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あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
文系寄りの元理系(?)
「天体」「マクロ」「実験ごっこ」その他諸々の科学写真が大好きな HN:あぷらなーと が いろんな写真ネタをのんびり語ります。あまり気合い入れすぎると続かないので、「ぼちぼち」いきます。
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長焦点『にせBORG』昼間試写

★ネタなんだかマジなんだか

こんにちは。『へんてこ機材』量産中のあぷらなーとです。

先日、三連装『にせBORG』によるOⅢ+RGB合成の電柱テスト写真を公開しました。



1600円のケンコーACクローズアップレンズNo4を対物レンズにして自作した50mmF4.5版『にせBORG』でも、OⅢナローバンドで撮影した画像をL画像としてLRGB合成すると驚異的な解像度を叩き出す事が分かりました。
本エントリー後半の比較のために、画素補完してピクセル374%拡大した比較画像をお見せしましょう。
f0346040_08290990.jpg
左が短焦点版『にせBORG』+ASI1600MCによる画像
右はASI1600MM+OⅢで撮影したナロー画像をLとし、これに最大エントロピー画像復元をかけた上でLRGBしたもの。

同じ1600円対物レンズなのに、相当な解像力向上が得られたことが分かりますねぇ。

だが、しかしっ!


★長焦点版『にせBORGルナスナイパー』の破壊力

『アクロマートの逆襲』企画第2弾として制作した長焦点版『にせBORG』名付けて『ルナスナイパー』はテレコン内蔵でF14です。

だって、ほら、昔から言うじゃないですか。
「F値の大きさは七難隠す」って。

本来の目的であった月面撮影は天候悪化で中断しちゃったので、得意の「電柱テスト」でその威力を検証ごっこしてみましょう

ででん!
f0346040_08412203.jpg
左が短焦点版『にせBORG』のOⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
右は長焦点版『にせBORG』+ASI1600MCのカラー画像(画像復元無し!)
です。
若干モヤモヤしているものの、解像度的には『素の画像』の時点で良い勝負できているじゃないかっ!

では、ビームスプリッタを用いて同時撮影したASI1600MM+OⅢナローでLRGBして、きちんと最大エントロピー画像復元もかけると、どうなるか?!

心の準備は良いですか?
では、いきますよー。

ででん!!
f0346040_08505551.jpg
左が短焦点版『にせBORG』のOⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
右は長焦点版『にせBORG』OⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)
 
うひゃー!
 
こ、これは・・・
ふははははっ!
正直、笑いが止まらねぇ

では、成果をハデにアピールするために、『短焦点版にせBORG』+MCの通常撮影画像と並べてみますね。
(なんという、アンフェアな比較・・・)
f0346040_09000975.jpg
左は短焦点版『にせBORG』+ASI1600MCによる画像(画像復元なし)
右が長焦点版『にせBORG』OⅢナロー+LRGBのベスト処理(画像復元あり)

2000円足らずのアクロマート対物レンズも、変態あぷらなーとの『魔改造』なら、ここまで行けますぜ。
みなさんも、梅雨の憂さ晴らしにおひとついかがですか?
ケンコーのACクローズアップレンズNo2。

・・・いや、冗談です。
あぷらなーとのようにすでに膨大なアヤシいパーツを保有している方以外は、真面目に55FLとかFC60とかに行く方が健全です。たぶん。
 

# by supernova1987a | 2018-06-07 09:12 | 機材 | Comments(17)

逆襲!?何と戦ってるんだか②

★オリジナル機材の楽しみは・・・

実用性があるかどうかは別として、オリジナル機材の楽しみは、色んな用途に合わせてその形態をチェンジできることですね。
というわけで、『にせBORG』企画第2弾を発動させることに・・・。


★今回セレクトしたパーツは!!

今回は、夜晴れることを期待して、下記のネタを合体してみることにします。
①対物レンズにはACクローズアップレンズNo2を!

このクローズアップレンズは、ディオプトリが2つまり焦点距離が500mmあります。
要するに口径50mmF10のアクロマートですなー。
このレンズ、単独でも結構良い像を結ぶんですが、今回はさらに『味付け』をしてみます。

②接眼部にはオリジナルビームスプリッタ装置を!

あぷらなーとがこの装置を考案・作製してから1年以上が経過しますが、今のところ他に類を見ません。
(単なる自慢。でも実はちょっと寂しい)
メリットとしては、
 ・鏡筒が1本で2本分の働きができる
 ・輝度情報と色情報を同時露光できる
 ・動きや回転を伴う天体でも色ズレが出ない
 ・地上の風景でもパララックスが生じない
といったところでしょうか。

③撮影の方式はOⅢナロー+RGBの同時露光に!

