★前ボケはどうでしょう??

それほど大きな差でもないのですが、前ボケになると
今度は逆に旧タイプの方が軟らかいボケのように感じられます。
また、旧タイプのような、見慣れたパープルフリンジっぽい色ズレとは異なり、ややキツめの赤い色ズレが目立ちます。
★そういえば、同じF値ではあるものの・・・
新旧どちらもフルサイズ対応の等倍マクロレンズですが、周辺光量を比較してみましょう。
<旧タイプ60mmマイクロ>

※ニコンD610+旧60mmF2.8マイクロ絞り開放 (焦点を無限遠にして、ライトボックスを撮影)
さすがにフィルム時代の銘レンズ。なかなか豊富な周辺光量です。がんばれば、天体写真にも使えそう♪
<新タイプ60mmマイクロ>

※ニコンD610新60mmF2.8Gマイクロ絞り開放 (焦点を無限遠にして、ライトボックスを撮影)
あらっ!、これはいけません。完全に四隅が暗く落ち込んでしまってます。
ちなみにコントラストなどは一切いじくらず、現像ソフト(キャプチャーNX2)の各種補正機能を全て切った状態での比較です。
★簡単に光量を測ってみましょう♪
ステライメージ6.5で光量分布グラフを描いてみます。
<焦点位置無限遠での光量比較>

※縦軸のスケールは、RGB各色8bitで処理した、0~255の光量
※横軸は画像の対角線上の測定位置
やはり、新タイプは相当に周辺光量が不足していることが分かりますね。
★でも、どうして??
ところが、変です。実際に実写している時には、それほどまでの周辺減光を感じたことがありません。
そもそも、近接撮影専用に設計されているマクロレンズを無限遠で評価すること自体がナンセンスですね。
では、焦点を最近接位置にした場合の光量を比較してみましょうか・・・。
<焦点位置最近接での光量比較>

※同様の撮影をピントリングを最短距離に固定して実施した際の光量グラフ
・・・・おおお。新タイプ60mmマイクロ、すげぇ!!
旧タイプでは無限遠と最近接とでほとんど周辺光量が変わっていませんが、新タイプはまるで別物のように周辺光量が改善されています!
実写時に周辺光量が気にならない要因は、どうやらこの辺りにあったようです。
要するに、新タイプの60mmマイクロは近接撮影時の周辺光量を優先して設計されている、ということでしょうね♪
そもそもマクロレンズなのですから、当然といえば当然ですが、なんだか感動しました。
あと1回だけ、このネタ続きます♪

今度は逆に旧タイプの方が軟らかいボケのように感じられます。
また、旧タイプのような、見慣れたパープルフリンジっぽい色ズレとは異なり、ややキツめの赤い色ズレが目立ちます。
★そういえば、同じF値ではあるものの・・・
新旧どちらもフルサイズ対応の等倍マクロレンズですが、周辺光量を比較してみましょう。
<旧タイプ60mmマイクロ>

さすがにフィルム時代の銘レンズ。なかなか豊富な周辺光量です。がんばれば、天体写真にも使えそう♪
<新タイプ60mmマイクロ>

あらっ!、これはいけません。完全に四隅が暗く落ち込んでしまってます。
ちなみにコントラストなどは一切いじくらず、現像ソフト(キャプチャーNX2)の各種補正機能を全て切った状態での比較です。
★簡単に光量を測ってみましょう♪
ステライメージ6.5で光量分布グラフを描いてみます。
<焦点位置無限遠での光量比較>

※横軸は画像の対角線上の測定位置
やはり、新タイプは相当に周辺光量が不足していることが分かりますね。
★でも、どうして??
ところが、変です。実際に実写している時には、それほどまでの周辺減光を感じたことがありません。
そもそも、近接撮影専用に設計されているマクロレンズを無限遠で評価すること自体がナンセンスですね。
では、焦点を最近接位置にした場合の光量を比較してみましょうか・・・。
<焦点位置最近接での光量比較>

・・・・おおお。新タイプ60mmマイクロ、すげぇ!!
旧タイプでは無限遠と最近接とでほとんど周辺光量が変わっていませんが、新タイプはまるで別物のように周辺光量が改善されています!
実写時に周辺光量が気にならない要因は、どうやらこの辺りにあったようです。
要するに、新タイプの60mmマイクロは近接撮影時の周辺光量を優先して設計されている、ということでしょうね♪
そもそもマクロレンズなのですから、当然といえば当然ですが、なんだか感動しました。
あと1回だけ、このネタ続きます♪
by supernova1987a
| 2014-12-19 01:22
| デジカメ
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