8枚コンポジット トーンカーブ持ち上げ 等倍切り出し

この画面に点在する赤や緑の点々がいわゆる「ホットピクセル」とか「ダークノイズ」と言われるもので、高感度で長時間露光すると、たいてい画面に現れるとてもウザいヤツなのです。
特に天体写真や蛍の撮影でこの点々が出ると非常にやっかいです。

ニコンのカメラの場合は、これを除去する方法が、
 ①撮影時に「長秒時ノイズリダクション」を有効にする
 ②RAW現像時にNX2の「アストロノイズリダクション」を有効にする
 ③別途ダークノイズのみを撮影しておき現像時に減算する
の3つありまして、それぞれ一長一短があります。

ま、一般的には①でしょうが、1コマ露光が終わった後にカメラが自動でークフレームを撮影しますので、どうしても撮影時間が倍かかってしまいます。
(例)30秒露出開始→露出終了→ダーク取得開始→ダーク取得終了(露出と同時間)→カメラが自動でダーク減算→撮影完了
また、過剰なダーク減算により、黒いノイズが残る場合もあります。

本来、天体写真家は③を用いるべきで、被写体とは別に撮影したダークノイズ画像(ダークフレーム)を用意しておき、後から現像時に(正確にはベイヤー配列データをデモザイクする前に)減算させてノイズを消します。

・・・・でも、不精者のあぷらなーとは、(効果は万全ではないものの)クリック一発でたいていのノイズを消してくれる②を多用していました。
とにかくお手軽なのが魅力です。

★今回は「超」悪条件だったので・・・

めずらしくダークフレームを撮影しておいたので、真面目にダーク減算してみることにします。
いえ、別段特別な準備が必要なわけではありません。望遠鏡にふたをしたままシャッターを切っておしまいです。

ステライメージでの画像処理の手順は下記の通り♪

①撮影データ(RAW)とダークフレーム(RAW)を用意します
②ダークフレームをベイヤーデータのまま加算平均コンポジットします
③コンポジットしたダークフレームをベイヤーデータのまま保存します。
④撮影データをベイヤーデータのまま読み込みダークフレームを減算します。
⑤ダーク減算後の撮影データをデモザイク処理でRGB画像に変換します。
⑥変換した画像を保存します。
⑦撮影したデータ全てのコマに④~⑥を施します。
⑧⑦まで処理した画像を加算平均コンポジットします。
⑨レベル・トーンなどを修正します。
⑩だめ押しで、画像をLとRGBに分解し、LRGB再合成します。

★PCと5時間格闘の末・・・

うんうん唸りながら40コマの撮影データに画像処理を施しました。
88コマあるんですが、目が痛くなってきたので挫折。

元データはこんな感じ
f0346040_01273646.jpg
ただでさえカメラを間違えたので感度低い上に、月の明かりとノイズにまみれて、もう悲惨なことに・・・(涙)
「創造の柱」付近をトリミングしてトーン修正しても、この程度↓が限界
f0346040_01295151.jpg
これを真面目に画像処理してみると・・・
f0346040_01303284.jpg
・・・すばらしい。
悪条件の割には良い感じです♪
全体像は、こんな感じになりました。
f0346040_01344617.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+ビクセンVMC260L+レデューサVM+LPS-P2フィルタ
  K-ASTEC改造ニューアトラクス ノータッチガイド ISO3200・30秒露光×40コマコンポジット ダークフレーム減算処理あり

★・・・ああ、もしも・・・

やっぱ、真面目に処理するときれいになりますね(当たり前か・・・)
こうなると、これが、もし
 ・ちゃんとIR改造の方のD5000で
 ・ちゃんと月明かりが無い日で
 ・ちゃんと空が暗いところに遠征していて
 ・ちゃんとオートガイドして
 ・ちゃんと極軸も慎重にセットして
 ・ちゃんとバーティノフマスク使ってピント合わせて
 ・さらにライトフレーム処理もしてたら・・・・・
どんなにスゴイ画像が撮れたんだろう?!
・・・などと、妄想しちゃいます。

