先日、突発的なホットノイズの一要因としてミューオンなどの二次宇宙線荷電粒子のダイレクトヒットの可能性を考えて遊んでみたのですが、今ひとつ『面白い結果』が出なかったので、それ以後、色々とゴソゴソしていました。








霧箱作っちゃったですか (^o^;
ただもんではないと分かってましたが...
上野の博物館の薄暗い部屋で長い事眺めてた思い出があります (^o^;
はい。さすがに霧箱を自作したのは初めてです。
初挑戦の割には、えらく高性能な物ができちゃいました♪
学生時代に触ったのは気圧を下げて飽和状態に持ち込むタイプだったので、放射線が見えるのは一瞬だけだったのですが、今回のタイプは長ーく楽しめます。
帯電の除去やエタノールの補充無しで、なんと30分以上も観察可能でした!
おおー。オヤジさん、霧箱実験をご覧になられたことがあったのですね。
しかし、力仕事のご褒美が実験公開とは、なかなか粋な研究室ですね♪
ちなみに、この霧箱実験から何か始めるわけではございません。たぶん・・・。
えーと残念ながらこの原型は、すでに「林式霧箱」として著名なタイプです。
ただ、今回はさらに工夫を加えて非常に高性能な物になったと自負してます。
恐らく、ネット上の情報のみを元に作製して失敗する人、多いんだろうなぁと思います。
一度成功するまでがえらく大変だったのですが、ノウハウが分かってしまうと、ものの10分で作成可能で、作成経費も300円以内という「お子様実験」には最適な物ができちゃいました♪

今でも実験の意味はよく分かりませんけど・・・何やら凄い人がネットの向こうに居ますね(^_^)v
皆さん、霧箱をご覧になったことがあるのですねぇ。
私は大学生になるまで実物を見ることがありませんでした。
博物館などで一般展示している大型の霧箱は、自動的にエタノールなどが補充されていたり、不要なイオンの影響を避けるために高圧電線が内蔵されていたり、色々と工夫されているようです。小学校や中学校で生徒に見せるのは、工夫好きの先生でないと難しいでしょうね。