とても面白い考察だったので、ベイヤー構造を持つカラーカメラではどうなるか、『考察ごっこ』してみることに。
インスタントコーヒーでもいれます。
しっかし、今年は雨が多い気がしますね。
天気が悪いと、この手の『考察ごっこ」系記事しか書けませんねぇ。
それにしても「インコヒーレント」と「インスタントコーヒー」似てて、コメントを読みながらおもわず笑ってしまいました。
やはりカラーとモノクロでキワキワのところでは決定的な差が出ますね。
しかも偽色が出るのも面白いです。偽色のことは全然考えていませんでした。
Lambdaさんもエンケ環で面白い考察をしていますね。ちょうど同時期に同じようなことを考えていたみたいです。
いつか3人で議論してみたいものです。
ありがとうございます。
ようやくカラー版のバグをやっつけられました。本当は元画像のメッシュをさらに細かくしたい(96×96メッシュとか)のですが、いかんせんEXCELだと演算時間が長いので難儀しそうです。
Lambdaさんのエンケ環考察も興味深いですよねぇ。
ひょっとすると、今回の私の記事中で乗せている元の回折像を見た際に「メッシュ(タイル)の境目が黒く見える」現象(錯覚)とも関連があるのかもしれません。
先ずはお元気そうでなによりです。(笑)
え〜と Samさんとあぷらなーとさんのお話しから想像させて頂きますと、mc−CMOS の分解能に限って!言えばレイリー限界とやらの4分の1から6分の1位の相対素子サイズになる様な焦点距離が良いと・・?
計算は面倒くさそうですが、55FL+テレコン+ASI 290 mc (f350mm )は果たして?(大いなる勘違い?)
このあたりは個人によって色々な価値観があるので、非常にややこしいですね。
55FL+テレコンで運用した場合に緑の光を基準にすると、
レイリーリミットもエアリーディスク径も
6μm程度になります。
ASI294の画素ピッチはおよそ4.7μmですので、
もう少し焦点距離を伸ばした方が解像度が上がる可能性があります。
とは言え、実際にはシーイングやガイドエラーによるボケの方が遙かに大きく効いてきますので、惑星面や月面を撮影する場合に限ったお話だと思っていただいてよろしいかと。
さすが、日本一?のアクロマート使い
レビュー終わる頃には3倍に増えていることを期待しています(笑)
うちにもあるけど、持ち出すのがメンドクサイ・・・
まだ実写テストできていないんですが、サイトロンさんからレビューのオファーをいただきました。SE120の姉妹機ですから、ナローバンド撮影で威力を発揮するのではないかと目論んでいます。
しかし巨大な筒なので、多連装化はとても無理ですねぇ。
いつもの、カラー合成した途端、解像感がぐっと下がってしまうのはベイヤー配列のピクセル補完に起因しているんですよね。
Haのモノクロ画面をピクセル等倍で鑑賞している時が、実は幸せだったりします(笑)
特にHαに感光するR画素の場合、カラーセンサーの画素数はモノクロセンサーの1/4しか無いわけですので解像度が下がるのは仕方ありませんね。一方、全体の3/4を占めるG画素とB画素の両方に感光するOⅢやHβが対象だと、補完方法を工夫することでモノクロセンサーと遜色ない解像度が出せそうです。
この辺りのお話はややこしいですよね。
「同じ構図で同等の解像度を得る」ことをお題にした際に、カメラをモノクロからカラーに変えた場合は
①口径は同じでよい
②焦点距離は2倍に
③カメラの画素数は4倍に
④カメラのフォーマット(面積)は4倍に
する必要があるということですね。
具体的には
・口径5cm焦点距離400mmの望遠鏡
・マイクロフォーサーズ1600万画素のモノクロカメラ
を用いることと
・口径5cm焦点距離800mmの望遠鏡
・フルサイズ7200万画素のカラーカメラ
を用いることが同等という意味です。
あるいは
・口径5cm焦点距離400mmの望遠鏡
・マイクロフォーサーズ7200万画素のカラーカメラ
・ただし露出を4倍かける
でもOKです。
実際は、シーイングや収差やガイドミスの影響の方が大きいので、あまり細かいことは考えず「写れば勝ち」だと思いますけれど・・・。
『密輸』ネタについては、そのうち記事を書きますのでお楽しみに!
というわけでモノクロカメラ大好きだったんですが、最近のNB1ネタで一気にカラーカメラ好きに戻っちゃいました。シーイング悪いとモノクロカメラとの差が出ませんし、とにかく撮影が楽ですので。
個人的にはシーイングの影響が少ない陸戦用途でこそ、モノクロカメラが威力を発揮すると思うんですがねぇ。