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あぷらなーと
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せっかくの晴天下、致命的ミス(涙)

★5月最終日は久々に晴れまして・・・

満月が近いのですが、夜半には若干明かりが弱まるだろう・・・
などと目論んで、仕事終了後に大急ぎで徳島から香川へ移動。

先日の強引な撮影で実感した
『悪条件下でも、大量コマをコンポジットすればなんとかなる』
を再び試すべく、VMC260LをK-ASTEC改造ニューアトラクスに載せ、
IR改造D5000で星雲を狙います♪

★今回の対象は2つ

一つめは、昨年に撮ったきり再チャレンジしていなかった
 M16(わし星雲)の中にある『創造の柱』
二つめは、最近大好きな
 M27(亜鈴状星雲)

★撮影は絶好調に進み・・・・

さすがに、そろそろ『ズボラ撮影法』には慣れてきました。
ISO3200の30秒露光の連写。ガイドもノータッチで行きます。
細かい事は気にせず、とにかく枚数重視です♪
あと、今回は珍しくダークフレームとフラットフレームも撮影♪
万全を期します。

★まさかの、大失敗!?

撮影は好調に進み、M16は90枚ほど撮影に成功。
薄明が始まる中、M27も20枚ほど撮影しました。

・・・・それなのに!!
・・・・まさか、まさかの!
・・・・カメラを間違えてました・・・(泣)。

機材を片付けた後、わくわくしながら画像を開くとなんだか妙な写りなので、片付けた機材をよ~く見てみると・・・

「げっ!ちがう方のD5000やんかー!!」

・・・ええと、その・・・
天体専用のIR改造D5000
ではなく、
一般写真用の無改造D5000
を使って撮影してました・・・

・・・・痛恨の「ありえないミス」!!

D5000は少々古いカメラですが、個人的に大好きな機種。
だから、天体用のボディと一般用のボディを使い分けてるんですが、
まさか、こんなところで取り違えるとは・・・・・。

※天体用のボディは、いわゆるIR改造モデル(星雲が発する水素の輝線スペクトル(Hα線)が写せるように、赤外カットフィルタを除去)なので、ノーマルボディとは比べものにならないほど、星雲がよく写ります。・・・逆も真なり・・・。

★根性でがんばる(涙)

M27を撮影した画像(原画)は、
こんな感じ。
f0346040_07184363.jpg
 ※ニコンD5000(無改造)+VMC260L+レデューサVM ISO3200・30秒露光

・・・ああ、一目で分かるこの色・・・。明らかにHα線の感度が低すぎます。
でも、もはや撮り直しは効きません。(まもなく満月になりますし)
とにかく、画像処理でがんばるしかありません

20枚の原画をコンポジットし、感度が足りていない赤色のトーンを立ち上げます。

すると・・・
f0346040_07231978.jpg
 ※上記写真と同じデータの原画を20枚加算平均コンポジット

おおっ!!
無改造機とは思えないほど、ディテールが現れたではないですか!
色もおかしくありません。なかなか良い感じです♪

これだけ写せるのであれば、無改造機でも十分!?
ノーマルD5000、侮り難し

★以下続きます★


by supernova1987a | 2015-06-02 06:47 | 天体写真 | Comments(0)

アトラクス追尾テストごっこ

先日、VMC260Lの直焦点撮影で、M27を100コマ以上の連続撮影をしたのには
もう一つ理由がありまして・・・。

★アトラクスのピリオディックモーション

K-ASTECさんから帰ってきたばかりの改造ニューアトラクスを4月27日に試してみた感じだと、およそ7秒前後のピリオディックモーションかなと、ざっくり見積もったのですが、その際、サインカーブを描かずに直線的な運動を見せた部分がありまして・・・・。これは、もう少し長めの追跡が必要かと。

★約34分間の動き

3時24分58秒〜4時8分41秒までの33分43秒間に撮影した61コマの画像をステライメージで比較明コンポジットしてみましょう。
f0346040_18502767.jpg
 ※ニコンD5000+VMC260L K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド

ウオームホイル歯数180のアトラクスの場合は32分露光が4周期分に相当しますので、これだけデータがあればいい感じで測定できることでしょう♪

それにしても、いやー流れてますねえ(笑)。
しかも、明らかに極軸のズレにより、南北はもちろんのこと東西(画面の上下方向)にも大幅なズレが生じています。このままだとピリオディックモーションが見づらいので・・・・

