★samさんと天文談義していたら・・・
我が家に来訪されたsamさんとお話ししているうちに(右腕が動かないくせに)なんだかウズウズしてきて・・・・。
「ええい、こうなったらガチで左腕だけで設営できる超軽量システムを作ってやるぅ!」
などと良からぬ事を画策。
・・・構想30分、組み立て90分で新システムが完成!
(といっても、先日来ゴソゴソやってたパーツの組み直しな訳ですが)
★軽量版『にせBORG』AOO特化装備・出撃!
と言うわけで、将来『三連装フルアーマーBORG』が出撃した際の練習も兼ねて、『とんがった仕様』の『にせBORG』でニワトリ出撃を決行。
右腕に力を掛けられないので、設営には苦労しましたが・・・
見よ!一体どこが前か後ろか分からなくなるような前衛的なデザインの新『にせBORG』が完成♪
うむ。そのフォルムから『クローチェ・ディ・ピエトロ』と命名しよう(爆)。
では、スペック紹介いきまーす♪
・対物レンズ:ACクローズアップレンズNo4(口径50mm 焦点距離250mm相当)
・補正レンズ:Pro1DACクローズアップレンズNo3(レデューサ兼フラットナー)
・光路分割:自作ビームスプリッター
・カメラ①:ASI1600MM-Pro+Hαナローバンドフィルタ
・カメラ②:ASI1600MC-Cool+OⅢナローバンドフィルタ
・赤道儀:スカイメモS
・ファインダー:笠井のドットサイトファインダー
コイツでいわゆるAOOナローバンドの一気撮りを実現しようという作戦です。
※OⅢ用にMMではなくあえてMCを投入したのは、『三連装フルアーマーBORG』での運用を視野に入れて色々と思うところがあったからです。
ちなみに、天体の導入時にも
「左手でクランプを緩めて」
「左手で鏡筒を動かして」
「左手でクランプを締める」
という、右腕フリー戦法をとる必要があるため、バランスは完璧に合わせています。
ええ、そのためのシンメトリー構造です♪
スカイメモSの極軸設定は、左手で大まかに合わせた後、三脚を足でコツコツ蹴ることで微調整だっ!!
我ながらここまで来ると「なんの苦行だよ?」という感じですが、不屈の精神で粘り強く調整すべし。
・・・たっぷり3時間ほど汗だくになりつつも設営完了。
ついに久しぶりの出撃です。

え?
「各カメラのピントとかちゃんと出るの?」
「左手だけでパーツの取っ替え引っ替えは無理っしょ?」
ですと?
ふはははは。
クローズアップレンズとビームスプリッタとは長い付き合いなので、物差しもメジャーも無しで各種光路長は一発で出せる域に到達してるのだぁー。
(ま、何の自慢にもなりませんが・・・ね)
★本日の攻撃目標はっ!
はい。ここはやっぱり北アメリカ星雲でしょー。
明るいし、ドットサイトファインダーの目視で十分導入に耐えますしねぇ。
露光は、ゲイン400でHα・O3共に各15秒。
これを各144コマのノータッチガイドで攻めます。
ダークフレームも同等数確保。
合計288コマのうち250コマをコンポジットして仮仕上げしてみましょう。
さて、成果は・・・・
ででん!!

ま、ツッコミどころ満載ですが、とりあえずこんな珍妙な武器でも実用になりそうなことは確認。やっぱりナロー、バンドってスゴいなぁ。安物クローズアップレンズ2枚を組み合わせたインチキ望遠鏡でこのポテンシャル。
めでたい♪
※O3の露光が不足してたので、L画像にHαを充て、AOOパレットで合成した画像をRGB画像としてLRGB合成してあります。やっつけ仕事で処理ったので、色斑、色ズレなどが多発してます。いや、そもそも足で蹴る作戦で極軸は最高レベルまで追い込めたものの、2個のカメラの写野の調整まではムリでした。もっと真面目にやればクオリティはかなり上げられそうな予感。
ああ、せめてGPDを持ち出せるまで体が治ればなぁ~。
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