機材

『フルアーマーBORG』細かい部分を改修

★とうとうM-GENにも手を出したので
先日のテスト撮影で、M-GENを用いてビームスプリッタ装備のBORG89EDを1本だけ運用してみたら、なかなかの好感触

最終的には三連装砲で運用するんだけれど、急いては事をし損じます。
まずは二連装運用を想定して、これまで気になっていた諸々を改修することに。


★接眼部の撓み防止
鏡筒本体と接眼部先端をK-ASTECのTB-80/60ASリングで固定することで撓みを軽減していたのですが、固定用のアングルステーをより長く強力な物に交換しました。さらに
 ①上下左右の撓み両方に強くしたい
 ②やっぱりビームスプリッタの直交部は(横でなく)上に向けたい
という課題を解決するために、取り付け位置も変更
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BORG鏡筒に付いていた三脚台座は鏡筒下部に補強ステーを取り付けるさめに邪魔になるので撤去接眼部のピント固定ノブも思い切って取り除きます。実際の運用では接眼部の補強リングを締めることによってピントを固定するので問題ありません。


★迷光の軽減策
もともとビームスプリッタやクローズアップレンズを内蔵している関係で、ゴーストやフレアが懸念される鏡筒ではあるのですが、あらためて光源に向けた接眼部を覗いてみると「やたらと光っている部分」がいくつか見られました。
特に光っているのが接眼部の内部です。笠井のDXマイクロフォーカス接眼部はなかなか優秀なアイテムなのですが、一部つや消し処理が不完全なところがあります。・・・で、そこに植毛紙を貼ることに。
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 ※左:植毛紙貼り付け前 右:植毛紙貼り付け後

うむ。なかなか好感触♪


★チューンナップされた『フルアーマー』用鏡筒
まだ手を入れるべき箇所はあるのですが、なかなか良い感じに仕上がりました。
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各パーツが干渉しないようにする作業はまるで難解なパズルでしたが、ようやく解けました。
えらくメカメカしくなっちゃいましたが(笑)。

で、これを左右対称になるように2本目を作成
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さらに、それぞれの背中にはM-GENと電子ファインダーが取り付けられるようにしました。


★いざ出撃!!
ではさっそく出撃といきましょうかねぇ。
二連装版『フルアーマーBORG』セットアップだー!

ででん!!
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うーむ。二連装でも十分に禍々しいぞ、フルアーマーよ。

ふはははは。
やはりオリジナル機材は邪悪さが命なのだァー


★電子ファインダー運用開始
実は以前、お蔵入りしていた惑星用CCDカメラを転用して電子ファインダーを組んでいたのですが、色々と不具合もあってしばらく寝かしていました。

ところが、最近SharpCapを3.1にバージョンアップしてからすこぶる快適なので、制式装備としました。
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上の写真の左下のPCが電子ファインダー用の画面です。まだ星図ソフトとの連動はしていませんが、およそぎょしゃ座全体がカバーできる程度の広角仕様な上に、レチクルに導入すればちゃんと写野に入ってきます。これなら光学ファインダーよりも快適かも♪


さて・・・と。

鏡筒の平行出しOK!
各カメラのピント出しOK!
各カメラの回転角調整OK!
赤道儀のアライメントOK!
各カメラの冷却作業OK!
M-GENのキャリブレーションOK!

うむ。順調、順調。
では、さっそく撮影開始だッ!

すると・・・

曇った!!

なんだかなぁ・・・・(涙)


Commented by noritos1047 at 2019-01-21 09:33 x
教祖様にブレがないのを確認してホッとしました。
私もM-Genデビューを果たし、ベランダの揺れの補正に効くのではという感触を得ました。
家には広い庭は無いのです。
D810A+89ED使用時の光害防止フィルターはどこに付けるのかな、対物レンズの前に付けるデカイのはあっても高価そうだし、フィルターボックス付けて無限遠が出なくなっても嫌だし、思案中です。
Commented by オヤジ at 2019-01-21 09:54 x
最近、ノートPCスタンドのお蔭で、鏡筒の後ろに回り込んで自動導入の補正が出来るので、ファインダーはC11でも要らなくなりました。最初の星を真ん中に入れると、大体、画面の中に居ますね。
まあ、フリップミラーでアイピース(40mm)は付けてますけど。(爆)
2台あるM-GENの1台、矢印キー(右)が壊れて修理に出しました。
キャリブレ出来なくてイライラ、力が入ってしまっているんでしょうね。(汗)
延長筒など、迷光対策は勉強になりました。
Commented by supernova1987a at 2019-01-21 10:20
> noritos1047さん
えへへ。なにしろ本体がBORGですからねぇ。
M-GENでも電子ファインダーでもビームスプリッタでも、なんでも『同化』しちゃうっていう(笑)。まさに「抵抗は無意味だ!」(ごめんなさい。スタートレックネタです。)

