
赤道儀の機構上、原理的に回避できない周期的な追尾エラーをピリオディックモーションとよびます。















三次元空間が認識できないのを認識しました...
まあ、このあたりの感覚は我々オッサンよりも子供達の方が鋭いですね。
ともあれ、私の個体は世間一般で言われているようにピリオディックモーション20秒前後ではなく、50秒前後のようです。果たしてこれは個体差なのか、測定方法の違いなのか?・・・ということで謎が深まりますねぇ。次回の休みが晴れたらスカイメモTの方も『測定ごっこ』してみよ♪
ありがとうございます。近年はオートガイドを使われる方ばかりになってきたのですが、ポタ赤はノータッチガイドでお気軽撮影したいですからねぇ。
1周期分だけ撮影してチェックされている方も多いようですが、今回の像を見ても分かるように結構不安定な動きをするので、最低4周期くらいは測定すべきだと感じました。
今回の手法で手持ちの赤道儀(newアトラクス・EP6Pro・GPD・AR1・スカイメモNS・スカイメモS・スカイメモT)全部まとめて『測定ごっこ』してみたい!

ちなみに私は、ピリオディックモーションはオートガイダーのカメラを使ってPHD Guiding2 でノータッチ状態のログを撮り、Excelで傾き補完して測定してますw

私はおとなしく寝ます (;^_^A
この手の記事ってテキストと数式のみだと、瞬殺されてしまいますが
"だからこうしてこうなる"って流れが絶妙ですねぇ。
これなら、私でも ふむふむふむ.....ってなります。
オートガイダー使ってログを取るのは今風で良いですね。いずれやってみます。
>ドリフト法で南中方向でほぼ完璧に極軸を合わせておいて南中方向で2倍速で駆動して撮影
う・・・ごめんなさい。頭がついていけませんでした。
お暇なときにでも、少しかみ砕いて頂けるとありがたいです!!

あっ。だめだ勘違いです忘れてくださいすみませんw
極軸完璧に合わせて2軸にして赤緯体も恒星時駆動すれば、粗密はあれど赤経側のp-pは撮れるかも…
特に梅雨時は『おとなしく寝る』のが一番『安全』で賢いでしょうね。
今年の私は・・・・『考察ごっこ』等をしてポチリヌス菌から逃げ回らないといけないので、この手の『課題』を沢山ストックしています。
今回はスマートに数式でまとめるべきテーマでしたが、あいにく数学が苦手なので、理科と算数に逃げちゃいました(笑)。次回は、スカイメモTの『過負荷フリーズ現象』を回避する方法について『考察ごっこ』する予定です♪

一応極軸を正確に合わせたとして、天赤道の星で測定した場合は赤緯方向のみのズレと解釈してよろしいのでしょうか?
それと初歩的な質問ですが、cosφの計算で単純にcos44.17度は根本的な私の勘違いでしょうか? 実際に計算値も若干違いますが・・

ゼロ緯度の天体をテスト対象にするメリットは、測定値を後から赤緯補正(例の計算ミスしてたとこ)しなくてよいことだけです。
恒星像の伸び方は主に極軸の設定ミスに起因します。
ちなみに、完璧に極軸を合わせると(大気差は無視したとして)どの対象を撮影しても、ピリオディックモーション起因の東西往復運動だけになります。
実は今回も真面目に合わせたんですが、結構ずれてたので急遽ピリオディックモーション測定用のデータに転用しました。ところで今回の画像の正体は、先日公開した北アメリカ星雲です。気付きました??

