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CP+2024のセミナーに登壇しました♪

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★CP+2024は初の『現地セミナー登壇』しました!
サイトロンジャパンさんのご厚意で4回目の登壇となるCP+セミナーですが、今回はなんと現地でトークすることができました。予想外に大勢の方に見ていただけて光栄なのですが、40分(実際は少し伸びて48分)という限られた時間でのトークだったので、割愛した部分や言い忘れたキーワードなども多々あるので、補足記事を書くことにしました。長文です♪

★講演テーマに苦悩する
初の現地登壇ということで非常に緊張しました、CP+の会場には天文マニア以外の方もいらっしゃるでしょうし、顔を知らないだけで仲良くしていただいているフォロワーの方も見物に来られていることも予想されます。また、ライブ配信もされるとのことでしたので、ネットで視聴されている方にも伝わるような内容にしたいところです。・・・という訳で、いくら頭をひねってもストーリーが思いつきません。とりあえず「リーズナブルな天体望遠鏡で星雲撮影を楽しむ方法」という、ふわっとしたお題だけを設定し、本番までの間に撮影に成功した素材の出来映えでストーリーを考えることにしました。これが12月の状況です。

★『主役』が決まる
12月中旬に新開発の0.75xアメリカンサイズレデューサをお借りできることが決まりました。詳細なスペックや実写性能は全く不明でしたが、小サイズフォーマットのCMOSカメラのスリーブ先端に装着して電視観望や星雲撮影を気軽に楽しむアイテムだと想像されました。・・・となると大変です。
手元にある8cmF5アクロマートStarQuest80は3本ありますが、実は色々な実験(遊び)に利用するために全て改造してしまっていて、原形を留めていなかったのです。


★我が家のStarQuest80の姿
ここで、我が家のStarQuest80がどんな姿に魔改造されていたのかをお見せしますので、笑ってやってください。

<改造例①>
フルサイズ一眼レフ対応で1本の筒でデュアルナロー撮影する仕様
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<改造例②>
1本の筒にビームスプリッタを介してモノクロ冷却CMOSカメラ2匹を装着し、一発でAOO撮影してしまう仕様
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<改造例③>
独自開発の光学ARファインダーを装着し、はちゅねミクのネギで示された天体の座標を実際の星空に重ねて表示させる仕様
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<改造例④>
冷却カラーCMOSカメラとオフアキシスガイダーを装着し、鏡筒の撓みごと精密ガイドする仕様
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<改造例⑤>
3本の鏡筒をすべて鏡筒バンドとアリガタプレートで強化し、接眼部も2インチのマイクロフォーカサーに換装。3機のモノクロ冷却CMOSカメラでSAO一気撮りするための仕様
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全部『主役』のレデューサが使えない(正確にはオーバースペックで意味が無い)のでダメダメです!!
そして、本番まで40日と迫った頃、ついにサイトロンジャパンさんから『主役』商品が到着します。しかも3個!!
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ここで、覚悟を決めました。
「全部、素の状態に戻そう・・・」

<原状復帰>
邪悪さがなくなり、清らかな姿のStarQuest80達に戻りました。
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※念のため(保険として)オートガイダーだけは装着できるようにしましたが、実際の撮影ではノータッチガイドで運用しました。


★とにかく作例が欲しい!!
さて、ここからが大変でした。本番まで2週間を切るまで全く晴れなかったのです。結局作例が紹介できなかった昨年のCP+2023が悪夢のように蘇ります。
一応、この時点で
 ①高級レンズと高級デジ一眼でも星雲撮影は難しい
 ②当然、格安望遠鏡ではさらに悲惨
 ③ところが、サイトロンジャパンさんのアイテムを使えば、あら不思議!
 ④お約束の邪悪ネタ
という4段構成を想定したのですが、作例が全くありません。