★推定される極軸誤差による東西方向の動きを補正

ステライメージには彗星の固有運動を補正するためのメトカーフガイド機能がついているため、上記の画像から平均的な東西方向のみの流れを読み取って、これを一定速度の「固有運動」と見なして補正させれば良いのではないかとひらめきました。要するに、極軸ズレに伴う東西方向の動きをコンポジット時に補正するという発想です。
f0346040_18571216.jpg
うん。極軸エラーによるズレが南北方向(画面の左右方向)だけになったため、赤道儀に起因するエラーが見やすくなりました。

★1ピクセルあたりの角度を計算しましょう

今までは同じ光学系で撮影した重星の離角と比較していましたが、今回はちょっぴり真面目に計算してみます(といっても理論値にすぎませんが)。

無限遠上の被写体の光軸からの離角をΘ、
撮影に用いた望遠鏡の焦点距離をf、
カメラの撮像素子上に映る像の中心からのズレをh

とします。

この場合、

 TanΘ=h/f

が成り立つので、

Θ=Atan(h/f)(rad)
Atan(h/f)・(180°/Π)(deg)

が求まります。

この式のfにVMC260Lの焦点距離、hに1ピクセルの大きさを代入すれば、
1ピクセルあたりの角度が推測できるというわけです。

ニコンのHPによれば、
D5000の撮像素子短辺は15.8mmで2848ピクセルなので

Θ=Atan(15.8/2848/3000)・(180°/Π)
 =0.000106(度)
 =0.3814(秒)

となり、
1ピクセルのズレが約0.38秒の動きに相当することが分かりますね♪

★画像上にスケールを入れてみましょう

先ほどの(東西方向の極軸エラー補正後の)画像を拡大して観察すると
だいたい±10ピクセルの東西往復運動をしていることが分かります。
f0346040_19152482.jpg
・・・・んん?
ピリオディックモーションが±3.8秒!?

これは凄い高精度です・・・・が、危ない危ない。
うっかり、天の赤道からの離角を計算してませんでした。

原理上、同じピリオディックモーションでも天の赤道から外れれば外れるほど、画面上の動きは小さくなります。たとえば、天の北極付近だと星の位置が動かないので、どんなピリオディックモーションがあっても、ズレは出ません。

★M27の位置での補正係数を求めましょう

天の赤道に対する赤緯方向の離角をΘとすると
赤道付近の恒星時運動に対して、見かけ上の運動はCosΘ倍になります。

今回撮影したM27の赤道座標は、
 赤経19h59.6m
 赤緯+22°43’

なので、この赤緯値を代入しましょう。

Cos((22+43/60)×Π/180)=0.9224

つまり、今回見積もったピリオディックモーションは、実際の値の約0.92倍になっているということになるので・・・・

推測されるピリオディックモーションは

 3.8秒/0.9224=±4.12秒

となります。

いや、これでも恐ろしいほどの高精度なのですが・・・・

★ちと、気になることが・・・・

先ほどの画像の左半分は、おおよそサインカーブっぽい動きで、
いかにも『ピリオディックモーションのお手本』といった感じです。
でも、右半分の動きは、サインカーブというより稲妻状の動きで意味不明

困りました。

推測される原因としては・・・・
 ①撮影途中で極軸がズレた?
 ②機材のどこかがたわんだ?
 ③ウオームホイルの精度不足?
 ④制御系のエラー?


①について→却下

 冷静に考えれば、前半と後半の東西方向のズレは約8秒角。そのためには極軸が8分程度ずれないといけないので変です。
(計算合ってるか自信有りませんが、少なくともこれだけずれたら線がジャンプしているでしょう)

②について→ありえます

 露出開始から16分間ほどをかけて鏡筒や接眼部や主鏡角度などが少しずつズレて、落ち着いたと考えれば辻褄は合います。主鏡移動方式のVMCはミラーシフトが弱点ですが、それでも露光中に「コトン!」などと主鏡が動いちゃうR200SSよりは扱いやすいような『気』がしています。


③④について→考えたくありません(笑)

 ロータリー接点回りとか、怪しそうですが・・・ね。
 ・・・ま、なにぶん病み上がりのアトラクスですので
 十分にエイジングしてからのお話ですね。

★結局、何がしたいの??

眠っているオフアキとか投入すれば一挙解決のような気もしますが・・・。
いやー。オートガイド技法の習得の前に、色々試したいことがあって、ですね。

ふう。それにしても、慣れないことをやると疲れますねぇ。
この手の計算は普段全く使わないので、もはや、オイラー変換すら出てこないです。
大学院生時代の自分をタイムマシンで呼んできて、飯でも与えて計算させたい気分(笑)



PS
(注)結構、機材名などを検索してたどり着いた方が増えてきたようですが、現在のあぷらなーとは、光学関連について「完全に素人」なので、各種検証「ごっこ」に用いた数式や手法などはもちろん、検証結果が正しい保証は「全く」ありません。あくまで遊びですので参考にはしないでください。


by supernova1987a | 2015-05-15 07:33 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

M27で見る「成長したのか?」

★成長したのか?

