★他のタイプも撮ってみます
薄明が迫る中、他の星雲星団も狙ってみましょう。
ついでに、SuperStarⅣと改造アトラクスとの連動と自動導入機能もテスト。
仕様上、1点アライメントしかできないため、基準星からあまり離れたターゲットは自動導入困難です。
しかし、逆に言えば『せっかく溜まったアライメントデータ』を失う心配が皆無のため、クランプをゆるめて手動でスイスイ動かすことができます。
今回は極軸も適当に合わせただけですが、
ベガからM57へ
アルビレオからM27へ
M8からM20へ
ベネトナシュからM51へ
などなど定番の基準星を手動で導入した後に星雲星団を自動導入させてみたところ、一発でVMC260Lの写野内に導入できました。
これなら、十分実用になりますね♪
次々とターゲットを導入して、撮影します。
★こと座のリング星雲M57
恒星が一生を終えたときに吐き出したガスが『わっか』状に見える惑星状星雲です。
※D5000(IR改造)+VMC260L+レデューサVM K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド 30秒露光 8枚コンポジット
きれいに『わっか』が写りました。色もなかなか良い感じです。
★ヘラクレス座の球状星団M13
銀河系を取り巻くように分布している球状星団。年老いた恒星がボールのようにぎっしりと集まって写りました。
多少空の条件が悪くても写しやすいので、GWの満月期にも撮影できそう♪
★小ぎつね座の亜鈴状星雲M27
M57と同様恒星の最後の姿ですが、拡大すると複雑な構造が写ります。なかなか良い感じです。
うーむ。面白い。もっとコンポジット枚数増やしたらすごいことになりそう♪