★梅雨時の悩みと言えば・・・蒸し暑くてジメジメした天候が続いています。この季節は、カビとか新しい筒(笑)とかが勝手に生えてくるのが心配ですね。
現在は本業の繁忙期なので天体写真撮影への復帰はお盆休みまでお預けなのですが、それまでに機材にカビが生えると被害甚大なので少し整理整頓をしました。
一般的に、日々使う機材にはカビは生えにくいのですが、長期間寝かした機材は危険です。自動制御の電子防湿庫は良いとして、簡易型の防湿ケースだと気づかぬうちに乾燥剤が死んでいて(通気性が無いことが仇となり)カビの温床になる危険性がありますからねぇ。また、レンズほどデリケートではないにしろ、グリップのゴムなどが湿気で加水分解してベトベト状態になりそうなデジカメも少し心配です。
★カメラ用のレンズを最優先に
望遠鏡の対物レンズと異なり、多数のレンズから構成されるカメラ用レンズは、アクセス不能な部分にカビが生えちゃうことも多くて、こうなると素人の手には負えません。そこで、安心感が高い電子防湿庫にはカメラ用レンズを最優先して格納することにしました。
スペースを確保するために、電子防湿庫の中に鎮座していた(主として天体用の)デジタル一眼レフを防湿庫から、簡易防湿ケースへお引っ越しさせることに。
★防湿ケースの良し悪し?
簡易防湿ケースにも色々ありますが、あぷらなーとがこれまで一番愛用していたのは、ナカバヤシの「キャパティ ドライボックス 27L 」でした。
地元のカメラ店にもたいてい在庫があり、いつでも買えますし、湿度計が付いてきている点が魅力なのですが、自分の使い方とは相性がイマイチだと感じ始めました。
・・・・というのも、乾燥剤が劣化するのが思いの外早い気がするんです。
ところが、あるとき(お目当ての27L版が売り切れで)代用品として買ったナカバヤシの 「キャパティ ドライボックス 20L 」はなかなか乾燥剤が劣化しません。しかも、たいていの場合、こちらの方が安いことが多いという・・・(笑)。それ以降、こちらのケースが主力になっています。
実際、上フタをロックする箇所が直交する4方向になっているため、気密性が安定するように感じます。実は先述の27L の方は、個体差により(ロックした後に)上フタを手でギュッギュッと押すとフガフガと空気が漏れることも多いんですが、20Lの方はそういう個体に出会ったことがありません。(オススメです♪)
ただ、これ、デジカメ本体を格納するには少々背が高すぎるんですよねぇ。当然、ケースの上部に空き空間が生じることも多いんですが、ケース内に隙間が多くできるということは水蒸気量が多い空気がより多く侵入しうるということで、(相手する空気量が増えるわけですから)乾燥剤の寿命的にあまりよろしく無さそうな気がします。
★今回のチョイスは
というわけで色々と悩んだ結果、電子防湿庫から引っ越しさせるデジカメ軍団を格納するために今回新調した簡易防湿ケースは、
ナカバヤシの 「キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 11L グレー DB-11L-N」です♪
実際にポチった物を確認してみると、サイズ的にはニコンD7000などの中級一眼レフを格納するのにピッタリの高さ。
上フタのロック方法は、不安がのこる27L版と同様なのですが、少なくとも今回ポチった3個体については空気漏れ無し。また3段スタックすることで、下段のケースはより気密性が高まることが期待できますし、そもそも背が低いことでケース内上部に無駄な空間が生じにくいので乾燥剤が長持ちしそうな気配です。
・・・というわけで、さっそく引っ越し作業開始ッ!
ででん!!
見よ、防湿ケースDB-11L-Nの見事なまでの『ギッシリ感』ッ!!
え?
「D7000×4 D90×1 D5000×4 って、えらく古いデジカメばかりで大丈夫か??」
「ていうか、そもそもニコン機ばかりって・・・正気か?」
ですと?
ふはははは。
あぷらなーとは敬虔なニコン信者。
天文ユーザーの多いキヤノン、高感度特性に優れたソニー、改造無しでHαが写るフジやペンタ・・・・などには浮気はせぬのだぁ。
すみません。ホントはうらやましいんですが、軍資金が・・・ね。
それに手持ちの交換レンズ群は全部ニコンマウントなもので、いまさら『改宗』できないんすよ・・・ぐすん。
それに、昔は(天文用途として)キヤノンにボロ負けだったニコンのデジ一眼なんですが、10年前くらいから結構いい線行ってる(と勝手に思ってる)んですよ。
ええ、D90やD5000の世代からは、それ以前とは『別物』という・・・ね。
個人的には、D7000とD90とD5000は十分に天文用途に転用可と思っているので、中古品ばかりを漁ること10年で、これだけ揃えました。
ちなみに、この9台の内4台は天体改造仕様です。最近だと、天体改造済みのD7000やD5000が3万円程度で市場に転がっていますし、とってもリーズナブルなんです。
意外と良く写りますしね♪
※VMC260L+改造D5000によるM42の実写例
さて、これで冷却CMOSカメラは5台、デジタル一眼は(D810Aと合わせて)10台が臨戦態勢に。
今年こそ、昨年未遂に終わった『全艦、マルチ隊形ッ!!』的なアレ、決行してやろう♪
★★★お約束★★★
①ドライボックスの気密性に関しては、個体差はもちろん、内部への物品の詰め込み方や上蓋ロックの掛け方、ゴムパッキンのコンディションなどにより変動します。
②D90以降のニコンが『良く写る』というのは、あくまであぷらなーとの主観です。ニコン以外のデジタル一眼には触れたことが無いため、あくまでD200・D300・D700・D3・D2X・D80・D40・D70Sなどと比べた場合のお話です。
③一般的に新機種ほど性能が高いと思われていますが、この件に関しては(個人的に)懐疑的です。本来、天体写真特性はメーカーさんの想定外でしょうし、ある世代の機種が「偶然に」天体特性が高いだけかもしれないからです。たとえば、D5000よりも新しいD3100はダークノイズがあまりにも盛大に出て難儀しますし、D610はアンプグローが盛大に出て難儀します。
④あぷらなーとは、まず1台買ってみて好みの特性ならば、何年掛けてでもその機種だけを買い増しする主義の人間です。
(多連装化に向けた望遠鏡の買い方も同じですね・・・)
⑤メイン処理ソフトのステライメージ6.5でRAW読み込みを行える世代の機種でないと困るという事情もあります。
⑥計画している『とある目的』のために、「R・G1・G2・Bの各チャンネルに属するピクセルだけを分離する」ことが可能か否かも(個人的には)重要です。
⑦ここでいう『天体写真適性』とは、「ホットピクセルが少ない」「アンプグローが少ない」「縞ノイズが少ない」「偽色が出にくい」などを指します。
⑧いかにセンサー性能が向上しても、ショットノイズは回避できない(来ていない光子は捉えようがない)と解釈していますので、量子効率が1に肉薄してリードアウトノイズが0に近づいた後は、「よりF値が小さなレンズ」で「より画素数が少ないカメラ」を「より多連装化」するのが正しいと勝手に思っています。
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