思えば、天体写真を始めたのは小学校の5年生の時でした。

中学・高校とかなりのめり込んだので、
地方の天体写真コンテストで優勝することに命かけてたりしていました。
(さすがに全国誌レベルになると非力でしたが・・・)

大学時代は合唱と宇宙物理の研究にのめり込んでいたので天体観測はお休み。
(よく誤解されますが、宇宙物理の研究と天体観測とは、ほぼ無縁です。えらい学者さんも、オリオン座の位置すら知りませんもの)

社会人になってから天体観測熱が再燃したのは、宇宙物理のプロに「なれなかった」ストレスのはけ口だったのかもしれません。


★1998年の5月には

それまで使っていたミザールのアルテア15に代えてビクセンのR200SSを本格的に使うようになり、
フィルムカメラに代えて冷却CCDカメラを使って天体写真を撮っていました。
f0346040_00182225.jpg
 ※ビットランBJ-30C冷却CCDカメラ+ビクセンR200SS+コマコレクタ
  ビクセンGPD赤道儀+スカイセンサー2000PCにてPEC自動ガイド
  露出データ失念(記憶が正しければ、3分露出と2分露出の2枚コンポジットか?)

冷却CCDを使い始めた頃は、その圧倒的な高感度とノイズの少なさに感激し、この写真にも大満足だったのですが、
今見るとさすがに30万画素の荒さと、ピントの甘さ、ガイドエラーの多さは否めませんねえ。
ちなみにBJ30C、もはや活躍の場が無いにもかかわらず捨てられません。
なにしろ、たった30万画素なのに、当時30万円近くしたんですもの・・・・。
ちなみに今使っているIR改造D5000(中古品)は、たったの3万円でした。

★2013年の5月には

VMC260Lとデジタル一眼を使ってM27を撮影してみました。
f0346040_00243099.jpg
 ※ニコンD7000+ビクセンVMC260L+レデューサVM
  EQ6PRO赤道儀にてノータッチガイド 30秒露出×5コマのコンポジット

さすがにVMC260Lの威力で、解像度が飛躍的に上がりました。
ただし、冷却CCDと異なりノーマルデジカメは星雲が発するHα線に対する感度がほとんど無いため、赤い色が出ません。

★今回の撮影では

昔夢見たM27のイメージに近いものが撮れたので、もう少し画像処理を粘ってみました。
約130枚のコンポジットと画像処理。良い感じです。今の私の環境では、どうやら、この辺が限界でしょう。
f0346040_00130245.jpg
 ※5月8日に撮影したデータを再処理。ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ
  K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計130コマを加算平均コンポジット 

VMC260Lに加えて、改造退院したニューアトラクス赤道儀が使えたこと。
そしてなにより、IRカットフィルタ除去改造を施したニコンD5000の使い方をマスターしたことが主要因で、これまでとは雲泥の差。
たぶん、学生時代の私がこの写真を見たら、ショックのあまり天文やめただろうと思います。

さて、上記3つの写真について、中心部の写りを比較してみます。
f0346040_00361481.jpg
たまに
「天体写真なんて、同じ天体なら誰が撮っても同じでしょ?」
と言われることがあるのですが、
上記の2013年と2015年のを見て、
「同じ天体」を「同じ人間」が「同じ場所」で「同じ望遠鏡」を使って撮影したとは信じがたいほどの差です。

本業が忙しくて天文と疎遠になっていた、ここ10年ほどの間に(望遠鏡はたいして進化していませんが)
カメラとパソコンの性能が急激に進化したため、撮影技法自体が根底から変わってしまい、
たまに天文雑誌を見てもネット上でアマチュア天文家の作品を見てもデータが意味不明で、

「みなさん、遠いところに行ってしまったなあ・・・ぐすん」

などと寂しく感じるばかり。全然やる気がおこりませんでしたが、
ようやくここ1年間で「足下」くらいには追いついてきたような気がします。

しかし、せいぜい1~2ヶ月に1回程度しか撮影時間が取れないことですし、
息切れしない程度に、頑張ってみましょうか・・・ね。



by supernova1987a | 2015-05-13 07:02 | 天体写真 | Comments(1)

悪条件下での限界に挑戦♪


★GW連休中2回目の晴れ間が・・・

5月7日深夜から天候が回復しました。
お休みは8日までなので、ラストチャンスです。
折しも満月過ぎのお月様が煌々と夜空を照らしている上に透明度も悪いため、肉眼では北極星がなんとか見えるか見えないか、という劣悪な条件ですが、天体写真、チャレンジしてみましょう♪

★こんな日は、一点突破しかないっ!