そんな中、2月10日の夜に「3時間だけ晴れる」との予報が出ました。この一夜を逃すと全てガラガラと崩壊してしまうため、気合いを入れて準備をします。

<赤道儀について>
EQ6Pro・EQ5GOTO・StarAdventurer-GTiの3台を昼間の内に設営し、最大で7本の鏡筒+カメラを同時運用できるようにします。
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<鏡筒&レンズの準備>
この日用意した(対決させる)鏡筒は下記の通りです。
 ニコンAF-S300mmF2.8D+純正テレコン
 笠井Capri102ED+SVBONYレデューサ
 SkyWatcher StarQuest102SS+自作レデューサ
 SkyWatcher StarQuest80+新開発レデューサ(主役)
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<使用カメラの準備>
この日用意した(対決させる)カメラは下記の通りです。
 ニコンD810(ノーマル機)
 ZWO ASI294MC-Pro
 ZWO ASI1600MC-Cool
 PlayerOne Uranus-C(主役①)
 PlayerOne Xena-M(主役②)
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<使用フィルタの準備>
この日用意した(対決させる)フィルタは下記の通りです。
 SVBONY IR/UVcut
 IDAS LPS-D1
 サイトロン QBPⅢ(主役)
 OPTRON 7nmHαナロー
 SVBONY 7nmOⅢナロー
 SVBONY 7nmSⅡナロー

これらを組み合わせて比較撮影を行うことにしました。
撮影対象はバラ星雲です。オリオン大星雲M42などよりも格段に暗く光害の影響を比較しやすい点、馬頭星雲などと比べてHα・OⅢ・SⅡの分布が特徴的でSAO撮影の効果が得られやすい点、明るい恒星が写野内に無く視聴者を必要以上に不安にさせるゴーストやサッポロポテト現象が目立ちにくい点、などが選定の理由です。

決して、わが香川県が舞台の人気アニメ『ゆゆゆ』が大好きで、講演のラストで「満開ッ!!」って叫びたいというわけじゃないんだからね・・・たぶん。

★撮影開始!
10cmEDアポ・10cmアクロマート・サンニッパの比較は、EQ6Proに載せて一気に行いました。
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さらに、その裏で今回の『主役』新型レデューサを装填したStarQuest80を三連装化して、EQ5GOTOでSAOの一気撮りを決行します。
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StarQuest80単筒でのデュアルナロー撮影は、時間が足りなかったので2月12日に追加で行いました。翌日がお仕事でしたが、とてもシンプルな機材構成なので設営から撤収まで短時間で済み、負担になりません♪
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その後、2月17日にも晴れ間が広がったので、抑えとして少し撮り増しを行い、セミナー本番の1週間前には下記のとおり膨大な画像を確保することに成功しました。
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★いざ出立
セミナー本番の前日はお仕事だったので、夕方からJRで移動し、新横浜に予約していたホテルに入りました。
会場の状況によっては、実際の製品を見せながらトークする可能性もあったため、StarQuest80本体と新レデューサ、そしてUranus-CとXena-Mに加えて各種フィルタと延長筒は持参することにしました。
今だから言えますが、実はこの時点で完成していたパワポ資料は「表紙と目次」だけでした。もちろん、各種画像や過去に作っていた資料やイラストなどはゴッソリ外付けSSDに入れていたので、ホテルで一気にスライドを作成します。

翌朝の9時には80枚のスライドが無事完成したので、シャワーを浴びて、CP+会場であるパシフィコ横浜に移動しました。

★CP+会場に到着
思った以上に広い会場で、田舎者のあぷらなーとは右往左往してしまいましたが、無事にサイトロンジャパンさんのブースに到着。
ネット上でしか交流が無かった大勢のフォロワーさん達に会えて感激。勇気をいただきます♪リアル会場は、こういう所が素敵だなぁと痛感しました。

