星雲星団の撮影だけでなく、惑星撮影の際にも赤道儀が安定していると助かります。
また、AGS1Sの操作がSS2000PCと比べると段違いにクイックなので、撮像カメラへの導入も楽になりました。
早速、木星を撮影してみましょう♪
ビクセンフリップミラー+BORG接眼ヘリコイド+BORGショートエクステンダーメタル+イメージングソースDFK21AU618.ASの順に接続。
ノートPCに画像を転送してみると・・・
・・・おおっ!
なんとも導入しやすいこと。
早速、無圧縮のRGB24でAVIファイル動画を撮像します。
(私の環境では、MPEGなどのコーデックをかますと、コマ落ちが激しくて使い物にならないのです。
その分ファイルサイズが巨大になりますが、仕方ありません。)
動画からのキャプチャはこんな感じ↓
★レジスタックスでスタックすると
撮像した動画データの中から約900コマのデータをレジスタックスでスタッキングしてウエーブレット処理してみましょう。
さらにステライメージで輝度データ対して、マックスエントロピー画像復元・マルチバンドウエーブレット・アンシャープマスクなどをかけます。
できあがった輝度データをLチャンネル、元の画像をRGBチャンネルとして、LRGB合成します。
最後にフォトショップエレメントで微調整すると・・・・
これ、明らかに自己ベストの木星です♪
いや、自己ベストと言いましても、
実は動画を使っての木星撮影は、今回が(たったの)3回目でして・・・・
正直、まだまだビギナーなのです。
3回目のチャレンジにして、ようやく大赤斑がまともに写せました。
良い感じです♪
★少しは上達したかな??
アマチュア天文家の中には、
「ほんとにアマチュアの望遠鏡なの? ハッブル宇宙望遠鏡で撮ったみたいやん?!」
と叫びたくなるほど恐ろしくシャープな木星を撮られる方が大勢いるようですが、
きっと気の遠くなるほどの試行錯誤があったのでしょうね。
これで、木星撮影も、なんとなくコツがつかめてきたような気がします♪