フィルム時代ならどう考えても星雲の写真は無理な条件です。
露出をかければ、あっという間に月明かりで露出オーバー。
露出を切り詰めれば、何も写りません。
でも、デジタルなら、画像処理でなんとかなるかもしれません。
こんな時は、撮影対象を欲張らず、ターゲット1つに一晩全てを投入します。
撮影対象は、こぎつね座の亜鈴状星雲M27に決めました。

★ついでにVMC260Lのテストも・・・

せっかくですから、未だやっていなかった、レデューサ無しの『素のVMC260L』直焦点撮影のテストも兼ねましょう。
直感的には、レデューサ無しでは像面湾曲とコマ収差のため、周辺画像がピンぼけになった上に、大きく流れると予想。
だめもとで、レデューサ無しで撮影に臨みます。

★1カット目の画像

素のVMC260Lに光害カットフィルタLPS-P2を装着して、IR改造D5000を接続。
まずは、ISO3200で15秒露光です。

f0346040_22154362.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサなし)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

・・・おおっ??

意外や意外。
VMC260L、レデューサなしでもAPS-Cならなんとかなるじゃないですか?

VMCという商品名は、ビクセン・マクストフ・カセグレンの略称ではないかと思います。
鏡筒開口部にマクストフレンズ(メニスカスレンズ)をおく代わりに、副鏡の前にマクストフレンズ(の役割を持つ補正レンズ)を配置したものだと考えると、画面中央部のシャープさはともかく、まさか画面周辺部の星像補正までは行われていないと思っていたのですが、これ、結構使えます。

ただし、悪条件下での短時間露光ですから、星雲をあぶり出すとノイズバリバリですね(笑)。
まあ、これでもフィルムよりは随分よく写っていると思いますが、同じ露光でも、月明かりが無くしかもレデューサで像を明るくした4月27日の画像↓と比べると、あまりにもボロボロの像です。

f0346040_22280729.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200 15秒露光 RAW

両者を拡大して比較してみると、こんな感じです。
f0346040_22405133.jpg
・・・全く勝負になりません。

★撮りまくって・コンポジットしまくって!

こんな時は、データを集めまくるのが常套手段です。
ISO3200の15秒露光と、ISO1600の30秒露光とで、とにかく連写しまくります。
短時間露光ですから、追尾も改造アトラクスのノータッチガイドです。
どうせ劣悪な環境なのでダークもフラットも取りません(笑)

撮影した134枚の写真のうち、100コマを選定して、キャプチャーNX2でアストロノイズリダクションと現像を行います。
現像したデータをステライメージで加算平均コンポジット。さらにトーンカーブやレベル調整を加えると・・・・
f0346040_22465987.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L(レデューサVM使用)+LPS-P2フィルタ K-Astec改造ニューアトラクス ノータッチガイド
  ISO3200の15秒露光 と ISO1600の30秒露光 の 合計100コマを加算平均コンポジット 

おお!なかなか良い感じです♪
劣悪な環境下でも、『気合いの物量作戦』で「なんとかなる」ことが分かりました。
f0346040_23005644.jpg



・・・でも、たった1カットの画像処理(実は結構試行錯誤したので・・・)に6時間・・・・疲れました。
それに、冷静に見ると、前回の撮影時の8コマコンポジットにようやく追いついたという程度の写り。

やっぱ、天候や月齢などの条件には勝てませんねぇ。

新月期に空の暗いところでVMC260L直焦点、やってみたいなあ
・・・・などと思っているうちに、あぷらなーとのGWは終わってしまったのでした。



by supernova1987a | 2015-05-11 07:02 | 天体写真 | Comments(0)

夜の部:『土星のわっか』撮影


宇多津臨海公園での夕日撮影を終え、まずは帰宅してデータのバックアップ。
いよいよ夜の部・天体観測開始です。

北極星が見えるほど暗くなったのを確認して
アトラクスを運び出します。
極軸のセット・CCDカメラの接続・ノートPCとのリンク
・・・・ここまでは順調だったのですよ。
ここまでは。

★あれっ?まさか?

K-ASTECさんで改造してもらってから絶好調(といっても3回しか駆動していませんが)
だったアトラクスなのですが・・・・

「ガガガガガガガガガッ」

赤緯モーターから『いけない音』がして、動かなくなりました。
高速や中速はもちろんのこと、低速でも

「ガッガッガッガッガ・・・」

というばかりで動きません。
一瞬頭の中が真っ白になります。

・・・ひょっとして、トルク限界を超えたのか?
重量級のVMC260Lですから、いくらバランスを入念に取ったとしてもあり得ない話ではありません。

ところが、クランプをフリーにして駆動させても全く同じ音が・・・

えっ!せっかく退院したばかりなのに、もうダメになったの??

