あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
文系寄りの元理系(?)
「天体」「マクロ」「実験ごっこ」その他諸々の科学写真が大好きな HN:あぷらなーと が いろんな写真ネタをのんびり語ります。あまり気合い入れすぎると続かないので、「ぼちぼち」いきます。
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人工星テスターで『のっぴきならない』こと発見?①

★三連装『にせBORG』のファーストライト時に
先日、北アメリカ星雲などの撮影時に、ふとした気まぐれで恒星を用いた焦点内外像を動画撮影してみました。

だって・・・・「1600円レンズの威力を見るがいいっ!」なんて強がってても実際のところ不安じゃないですかー。
光軸が大幅にズレてない? 偏心が沢山残ってない? 球面収差でボロボロとか?
・・・・もう、心配材料が満載。
幸い、Haナローバンドで見る限りそれらは杞憂でして、むしろ「良すぎる」くらいだったのですが・・・・。


★焦点内外像でもっと遊びたいっ!
正直、屈折望遠鏡でこんなにキレイな回折像が撮れるとは思っていませんでした。
ほら、色収差の影響を避けるため、屈折望遠鏡のテストでは緑色のレーザーとかを使って焦点内外像ってチェックするんでしょ?
でも「ナローバンドフィルタを使えば単色光を用いたテストに肉薄できるのでは?」と思いついたのが事の発端でした。

・・・で、困ったことに(?)目論見が予想以上に当たっちゃったので、そうなると・・・・

ポチらねばなるまい


もしも今回の試みが成功したらポチろうかと思案中だった新兵器をポチッとな。

それは・・・・

ででん!
f0346040_01564588.jpg
はい。
LEDライトにピンホールを取り付けた簡易版の『人工星テスター』です。
ちなみに(心臓部のピンホールは上出来ですが)本体のつくりが非常にアレなので商品名などは割愛(笑)。
ま、百均のLEDライトよりも貧・・・ゲフンゲフン・・・ただのライトなので固定法とか方向合わせの工夫が大変そうですが・・・。

ふはははは。
我が手元には(いつぞやミルククラウンの実験教室開催用に泣く泣く自腹購入した)「実験スタンド」があるのだよ!
では早速、人工星が実用に耐えうるかどうか軽くテストしてみますかね。

テストする望遠鏡にASI1600MM-COOL(一号機)を取り付けて、人工星を観察します。
f0346040_02153017.jpg
おおー。
意外ッ、ディ・モールト実用になるッ!!



★検証ごっこ①
『にせBORG』の波長ごとの挙動
まずは『にせBORG』がHaバンドとOⅢバンドでその挙動がどれほど異なるか軽くチェック♪
f0346040_02211877.jpg
 ※左上:Hαの焦点内像 右上:OⅢの焦点内像
 ※左下:Hαの焦点外像 右下:OⅢの焦点外像

本来の距離(10m以上)をとってないので、あくまで『雰囲気』ですが、HaとOⅢとでは(焦点のズレは盛大だが)球面収差の挙動は似ている気配
要するに、どちらも負修正(球面収差の補正不足)気味であることがうかがえます。
ただし、偏心とかの手に負えないエラーは無さそう。・・・ええ、十分ですよ。1600円のアクロマートなんだから。


★検証ごっこ②
 禁断の『にせBORG』VS「ミニBORG50アクロ」
さて、ほぼ同じスペック(口径50mm・焦点距離250mm)のアクロマート同士の禁断の比較(笑)。
比較波長はOⅢで行ってみます。
f0346040_02322053.jpg
 ※左上:『にせBORG』焦点内像 右上:ミニBORG50の焦点内像
 ※左下:『にせBORG』焦点外像 右下:ミニBORG50の焦点外像

ああ、完璧に負けましたね『にせBORG』
さすがは本物の望遠鏡。アクロマートとはいえなかなか見事な内外像!!
※若干非点収差っ『ぽい』挙動が見えますが、厳密に光軸上を測定したわけではないので詳細には触れません。

むう。
ミニBORG50アクロ・・・強敵であったわ。

あ、あと2個ほど欲しい・・・けどミニBORG50アクロの対物レンズ単体はもう販売されてないんですよねぇ(泣)。



★検証ごっこ③
「ミニBORG50」VS「ミニBORG60ED」

実戦を想定してどちらもマルチフラットナーを付けてOⅢバンドでの比較です。
これは流石に60EDに勝ってもらわないと困ります・・・。
いやー。ネタ的には「アクロマートの逆襲っ!」とか言ってても、「EDアポがアクロマートに負けてたまるかっ!」が本音ですもん。
f0346040_02452801.jpg
 ※左上:ミニBORG50焦点内像 右上:ミニBORG60EDの焦点内像
 ※左下:ミニBORG50焦点外像 右下:ミニBORG60EDの焦点外像

