★予定通り晴れました♪
※ニコンD810A+ビクセンVMC260L+レデューサVMC+LPS-P2フィルタ ISO6400で15秒露光
うん。ノイズでざらざらですが、1枚画はこんな感じで十分なのです。むしろ冷却CMOSカメラと違って「シマシマノイズ」がないだけ画像処理が楽そうです。
※ISO6400-15秒露光の400コマを、キャプチャNX-Dでアストロノイズリダクション+1段増感でJPEG変換
GPVの予報通り、5/1の夜は晴れました。
満濃まで遠征した・・・のですが、なんかモヤっぽい感じで、北部からの光害が伸びてきてました。
月もないのに足下が見えるという、まるで市街地か田舎の月夜のようなイヤな雰囲気です。
夏の天の川も目をこらさないと見えないという(満濃にしては)悪条件ですが、観測することにします。
★前半は、観望に徹して・・・
今回は、天文ファンの知人を誘って現地に向かったのですが、どうも空の条件が悪いので、前半部分は観望に徹しました。VMC260Lに笠井の双眼装置を付け、ハイペリオンアイピースでお気楽観望です。
木星・・・球状星団M3・・・子持ち銀河M51・・・ソンブレロ星雲M104・・・球状星団M13・・・などを楽しみました。お気楽観望に双眼装置は良いですね♪
★今回の主役はD810Aに決定
色々機材は積み込んできたのですが、空の状態から考えて星雲星団はVMC260L+D810Aの一本槍で行くことにしました。
・・・あっ、パソコンを置くテーブル持ってくるの忘れた!
・・・げっ、バーティノフマスク持ってくるの忘れた!
まあ、色々トラブりましたが、いて座の干潟星雲M8をD810Aで撮った原画はこんな感じ
これをトーン修正してトリミングするとこんな感じです。
・・・撮ります。
・・・さらに撮ります。
・・・どんどん撮りまくります。
M8ばっかり430枚ほど撮影して薄明間近となりました。
★怒濤の400枚コンポジットを施すと・・・・
ステライメージでホットピクセル+クールピクセルを除去
ステライメージで100コマずつ加算コンポジットしたのちデジタル現像+レベル修正
100枚コンポ4セットをさらに加算平均コンポジット+軽くシャープ処理
おお。とても良い感じです♪
なんか、オリオン座大星雲とは異なる面白さがありますね。
中心部の砂時計型をした明部とその周辺の『ウネウネ』が、たまりません。
ダーク減算すらしてない上にかなり手抜きな処理ですが、あまりにも数が大きいのと1コマのデータが巨大すぎて、画像処理に12時間もかかってしまいました。・・・自作PCのcorei7-950はまだしも、メモリ3GBはきついですねえ。そろそろ64bitOSに換えないと限界かも。
※実は、このM8の撮影中に「ありえないポカミス」やらかしてました。カメラを接続するワイドマウントが緩んでいてスケアリングが狂ってました。
全体画像ではなく、中央部トリミングで画像処理したのは、「画面右の方」はケラレでアウト。「画面左の方」は変な像の流れが出てアウト。
400コマ以上も撮影した時に限って、今までやったことのない痛恨のミス
・・・これはもう、先日のブログでdisりすぎたサムヤンレンズの祟りですね(笑)
by supernova1987a
| 2016-05-04 20:55
| 天体写真
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