機材

『総点検ごっこ』仕切り直し②(解答編)

★こんな悪問解けるわきゃない!
などというお声が聞こえてきそうですが、先日書いた200~300mm級望遠レンズ&望遠鏡の日中撮影ブラインドテスト

いよいよ正解発表です♪


★エントリーしたレンズは
f0346040_15524135.jpg
 ①ニコンAF-S300mmF2.8D
 ②ニコンAF-S70-200mmF2.8G-ED-VRⅡ
 ③トキナーAT-X828(80-200mmF2.8)
 ④トキナーAT-X304(300mmF4)
 ⑤ニコンAF-S-VR70-300mmF4.5-5.6G
 ⑥ニコンAF-S-VR55-200mmF4.5-5.6G
 ⑦ニコンAF-S-VR18-200mmF3.5-5.6G
 ⑧ミニBORG60ED+純正レデューサ
 ⑨ビクセンED70SS+純正レデューサ
 ⑩ミニBORG50アクロ+自作レデューサ
 ⑪自作『にせBORG50』
 ⑫ケンコーMILTOL200(200mmF4)
の12種類でした。

★テスト撮影結果は・・・
f0346040_15031142.jpg
この12画像ですね。

★さて、その正体は・・・・・

ででん!!
 A:ATX828
 B:⑩BORG50AC
 C:⑫MILTOL200
 D:⑥VR55-200
 E:⑦VR18-200
 F:⑪にせBORG50
 G:④ATX304
 H:⑤VR70-300
 I:②VR70-200
 J:①AF-S300mmF2.8
 K:⑧BORG60ED
 L:⑨ED70SS
追記
ATX828のエントリー番号をミスタイプしてましたので訂正しました。


さて如何でしたか?

今回色々と試して分かったことは、

★デジタル時代のレンズは色収差やフレアが少ない
★なんだかんだ言っても天体望遠鏡は強い
★自作『にせBORG』意外に健闘
★SDアポ仕様のATX828よりMILTOLの方が良く写る
★ATX304は『面白い』(眠いのに解像度高い写り)
 ※あくまでも絞り開放でのお話です
 ※当時のトキナー「SD」は現代で言うところの
  SDではなくEDのことを指します

といったところでしょうか。
もちろん、画面中心部の逆光気味撮影に限ったお話ではありますが、中心核で位置合わせすれば周囲の恒星は流れちゃうのでシャープさが問われない彗星撮影の適性を簡易チェックする場合には多少意味があるテストごっこだったのではないかと考えています。


★その結果を受けて・・・
本当は星空を用いた『本戦』をやりたかったのですが、急遽『ウィルタネンまつり』に参戦したい誘惑に勝てなかったので、テスト結果を踏まえて組んだのが
f0346040_03473145.jpg
 主砲:ビクセンED70SS(暫定1位選手)
 副砲:BORG60ED(暫定2位選手)×2本
の三連装砲
f0346040_04064417.jpg
当夜は双眼鏡でもウィルタネンを目視しづらい条件下でしたが、期待に違わず、なかなかの好成果を残すことができました♪

さてみなさん、『ブラインドテスト』の結果、いくつ当てられましたか??
当たるかー、そんなもん!!

P.S.
昭和の天文少年としては、FPL53などの「蛍石に近い特性のED」を『SD』と呼称することに抵抗があったりします。
だって・・・・
当時は、今で言う『ED』系のガラス(アッベ数が異常に大きなガラス)の事を

 ニコン:ED
 ペンタックス:ED
 キヤノン:UD
 ミノルタ:AD
 オリンパス:特殊低分散ガラス
 トキナー:SD
 タムロン:LD
 シグマ:SLD
 マミヤ:ULD
 ※記憶のみに頼って書いたので間違いがあれば
  すみません

などと、独自呼称してましたので、トキナー好きのあぷらなーとは「SD」と聞くと「ああトキナーの・・・」などと思っちゃいますもん。

あ、どうでも良いおっさんネタでしたね(笑)。

Commented by にゃあ at 2018-12-16 12:32 x
難問中の難問でしたが、ミルトルと偽ボーグの健闘が面白い結果ですね。ナローのテストでも明らかでしたが、用途がはっきりしてくると適材適所で使えそうな貴重な比較結果です!
Commented by supernova1987a at 2018-12-16 12:55
> にゃあさん
そうなんですよ。
今回の目玉:『にせBORG』とMILTOL200は結構がんばったと思います。
ナローバンドでの撮影結果は好調でしたが、そもそもの基本性能も低くないということでしょうね。

しかし、ED70SSとBORG60ED・・・強すぎ。
まさかサンニッパが(絞り開放とは言え)負けるとは・・・ねぇ。
近年、『鳥屋さん』の中に望遠レンズよりも望遠鏡を愛用する人が増えてきたのも分かるような気がします。
Commented by 是空 at 2018-12-16 16:59 x
ATX828は②ではなく③ですね。
ディセンディングソート作成としては、答え合わせに数字が大切。^^;
1/12正解と惨敗。

ここからは、言い訳、その他。
完全な作戦ミス。の一言に尽きる。
この作戦で一番違和感があったのはATX828で、ほぼ玉砕覚悟だった。
にせBORG50については、ただただ土下座するしかない。
VR18-200のように広角から望遠までの標準をまたぐズームは、そうとう無理した設計なんだろうし、VR55-200があまりよくないところを見ると、望遠系のズームが70㎜から始まってるのには、多少意味がある気がした。

前回の出題でも思ったんですが、ATX304は抜けが今一つですがいい解像しますよね。
Commented by オヤジ at 2018-12-16 17:44 x
一瞬、万引き少年の戦利品写真かと思いました。(爆)
これだけのレンズを持っている方って、地球的にも早々居ませんよね。
でも、見え方が違うッツーことが良く分かりました。
ここまで、買い漁っちゃうと、もっともっと、になるので、性格の違うレンズを使うようにします。(爆)
Commented by supernova1987a at 2018-12-16 19:44
> 是空さん
ああっ、ホントだ!
おっしゃるとおりミスタイプしてました。
ご指摘ありがとうございます。早速訂正しました。

あまりの難問でしたので、流石に正解は出せないですよねぇ(自分でも無理です)。2本ずつセットにしてトーナメント形式とかにすれば的中したかもしれませんね。

しかし、トキナーの300mmF4はホントに独特です。
上手い活用法を模索せねば・・・。
Commented by supernova1987a at 2018-12-16 19:56
> オヤジさん
確かに、押収品の証拠写真みたいに見えてきました(笑)。

ちなみにトキナーの2本と望遠鏡以外のレンズは約10年以上前に収集したものです。当時は中古レンズ探しが趣味だったので(汗)。最新のレンズだと写りはどうなんでしょうねぇ。
Commented by 是空 at 2018-12-16 22:23 x
>しかし、トキナーの300mmF4はホントに独特です。
何にでも言える事ですが、ほんと使い方しだいではいい味出しそう。
Commented by supernova1987a at 2018-12-17 07:05
> 是空さん
なんというか、甘い像の中にピントの芯がある感じで、他のレンズとは異質です。恐らく独特な球面収差補正がなされている? ハルトマンテストとかやって輪帯ごとの焦点変動とか調べてみたいなぁ。
芯があるということは最大エントロピー法とかウェーブレットとかが良く効きそうな予感も。
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by supernova1987a | 2018-12-16 11:53 | 機材 | Comments(8)

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