出番までの間、Samさんの講演を聴きます。さすがは場数が違います。相変わらず安定度抜群の分かりやすい講演に舌を巻きました。
この時点で、「上手にお話」するのではなく「元気よくざっくばらんにトーク」する事に決めました。そうなると、実際に機材を手で持ってジャスチャーする方が話しやすい(トークのリズムを取りやすい)ので、サイトロンジャパンさんに無理を言って、演台の隣にテーブルを出していただき、そこに機材を並べさせていただきました。
また、低音・中音・高音で喋ってマイクテストしてみると高めのトーンが聞きやすい(音声がお客様の最後尾まで届きやすい)印象だったので、ネット配信時よりもかなり高めの声で発声することに決めました。また、事前に通しでスライドショーする時間はなかったので、表紙と目次ページだけスライド操作を繰り返して、タイムラグを掴みます。完全にぶっつけ本番でもの凄い緊張でしたが、やるしかありません。※ちなみに本番前に袖で跳ねたり足を伸ばしたりしてたのは、(緊張しすぎると骨折した右足がつるので)準備体操です(笑)。

★講演開始
予想以上に大勢の方が聴きに来てくれたので緊張しましたが、本当に暖かいお客様が多く、元気よくトークすることができました。
下記はブラック☆パンダさん(中の人)による会場の様子です。4枚目の写真は拙セミナーの様子ですね♪

セミナーと同時配信していただいた動画のアーカイブは、コチラです。

天リフ編集長さんの絶妙なカメラワークのおかげで、会場のお客様に向けたジェスチャーが上手く動画配信に取り入れられていて、ネット視聴でも内容が伝わりやすかったように感じました。ぜひご覧ください。


★★★セミナーの補足★★★
さて、ここからが本題です(おい!)
初めての生セミナーだったということもあって不慣れ故のミスも多々ありましたし、時間の関係で割愛した内容も多いので、ここで、いくつか補足説明をしておきたいと思います。

<アクロマートの定義とデュアルナローで化ける原理>
<化けるアクロマートと化けないアクロマート>
これについては、CP+2021およびCP+2022の拙セミナーで2通り(収差曲線を用いた説明と波長毎のピント位置に着目した説明)の解説を試みています。
ご興味のある方は、アーカイブからご覧ください。

なお、QBPⅢなどのいわゆるデュアルナロー系フィルタは、あくまでも光害を強烈にカットするための道具であり、アクロマートがEDアポ級に化ける効果は「単なる偶然」だという点、また、アクロマートなら何でも化ける訳では無い点、アクロマートですら化けるからといってもEDアポがさらに有利な訳では「ない」点などに、ご注意ください。

また、ブログ記事としては、下記まとめページに詳細を記載しています。

<センサーサイズによる有利・不利について>
がんばって話してみたつもりでしたが、ここは致命的なミス(重要な内容を1つ抜かしてしまった)をやらかしています。

★セミナーでの発言
「マイクロフォーサーズはフルサイズに比べてノイジーだとか背景がボケないなどと言われているが、これはセンサーが悪いのではなくレンズが悪い。」
「マイクロフォーサーズに100mmF2.8を装着するとフルサイズ換算で200mmF2.8になるわけがない。実際は200mmF5.6になるだけ。」
★補足説明
ここまでは良いのですが、本当に言いたかったのは次のようなことです。
・フルサイズセンサーに200mmF2.8を付けた場合と比較すべきは、マイクロフォーサーズに100mmF1.4を付けた場合。
・これで、両者のレンズの口径が同じになるので、公平な比較になる。
※同じF値でシャッター速度が異なるとマズいので、ISO感度が同じでも小サイズセンサーの方が高ゲインになっています。つまり、同等画角・同F値において口径が小さいことに起因した光量不足をゲインでカバーしているため、そもそも(自然現象としての)光子ショットノイズが大きく、これが小サイズセンサーがノイジーだと誤解される元になっている、という考えです。

