四苦八苦して、なんとかファーストライトに成功したZWOの冷却CMOSカメラ
ASI174MC-COOLですが、ようやくオリオン座大星雲M42を撮影した120コマ分すべての画像処理が終わりました。
※共通データは、
ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ K-ASTEC改造ニューアトラクスノータッチガイド
ASI174MC-COOL 冷却温度-15℃ ゲイン200 露出15秒 16bitRAW出力
ほぼ正方形にトリミング
です
★1コマ撮って出し

★1コマレタッチ

※ステライメージでトーンカーブを修正したものです
ぱっと見、きれいですが、ダークノイズまみれです。
★120コマコンポジット

非常になめらかになりましたが、ボケボケです。
★レジスタックスにてウエーブレット

ノイズが出るのが怖いのでウエーブレットは軽めに掛けました。空の条件が良ければもっと線の細い処理が可能かと・・・。
★中心部重視の処理なら

暗部を持ち上げなければ、ハイライトの処理は楽です。
トラペジウム付近の星雲の『へこみ』がよく分かって、これはこれで面白いと思います。
★・・・疲れました
今回の画像処理は、この辺で終了ですかね?
まあ、とにかく色々と勉強になりました。
実際のところ、これまで使っていたIR改造D5000のベストショットを超えられなかったのですが、撮影時のコンディションが悪かったので仕方ありません。
今度は暗い空の元で撮影してみたいものですねぇ。

120枚のコンポジットはステライメ-ジでの合成ですか?LRGB合成とかまだやったことはありませんが冷却CMOSカメラの可能性を見出だすことができるのではないでしょうか。大いに参考にさせていただきたいと思っています。是非これからも画像のアップをお願いいたします。有り難うございました
はい。コンポジットは、ステライメージです。LRGB合成は、本来的モノクロカメラの画像をカラー化するための機能ですが、カラー画像を一度モノクロ化してから再合成すると色ノイズが飛躍的に減るので、多用しています。
まだまだ画像処理の試行錯誤が必要ですが参考になれば幸いです。