5月中旬から練習再開した某校応援部(なぜか私が専属コーチ(汗))のおかげで2週間で8kgほど痩せて筋力も戻ってきたことだし・・・・・。
とりあえず、遠征時に備えて体力強化しておきます。

なにしろ、アトラクスとVMC260Lは総重量約60kgの重量級望遠鏡。
油断すると運搬中にケガしますので(笑)



by supernova1987a | 2015-06-06 07:37 | 天体写真 | Comments(0)

せっかくの晴天下、致命的ミス(涙)②

前回の続きです。

★まさかの致命的ミスで

天体用の改造D5000ではなくノーマルD5000を使ってしまったという、ありえないミスでがっかりしてしまいましたが、
せっかくM16わし星雲の写真を90枚ほども撮ったので、泣く泣く画像処理で救済することにします。

★原画だと

f0346040_14243129.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+ビクセンVMC260L+レデューサVM+LPS-P2 フィルタ

さすがに、明るい月が出ていますので画面が「真っ青」ですね。ISO3200の30秒露光でも結構ぎりぎりの明るさです。
逆に、この月明かりがなければ撮影中に「妙に星雲が出ていない」ことに気づいてカメラの撮り違いに気づいたはずなのですが・・・

★気合いで88枚コンポジット決行

上の原画を88枚コンポジットします。
f0346040_14295943.jpg
・・・ううむ。
かなり明瞭になってきました。
有名な「創造の柱」もよく写っています。
ただし、かなり強引な画像処理をしたために、画面下部にアンプノイズらしき「赤いかぶり」と、原因不明の画面やや右上から左下に向かうシマシマの「黒すじ」が出ちゃってます。

ホントは、がんばってダークフレームとライトフレームを撮っていたんですが、肝心のカメラを取り違えるというミスのせいで、画像処理にやる気が出ません。
ま、そのうち、画像処理の練習を兼ねて「真面目に」再処理してみましょうかねぇ(・・・はあ・・・)

・・・こういうミスを防ぐために、ノーマルD5000と改造D5000のストラップは色違い(黒と黄色)にしてたんだけどなあ。
薄明が迫って焦ったためにストラップの色すら目に入っていませんでした。

とにかく、がっかりの一夜でした。
あ~あ、今度天体写真撮れるのはいつになるんだろう・・・・・。




by supernova1987a | 2015-06-03 07:20 | 天体写真 | Comments(0)

せっかくの晴天下、致命的ミス(涙)

★5月最終日は久々に晴れまして・・・

満月が近いのですが、夜半には若干明かりが弱まるだろう・・・
などと目論んで、仕事終了後に大急ぎで徳島から香川へ移動。

先日の強引な撮影で実感した
『悪条件下でも、大量コマをコンポジットすればなんとかなる』
を再び試すべく、VMC260LをK-ASTEC改造ニューアトラクスに載せ、
IR改造D5000で星雲を狙います♪

★今回の対象は2つ

一つめは、昨年に撮ったきり再チャレンジしていなかった
 M16(わし星雲)の中にある『創造の柱』
二つめは、最近大好きな
 M27(亜鈴状星雲)

★撮影は絶好調に進み・・・・

さすがに、そろそろ『ズボラ撮影法』には慣れてきました。
ISO3200の30秒露光の連写。ガイドもノータッチで行きます。
細かい事は気にせず、とにかく枚数重視です♪
あと、今回は珍しくダークフレームとフラットフレームも撮影♪
万全を期します。

★まさかの、大失敗!?