とりあえずいったん機材を撤収。
アトラクス本体を家の中に持ち込み、
赤緯モーターハウジングを開け、モーターとギアを目視で確認します。
電気的なエラーなのか物理的な破損なのかを知りたかったのです。

カバーを開けたままおそるおそる電源ON

「キュイーン!」

 あら?絶好調で動くやんか!?
 どこかに干渉していたか?ホイールのどこかが噛んでいるのか?

念のため、赤緯ウオームホイルが1周するまで回し続けます。
特に異物が混入したり、大きな噛み合わせ不良ではなさそう。

・・・もう一度屋外に出してセットしてみます。

「ガガガガガガガガガッ」

・・・ああ、どうしたんだよ、アトラクス!
これで、今夜の撮影は絶望的になってしまいました。

さては、EQ6PROの祟りか・・・・?

・・・いや、まてよ。
さっき室内で動かした時は、本体を寝かしたまま赤径を90度回して赤緯モーターハウジングを上向きにしてたなあ・・・。

・・・ひょっとしてモーター周りではなくてロータリー接点が不調なのでは??
元々、オリジナルのDCモーターの時も不審な動きをしていたし・・・
ダメもとで赤径クランプをフリーにして赤緯体をグルグル回してみます。

「キュイーン!」

・・・治った!

いや、根本解決にはならないでしょうが、とりあえず接点が怪しいということは分かりました。
今度メンテナンスしないとダメですねえ。さすがはアトラクス、じゃじゃ馬です。

★撮影開始・・・できない!

ずいぶんと時間を食いました。
そうこうしているうちに、満月過ぎの月が昇ってきました。
たしか今日は月と土星が大接近しているはず。

・・・あれ?土星が見えない?

いつの間にか、薄く雲が広がってしまってました。
CCDカメラからの映像がほとんど真っ黒けで、PCモニタから視認できません

仕方なくゲインを上げて、暗めのまま撮像します。
先日の木星撮影の際、明るめの動画よりも暗めの動画の方がウエーブレットがうまくいったので、なんとかなるかもしれません。

ゲイン700、露光1/15、フレームレート15FPSで動画を撮ります。

f0346040_11262559.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
 ※スタッキング前の動画をキャプチャ

・・・く、暗っ!

なにしろ、薄雲越しなのです。
しかも強烈な月明かりを受けて薄雲が光ってコントラストを阻害しています。

ひるまずレジスタックスでスタッキングします。

・・・あれ?いつもオートで処理しているアライメントポイントが出ない!
・・・コントラストが低すぎたか

しかたなく手動で20点ほどアライメントポイントを指定します。
本体とリング全周にまんべんなく(笑)

そして、スタッキング実行!
すかさずウエーブレット処理まで走り抜けます。
f0346040_11324240.jpg
 ※15FPSの30秒間AVIファイルをレジスタックス6でスタッキングしてウエーブレット処理

・・・おっ、十分いける! レジスタックスすげぇ!

さらに同様の処理を5ファイルに施し、ステライメージでコンポジット
だめ押しで最大エントロピー画像復元をかけてみます。
f0346040_11324931.jpg
 ※ステライメージ6.5でコンポジット+最大エントロピー画像復元+画質調整

土星の動画撮影は2回目ですが、悪条件の中でも一応自己ベストの『土星のわっか』画像ゲットです♪

・・・ここまで処理して、もう夜明け。

これにて、『5月5日作戦』終了。
  ①背景とろっとろ写真
  ②翠波高原の菜の花写真
  ③宇多津臨海公園の夕日写真
  ④土星のわっか写真
4テーマ無事(じゃないけど)完走♪

・・・もう、ぐったり



by supernova1987a | 2015-05-10 06:49 | 天体写真 | Comments(1)

絶望的な天候?

★・・・まずいです(涙)

楽しみにしていたGWの7連休が始まったと思いきや

なんだか
「雨・曇り・雨・曇り・雨・・」
みたいな週間天気予報


これでは、「GW天体写真三昧作戦」が全てパーになってしまいそう。

本業の関係で、1年のうちで、落ち着いて天体観測できるのも、風景写真をたくさん撮れるのも
まさに「この時期だけ」なので、
 「私の1年を返せ~」
と叫びたいような気分(涙)。


★気持ちを落ち着かせるために

先日「予行演習」と称して撮影した木星のデータを
再編集して画像処理してみます。
このままでは、これが「予行」ではなく、唯一の「本チャン」になっちゃいそうですし、
なにより、気持ちを落ち着かせるときは画像処理作業が一番♪

