★梅雨時恒例の・・・・?
天体写真が撮れない時期に蔓延するという、『ポチリヌス菌』ですが(笑)
先日ポチってしまったものが、ついに到着しました。
ZWO社のASI1600MC-COOL最新鋭の冷却CMOSカメラです。
マイクロフォーサーズサイズの1600万画素の冷却カメラですが
従来の冷却CCDと比べると圧倒的に安くて、信じられないことに、
およそ10分の1のお値段で手に入ってしまいます。
昨年、200万画素の冷却CMOSカメラASI-174MC-COOLを入手して使ってみたところ、
なかなか良かったので、思い切ってポチりました。
★さすがマイクロフォーサーズチップ
チップが「でかい」です♪
星見屋さんで購入しましたが、しっかり検品してくれているおかげか、目立った傷やほこりの混入は見られません。
★さらに、いろいろなアイテムを組み合わせると
本来はCMOSカメラ本体はTネジ接続なのですが、
そこにマイクロフォーサーズ互換アダプタとニコンFマウントアダプタを接続し、ニコンのレンズが使えるようにしました。
心配したガタもほとんどなく、とてもいい感じです♪
さらに、CMOSカメラの外径とピッタリの三脚座も入手して、三脚や赤道儀への搭載も万全♪
上記の写真は、ZWOのカメラにサムヤンのレンズという組み合わせ。
なんとも胡散臭そうで、素敵です。
★とりあえず、室内で試写♪
なにはともあれ、作動するかどうかを早急にチェックする必要がありますが、天気が悪いので
室内を試写してみました。
<ゲインとおおよその感度について>
ニコンD7000と比べてテストしてみたところ、ざっくりと言ってゲイン400でISO1600~3200程度の感度が出ているようです。
<冷却機能について>
SHARP-CAP2.6で制御してみると、外気温30度の状態でも、たった160秒で-15度まで冷えました。
やはり、昔の冷却CCDと比べると圧倒的に操作が楽ですね。
<サムヤン35mmで試写>

ゲイン400+露光44ms 撮像温度-15℃ ノートリミング

上記画像のピクセル等倍トリミング
おお?
なんか、とてもノイズが少ないような気がします。若干偽色っぽい乱れが見えますが、シャープさも十分。
ASI174MC-COOLもそこそこ使えるカメラでしたが、
・・・・こ、これ、実は『大当たり』の機種なのでは??
早速、ダークノイズのテストをしてみなければ!!
★★★以下続きます★★★