







条件に左右されますが、透明度の良いときは満濃池付近でクッキリと天の川が見えます。近場の割には結構使える場所です。
ちなみに、今回の写真は、D810A、D5000ともに土星を目安にして「えいやっ!」と目視導入です。ただし、一発で意図通り構図が決まることは無いので、1枚試し撮りしてから微調整しています。その点、現像するまで成否が分からないフィルムカメラと違ってデジカメは便利ですね・・・といっても、実はデジカメで天の川をガイド撮影したのって今回が初めてなので、偉そうなことは言えません。


新月なのに、足元が薄明るい。
空を見上げたら、この写真と同じ天の川でした。
14mmも70mmも、ピントがわからなくて、二時間も悶々としてました。
難しいですね。

ブログ記事拝見いたしました。
精度には色々と問題があるかも知れませんが、にゃあさんの『ギミック利用』魅力的です。
安くて各種センサーの精度が高い端末があれば良いのですが・・・。
ちなみに私は、過去に極軸合わせ用のアンドロイドアプリを使って極軸セットしようと目論んで挫折した経験があったりします(笑)。

天の川の写真については超初心者なので、公開するほどの特殊な技法は使ってないと思います。
ダークは撮っていませんし、長秒時ノイズリダクションもかけていませんし、フラット補正もマスク処理も「一切無し」です。
ちなみに、D810Aは、基本的には純正の現像ソフトの懐を信じて、RAWからキャプチャーNXDでアストロノイズリダクションとトーン修正と露出補正(+1EV)だけかけて、JPEG(TIFFだと巨大すぎるので)で出力(14bitの画像の内おいしい部分だけを8bitに圧縮して取り出すという発想です)。これをステライメージで2×2ソフトビニングしてから加算平均コンポジット。それをレベル補正して色を整えたら、デジタル現像。あとはLab色彩調整とトーン調整してほぼ完成。(細かいディテールを強調したりはNikCollectionのHDR、色調の微調整はシルキーピクスを使っていますが、『ごく軽く』です。
D5000の方は、ステライメージでホットクールピクセル除去をかけてから、ビニングしてコンポジット。あとはD810Aと同じです。
たぶんですが、短時間に分けて多数枚コンポすることで階調(いわゆるダイナミックレンジ)が豊富になる効果が出ているのかと。正直言って、普段星雲星団に施しているのと同様の処理であっけなく仕上がってしまい拍子抜けしました(笑)。
ひょっとすると、透明度が良いときには、このやり方はダメなのかも知れません。