撮影は好調に進み、M16は90枚ほど撮影に成功。
薄明が始まる中、M27も20枚ほど撮影しました。

・・・・それなのに!!
・・・・まさか、まさかの!
・・・・カメラを間違えてました・・・(泣)。

機材を片付けた後、わくわくしながら画像を開くとなんだか妙な写りなので、片付けた機材をよ~く見てみると・・・

「げっ!ちがう方のD5000やんかー!!」

・・・ええと、その・・・
天体専用のIR改造D5000
ではなく、
一般写真用の無改造D5000
を使って撮影してました・・・

・・・・痛恨の「ありえないミス」!!

D5000は少々古いカメラですが、個人的に大好きな機種。
だから、天体用のボディと一般用のボディを使い分けてるんですが、
まさか、こんなところで取り違えるとは・・・・・。

※天体用のボディは、いわゆるIR改造モデル(星雲が発する水素の輝線スペクトル(Hα線)が写せるように、赤外カットフィルタを除去)なので、ノーマルボディとは比べものにならないほど、星雲がよく写ります。・・・逆も真なり・・・。

★根性でがんばる(涙)

M27を撮影した画像(原画)は、
こんな感じ。
f0346040_07184363.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+VMC260L+レデューサVM ISO3200・30秒露光

・・・ああ、一目で分かるこの色・・・。明らかにHα線の感度が低すぎます。
でも、もはや撮り直しは効きません。(まもなく満月になりますし)
とにかく、画像処理でがんばるしかありません

20枚の原画をコンポジットし、感度が足りていない赤色のトーンを立ち上げます。

すると・・・
f0346040_07231978.jpg
 ※上記写真と同じデータの原画を20枚加算平均コンポジット

おおっ!!
無改造機とは思えないほど、ディテールが現れたではないですか!
色もおかしくありません。なかなか良い感じです♪

これだけ写せるのであれば、無改造機でも十分!?
ノーマルD5000、侮り難し

★以下続きます★


by supernova1987a | 2015-06-02 06:47 | 天体写真 | Comments(0)

アトラクス追尾テストごっこ

先日、VMC260Lの直焦点撮影で、M27を100コマ以上の連続撮影をしたのには
もう一つ理由がありまして・・・。

★アトラクスのピリオディックモーション

K-ASTECさんから帰ってきたばかりの改造ニューアトラクスを4月27日に試してみた感じだと、およそ7秒前後のピリオディックモーションかなと、ざっくり見積もったのですが、その際、サインカーブを描かずに直線的な運動を見せた部分がありまして・・・・。これは、もう少し長めの追跡が必要かと。

★約34分間の動き

3時24分58秒〜4時8分41秒までの33分43秒間に撮影した61コマの画像をステライメージで比較明コンポジットしてみましょう。
f0346040_18502767.jpg
 ※ニコンD5000+VMC260L K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド

ウオームホイル歯数180のアトラクスの場合は32分露光が4周期分に相当しますので、これだけデータがあればいい感じで測定できることでしょう♪

それにしても、いやー流れてますねえ(笑)。
しかも、明らかに極軸のズレにより、南北はもちろんのこと東西(画面の上下方向)にも大幅なズレが生じています。このままだとピリオディックモーションが見づらいので・・・・

★推定される極軸誤差による東西方向の動きを補正

ステライメージには彗星の固有運動を補正するためのメトカーフガイド機能がついているため、上記の画像から平均的な東西方向のみの流れを読み取って、これを一定速度の「固有運動」と見なして補正させれば良いのではないかとひらめきました。要するに、極軸ズレに伴う東西方向の動きをコンポジット時に補正するという発想です。
f0346040_18571216.jpg
うん。極軸エラーによるズレが南北方向(画面の左右方向)だけになったため、赤道儀に起因するエラーが見やすくなりました。

★1ピクセルあたりの角度を計算しましょう

今までは同じ光学系で撮影した重星の離角と比較していましたが、今回はちょっぴり真面目に計算してみます(といっても理論値にすぎませんが)。

無限遠上の被写体の光軸からの離角をΘ、
撮影に用いた望遠鏡の焦点距離をf、
カメラの撮像素子上に映る像の中心からのズレをh

とします。

この場合、

 TanΘ=h/f

が成り立つので、

Θ=Atan(h/f)(rad)
Atan(h/f)・(180°/Π)(deg)