天文をやられている方に分かりやすく表現すると、
口径10cmF5.6の屈折望遠鏡を素の状態でAPS-Cで運用している時
・フルサイズで同等ノイズにするには、エクステンダー併用で10cmF8にすれば良い
・マイクロフォーサーズで同等ノイズにするには、レデューサ併用で10cmF4にすれば良い
ということです。
※ちなみに、天文とは関係ないですが、これで通常写真の背景ボケの大きさや回折ボケの大きさも一致します。
※なお、星雲撮影におけるザックリとした検証ごっことしては、下記に書いています。

要するに、「Uranus-CやXena-Mなどの小サイズセンサーで星雲を撮るなら、レデューサ併用が有利ですよ」ということが言いたかっただけです♪

<Uranus-Cの性能評価>
時間の関係で、セミナー本番ではさらりと流してしまいましたが、色々な工夫がなされた大変良いカメラです。
詳細は、下記のまとめページをご参照ください。

※非冷却カメラでありながら、自然冷却の効率が高かったり不良ピクセルをピクセルマッピングで除去する効果が高かったりするのがオススメポイントです。

<Xena-Mの性能評価>
詳細は、CP+2022のセミナーでも『主役』としてトークしましたが、下記まとめページに色々なテスト結果をまとめてありますので、興味のある方はご参照ください。

※Xena-Mに搭載されているセンサーはIMX174の廉価版ですが、詳細に解析ごっこしてみると、ホットピクセルに対するピクセルマッピング効果が非常に強く、非冷却でありながら低ノイズです。ただし、グローバルシャッターの宿命である縞ノイズ(縮緬ノイズの意ではなくバンディングノイズの意)は多いので、ある程度多目のコンポジットを施すことで画質が向上します。

<新型レデューサの実売価格について>
セミナー中で言及した価格:3,600円
実際の販売価格:4,950円

前日に参照したシュミットさんの予告ページに誤植があったためですが、発売前の商品であるため、セミナー本番の直前にでも再確認すべきでした。
サイトロンジャパンさんと、セミナーを聞いていただいた方々には、大変ご迷惑をお掛けいたしました。

※ただし、セミナー中でも言及した(1万円台の)某社アメリカンサイズレデューサとは比較にならない程の高性能で、実売価格も非常に安いため、本当にオススメできる新商品です。

※このレデューサは、本来Neptune-CⅡなどの小サイズセンサー用に設計されています。セミナー中でも説明したようにUranus-Cだと(Neptune-CⅡよりも)センサーが大きいので周辺像は乱れます。(個人的には、セミナー中の作例の通り許容範囲だと思います。)


<作例のバラ星雲の色について>
QBPⅢを併用しても、10cmEDアポで撮ったバラ星雲の方が10cmアクロよりも星像がシャープである反面、中心部のOⅢ領域が写っていない点については、望遠鏡の性能差というよりも、むしろ、カメラの性能差が効いています。

10cmEDで用いたASI1600MC-Coolは、OⅢがGピクセルとBピクセルの感度曲線がクロスする谷間に位置します。そのため、OⅢに対する感度が低くなります(ただし、OⅢの色は正確にシアンになります)。
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※出典:ZWOさん https://astronomy-imaging-camera.com/product/asi1600mc-cool/

それに対して10cmアクロマートで用いたASI294MC-Proは、下記のようにOⅢがGピクセルの分光曲線側にかなり偏っています。そのため、OⅢに対してHαとほぼ同等の感度を有することになり、よく写ります。(ただし、OⅢの色はシアンではなく緑にコケます。)バラ星雲の中心が白ではなく、黄色っぽいのは、本来補色の関係であるシアンと赤(これなら白になる)ではなく、緑と赤を混合して黄色が生じたためです。
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※出典:ZWOさん https://astronomy-imaging-camera.com/product/asi294mc-pro-color/

