
ケンコーのアクロマート望遠鏡MILTOL200を用いたナローバンド撮影を試みたり
色々と試行錯誤した結果、口径50mm前後の対物レンズに関する限り、ナローバンド撮影はアクロマートで十分事足りるとの結論に至りました。













ってことはトリプル化も可能か!
まぁ、気付いたときにはだいたい売り切れなんですけどね・・・
うちにも15cm F5のアクロマートが転がっていますが、出撃の機会が有りません。
お手軽な小口径アポクロマートばかり使ってしまいます。

一連の処理をボタン一つで実行できる統合ソフトでも作って欲しいですね。
このGW、奈良の山奥に遠征しましたが、こちらは何も生えて来るものは無かったのですが、お隣のベテランさんから「露出せめて60秒にしたら」とか、「これからの季節、フードがいる」とか貴重な助言を頂き、とっても有益でした。深夜にも車が行き交うし、煌々とランプを点ける人もいて快適とは言えませんでしたが、にわか観望会になって楽しかったです。
ううっ、ヤフオクとケンコーB品サイトを巡回する日々がバレてましたか。
今回、あえてスコーピオさんで新品を買ったのは、接眼部のガタとかアリガタの止め方(すごく独特です)を手で触って確認したかったからでした。想像してたよりもしっかりしていて『即決』でした。(その前に15cmアクロに目移りしてへばりついてたのは内緒)
ちなみにレンズの面積から考えるとBORG89を用いた場合の約1/2の露光で済んでしまう計算になります。当面は、SE120×1+89ED×2の混成三連砲での運用を考えますが、いつの日か・・・・。
天リフ編集長さんが要約コメントでアクロマートを「あくろまーと」と表現されてたので、一瞬にゃあさんと同じ事を考えました(笑)。
ブログやツイートのアクセスが結構伸びてきてるので、今後同じ事をやる人が増えてくるかもしれませんね。子供の頃に書いた内輪向けの記事『アクロマートの逆襲』(ココからかよ!)の実現が着々と・・・。
残念ながらプログラミングスキルに乏しいので、人様にお出しするソフトは作れませんが、ぴんたんさんのFlatAideProが拙作『イーブンオッド・コンポジット法』や『クールファイル補正法』を実装していただいてるので、非常に助かっています。
奈良の山奥遠征では何も生えてきませんでしたかー。
でも同業の方と情報交換できるのは有益ですね。私の場合『王道に反する』ことばかりやってるので、あんまりガチンコで情報交換するとケンカになっちゃいそうなんですが、こちらの観望会では「相手の価値観を否定せずに自分の主張をする」紳士な方ばかりだったので、楽しかったです。
某:「SharpCapの極軸合わせ、良いですよぜひ」
私:「あうー。でもPoleMasterを買っちゃったので、認めたくない・・・」
某:「わははは。」
みたいな感じで。

好みの問題ですが、屈折派としては十字の輝線がない今回の画像に軍配をあげたい。
あくまで自分の好みです。
「生えてきたものは仕方がない」
そう仕方ないよね、笑った。^^
昔は天文ガイドのコンテストでも「白黒の部」があったように、白黒写真にも味があると思っています。(カラーと比べると画像処理が恐ろしく楽ですしね。)
ちなみに、私はスパイダーの十文字も嫌いではないのですが、これが災いして複数鏡筒の画像合体が難しい事も多いので、怪しい処理をするときは屈折望遠鏡が楽だなぁと感じています。

速攻でポチります!(笑)
そ、それならば・・・・
あ、ダメだ。ステライメージの「6.5」を使わないとダメな処理が多すぎる・・・。
それと、多分、私の画像処理はコンテスト向けではないので一般ウケしないと思います。なんというか着目点が違いますので・・・。
自分の備忘録にもなるので、いつか記事にしてみたいとは思いますが、期待せず気長にお待ちくださいませ。まだまだ釈然としないことが多々残ってますので。(先人達の知恵を学ぼうとせず、全部自力で謎解き自体を楽しむ性分なのでこうなっちゃうんですが・・・ねぇ。)
生画像20枚位ですが、これを通すと、確かにノイズ(と、言って良いのか)が減りました。
が、画像処理全体では、手順と言うか、枝分かれする作業が多くて、何時も頭ポリポリです。(笑)
ま、少しづつですが、生画像を増やして、梅雨+夏を乗り切りたいと。(笑)
おお『クールファイル補正法』チャレンジされたのですね。ありがとうございます!
本来は「オートガイド無し」もしくは「オートガイドしてるけどなんかズレる」で「ディザリング無し」の条件下で、「オートガイド+ディザリング」に匹敵する効果を得るために開発したものですので、真面目にオートガイドされているオヤジさんの場合には効果が見えにくいかもしれません。
もしノータッチガイド(オヤジさんの言うところのオフガイド)で多数枚撮影した画像があれば、ダーク減算処理をした後に、『クールファイル補正』をお試しくださいませ。