が求まります。

この式のfにVMC260Lの焦点距離、hに1ピクセルの大きさを代入すれば、
1ピクセルあたりの角度が推測できるというわけです。

ニコンのHPによれば、
D5000の撮像素子短辺は15.8mmで2848ピクセルなので

Θ=Atan(15.8/2848/3000)・(180°/Π)
 =0.000106(度)
 =0.3814(秒)

となり、
1ピクセルのズレが約0.38秒の動きに相当することが分かりますね♪

★画像上にスケールを入れてみましょう

先ほどの(東西方向の極軸エラー補正後の)画像を拡大して観察すると
だいたい±10ピクセルの東西往復運動をしていることが分かります。
f0346040_19152482.jpg
・・・・んん?
ピリオディックモーションが±3.8秒!?

これは凄い高精度です・・・・が、危ない危ない。
うっかり、天の赤道からの離角を計算してませんでした。

原理上、同じピリオディックモーションでも天の赤道から外れれば外れるほど、画面上の動きは小さくなります。たとえば、天の北極付近だと星の位置が動かないので、どんなピリオディックモーションがあっても、ズレは出ません。

★M27の位置での補正係数を求めましょう

天の赤道に対する赤緯方向の離角をΘとすると
赤道付近の恒星時運動に対して、見かけ上の運動はCosΘ倍になります。

今回撮影したM27の赤道座標は、
 赤経19h59.6m
 赤緯+22°43’

なので、この赤緯値を代入しましょう。

Cos((22+43/60)×Π/180)=0.9224

つまり、今回見積もったピリオディックモーションは、実際の値の約0.92倍になっているということになるので・・・・

推測されるピリオディックモーションは

 3.8秒/0.9224=±4.12秒

となります。

いや、これでも恐ろしいほどの高精度なのですが・・・・

★ちと、気になることが・・・・

先ほどの画像の左半分は、おおよそサインカーブっぽい動きで、
いかにも『ピリオディックモーションのお手本』といった感じです。
でも、右半分の動きは、サインカーブというより稲妻状の動きで意味不明

困りました。

推測される原因としては・・・・
 ①撮影途中で極軸がズレた?
 ②機材のどこかがたわんだ?
 ③ウオームホイルの精度不足?
 ④制御系のエラー?


①について→却下

 冷静に考えれば、前半と後半の東西方向のズレは約8秒角。そのためには極軸が8分程度ずれないといけないので変です。
(計算合ってるか自信有りませんが、少なくともこれだけずれたら線がジャンプしているでしょう)

②について→ありえます

 露出開始から16分間ほどをかけて鏡筒や接眼部や主鏡角度などが少しずつズレて、落ち着いたと考えれば辻褄は合います。主鏡移動方式のVMCはミラーシフトが弱点ですが、それでも露光中に「コトン!」などと主鏡が動いちゃうR200SSよりは扱いやすいような『気』がしています。


③④について→考えたくありません(笑)

 ロータリー接点回りとか、怪しそうですが・・・ね。
 ・・・ま、なにぶん病み上がりのアトラクスですので
 十分にエイジングしてからのお話ですね。

★結局、何がしたいの??

眠っているオフアキとか投入すれば一挙解決のような気もしますが・・・。
いやー。オートガイド技法の習得の前に、色々試したいことがあって、ですね。

ふう。それにしても、慣れないことをやると疲れますねぇ。
この手の計算は普段全く使わないので、もはや、オイラー変換すら出てこないです。
大学院生時代の自分をタイムマシンで呼んできて、飯でも与えて計算させたい気分(笑)



PS
(注)結構、機材名などを検索してたどり着いた方が増えてきたようですが、現在のあぷらなーとは、光学関連について「完全に素人」なので、各種検証「ごっこ」に用いた数式や手法などはもちろん、検証結果が正しい保証は「全く」ありません。あくまで遊びですので参考にはしないでください。


by supernova1987a | 2015-05-15 07:33 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

M27で見る「成長したのか?」

★成長したのか?