まーちゃるです。
こういう記事はとてもお勉強になるので大好きです(^-^)
多分自分では検証することはないと思いますが(笑)
それにしても分かりやすい説明ですね!
どちらかと言うとそっちにとても感心しました✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。
いやー、ホメられると調子に乗るので、どんどんホメ・・・もとい、ほどぼどに♪
今回は生徒に教えている理科の授業に、「もしも『ピリオディックモーション』って単元があったら」という妄想で書いてみました。これが自分にとって最も実戦的な書き方なので・・・。
たぶん同業者様が見たら
「ふん。アイスブレイク→テーマ提示→ポイント整理→スモールステップ展開→結論提示→補足説明・・・か。」と、鼻でわらわれそうですが(笑)
地球のような中心に人が立っているのは、勉強になりました。
春夏秋冬も地軸が傾いているのが要因だって、真っ赤な口紅をした小学校の先生に教えて貰いましたが、唇を見ていたので理屈が分からないまま今日まで。
この歳で、あぷらなーとさんのBlogで勉強させていただけるとは、思ってませんでした。ありがとうございます。
天の赤道上の星が一番早くうごいているように見えるのですね。
これは、理解できました。(汗)
そうすると、北極に近い星と天の赤道上の星が、100m走すると、同時にゴール。
また、夜寝られなくなります。
そんな晩は望遠鏡出します。(笑)
赤道儀は構造上、ウオームネジが(偏心などにより)ウオームホイルを強く押したりゆるんだりを一回転ごとに繰り返します。そのため東西に往復運動してしまい、これをピリオディックモーションとよびます。ここに極軸のズレが加わると例のギザギザ鋸が写ります。
といっても、今回の写真は画像処理過程が異なるだけで写真データそのものは先日公開した北アメリカ星雲と同一なので、この程度のピリオディックモーションは気にしなくても良いのかもしれませんね。
やはり、時々エキサイトの調子が悪くなることがありますね。
自分もコメントを蹴られることが結構あるので、最近はブログへのコメント記入の際、まずメモ帳などに平打ちしておいて、それを貼るようにしています。
ピリオディックモーションについては、後日色々と補足記事を書く予定です。

ではスカイメモSは?で再訪しました。
あぷらなーとさんの結果では60分でどうやら6サイクルの1サイクル10分位で、30秒間は1/20サイクル・振幅が最大100秒角・・
で、fl200mmの294 mcのピクセルサイズ・4.63μm で計算ごっこをしていましたら、よ〜く見・考えるとそもそも30秒撮影で波形がチャンと出ているし、拡大すると一点が周囲のボケも含め5〜6ピクセル?でした!
わざわざ深刻そうに考えるまでも(笑)
でもこれ案外計算結果と似たり寄ったりだったんですよね〜
つまり、55FL+RDで星をピンで撮影しようと思うなら、やはり30秒以下が良いのですね〜(感)
でもそうなるとまた枚数が・・(笑)
長々と失礼しました!
おお、色々と考察されてますね!
ちなみに、ピリオディックモーションの周期は下記の簡単な公式で求めることができます。
周期=24時間/ウオームギア歯数
スカイメモSは歯数144枚ですので、
周期は24/144=1/6(時間)=10(分間)となりますね。
1周期が10分と言うことは5分間で「山から谷まで」動く可能性があるため、ちょうど100秒角近くのズレが出る危険性があることになります。
実際には、個体差もあるでしょうし、ウオームネジ関連の偏心以外にもモーターのギアなどで生じるエラーもあるため、最終的には実写にて個人の価値観で許容範囲を決めることになりますね。
あと、山や谷の前後で動きが緩やかになる特性を利用して、1周期の1/4程度の露光を繰り返し、半分のコマを捨てるというウラ技もあります。

実はエセ・ドリフト法での極軸の追い込みを考えてまして、SX2を一応極軸合わせをした後アライメントせずに天赤近くの明るい星をsharp capで中心に捉え、時間毎のズレを架台の高度・方位の微調整で絶えず真中心に調整するのは如何だろうかと?
その際に問題となるのがピリオディックモーションの周期と考え再訪しました。
で、SX2の歯数が180でしたので1サイクルが8分と分かり、およそ8分毎に調整すれば?
でもその前にどのくらいズレるのかを見定めるのが先決ですね(笑)
色々とバタバタしていたので、お返事が遅れました。
すみません。
なかなか面白そうな試みですね!
私はまだドリフト法的な極軸合わせをやったことが無いのですが、ピリオディックモーションの大きさよりも、通常の極軸合わせで追い込める精度の限界の方がはるかに大きいので、恐らくピリオディックモーションは無視して良いのではないかと考えます。
もちろん、私がなにか勘違いしている可能性もあります。