ZWOの冷却CMOSカメラASI1600MM-COOLについて
ゲインや露光を変えた場合の星雲の写りについて「検証ごっこ」の続きです。
★対決③ゲインと露光の両方を変えた場合
ゲイン200+16秒×1コマ
VS
ゲイン400+0.5秒×1コマ
VS
ゲイン400+0.5秒×32コマ加算
を比較してみます。

左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光
当然のことながら右の方が暗くなります。また、シンチレーションの影響で星像がいびつに変形していることが分かります。
また、ゲイン400のままだと4秒露光程度でトラペジウムはサチってしまいますが、左はゲインを200まで下げているので16秒露光でもサチっていません。前回の記事の通り、この設定はゲイン400なら約1.6秒露光に相当するからです。
次にゲイン400+0.5秒露光のコマの輝度値を4倍に処理してみます。

左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光(レベル調整)
だいたい同じくらいの明るさになりましたが、当然ザラザラです。
次に0.5秒露光のコマを4コマ加算コンポジットしてみます。

左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光×4コマ加算
これでレベル調整無しでもほぼ同じ明るさになりましたが、画像の滑らかさはG200+16秒の方が圧倒的に上ですね。
ちょうど前回比較したゲイン200+16秒露光とゲイン400+2秒露光の比較と同様の結果となりました。
では、0.5秒露光のコマを32コマ加算コンポジットしてみましょう。

左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光+32コマ加算(レベル調整あり)
この場合、4コマ加算した段階で目標の明るさに達してしまいますので32コマ加算処理の後、レベルを下げています。
いかがでしょう??
ほとんど両者の見分けがつかなくなりました。
最後に、それぞれデジタル現像して暗部を少し炙り出してみます。

左:ゲイン200+16秒露光 右:ゲイン400+0.5秒露光+32コマ加算(両者デジタル現像処理)
やはりほとんど見分けがつきませんね♪
★というわけで今回の「検証ごっこ」の結論は
ゲインと露出の両方を変えても、総露光時間が同じなら、ほぼ同等の写りとなる。
ということが分かりました。
撮影が進まないので、まだ「検証ごっこ」続きます♪
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