思えば、天体写真を始めたのは小学校の5年生の時でした。

中学・高校とかなりのめり込んだので、
地方の天体写真コンテストで優勝することに命かけてたりしていました。
(さすがに全国誌レベルになると非力でしたが・・・)

大学時代は合唱と宇宙物理の研究にのめり込んでいたので天体観測はお休み。
(よく誤解されますが、宇宙物理の研究と天体観測とは、ほぼ無縁です。えらい学者さんも、オリオン座の位置すら知りませんもの)

社会人になってから天体観測熱が再燃したのは、宇宙物理のプロに「なれなかった」ストレスのはけ口だったのかもしれません。


★1998年の5月には

それまで使っていたミザールのアルテア15に代えてビクセンのR200SSを本格的に使うようになり、
フィルムカメラに代えて冷却CCDカメラを使って天体写真を撮っていました。
f0346040_00182225.jpg
 ※ビットランBJ-30C冷却CCDカメラ+ビクセンR200SS+コマコレクタ
  ビクセンGPD赤道儀+スカイセンサー2000PCにてPEC自動ガイド
  露出データ失念(記憶が正しければ、3分露出と2分露出の2枚コンポジットか?)

冷却CCDを使い始めた頃は、その圧倒的な高感度とノイズの少なさに感激し、この写真にも大満足だったのですが、
今見るとさすがに30万画素の荒さと、ピントの甘さ、ガイドエラーの多さは否めませんねえ。
ちなみにBJ30C、もはや活躍の場が無いにもかかわらず捨てられません。
なにしろ、たった30万画素なのに、当時30万円近くしたんですもの・・・・。
ちなみに今使っているIR改造D5000(中古品)は、たったの3万円でした。

★2013年の5月には

VMC260Lとデジタル一眼を使ってM27を撮影してみました。
f0346040_00243099.jpg
 ※ニコンD7000+ビクセンVMC260L+レデューサVM
  EQ6PRO赤道儀にてノータッチガイド 30秒露出×5コマのコンポジット

さすがにVMC260Lの威力で、解像度が飛躍的に上がりました。
ただし、冷却CCDと異なりノーマルデジカメは星雲が発するHα線に対する感度がほとんど無いため、赤い色が出ません。

★今回の撮影では

昔夢見たM27のイメージに近いものが撮れたので、もう少し画像処理を粘ってみました。
約130枚のコンポジットと画像処理。良い感じです。今の私の環境では、どうやら、この辺が限界でしょう。
f0346040_00130245.jpg
 ※5月8日に撮影したデータを再処理。ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ
  K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計130コマを加算平均コンポジット 

VMC260Lに加えて、改造退院したニューアトラクス赤道儀が使えたこと。
そしてなにより、IRカットフィルタ除去改造を施したニコンD5000の使い方をマスターしたことが主要因で、これまでとは雲泥の差。
たぶん、学生時代の私がこの写真を見たら、ショックのあまり天文やめただろうと思います。

さて、上記3つの写真について、中心部の写りを比較してみます。
f0346040_00361481.jpg
たまに
「天体写真なんて、同じ天体なら誰が撮っても同じでしょ?」
と言われることがあるのですが、
上記の2013年と2015年のを見て、
「同じ天体」を「同じ人間」が「同じ場所」で「同じ望遠鏡」を使って撮影したとは信じがたいほどの差です。

本業が忙しくて天文と疎遠になっていた、ここ10年ほどの間に(望遠鏡はたいして進化していませんが)
カメラとパソコンの性能が急激に進化したため、撮影技法自体が根底から変わってしまい、
たまに天文雑誌を見てもネット上でアマチュア天文家の作品を見てもデータが意味不明で、