前回の『変態企画』で試したところ、存外にOⅢナロー+RGBの合成がシャープだったので、今回もこの手法を取り入れて、ビームスプリッタに「ASI1600MMM-Pro+OⅢナロー」とASI1600MC-COOLを同時装填してみましょう。

★せっかくですから『広告』も(笑)
ででん!!
f0346040_11205083.jpg
わはははは。
こりゃ禍々しい(笑)
ああ、また『魔界』の扉を開けてしまった。
ちなみに、インチキ製品名を「ルナ・スナイパー」にするか「アルテミス・アーチャー」にするか(どうでもいいところに)悩んだというのは内緒。
f0346040_11271350.jpg
f0346040_11273793.jpg
赤道儀はスカイメモSにビクセンのパーツを組み合わせたものをチョイス。
これなら片手でヒョイヒョイ運べますし、月追尾モードも選べるのがうれしい。
それに、ASI16002台の『赤缶』とのカラーマッチングが素晴らしいので・・・。

そろそろ各パーツの光路長を『体が覚えてきた』ようで、組み上げた直後に月に向けると一発でピントが来ました♪

★ファーストライトは半分失敗

いや、ホントはシャープな月面をゲットしようと企んでいたんですよー。
でも、途中から薄雲が全天に広がっちゃって、MM-Proのピントチェック用画像を撮影しただけで店じまい(涙)
f0346040_11411363.jpg
MCと同時露光を始める前に曇っちゃったので、肝心のORGB合成はできず。
でも、薄雲がかかってて、シーイングも悪い中の月面としてはまずまずかなあ。
なにしろ、今回も1900円前後の激安対物レンズですもんねぇ。
うん。今後の撮影が楽しみ♪

P.S.
「あぷらなーとは赤が好きなのか?」
いえ、ホントは黄色が大好きなんです。
ほら、ニコンって黄色のイメージを多用するし、昔愛用していたカタディオプトリックカセグレン「ミザールのアルテア15」は鏡筒が黄色だし。
ああ、でも近年は「黄色の鏡筒」というと「タカハシのイプシロン」の意味になっちゃいますね。
でも・・・・

ん?・・・なんか荷物が届いたよ?

来た!
(にゃあさんから情報をもらった刹那に無意識に)ヤフオク入札してて、結局落札しちゃった「BORG89ED対物レンズ(絶版の白モデル!)」
ええ、これで『まともな対物レンズ』も3個揃いました!!

右腕の怪我が治ったら、BORG89ED×3本+ビームスプリッタ×2機にASI1600×4機とD810Aを装填して・・・

Hα+OⅢ+SⅡ+Hβ+RGBの5チャンネル同時露光システム
を降臨させるのじゃー!

ええ。手術の後、右腕に握力が戻るまでの間は、三連装『にせBORG』で練習しますとも♪

ふはははは。
全ては計算通り(・・・ホントか??)

# by supernova1987a | 2018-06-04 11:58 | 機材考案 | Comments(13)

三連装『にせBORG』昼間試写

★一見ギャグのように見えますが

にゃあさんの『ハイスピードなんちゃって望遠鏡』にも大いに刺激を受けて自作した『にせBORG三連装砲』ですが・・・。

これ、実は結構『真面目』なんですよー。
はい。
念願の「ナローバンドならアクロマートでも十分」説の『検証ごっこ』が主たる目的です♪

うーむ。
完成したからには、性能チェックをせねばなるまい。
でないと「単なるネタ」と思われちゃう・・・。


★まずは昼間の試写で試してみる

いきなり天体撮影への実戦投入は困難ですし、なにより天候が安定しません。
・・・という訳で、まずは昼間試写で性能チェックを決行することに
f0346040_21564975.jpg
『三連装主砲』が狙うは逆光気味の電柱です。

f0346040_22044143.jpg
今回の撮像にはウィンドウズタブレットも投入。
これ、ピント合わせの時に手元でチェックできるのでとても便利♪


★アクロマートの通常画像は・・・

『にせBORG三連装砲』には、本来モノクロ冷却CMOSカメラASI1600MMが3機装着されています。でも、まずはカラーCMOSカメラASI1600MCで画質チェックをしてみましょう。対物レンズもレデューサもケンコーのACクローズアップレンズを転用した物ですから、相当分の色収差は残っています。
さて、どうなりますか。

f0346040_22084130.jpg
これが『にせBORG』+ASI1600MCのノートリミング画像です。

一見シャープに見えますが、画面左の電線にシアンのニジミ、画面右の電線に赤いニジミが生じていることが分かります。
このように前ボケ部分に赤系のニジミ、後ボケ部分に青系のニジミがそれぞれ生じるのは一般のカメラ用レンズでもよく見られる現象です。いわゆる軸上色収ですね。
波長によってピント位置が異なるのですから仕方ありません。