すげぇ!
ミニBORG60ED、完璧じゃないか!!
ああ、あと1個欲しかったのに、なんで無くなっちゃったんだろう・・・・。



★と、ここまで来て『のっぴきならぬ』気配・・・
うーん。実は、ナローバンド撮影を始めてから色々と悩んでたんですよねぇ。
なんだか不可解なゴーストめいたものが出るとか、輝星の像が不自然に思えるとか・・・。

・・・でね。
今回の『検証ごっこ』の途中で、見つけちゃった

こんな現象とか
f0346040_02525805.jpg
こんな現象とか・・・
f0346040_02552895.jpg
次回、簡単に『考察ごっこ』行ってみますねー。

★★★以下続きます★★★






by supernova1987a | 2018-09-10 06:41 | 機材 | Comments(10)
Commented by オヤジ at 2018-09-10 16:00 x
何時も、興味深く拝見してますが、難しいので絵だけ見てます。(爆)
同じの1個持ってました。
EdgeHD800のテストで、ギリギリ家の中25mは有ったのですが、面倒なので、夜中にこっそり、公道の脇に取り付けたら、回収を忘れしまい、朝見に行ったら、三脚もろとも消えてしまいました。(汗)
焦点{内、外}像、面白いですね。
Commented by supernova1987a at 2018-09-10 16:13
> オヤジさん

おおー。同じの持ってらっしゃいましたかー。
これ意外と実用的で驚きました。
でも、公道で拉致られちゃいましたか。同じこと企んでいたので、私も気をつけます!
Commented by kem2017 at 2018-09-10 20:33
人工星は、牛乳パックに針で穴開けて作ってました(のりきゅう先生方式)が、問題は、人工星を置けるほど、ウチに直線な部分がないってコトで、玄関にAVXを設置して、ベランダぎりぎりに牛乳パック置いて、辛うじて(う~ん)な感じでした。10mくらいだったと思います。
人工星が置けるって、豪邸なんですね、皆さん...
Commented by supernova1987a at 2018-09-10 21:00
> kem2017さん

今回は『遊び』なので、距離は近いです。7mくらい。
レンズの球面収差評価は、今後距離を伸ばして再測定しますが、とりあえず距離設定以前の『のっぴきならぬ』現象の方を先に検証ごっこする予定です♪
これ、今まで苦しんでいた現象にも関係ありそうだし、一般のデジカメでも『サッポロポテト現象』として知られている奇妙な現象にも関係しそうなので。
とにかく、人工星があるといつでも追実験できるので楽ちん。
Commented by にゃあ at 2018-09-11 01:14 x
私も絵だけみて理解しようとしてます(汗)焦点内像、焦点外像の評価の仕方も分かりませんが、ボワンボワンの写真を見てると催眠術にかかってしまいそうです(笑)サッポロポテト現象って言うのですね。名前も現象も初めて知りました。種明かしが楽しみです!
Commented by supernova1987a at 2018-09-11 09:08
> にゃあさん

詳細を語れるほどの光学知識がないのですが、ザックリ言って、
①焦点内像が鮮明で焦点外像がぼやける→負修正(球面収差補正不足)
②焦点内像と焦点外像ともに鮮明で対称→完全修正(パーフェクト)
③焦点内像がぼやけて焦点外像が鮮明→過修正(球面収差補正しすぎ)
とされています・
天体望遠鏡ではこれが解像度に影響し②が望ましいです。
ただし、お花撮影とかでは後ボケがトロトロになる①が好みです。

今回見つけた奇妙なヤツは、しばらく考察ごっこできそうです。(そんなに実害があるものではありませんのでご安心を)

Commented by Te Kure at 2018-09-11 13:30 x
ははぁ〜
球面収差に焦点内外像・・勉強になりました!
しかし知らなければならない事が多過ぎて・・(苦笑)
Commented by supernova1987a at 2018-09-11 22:37
> Te Kureさん
本来はロンキーテストとかフーコーテストとかをしないとダメなんですが道具がないので、なんちゃってテストです。
それでも意外とハッキリと差が出て、面白くなってきました。所定の使用条件を満たしてないので、あくまでも『雰囲気』ですが♪
Commented by にゃあ at 2018-09-11 23:30 x
あぷらなーとさん、ご教授いただいてありがとうございます! メモしておきます!
Commented by supernova1987a at 2018-09-12 00:09
> にゃあさん

いえいえ。
メモするほどの事では有りませんが、色んなレンズでテストしてみると面白いかもです。古典的なチェック方法ですが、ナローバンドフィルターを使うもは、目新しいかもしれません。
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