「みなさん、遠いところに行ってしまったなあ・・・ぐすん」

などと寂しく感じるばかり。全然やる気がおこりませんでしたが、
ようやくここ1年間で「足下」くらいには追いついてきたような気がします。

しかし、せいぜい1~2ヶ月に1回程度しか撮影時間が取れないことですし、
息切れしない程度に、頑張ってみましょうか・・・ね。



by supernova1987a | 2015-05-13 07:02 | 天体写真 | Comments(1)

悪条件下での限界に挑戦♪


★GW連休中2回目の晴れ間が・・・

5月7日深夜から天候が回復しました。
お休みは8日までなので、ラストチャンスです。
折しも満月過ぎのお月様が煌々と夜空を照らしている上に透明度も悪いため、肉眼では北極星がなんとか見えるか見えないか、という劣悪な条件ですが、天体写真、チャレンジしてみましょう♪

★こんな日は、一点突破しかないっ!

フィルム時代ならどう考えても星雲の写真は無理な条件です。
露出をかければ、あっという間に月明かりで露出オーバー。
露出を切り詰めれば、何も写りません。
でも、デジタルなら、画像処理でなんとかなるかもしれません。
こんな時は、撮影対象を欲張らず、ターゲット1つに一晩全てを投入します。
撮影対象は、こぎつね座の亜鈴状星雲M27に決めました。

★ついでにVMC260Lのテストも・・・

せっかくですから、未だやっていなかった、レデューサ無しの『素のVMC260L』直焦点撮影のテストも兼ねましょう。
直感的には、レデューサ無しでは像面湾曲とコマ収差のため、周辺画像がピンぼけになった上に、大きく流れると予想。
だめもとで、レデューサ無しで撮影に臨みます。

★1カット目の画像

素のVMC260Lに光害カットフィルタLPS-P2を装着して、IR改造D5000を接続。
まずは、ISO3200で15秒露光です。

f0346040_22154362.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

・・・おおっ??

意外や意外。
VMC260L、レデューサなしでもAPS-Cならなんとかなるじゃないですか?

VMCという商品名は、ビクセン・マクストフ・カセグレンの略称ではないかと思います。
鏡筒開口部にマクストフレンズ(メニスカスレンズ)をおく代わりに、副鏡の前にマクストフレンズ(の役割を持つ補正レンズ)を配置したものだと考えると、画面中央部のシャープさはともかく、まさか画面周辺部の星像補正までは行われていないと思っていたのですが、これ、結構使えます。

ただし、悪条件下での短時間露光ですから、星雲をあぶり出すとノイズバリバリですね(笑)。
まあ、これでもフィルムよりは随分よく写っていると思いますが、同じ露光でも、月明かりが無くしかもレデューサで像を明るくした4月27日の画像↓と比べると、あまりにもボロボロの像です。

f0346040_22280729.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

両者を拡大して比較してみると、こんな感じです。
f0346040_22405133.jpg
・・・全く勝負になりません。

★撮りまくって・コンポジットしまくって!

こんな時は、データを集めまくるのが常套手段です。
ISO3200の15秒露光と、ISO1600の30秒露光とで、とにかく連写しまくります。
短時間露光ですから、追尾も改造アトラクスのノータッチガイドです。
どうせ劣悪な環境なのでダークもフラットも取りません(笑)

撮影した134枚の写真のうち、100コマを選定して、キャプチャーNX2でアストロノイズリダクションと現像を行います。
現像したデータをステライメージで加算平均コンポジット。さらにトーンカーブやレベル調整を加えると・・・・
f0346040_22465987.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計100コマを加算平均コンポジット 

