筋力付けるために肉とか食いまくってますが・・・10kg痩せました。
この調子だとあと3~4kg痩せるかなあ?(笑)
ちなみに昨日は、部員達と一緒に基礎トレと各種マーチ類(応援曲の振り付け練習)やったあと、
部員達が帰った後に、おっさん1人グラウンドに残って45分ほど寂しく自主トレ(涙)
腕立てや空気椅子めいたものをしっかりやって、250mを1~1分半程度のペースで4周ほど走って、型の練習とストレッチ。
現役時代とは比較にならないほど「貧弱な」メニューが、実に苦しい・・・。
ま、いずれにしても、コーチが居残りトレーニングしてる姿は、部員達には見せられませんなー。
・・・・さて、
梅雨まっただ中ですねぇ。晴れませんねぇ
少し晴れ間が出たと思ったら月が明るすぎますねぇ
★天体写真が撮れないときは・・・
少し画像処理の練習をしておきましょうかねぇ。
いえ、定期的に画像処理をしておかないと
どうも『勘』が鈍ってしまうものでして・・・。
★ここ半年の成果は
K-ASTEC改造ニューアトラクス+ビクセンVMC260L直焦点+IR改造ニコンD5000+LPS-P2光害カットフィルタ
の4点セットでの撮影の場合、
市街地で多少の月明かりがあっても、「メジャーな星雲星団なら」オートガイダ無しのノータッチガイドによる短露光コンポジットで「なんとかなりそう」ということ。
そこで、もう一度5月8日に撮影したM27亜鈴状星雲で画像処理の総復習をしてみました。
そろそろ画像処理のワークフロー(レシピ)を固定化したいなあ・・・などと画策しているので。
★今回の「素材」は・・・
IR改造D5000で撮影したM27で
ISO1600の15秒露光24枚と30秒露光52枚です。
真面目にダークフレーム減算して、コンポジットの効果を見てみましょう。
まず30秒露光1枚の元データはこんな感じです。

ISO1600 30秒露光 ノータッチガイド ステライメージ6.5でダークフレーム減算+レベル調整
これを、2枚→4枚→8枚→16枚→32枚→64枚とコンポジット枚数を増やして効果を見てみます。
※厳密には追尾ミスなく撮れた30秒露光コマは52枚しかなかったので、15秒露光×24コマのデータを30秒露光×12コマの代用としました。

(64枚相当は、正確には30秒×52コマ+15秒×24コマの76枚コンポジット)
はじめノイズでボロボロだった画像が、コンポジット枚数を倍々にしていくごとに、どんどん滑らかになっていきます。(理論上はコンポジット枚数をN倍にするとS/N比が√N倍に改善されます。64コマコンポジットならS/N比が8倍良くなると言うことですね♪)
実際には極軸セッティングのズレに起因する追尾エラーと赤道儀のピリオディックモーションに起因する追尾エラーが盛大に発生しているのですが、コンポジット処理中に位置あわせをすることで回避できています。
★64コマ相当コンポジット画像をさらに調整すると

L画像に対して、ごく軽くウエーブレット処理を加えた後にLRGB合成して、できあがり♪
さすがに64コマ(実際は76コマ)のコンポジットは手作業では苦しいので、ステライメージに位置あわせをやらせました。
そのため若干のズレが生じましたが、まあ許容範囲でしょう。
これで、もしも32分間の露光をしたのと同等の画像なのだとしたら、オートガイダ使った一発撮りよりも楽「かも」しれませんね。
(撮影時の追尾エラーリスクを画像処理時の使用コマ選択作業で回避できるという点で)
実は、コネクタが「もげ」てしまったST-iオートガイダの代用品をすでに入手しちゃったのですが、
なんだか予想以上に短露光のコンポジットが良い感じなので、まだ一度も実戦投入していません。
はい。単に面倒くさいだけなのですが・・・・ね(笑)。
赤道儀の追尾エラーで苦労している方、たまにはこんな「ずぼら」な撮影法はいかがですか??