★本業の激務シーズンを無事乗り越えたので・・・♪
しばらく冬眠中だったブログ、
ぼちぼち更新をかけていきます。
※・・・あ、ちなみに、今回のテーマ「赤道儀」とは天体写真を撮るときに、日周運動で逃げていく星を自動で追いかけてくれる追尾装置のことです。
「星屋」以外の方は、天体写真専用の巨大三脚の一部と思ってください♪
★思えば・・・・・
2001年の歴史的な獅子座流星群の大発生の時(当時は、まだフィルムカメラでしたが)一眼レフを満載して一生の思い出に残る流星写真をどっさりゲットしたときも・・・・
ニコンEM+50mmF1.8S+フジスペリア1600ネガ NewAtluxノータッチガイド
初デジタル一眼に望遠レンズを搭載して(下手クソながらも)星雲星団の輝きを写して喜んでいたときも・・・
フジS2PRO+ニコン300mmF2.8+1.4×テレコン NewAtluxノータッチガイド
ニュートン反射望遠鏡を使って銀河の撮影に一喜一憂していたときも・・・
ニコンD700+ビクセンR200SS直焦点 NewAtluxノータッチガイド
・・・・・赤道儀は、いつもNewAtluxでした。
当時ハイアマチュアが使う赤道儀と言えば、なんといっても高橋のEM200が主流で、アトラクスを使っている人は、天文雑誌のコンテストデータでも滅多に見かけませんでしたねぇ。EM200よりも高価なのに、そのDCモーターの『じゃじゃ馬』っぷりが敬遠される理由の一つなのでしょうが、少々『あまのじゃく』な私は、このアトラクスが大好きでした。
・・・・・でも、事件は突然やってきました。
「うそやろっ?!」
これまでも、いわゆる『しゃっくり現象』や、『びびり現象』や、『モーターの脱調現象』など、噂に違わぬじゃじゃ馬っぷりだったのですが、
3年前のペルセ群の撮影中、ついにアトラクスが全速力で暴走をするようになりました。
順調に恒星時駆動している途中で、(子午線超えでもないのに)急に800倍速で走り出し、望遠鏡とカメラが三脚に激突する恐怖。
「さすがに、もう限界か・・・・」
サブ機として温存していたGPD赤道儀を引っ張り出す手もあったのですが、悪いことに、ちょうどその頃VMC260Lをアウトレットで激安入手したこともあり、いくらなんでもGPDにVMC260Lを載せたら、ぶっ壊れるだろうということで、泣く泣くアトラクスの代用機を物色し始めました。
・・・・・結局、白羽の矢を立てたのは、ケンコーのEQ6PRO赤道儀でした。
中国製の「安くて・でかくて・無骨」な赤道儀で、自動導入やPECやPC連動やオートガイダー対応など、『機能てんこ盛り』の今風な機種。
しかもモーターがDCモータではなくステッピングモーターのため、オートガイドとも相性が良さそうです。
・・・・・・・・・・・・・が、
・・・・・・・・・・・・・いえ、
EQ6PROは非常にすばらしい赤道儀だと思うんですよ。
決して後悔はしませんでしたし、むしろ、この性能の赤道儀がこの安さで売られてしまっては、もはや、日本製赤道儀の将来が無いのでは?などと余計な心配までさせられるほどのコスパです。
そして確かに、EQ6ProにVMC260Lを載せると、今まで撮れなかったような写真が色々撮れました。
・・・・・・・・・・・・・でも、
「なんか、ちがう・・・・・」
★★ 以下続きます ★★