






望遠鏡にカメラをくっつけて、コードが一杯ぶら下がっていて、その先がパソコンにくっついていて、周りを歩くときは、まるで猫のように抜き足差し足で、星を撮っているのに眺めているのはパソコンばかり・・・。
満天の星空でセコセコ撮るより、満天の星空だからこそ、生で楽しむ。気持ちのゆとりも、時間の使い方も贅沢ですね。
わかる~。

でもその後の画像処理は全然お気軽ではなさそうなところがあぷらなーとさんらしいです。
小学生の頃6cmの屈折経緯台(ミザールのメシエデラックス型)で毎晩のようにM42を眺めていたのを思い出しました。ある意味、M42は自分にとっての原風景なのかもしれません。昨夜は比較的透明度が良かったので翼を広げた鳥のような姿が感動的でした。
多連装BORGは協力なのですが、これを持ち出した日には、もう観望する元気も無くなるのが弱点だなぁ・・・と。
はいー。実は画像処理は修羅場でした。画像処理する前にメインPCのHDDを増設するところからはじめる始末。しかもステライメージ7が死ぬほど遅くて、いつフリーズするかとハラハラ。FITSに変換した後はステライメージ6.5が使えるのでスイスイ行くのですが・・・。
さて、この構図で撮ったのはたぶん20年ぶりくらいなのですが、面白いですね。LEDトレース版を使ってフラットを撮りましたが、上手く合わなかったようで今後の課題が増えました(笑)
個人的には、こういう方が無理に分子雲を炙りだすより、画質にゆとりを感じて好きですよ。
もっとも、無理もしたくなっちゃうのが性なんですけどねぇ、、
限界を突き詰めるよりも、ポジフィルムのような透明感を追求してみたいな、と思ったりもします(いや、これはこれで難しいんですが・・)
炙り出ししてたら「あら?ニコンのサンニッパ、ボケボケやん」と思ったのだけれど、『普通』に処理したら、やっぱりシャープで安心したという(笑)。(ま、まだ腕が追いついてないだけかも知れませんが。)
HDRやナローバンドやレジスタックスも含め、同じ対象を色んなテイストで表現してみるのも、面白いかも知れませんね。風景写真撮ってるときに、いまだにポジを使いたくなるときがありますし・・・。
オリオンを向いているカプリ102ED、オリオン座と望遠鏡の両方が見えるようにするためにHDRしたりデジタル現像したり、大変でした。機材と星座が両方写った写真って難しいですね。
にゃあさんの経緯台なら眼視も楽しいでしょうねぇ。空の暗いところに撮影に出た際には、ぜひ♪


うっ。読まれてたか。
実は密かに水面下では・・・・なんてね♪
ああ、「久々の双眼装置でのんびり観望」の件はマジですよー。
なんか忘れていた素朴な心が蘇ってきたっていう(笑)

えぇ、そう書きたかっただけです。
ISO400 30秒でここまで写るとは、うらやましいお庭です。
セッティングの腕が悪いので、いつもISO3200 30秒×10枚くらいでやってます。
マニュアル通りにセッティングしているつもりなんですけどねぇ・・・
性格がいい加減だから?
もしかして自分が思っている北極星が間違ってる?
あげく撮るだけ撮ってロクにいじらないので結果、フィルム調になります。
分子雲とか炙り出せたことありません。
まぁ、めんどくさがりなので、そうにしかならないんですが。
変態性を排したノーマルな機材で臨んだつもりが、これはこれでなかなか邪悪な出で立ち。やはり黒は敵キャラですね。
どうもD810AはISO設定にはあまり意味がないような気もしていて、低感度で撮ってみました。そのうち詳しく検証ごっこしてみますね。