先日の画像処理では、少々ノイズが多くて荒れ気味だったので
30FPS30秒撮像の900コマ動画データを3本処理して、コンポジットしてみました。
f0346040_21571700.jpg
 ※イメージングソースDFK21AU618.AS+ビクセンVMC260L+BORGコンパクトエクステンダーメタル+K-ASTEC改造ニューアトラクス
  露出1/30秒・30FPS・RGB24でAVIファイルとして撮像&保存
  900フレームのAVIファイルをレジスタックス6でスタッキング+ウェーブレット処理したものを3セット作成
  ステライメージ6.5でコンポジット+マルチバンドシャープ処理
  フォトショップエレメントで仕上げ (撮像日:4/27 21:54:09~30秒×3)

・・・うーむ。少しマシになったかなぁ?
見かけの解像感は少しダウンしましたが、滑らかになりました。
でも、右端に『変なリム』が出ちゃった。
ここ、自然な感じでトーンダウンしてくれるとうれしいんだけどなあ・・・難しい。

色々画像処理してみて、意外なことを発見。
撮像時には適正露出に見えた1/15秒露光15FPSのデータよりも
あきらかに露光アンダー気味の1/30秒露光30FPSのデータの方が、格段に画像処理しやすいです。
・・・ウエーブレット時に階調破綻しにくいという点で。

なんだか合点がいきませんが、そういうものなのかもしれません。

・・・とは言え、動画での木星撮影は、今回でまだたったの3回目。
まだまだ修行が足りませんねえ。


★・・・おっ!

あ、最新の週間天気予報で、5/5だけは「晴れ」に変わってる!

テンション上がってきましたっ!



by supernova1987a | 2015-05-03 22:26 | 天体写真 | Comments(0)

VMC260Lで撮る木星

★赤道儀が安定しているのはとても良いことで

星雲星団の撮影だけでなく、惑星撮影の際にも赤道儀が安定していると助かります。
また、AGS1Sの操作がSS2000PCと比べると段違いにクイックなので、撮像カメラへの導入も楽になりました。

早速、木星を撮影してみましょう♪
f0346040_00420753.jpg
K-ASTEC改造ニューアトラクスにVMC260Lを載せ、
ビクセンフリップミラー+BORG接眼ヘリコイド+BORGショートエクステンダーメタル+イメージングソースDFK21AU618.ASの順に接続。
f0346040_00453891.jpg
導入用のアイピースには笠井のレチクル入りアイピースCH-SWA20mmを使います。
ノートPCに画像を転送してみると・・・

・・・おおっ!
なんとも導入しやすいこと。

早速、無圧縮のRGB24でAVIファイル動画を撮像します。
(私の環境では、MPEGなどのコーデックをかますと、コマ落ちが激しくて使い物にならないのです。
その分ファイルサイズが巨大になりますが、仕方ありません。)

動画からのキャプチャはこんな感じ↓
f0346040_00524961.jpg
ちょうど望遠鏡を眼で覗いたときのイメージに近いですね。


★レジスタックスでスタックすると

撮像した動画データの中から約900コマのデータをレジスタックスでスタッキングしてウエーブレット処理してみましょう。

さらにステライメージで輝度データ対して、マックスエントロピー画像復元・マルチバンドウエーブレット・アンシャープマスクなどをかけます。

できあがった輝度データをLチャンネル、元の画像をRGBチャンネルとして、LRGB合成します。

最後にフォトショップエレメントで微調整すると・・・・

f0346040_00543134.jpg
わあ!模様がウジャウジャ
これ、明らかに自己ベストの木星です♪

いや、自己ベストと言いましても、
実は動画を使っての木星撮影は、今回が(たったの)3回目でして・・・・
正直、まだまだビギナーなのです。

3回目のチャレンジにして、ようやく大赤斑がまともに写せました。
良い感じです♪

★少しは上達したかな??
f0346040_01285850.jpg
 ※撮影機材は赤道儀以外同じ。2回目の木星の撮影から14ヶ月のブランクがあった割には上達??