おお!なかなか良い感じです♪
劣悪な環境下でも、『気合いの物量作戦』で「なんとかなる」ことが分かりました。
f0346040_23005644.jpg



・・・でも、たった1カットの画像処理(実は結構試行錯誤したので・・・)に6時間・・・・疲れました。
それに、冷静に見ると、前回の撮影時の8コマコンポジットにようやく追いついたという程度の写り。

やっぱ、天候や月齢などの条件には勝てませんねぇ。

新月期に空の暗いところでVMC260L直焦点、やってみたいなあ
・・・・などと思っているうちに、あぷらなーとのGWは終わってしまったのでした。



by supernova1987a | 2015-05-11 07:02 | 天体写真 | Comments(0)

夜の部:『土星のわっか』撮影


宇多津臨海公園での夕日撮影を終え、まずは帰宅してデータのバックアップ。
いよいよ夜の部・天体観測開始です。

北極星が見えるほど暗くなったのを確認して
アトラクスを運び出します。
極軸のセット・CCDカメラの接続・ノートPCとのリンク
・・・・ここまでは順調だったのですよ。
ここまでは。

★あれっ?まさか?

K-ASTECさんで改造してもらってから絶好調(といっても3回しか駆動していませんが)
だったアトラクスなのですが・・・・

「ガガガガガガガガガッ」

赤緯モーターから『いけない音』がして、動かなくなりました。
高速や中速はもちろんのこと、低速でも

「ガッガッガッガッガ・・・」

というばかりで動きません。
一瞬頭の中が真っ白になります。

・・・ひょっとして、トルク限界を超えたのか?
重量級のVMC260Lですから、いくらバランスを入念に取ったとしてもあり得ない話ではありません。

ところが、クランプをフリーにして駆動させても全く同じ音が・・・

えっ!せっかく退院したばかりなのに、もうダメになったの??

とりあえずいったん機材を撤収。
アトラクス本体を家の中に持ち込み、
赤緯モーターハウジングを開け、モーターとギアを目視で確認します。
電気的なエラーなのか物理的な破損なのかを知りたかったのです。

カバーを開けたままおそるおそる電源ON

「キュイーン!」

 あら?絶好調で動くやんか!?
 どこかに干渉していたか?ホイールのどこかが噛んでいるのか?

念のため、赤緯ウオームホイルが1周するまで回し続けます。
特に異物が混入したり、大きな噛み合わせ不良ではなさそう。

・・・もう一度屋外に出してセットしてみます。

「ガガガガガガガガガッ」

・・・ああ、どうしたんだよ、アトラクス!
これで、今夜の撮影は絶望的になってしまいました。

さては、EQ6PROの祟りか・・・・?

・・・いや、まてよ。
さっき室内で動かした時は、本体を寝かしたまま赤径を90度回して赤緯モーターハウジングを上向きにしてたなあ・・・。

・・・ひょっとしてモーター周りではなくてロータリー接点が不調なのでは??
元々、オリジナルのDCモーターの時も不審な動きをしていたし・・・
ダメもとで赤径クランプをフリーにして赤緯体をグルグル回してみます。

「キュイーン!」

・・・治った!

いや、根本解決にはならないでしょうが、とりあえず接点が怪しいということは分かりました。
今度メンテナンスしないとダメですねえ。さすがはアトラクス、じゃじゃ馬です。

★撮影開始・・・できない!

ずいぶんと時間を食いました。
そうこうしているうちに、満月過ぎの月が昇ってきました。
たしか今日は月と土星が大接近しているはず。

・・・あれ?土星が見えない?

いつの間にか、薄く雲が広がってしまってました。
CCDカメラからの映像がほとんど真っ黒けで、PCモニタから視認できません

仕方なくゲインを上げて、暗めのまま撮像します。
先日の木星撮影の際、明るめの動画よりも暗めの動画の方がウエーブレットがうまくいったので、なんとかなるかもしれません。

ゲイン700、露光1/15、フレームレート15FPSで動画を撮ります。

f0346040_11262559.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
 ※スタッキング前の動画をキャプチャ

・・・く、暗っ!

