ひょっとすると「短時間露光+多数枚コンポジット」よりも「長時間露光+少数枚コンポジット」の方が有利に展開する局面もありそうだったので、それを『検証ごっこ』せねばと思案していたら・・・・・
さらにビームスプリッタを装備していると、カメラ毎に撓みが発生しちゃうんですよねぇ。
恐らく、面白そうな結果がザクザク出てきそうです♪
・・・が、いかんせん処理が大変なのでのんびりお待ちください。
自前の解析用コードが「へっぽこ」なので画像1枚を統計処理するのに20秒も掛かってしまうという・・・・。
ま、無料版のDelphiなので32bitアプリしか作れないしマルチスレッドにも対応できないので仕方ないのですが、それ以前にファイル読み込みの高速化が思いつかないという残念な脳みそです。
たった数百円で絶大な効果!DIY店の金具おそるべし、です♪
写真を見てお分かりの通り『変な使い方』してて「これならL字金具で良いじゃん」っていう。
実はテスト撮影前に曇られたので、目論見通りピントが出るかどうかも怪しいです。
ASI294のくだりは「なんか出てくるかな?」程度の遊びですので無視していただいて結構ですよー。もし有益な結果が出たら「ででん!」っと公開しますので。
骨折もしていないのに、何でこんなになってるんだ?って鏡筒が思っているかも・・・・。
ホームセンターでパーツを捜す時って、鏡筒バンドやビームスプロッターを持って行き、チェックしながら探しますか?
自分はネジ一つ探すのも、一応必要なサイズを計測してから出かけますが、結局微妙にあたりが悪かったりして買い直すことがあったので、アリガタやアリミゾ、鏡筒バンドを持参して、探します。
つくづくオートガイドって、大変!
ダークノイズもバイアスノイズも機種や状況に依存するものなら、その場でD810Aにお任せして処理してもらった方が良いのではなんて思って、いくつかのノイズリダクションを切ったり入れたり。
ステライメージ8との差なんて、まだピント合わせも自信ない状況で検証もできませんが。
なんだか「BORG」が『防具』で固められたようになっちゃいました(笑)
こりゃフルアーマーというより『満身創痍』ですね。
さて、DIY店での物色なんですが、根っからの不精者なので、サイズも何も測らず「その場で資材を見ながら構想を練る」といういい加減なものです。・・・といってもネジ寸やおよそのサイズ(上限下限の)は頭に入れて出かけますが。
今回はT字金具を見つけた瞬間に「あ、直視方向のリングと直交方向のリングを固定しよう」と思い立ったと言うわけです。そもそもビームスプリッタ装置自体も、スプリッタの現物を手に入れてから全体の構成を考えるという始末でして・・・ホントはもう少し真面目に考えるべきなんでしょうけれど。
ダークファイルの処理は面倒くさいですよねぇ。
D810Aだと「カメラ本体と純正ソフトにお任せ」でも結構いい線行っちゃいますので、これとディザリングを組み合わせれば、各種ノイズに頭を悩ませなくても良いかもです。
私も(画素数の多さに辟易して)D810Aの場合はダーク減算とかまともにやったことが無いです。あえて弱点を見出すとすれば、本体や純正ソフト任せだと「その先」が見えないことと、コンポジットをするときにFITSに変換するのがやたら(処理時間的に)大変なことぐらいでしょうか。(撮影時に長秒時ノイズリダクションをかけていなくても、たいていのダークノイズはキャプチャーNX-Dのアストロノイズリダクションで消えちゃいますしねぇ)
その点、冷却CMOSカメラの場合は、その素性をいくらでも『解析ごっこ』しやすいので試行錯誤が面白い事と、いきなりFITSを吐いてくれるのでコンポジットが爆速処理可能なことが長所ですね。
どうもゲイン120でバイアスノイズが減っているのは確実みたいですね。
ゲイン570の破綻もすごく興味があるところです。やっぱり自作コードは自由が効いてうらやましいです。
一度ゲイン120にして、露光時間に対して十分な光量を入れて、ヒストグラムを見てみてください。サチらないピクセルが存在するのがわかるはずです。不思議なことにどれだけ露光時間を増やしてもサチりません。何かここら辺に仕掛けがありそうです。データだけ見るとゲイン120が有利なのはあきらかなのですが、本当の本当にゲイン120が得なのかは知っておきたいと思っています。
このカメラ、なんか『隠し技』を内包してるような気がして興味深いです。このあたりの挙動を把握しておかないと、いざという時に失敗しそうなので・・・と言いつつ、単に『解析ごっこ』したいだけなんですけどね(笑)
もともと4200万画素のチップを強制的にビニングして1300万画素として運用しているカメラなので、色々と怪しげな機能を隠し持っていそうなんですよねぇ。
ガンガン露光してもサチらないという声はよく聞きますし、ゲイン120で突然バイアスノイズが激減することも確かめられたので、俄然面白くなってきました。定量的な考察はSamさんにお任せして、こちらは怪しげな事象を探ることにします!あ、輝度分布データだけからリードアウトノイズのRMS値を求めてみたら、メーカー公称値と良い一致をみましたので、多分解析手法は間違ってないと思われます♪
たわまなければ、どうとうことはない!
ASI294、なかなかおもしろそうですね。
最近のデジカメ同様(デュアルネイティブISOとか)、マルチゲインアンプ持ってるのはZWOのページ見て感じましたが(ASI385もそうですネ)、この効果はやっぱり無視できなさそうな気がします(←ゲインアップあんま好きでない派 ^^;)
ノイズ分布が面白いですね。うーん、手持ちのQHY178Cでも、こういう感じにはならないのですが、ひょっとしたら、平均して初めて見えてくるのかも?とか、ASCOM制御で多分?16bit伸長されているから?
まぁ、一番大きな差は、やっぱり、デュアルゲインかも、ですが・・・
不思議なヒストグラムですね。
まさに複雑な多連装機材でも「たわまなければ、どうということはない!」ですよね(笑)
さて、まだ肝心のライトフレームの解析が進んでいないのでなんとも言えないのですが、バイアスの分布が正規分布に従ってないのを見つけたときには「ぎゃおー!」ってなりました。あ、もちろん喜びの雄叫びなんですが(笑)
実際の運用に活かせるかどうかはともかくとして、当分は『謎解き』で楽しめそうです。