アマチュア天文家の中には、
「ほんとにアマチュアの望遠鏡なの? ハッブル宇宙望遠鏡で撮ったみたいやん?!」
と叫びたくなるほど恐ろしくシャープな木星を撮られる方が大勢いるようですが、
きっと気の遠くなるほどの試行錯誤があったのでしょうね。

これで、木星撮影も、なんとなくコツがつかめてきたような気がします♪


by supernova1987a | 2015-04-30 06:38 | 天体写真 | Comments(0)

改造アトラクスとVMC260Lで星雲星団

★他のタイプも撮ってみます


薄明が迫る中、他の星雲星団も狙ってみましょう。

ついでに、SuperStarⅣと改造アトラクスとの連動と自動導入機能もテスト。

仕様上、1点アライメントしかできないため、基準星からあまり離れたターゲットは自動導入困難です。
しかし、逆に言えば『せっかく溜まったアライメントデータ』を失う心配が皆無のため、クランプをゆるめて手動でスイスイ動かすことができます。
今回は極軸も適当に合わせただけですが、

 ベガからM57へ
 アルビレオからM27へ
 M8からM20へ
 ベネトナシュからM51へ

などなど定番の基準星を手動で導入した後に星雲星団を自動導入させてみたところ、一発でVMC260Lの写野内に導入できました。
これなら、十分実用になりますね♪

次々とターゲットを導入して、撮影します。

★こと座のリング星雲M57
 恒星が一生を終えたときに吐き出したガスが『わっか』状に見える惑星状星雲です。
f0346040_18143090.jpg

 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 8枚コンポジット

きれいに『わっか』が写りました。色もなかなか良い感じです。

★ヘラクレス座の球状星団M13

f0346040_18243688.jpg
 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 6枚コンポジット

銀河系を取り巻くように分布している球状星団。年老いた恒星がボールのようにぎっしりと集まって写りました。

多少空の条件が悪くても写しやすいので、GWの満月期にも撮影できそう♪

★小ぎつね座の亜鈴状星雲M27
f0346040_18143844.jpg
 ※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 8枚コンポジット
M57と同様恒星の最後の姿ですが、拡大すると複雑な構造が写ります。なかなか良い感じです。
f0346040_18375185.jpg
 ※上記画像のトリミング

うーむ。面白い。もっとコンポジット枚数増やしたらすごいことになりそう♪


by supernova1987a | 2015-04-29 07:17 | 天体写真 | Comments(0)

改造アトラクスとVMC260Lで干潟星雲

GWの前にテストがてら
★『ずぼら撮影法』行ってみます♪


K-ASTECさんに改造してもらったニューアトラクスにVMC260Lを載せ
IRカットフィルター除去改造したニコンD5000で、『ずぼら撮影』やってみます。

仕事が終わってから実家に帰ったので着いたのが午前0時。
そこから一気に機材を組み立てて、なんとか薄明までに天体撮影する算段。

透明度も良くなく、市街地のため肉眼では3等星が限界で、
しかも低空には光害が盛大に出ている、という悪環境下での撮影ですが

・・・良いんです。

どうせ撮影本番のGWだって満月前後のため遠征しても空が暗くありませんから・・・ね(涙)。

今回のメインターゲットは射手座の干潟星雲M8です。
『冬の横綱』オリオン座大星雲M42とならび称される『夏の横綱』。
きっとこの劣悪な環境下でも写ってくれることでしょう。

★射手座の干潟星雲M8

K-ASTEC改造ニューアトラクス赤道儀のノータッチガイドで
ISO800~3200 露出15秒~30秒で ひたすら連写します。

ちなみに、1カットの画像はこんなもの↓ですが・・・・
f0346040_17384824.jpg
 ※ニコンD5000(IR改造)+ビクセンVMC260L+純正レデューサ+K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド ISO800 30秒露出

20コマのデータをコンポジットして画像処理すると・・・・

f0346040_17440524.jpg
 ※撮影機材同上 ISO800~3200 露出15秒~30秒 の合計20コマをコンポジット

うわあ!良い感じです♪

・・・いつかこんなM8撮ってみたかったんですよ~!

中学生の頃に撮影した『赤いシミみたいなM8』からウン十年かかりましたが、ようやく撮れました。
むろん、天体写真の名手の方々から見ると下手くそなのですが、良いんです。
あくまで自己満足の趣味のために撮っていますので。

・・・トリミングしてみます。

f0346040_17441433.jpg
・・・新しい星が生まれつつある散光星雲のむせかえるようなガスの広がりの中に、『ウネウネ』とした模様が写り、なんとも言えません♪
さすが、『夏の横綱』

・・・ああ、空のきれいな場所でオートガイダ使ってじっくり撮影したら、どんだけ凄いのやら・・・ま、当面無理ですが。
 

by supernova1987a | 2015-04-28 07:09 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

予備テスト♪

1年間でもっとも観測&撮影時間が割けるGWが近づいてきました♪

★・・・というわけで早速・・・

K-ASTECさんの改造から帰ってきたニューアトラクス赤道儀の操作チェックをやってみました。
・・・といっても、そんなに時間は無いので、オートガイダのテストなどは無し。

