★たしか以前バラ星雲を撮影したのは・・・
自称「天文ファン」のくせに、よくよく考えてみると、超メジャーな「バラ星雲」を撮影した記憶が一度しかありません。
それも、高校生の頃にファミスコ60S+コニカGX3200を使って撮影したきりという・・・。
さて、
フルアーマーBORGの初陣が2回連続で空振りに終わったので、このままでは年が越せぬとばかり、大晦日の夜に「年越し蕎麦」ならぬ「年越し薔薇」を敢行。昼間から夕方に掛けては雨でしたが、23:00頃にようやく晴れ間が出てきました。
★今こそ出でよ!フルアーマーBORGっ!!

BORG89EDツインにビームスプリッタを装備して、ZWOの冷却CMOSカメラ・通称『赤缶』を3本も搭載。で、ノートPCも3台出動。
1台目PCで導入、2台目PCはASI1600MMーCOOLを2台トリガー、そして3台目PCでASI1600MC-COOLをトリガーする作戦。
さらに、先日組んだ秘密兵器『どこでもフラット』も投入します。レタリング用のLEDトレース台と譜面台を組み合わせたアヤしさ満点のアイテムです。こちらも実戦投入は今回が初。

いえ、スカイフラットじゃないので、別に後から家の中でフラットを撮っても良いんですけど、カメラの傾きとかゴミの状態とかが変わるとイヤなので、現場でフラットも撮っちゃうことにしました。
★まん丸な月が邪魔するけれど・・・
うーん。最近満月期しか晴れないなぁ・・・・。
でも大丈夫、そんなこともあろうかと3台のASI1600にはナローバンドフィルタが装填されているのです!
結局、晴れ間を縫って撮影を敢行。いつ雲が通過するか分からなかったので、オートガイドは無し。
潔くノータッチガイドで乗り切ります。
さて、3台のカメラを駆使して撮影したデータは・・・
①ASI1600MM-COOL1号機(ビームスプリッタ併用)
フィルタ:Hαナロー
ゲイン:300
冷却温度-15度
ライトフレーム:30秒露光×478コマ
フラットフレーム:360コマ
フラットダーク:360コマ
ダークフレーム:360コマ
②ASI1600MM-COOL2号機(ビームスプリッタ併用)
フィルタ:SⅡナロー
ゲイン:300
冷却温度-15度
ライトフレーム:30秒露光×480コマ
フラットフレーム:360コマ
フラットダーク:360コマ
ダークフレーム:360コマ
②ASI1600MC-COOL(直付け)
フィルタ:OⅢナロー
ゲイン:300
冷却温度-15度
ライトフレーム:30秒露光×497コマ
フラットフレーム:360コマ
フラットダーク:360コマ
ダークフレーム:360コマ
さて・・・・
収集した画像データ、実に4977コマ(約162GB)・・・これ処理しきれるんかなぁ・・・・。
ま、撮影は晴れた日にしかできないので、曇りの日にのんびり処理することにしますか。
うーむ。これは長く苦しめ楽しめそうだぞ♪
★とりあえず、Hαを処理してみる
なにはともあれ、ちゃんと写ってるのかどうかさえアヤシいので、Hαだけ処理してみることに。
撮って出しの1コマ画像は、がんばって炙り出してもこんな感じでした。
うーむ。写ってるなあ・・・写ってるけど厳しそう。ナローバンドとは言え、やっぱ満月期は無謀だったか?
だがしかし、
今回はフラットも撮ってることですし、478コマという『数の暴力』で押し切ることにします。
そうそう、MM1号機はクールピクセルがウジャウジャ出るので、『クールファイル補正法』も投入します。
ステライメージ6.5・ステライメージ7・PSCC・シルキーピクス・NikCollectionをフル投入。
もう、気が遠くなるほどの画像処理を経て・・・
ついに・・・・
ででん!!
おお!高校生の頃に撮ったバラとはまるで別物っ(あたりまえか)
やっぱ、ナローバンドってすげえ!
P.S.
ここらへんで力尽きたので、SⅡとOⅢはまた次のお休みに処理します。
実は、OⅢの画像をちょっと見てみたら、何がいけなかったのか「画面中央に巨大な(バラ星雲くらいの大きさの)ゴースト状の光芒」がクッキリ出てて撃沈。・・・こりゃ難儀しそうです。)
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