



泣く泣く連装化中止。
まあ、こちらは「写って当然」の高級路線。
ものすごく良く写るものの、光量不足の感は否めないわけでして・・・・。


邪道といっても物理の法則から逃れられませんから、その辺りをしっかり学んで、実践されてきた方にしか出来ない事だと思います。
梅雨明けが楽しみです。
いよいよ、実戦準備までこぎ着けました。
経験上、ゴースト的にはOⅢ関連が鬼門、フラット的にはSⅡ界隈が鬼門なんですが、そこはそれ、気合いと工夫で乗り切りたいものです。
拙ブログは、あほネタと専門ネタが無作為に混じって出てくるので少々危険です。
ちなみに、ハルチング解は、素人でもガラスなどのスペックを代入するだけでアクロマートが設計できてしまうという神公式↓なんですが・・・
https://apranat.exblog.jp/28567701/
さすがにSE120のスペックは常識外れすぎて、この公式が使えないんです。
よって、現物を見てみないと性能推測すら不可能・・・というお話でした。

>ファインダーの3連装
ああ、痛いところを突いてきますねぇ。結論から行くと3本のファインダーは『必須アイテム』です。
もともと重量オーバーすれすれなので、フルアーマーBORGの時のようにガチガチ補強ができていません・・・というか何も補強してません。ですから、ガイドマウント部分や鏡筒バンド部分や接眼部それぞれで撓みが発生します。鏡筒全体が向いている方向が変わると各筒の撓み方向が生もののように変化しますので、撮影対象を変える毎に各筒の中心合わせをしないとダメなんです。その際にファインダーがあると作業が捗ります。
ちなみに、オフアキではなくガイドスコープを用いたガイド撮影だと、高精度のオートガイダーを用いていても微妙に像がズレていくことに悩む方は多いと思いますが、その現象と同じことが3本の鏡筒間で生じているようなものですね。
何故か、あぷらなーとさんのお目目に似ているとか。(笑)
重装備の三連装も、ここまでくると、もう誰にも止められそうにありませんね。(汗)
とりあえず大きな夢の実現に近づきました。
とにかく低コストであることが今回の目玉でして、3本合わせて11万円程度ですから通常の10cm級EDアポ1本分、またはビームスプリッタ装置1個分ですね。
これでバリバリ写れば痛快なんですが・・・・さて??

それにしても魔法陣はで自作とは、すばらし!

ところでこれ、カメラを制御するPCってどうしてるんでしたっけ?カメラに合わせて3台?
ありがとうございます!
Twitterでは呟きましたが、魔法陣に刻まれた呪文めいたゴシック文字は「あぷらなーとの変態望遠鏡」です。決して怪しい呪いではありませんが、コレを見た方は寝てる間にニョキニョキ鏡筒が生えてくるらしいのでお気を付けください♪
うひー。さすがHIROPONさん、センスありすぎ。
お腹がよじれますよー。
あ「平坦なるや増輝の玉(クローズアップレンズレデューサ)」も内蔵してますね。
中2病満載のSF小説書いてた中学時代を思い出してテンションが上がります(笑)
さてカメラ制御ですが、今のところ屋内のメインデスクトップと有線LANでリモートデスクトップ接続したcore-i5ノート2台(うち1台がカメラ2機担当)でテスト運用しています。フルアーマーBORGと異なり『たった』3台のカメラ制御なので楽勝です。
皆さんにも悪路魔筒(アクロマート)病が伝染するように、変態霊力を込めた魔法陣です。
うっかり1本生やしてしまうと、後からもれなく2本生えてくるという超常現象を発現させます。ただし周囲の人間は残像だと思っているので気づきません。
なんちゃって望遠鏡もあと2本生えてくるかもしれませんよ?
四重奏システム、もうビックリです(笑)
大口径3本だと、システム重量も結構いきますよね!?
この夏にはツインをどうにか組んでみたい、なんて考えていましたが、トリプルとか、もう異次元です^^;
位置合わせだけでも大変そうに思うのですが、フルアーマーに比べれば、朝飯前なんでしょうか^^
こんにちは。
とうとう重量級の新兵器を組み上げてしまいました。
位置合わせについてですが、フルアーマーは構成部品が多いだけに初期設定が大変なんですが最初頑張っておけば、あとは無調整でもなんとかなるんです。一方、SE120は補強改造していないことと、そもそもの重量が大きいため、撮影対象を変える毎に位置合わせのやり直しが必須なようです。でも、下手にお金を掛けてしまうとコンセプトが変わっちゃいますし・・・。とにかくあとは実写あるのみです。