さて、私の89EDに光害カットフィルタを付けるときは、接眼部の延長筒の途中に「M57→M57AD【7457】」か「2インチホルダーS【7508】」をはさんで、そこに52mmフィルタをねじ込んでいます。ただし位置を試行錯誤しないとゴーストが出たりするので、結構試行錯誤が必要ですね。レデューサやフラットナーのレンズからできるだけ離すと『吉』です。

アマゾンで700円くらいで叩き売られている「SODIAL(R) マクロ撮影 エクステンション・チューブ Nikon用 ニコンF マウントレンズ対応 接写リング・中間リング」がひとつあると(なぜかニコン用だけM57規格なので)光路長の調整に便利かも知れません。ちなみに私は6セット保有しています(笑)
Commented by supernova1987a at 2019-01-21 10:27
> オヤジさん

さすがは怪力オヤジさま、強えぇー!!
柔道と剣道で鍛えた腕力は伊達ではありませんねぇ。

冗談はさておき、M-GENの故障、2台持ちだからこそ原因の特定が早かったのでしょうね。1台持ちだと何が悪いのか調べるのに四苦八苦しそうです。
Commented by 是空 at 2019-01-21 15:41 x
最近、「ででん!!」に続いて「おっ!」と思うことよりも、最後の落ちの方が楽しみになりつつある。
なんだかなぁ・・・(笑)
Commented by りっくん at 2019-01-21 20:16 x
>曇った!!
女神・フリーダムからのお仕置きでないことを祈ります。

いやいや、M-genを羨ましく思うもののひとり言です。
はやくASIAIRを自慢したいのですが、日本海からの雪雲に阻まれ、ストレスがたまってしまいます。

Commented by supernova1987a at 2019-01-22 00:55
> 是空さん
なんか最近気合い入れすぎると空振りするんですよねぇ。多分機材の構成を変えるとセットアップに時間がかかるからだとは思うんですが、こればかりは仕方ありません。

いやはやなんだかなぁ・・・。
Commented by supernova1987a at 2019-01-22 01:01
> りっくんさん
そうか・・・女神様のお仕置きだったのかー。
そう言えば、せっかく3本まで増やしていた89EDが前回は1本のみの運用。今回もまだ2本しか運用してないですものねぇ。でも、89EDの鏡筒が1本死んじゃったので仕方なかったんですよ・・・。

ああ・・・「さあ、筒を増やして!」 って声が聞こえる
・・・こりゃ『沼女の祟り』だなぁ。

Commented by にゃあ at 2019-01-22 05:05 x
こういう剛性の高そうな鏡筒に惹かれます。ノブの出方とか、メカメカしいところがいいですね。って、話題においつてないだけかもしれないんですが、89EDがおなくなりになったのですか?
Commented by タカsi at 2019-01-22 11:58 x
こんにちは。
これまた参考になる記事をありがとうございます。
発想がほんとに凄いです。
丁度ゴーストが酷くて悩んでいました。
なるほど、ドローチューブの迷光対策は簡単に出来るかもしれませんね!!
早速やってみようと思います^^
Commented by supernova1987a at 2019-01-22 23:02
> にゃあさん
いやー、まだまだ右腕に力が入らないせいで、組立中にねじ込み角度をミスして鏡筒の対物側のネジ山を潰してしまったという、大失態。
学生時代から使っていた大切な筒だったのに・・・ショックです。
まあ、対物レンズが無事だったので良しとします。
Commented by supernova1987a at 2019-01-22 23:06
> タカsiさん
ホントは新しい鏡筒を手に入れたら一番にやるべき処置なんでしょうが、ここまで放置してました。
ビームスプリッター自体の内部反射は物理的に回避不能なので、今後は遮光環なども設置しないとダメかもしれません。さて、どうなることやら。
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by supernova1987a | 2019-01-21 07:03 | 機材 | Comments(12)

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