<無改造のStarQuest80接眼部について>
StarQuest80の接眼部はアメリカンサイズのアイピース用に設計されており、決して高精度な物ではありません。ただし、小サイズセンサーでかつ軽量のCMOSカメラ(Uranus-CやXena-Mなど)を用いる限り、フォーカス固定ネジを締めれば合焦時に生じる不愉快なガタガタは収まり十分な強度となります。なお、ビクセンの延長筒を用いる場合は、鏡筒側のアイピース止めネジが光路中に飛び出しハレーションを生じるため、このネジを取り外し、穴をパーマセルテープなどで塞ぐ必要があります。セミナー中で紹介したSVBONY製延長筒などでは、この不具合は生じないため扱いやすいかも知れません。
※StarQuest80の鏡筒本体については下記記事でレビューしました。接眼部の仕様についても触れていますのでご参照ください。

<フィルタの取り付け位置について>
ナローバンドフィルタ(特にOⅢ)は表面反射が強烈なため、取り付け位置によっては強烈なゴーストが発生したり、サッポロポテト現象の像が増えることがあります。
レデューサの取り付け位置はセンサーとの距離で一意に決まってしまいますが、フィルターの装着位置は適宜調整(カメラやレデューサではなく延長筒側のスリーブに装着するなど)した方が良いかも知れません。
※なお、サッポロポテト現象については、下記まとめページをご参照ください

<アメリカンサイズのネジ規格について>
セミナー中でも言及したとおり、アメリカンサイズのネジにはミリ規格とインチ規格が混在しており、サイトロンジャパンさんに限らず、かなり複雑な状況になっています。一例として、手持ちのフィルター全てについての相性チェックをしてみた結果については、下記をご参照ください。

※同一メーカーのフィルタやカメラであってもロットによって相性に差が見られます。
※セミナー中でも「重要」と表現したとおり、合わない規格同士を接続する際には「優し~くねじる」が大切です。
<追記>
セミナー中で、アメリカンサイズ0.75xレデューサにQBPⅢをねじ込むシーンで気がつかれた方もいらっしゃると思いますが、このレデューサはついにミリ規格になったようです。「今後、フィルターもミリ規格になる予定」とのことですので、期待しましょう♪

<追記2>2024.3.14現在
※ついに、ミリねじ規格のQBPフィルタ「QBPⅢ+」が登場したようです!


<StarQuest80を三連装化するパーツについて>
会場に展示されていたStarQuest80の三連装は、昨年のCP+で紹介した「StarQuest102SS三連装を三連装化する方法」をベースにサイトロンジャパンさんに組んでいただいた物です。10cm三連装用のパーツですから、セミナー中にも「もっと華奢でも大丈夫」と言及したとおり、オーバースペックとも言える頑丈な組み方です。
実際の撮影では、下記のようなパーツ構成で運用しました。会場展示との大きな違いはガイドマウントで、ビクセンのガイドマウント(その気になれば15cmアクロも搭載できるほど屈強)の代わりにスリックの微動雲台SMH-250を利用しています。この微動雲台は小型にもかかわらずシーソー型構造により意外に頑丈で、メーカー公称だと可能搭載量が6kgもあります。ただし、運用時に押しバネのロックが不十分だと子午線反転前後で大幅な構図ズレが生じますので、万全を期すなら会場展示のように頑丈に組むのもアリだと思います。(お値段もあまり変わらないし・・・)
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なお、上記写真では鏡筒本体のアリガタに長めのアリガタプレートを付けることで前後バランスを取りやすくしていますが、実際にはUranus-CやXena-Mなどの軽量カメラを装着した場合は特に無くても大丈夫です。

<三枚玉でないと3色色消しにはならない件について>
セミナー本番では具体的な資料を見せずにジェスチャーだけでイメージを説明しましたが、本来ここで出そうと用意していた図がこれです。
アーカイブ中の私のジェスチャーを観察すると、下手くそなパントマイムのようで我ながら笑ってしまいました。
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★最後に
貴重な機会をいただきましたサイトロンジャパンさん、絶妙なカメラワークで分かりやすい配信をしていただいた天リフ編集長さん、そして拙セミナーを現地会場やリモート配信で見ていただいた方々、本当にありがとうございました!!

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by supernova1987a | 2024-03-02 20:49 | イベント | Comments(0)

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