★天気が悪いので・・・
今日は休日でしたが、1日中小雨が降る悪天候。
他にやることも無いので、先日来困っている問題を少し前進させることに。
どちらもASI1600MM-COOL(Pro版では無くノーマル機)なんですが、ずいぶんと特性が違ってるようで・・・。
ただし、前回は個体差が出ることを全く想定していなかったので、真面目に比較できませんでした。
どうせなら、フィルタやケーブルやPCのポートも条件を揃えて、フラットな光源を撮影して比較したいところ。
と言うわけで・・・
★『秘密兵器』の投入
だいぶ前にポチった『秘密兵器』:LEDトレース台を投入することにします。
本来の用途とは異なりますが、A3サイズの格安フラット光源として転用できそうなので、確保していたアイテムです。
そして今回「ふと閃いて」10年近く長年愛用している「とある道具」に『重要任務』を与えてみることに。
それは・・・
ででん!
ヤマハの譜面台です
そうそう、これを使うと・・・

両手が空くので、
部活指導でタクト振るときに便利なんだよねー
うんうん♪
・・・って・・・違う!
このブログはあくまで「科学系写真ブログ」。決して「音楽系ブログ」などではありません。
実は、このトレース台と譜面台という
「美術アイテム」と「音楽アイテム」を組み合わせると・・・・・
・・・ででん!

新兵器、名付けて
『どこでもフラット台』
が完成♪
・・・色々と使い方間違ってますが(笑)
★検証ごっこのため「どこでもフラット台」投入
はじめにお断りしておきますが、譜面台自体はあくまで楽譜の閲覧を想定した構造なのでオーバーウエイトに弱く、下手すると転倒します。
よい子の皆さんは真似しちゃダメです(笑)。

たかが89mm口径のBORGにA3サイズのフラット光源を持ち出す必要も無いのですが、「ツイン鏡筒のフラット一気撮り」とか「VMC260Lのフラット撮影」とかを想定した構成です。
架台に載せた鏡筒を少し下向きにして譜面台と直交を取れば、なかなか良い感じでフラット撮影できそう。
(・・・あ、実際の撮影では、暗幕で覆うなど一工夫が必要でしょうが)
★『のっぴきならぬ』は再現するか?
さて、今回はフラット撮影を兼ねての比較となりました。
とりあえず『現象』が再現されるか確認してみます。
ゲイン200+0.25秒露光でフラット光源を撮影した16bitFITS画像をそれぞれ100コマコンポジットして比較してみると・・・

※左:ASI1600MM-COOL1号機 右:ASI1600MM-COOL2号機
・・・うむ。やっぱり差が出ますねぇ。
要するに、
1号機:クールピクセルがウジャウジャ でも 網目状ノイズは出ない
2号機:クールピクセルはほとんど出ない でも 網目状ノイズまみれ
という真逆の特性。
こりゃ、全く別機種だと思って処理を考えないとダメみたい。
さてと、そろそろ真面目に『検証ごっこ』して下記の試行に入るとしますか。
A:クールピクセル軽減のためのアイディア
思いついた5案のうち1案が成功して、2案は失敗。
残る2案のうち1案は(今回の一件で)潰えたので、最後の1案を実験♪
B:網目状ノイズ軽減のためのアイディア
思いついた案は3つ。
1つずつ実験していきますね~♪
よし。
面白くなってきた♪
(いや、決して負け惜しみでは無くて・・・・)
★★★お約束★★★
一連の「検証ごっこ」は、あくまで『ごっこ』であって
その結果の正確性を保証するものではありません。