ざっくりとした追尾精度と、AGSー1Sの操作性を中心に軽くテストです。

★・・・まずはセッティング

「ああ、やっぱ分かりやすい!」

EQ6PROの難解かつアバウトな極軸セットと異なり、(かつて)使い慣れていたアトラクスの極軸あわせは非常に楽です。
f0346040_02553687.jpg
鏡筒などを載せてバランスを取った後に、極軸望遠鏡のスケールを時角に合わせて導入するだけ!
星座早見盤感覚なので、マニュアルいらずです。

・・・もっとも、私のアトラクスは2000年用のスケールなので北極星の導入位置を補正しないとダメですが、ま、細かいことはいいでしょう(笑)

★いよいよ星空に向けて電源ON

まずは、駆動音ですね。
ちなみにオリジナルのままのアトラクスはDCモータ+スカイセンサー2000PC仕様なので、
恒星時駆動時は
「クックックックックッ」
といった駆動音で、高速導入時には
「ジャアアアアー」
といったやや大きな音がします。深夜住宅街で使うときには少々気が引けますね。
対してEQ6PROは、ステッピングモータ仕様なので
恒星時駆動は
「カカカカカ」
といった小さな音ですが、高速導入時には
「キュイーン!」
という金属的な高音が鳴ります。

さて、AGS改造アトラクスはどうでしょうか??

まず恒星時駆動から

・・・・・・んん??
・・・音がしません

・・・が、確かに駆動しています。
ほとんど無音です!!これはスゴイ♪

続いて、高速導入時
「ウイーーーン」
さすがに作動音はしますが、比較的小さな音です。
ちなみに赤径モータよりも赤緯モータの方がかなり音が大きめです。


★操作性はどうだ??
f0346040_04241247.jpg
いやー『シンプルイズベスト』ですよ。
とても使いやすいです♪
なにより、電源を入れるだけでアライメントの必要なく恒星時駆動に入れるのがたまらなくうれしいです。
撮影に一刻も早く入りたいときに、アライメントに手間取って四苦八苦するよりも、とりあえず恒星時駆動させておいて
手動で天体を導入した方が早いことも多いですからね。

しかも、ボタンを押すと瞬時に動きます。
・・・これ、一見当たり前のように見えて、結構難しいことなのです。
オリジナルのアトラクスでは、ボタンを押して一瞬遅れてから動いてました。
しかもボタンを離したときも、一瞬遅れてから動作が止まっていました。

とにかくきびきび動く様子に、感動です。これだけでテンションが上がってしまいますね。
これは、オートガイドも期待できるかもしれません。

★ダメもと追尾性能は??

まずはノータッチガイドから(笑)

いや、もちろん、最終的にはオートガイドするつもりなんですが、鏡筒のたわみ問題の解決やら、微調整やらが必要なので
手っ取り早く撮影するには、15秒から30秒程度の短時間露光で連写しまくり、あとからコンポジット
という『ずぼら撮影法』が好きです(自慢になりませんが)。

そうなると、VMC260L+レデューサの1800mmをなんとか30秒ほどノータッチガイドできれば良いわけです。

ちなみに、オリジナルのアトラクスでは、なんだか奇妙な動き(しゃっくり現象や脱調)があって
R200SSの800mmならなんとかなりつつも、VMC260Lは結構大変でした。

またEQ6PROは、追尾精度が良いのか悪いのかよく分からない『不思議な赤道儀』でして、
本来のウオームギア由来のピリオディックモーションは小さめに見えるのですが、短周期のエラーが大きいため
VMC260Lなら15秒程度、がんばっても20秒が限界でした。

★とにかくトライ♪

射手座のM8を改造アトラクスでノータッチガイドして、ピリオディックモーションを見てみます。
VMC260Lで30秒露光+2秒インターバルを繰り返したものを比較明コンポジットし、
同一機材で撮影したM42のトラペジウムの離角と比較してみます。
f0346040_16581696.jpg
おお~!
良いじゃないですかっ!
ざっくりとした見積もりで±6~7秒程度に見えます。

いや、M8は天の赤道上にはないため、計算に補正が必要かな??。

ええ~っと・・・・
M8の赤緯座標は24度33分程度だから・・・・
日周運動に伴う赤径方向の移動量は、赤道付近の天体に比べ

 COS(24+33/60)(deg)

倍になっているはず。
(※移動する角度は同じでも移動する弧の長さが違いますから・・・合ってますよね?)

その量を補正すると、改造アトラクスのピリオディックモーションは
およそ ±6.6~7.7秒
と推測できます。

なんとかVMC260Lでも30秒程度の露光は余裕でクリアしそうですね♪



by supernova1987a | 2015-04-27 17:19 | 天体望遠鏡 | Comments(0)


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