何回続くか分かりませんが、「光と影」シリーズです。
★高校時代には・・・
高校時代は「バードウオッチング同好会」などというものに所属していました。
天体観測用の機材以外に鳥撮り用のレンズを調達する軍資金がなかったので、ハレー彗星騒ぎの後たった3000円で投げ売りされていたファミスコ60S(いわゆるBORGの前身)を望遠レンズ代わりに使っていました。ヘリコイドがプラスチック製でギコギコ動かさないといけないのがなんともチープな「おもちゃ望遠鏡」でしたが、SF2ガラスを用いたセミアポクロマート対物レンズが意外にもシャープな像を叩き出すという、大変面白い機種。ボロボロになるまで使い倒したのが懐かしい思い出。現在は休眠中ですが、とても捨てられません。
そういえば、ファミスコ60S、ホントは今一歩でセミアポクロマートになって「いなかった」らしいですね。
あ、ちなみに・・・・
●アクロマートとは
2色について色消し(2つの色が同じ焦点距離)で、1色についてアプラナート(球面収差もコマ収差もない)なレンズのこと
●セミアポクロマートとは
3色について色消しで、そのうちの1色についてアプラナートなレンズのこと
●アポクロマートとは
3色について色消しで、そのうちの2色についてアプラナートなレンズのこと
ですので、ファミスコは、惜しいところで3色目の焦点がちょっぴりズレてた(色収差があった)ということでしょうね。
・・・・いけない。天文ネタになってしまった(汗)・・・軌道修正・軌道修正。
★夕景
近くの溜池に写真を撮りに出かけた時のことです。まるでダイヤモンド富士のように山陰に夕日が沈んでいく、まさにその時、突然舞い降りた白鳥がシルエットに!!

カメラを構えたまま、最適なアングルになるまで溜池の縁を全力疾走する あぷらなーと の姿は、他人にはお見せできないアヤシさだったと思います。ちなみに、とんでもない田舎の絶景のように見えますが、実は市街地です。背景の山がシルエットになるまで露出を切り詰めないと、対岸の民家や電線や自動車がウジャウジャ写ってしまいます。・・・写真って怖いですねぇ(笑)
☆ BY あぷらなーと ☆