なにしろ、薄雲越しなのです。
しかも強烈な月明かりを受けて薄雲が光ってコントラストを阻害しています。

ひるまずレジスタックスでスタッキングします。

・・・あれ?いつもオートで処理しているアライメントポイントが出ない!
・・・コントラストが低すぎたか

しかたなく手動で20点ほどアライメントポイントを指定します。
本体とリング全周にまんべんなく(笑)

そして、スタッキング実行!
すかさずウエーブレット処理まで走り抜けます。
f0346040_11324240.jpg
 ※15FPSの30秒間AVIファイルをレジスタックス6でスタッキングしてウエーブレット処理

・・・おっ、十分いける! レジスタックスすげぇ!

さらに同様の処理を5ファイルに施し、ステライメージでコンポジット
だめ押しで最大エントロピー画像復元をかけてみます。
f0346040_11324931.jpg
 ※ステライメージ6.5でコンポジット+最大エントロピー画像復元+画質調整

土星の動画撮影は2回目ですが、悪条件の中でも一応自己ベストの『土星のわっか』画像ゲットです♪

・・・ここまで処理して、もう夜明け。

これにて、『5月5日作戦』終了。
  ①背景とろっとろ写真
  ②翠波高原の菜の花写真
  ③宇多津臨海公園の夕日写真
  ④土星のわっか写真
4テーマ無事(じゃないけど)完走♪

・・・もう、ぐったり



by supernova1987a | 2015-05-10 06:49 | 天体写真 | Comments(1)

絶望的な天候?

★・・・まずいです(涙)

楽しみにしていたGWの7連休が始まったと思いきや

なんだか
「雨・曇り・雨・曇り・雨・・」
みたいな週間天気予報


これでは、「GW天体写真三昧作戦」が全てパーになってしまいそう。

本業の関係で、1年のうちで、落ち着いて天体観測できるのも、風景写真をたくさん撮れるのも
まさに「この時期だけ」なので、
 「私の1年を返せ~」
と叫びたいような気分(涙)。


★気持ちを落ち着かせるために

先日「予行演習」と称して撮影した木星のデータを
再編集して画像処理してみます。
このままでは、これが「予行」ではなく、唯一の「本チャン」になっちゃいそうですし、
なにより、気持ちを落ち着かせるときは画像処理作業が一番♪

先日の画像処理では、少々ノイズが多くて荒れ気味だったので
30FPS30秒撮像の900コマ動画データを3本処理して、コンポジットしてみました。
f0346040_21571700.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
  露出1/30秒・30FPS・RGB24でAVIファイルとして撮像&保存
  900フレームのAVIファイルをレジスタックス6でスタッキング+ウェーブレット処理したものを3セット作成
  ステライメージ6.5でコンポジット+マルチバンドシャープ処理
  フォトショップエレメントで仕上げ (撮像日:4/27 21:54:09~30秒×3)

・・・うーむ。少しマシになったかなぁ?
見かけの解像感は少しダウンしましたが、滑らかになりました。
でも、右端に『変なリム』が出ちゃった。
ここ、自然な感じでトーンダウンしてくれるとうれしいんだけどなあ・・・難しい。

色々画像処理してみて、意外なことを発見。
撮像時には適正露出に見えた1/15秒露光15FPSのデータよりも
あきらかに露光アンダー気味の1/30秒露光30FPSのデータの方が、格段に画像処理しやすいです。
・・・ウエーブレット時に階調破綻しにくいという点で。

なんだか合点がいきませんが、そういうものなのかもしれません。

・・・とは言え、動画での木星撮影は、今回でまだたったの3回目。
まだまだ修行が足りませんねえ。


★・・・おっ!

あ、最新の週間天気予報で、5/5だけは「晴れ」に変わってる!

テンション上がってきましたっ!



by supernova1987a | 2015-05-03 22:26 | 天体写真 | Comments(0)


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