自分は小型化への道を進むことにしました。
赤くない赤猫がそのうち届きます(笑)
届いてもいつ使うのやら・・・
そして50-101mmのAPO鏡筒を何本も持っていてどうするんだ?
反射鏡筒も入れると10本越えてます・・・
私も一時MILTOL部隊を編成して小型化の道を進んでいたハズなんですが、いつのまにか大艦巨砲主義に足を踏み入れちゃいました。でもノイエジールより総額は安いんですよねぇ・・・・まあ、怪我してた右腕が治ってくるにしたがって持てる筒が大きくなってきただけなのかもしれませんが・・・。
「赤くない赤猫」良いですねぇ!
完成度高そうなのでいきなり実戦投入できそうですし。
さて、望遠鏡は次々生えてきますから仕方ありませんね。私も焦点距離600mmの屈折だけで8本になっちゃいましたし・・・。
色々な筒を総動員して一気に夏の星雲どもを殲滅する作戦とか、いかがでしょう??

なんか、このラスボスチックな邪悪さが良いでしょー。
ただ天気が悪いので、実戦投入はまだ先になりそうです。
ディザリング・・・・。いや実はすでに重量制限ギリギリで、もはやM-Genすら載せる余裕が無いんです。かと言ってオフアキとか搭載すると接眼部が撓むので(1本式なら撓みごとガイドできて良いんですが、多連装式だと周囲の鏡筒に悪影響が・・・)。
とりあえず、短時間露光の多数枚コンポジットで乗り切る予定です。そもそもフルアーマーBORG89の4倍の集光力がありますので、30秒露光もすれば十分でしょうしバックグラウンドも明るくなるのでダーク減算時のマイナス値も回避できそう。・・・となると、恐らく縮緬ノイズは完璧に退治できるので、オートガイドもディザも不要かと・・・♪
さて、目論見通り上手く写るでしょうか??

うぬの邪悪な多連装の弱点はガイド出来ない事ッ! 必殺ッガイド落としッ!
(白土三平調)
↓
ワハハハハ、術を編みだした時は、破られることを見越しておくものよッ!
見よッ 必殺ガイド落とし返しッ!!
↓
ウヌヌ、やるな。しかし、これはどうかな?
必殺ッ ガイド落とし返し騙しッ!!!
↓
{以下、繰り返し}

うひー!
コレは世に言う千日手ッ。早く攻撃しないと共倒れに。
でも大丈夫。
「現状でギルガメッシュの性能は100%出せます」
「オートガイダーが付いていないようだが?」
「あんなもの飾りです。えらい人にはそれが分からんのですよ。」
まぁ、気合いで勝負ですなぁ。
一応最低限の装備にしたので、およそ15kg強といったところでしょうか。比較的軽量なのはチープ鏡筒の強みかもしれません。
ドローチューブのクランプネジの渋さとか、ラックピニオンハンドルの感触さとか、3本揃えたからこそ分かる個体差もありますが、対物レンズ的にはハズレは引かなかったみたいです。青緑色の光線に対する収差特性が少々アレなんですが、なんとか実戦投入できそうです。

惑星撮影で同じようにやっている人がいました。
https://tenkyo.net/kaiho/pdf/2017_11/03toukou-3takeuchi.pdf
発表を聞いたのですが、こちらの撮影システム名は「キングギドラ」だそうで。
うわー。
惑星撮影でトリプルとは思いもよりませんでした。
「キングギドラ」とはセンスあるネーミングですねぇ。レポートもよく分かる内容で勉強になりました。
一応、ネタ的に怪しい機材全てに愛称を付けていっているのですが、元ネタに統一感がありません(汗)。