つぎに、この画像をピクセル等倍でトリミングしてみます。
f0346040_22174974.jpg
前後のボケに生じた軸上色収差はもちろんのこと、ピクセル等倍だと合焦面のシャープネスも失われているようです。
本来、アクロマートとは「2色について色収差が補正され、その内の1色については球面収差とコマ収差が補正されたレンズ」のことを指します。ただし、球面収差が少ないのが1色だけと判断するのは早計です。
たとえば、下記を見てください。
f0346040_22241285.jpg
ハルチングの解(2枚玉アクロマートを設計するための便法)を用いてアクロマートを自動設計するEXCELシートを作り、般的なクラウンガラスとフリントガラスを組み合わせてレンズ設計してみると、その収差曲線は下記のようになりました。
f0346040_22252692.jpg
グラフの横軸はピントの位置を、縦軸はレンズの中心からの距離を示します。
色ごとのグラフが横にズレてると色収差が多く縦線がグニャリと曲がっていると球面収差が多いことを表します。
アクロマートの場合色収差は(2色しか補正できないので)回避できませんが、意外と球面収差は少なくもできるものです(※ただし小口径機に限る)。

今回の写真のピクセル等倍像が『眠い』のは、
 ①色々な波長の光がボケて重なった影響
 ②実は結構な量の球面収差が残っている
のどちらかです。

もし、②ならナローバンドフィルタで波長を絞り込んでも無駄(あるいは不十分)ですが、①であれば回避できる可能性が高まりますね。

※クローズアップレンズは本来、カメラのレンズにかける『老眼鏡』のようなものです。当然、あぷらなーとのように対物レンズとして使ってしまうという用途は設計段階では想定されてはいないでしょうから詳細な挙動は予測できません。


さて、では、ナローバンド+モノクロカメラでは、どんな像が得られるでしょうか??



★ナローバンド+モノクロカメラの威力

まずは、ASI1600MMとOⅢナローバンドフィルタを装填した筒でノーフィルタカラー画像と比較してみます。


すると・・・・・


ででん!!
f0346040_22443017.jpg
 ※左:ノーフィルタ+カラーCMOS
 右:OⅢナロー+モノクロCMOS
 ※この画像、是非・是非クリックして拡大してご覧ください!

うおっ!
圧倒的じゃないか!

どうです?
これが同じレンズ(1600円のクローズアップレンズ)に見えますか?
まるで別物ですね♪

では次に、HαやSⅡの画像も比較してみましょう

f0346040_22480690.jpg
 ※左から順に
カラー ・ OⅢ ・ Hα ・ SⅡ

このサイズでもハッキリ分かりますが、さらに拡大してみます。

すると・・・

ででん!!
f0346040_22495921.jpg
 ※左から順に
カラー ・ OⅢ ・ Hα ・ SⅡ

3バンド全てにおいて
圧倒的じゃないか!

まあ、若干SⅡが甘い気もしますが、それでも通常のカラー撮影とは雲泥の差。

え?
「でもピント位置はそれぞれ異なるんでしょ??」
ですか?

ふはははは!
だからこそ
『三連装』なのだっ!
f0346040_00361168.jpg
ほら、単なるギャグにすぎなかったインチキ広告のキャッチが、まさかの現実味を帯びてきたでしょう?

体の調子が良いときに晴れたら、あぷらなーとのアクロマートが(・・・舌噛みそう)
『通常の3倍』の撮影効率で『逆襲』いきますよー。

というわけで、
2018年の「プロジェクト」がまた一つ本格的に発動いたしましたっ!!

・・・次は・・・
『光害チョッパー』のフィルタ回転部の回路とコードを書きつつ、
 ①放射線が撮像素子をダイレクトヒット
した場合の影響
 ②『オンアキシスガイダー』構想
のどちらかを開始するとしますかねぇ♪

勝算が1%でも見えてくるまで、詳細は(恥ずかしくて)明かせませんが、
2018年の『最終マル秘プロジェクト』には、「手持ちの全鏡筒」・「手持ちの全カメラ」・「手持ちの全装置」・「進行中の全課題」を全部投入しないとカスリもしない超難敵を撃つ予定なので、一つ一つ潰していくしかないよなぁ・・・・。

★★★追記★★★
ま、電柱でSAO合成しても珍妙な画像になるだけだし、そもそも水平方向のパララックス(視差)があるので合成不可能なんだけど、もっともシャープだったOⅢナロー+MMの画像を64枚コンポジットしてウェーブレット掛けたものをL画像にして、MCのカラーとLRGB合成すると、『どえらいこと』になった♪
f0346040_01160920.jpg
※左:ノーフィルタ+カラーCMOS
 右:OⅢナロー+モノクロCMOS LRGB合成

1600円対物レンズのポテンシャル、ヤバくないっすか?


# by supernova1987a | 2018-05-28 23:21 | 機材 | Comments(16)


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