機材レビュー

ズームアイピースSV230レビュー①

★『専門外』のレビューオファー
ご存じのように、あぷらなーとのお家芸といえば「邪悪なアクロマート多連装砲で市街地から星雲を撮る」というもので、天体観測の原点とも言える「普通に眼視観望」するネタは苦手なので滅多に出しません。(CP+2023のみ?)
当然、高級な望遠鏡やアイピースに関しては「全くの素人」でして、仮にレビューしようにも「良し悪しが分からない」のですからどうしようもありません。ところが・・・過去「デジタルアイピースSV105」や「冷却カラーCMOSカメラSV405CC」のレビューをさせていただいたSVBONYさんから「まさかのレビュー依頼」が! 
なんと、巷で話題の最新・高級ズームアイピースSV230です。コスパに優れた楽しい製品を多数展開されているSVBONYさんのアイピースといえば目を疑うほど安価なものが多いのですが、このSV230はなんと定価49,900円という高額商品でして、正直こんな高級なアイピースを覗いたことが無い自分に一体何がレポートできるのだろうと悩みました。しかも、そもそもズームアイピースなんて、買ったことも覗いたこともないのです。


★この機を逃すと一生触れないかも?
一応、SV230の存在自体は知っていました。大きな筐体に非球面レンズなど高級なレンズをふんだんに詰め込んで、驚異的な広視野とシャープさを両立させた「気合い入ったアイピース」という印象。もし、この機を逃すと一生ズームアイピースには触れないかもしれない・・・そう考えたあぷらなーとは、無謀にも「OK」を出してしまったのです。

というわけで、とうとうレビュー機が着弾してしまいました。
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開封して感じたのは「でかい!!」ということです。
とりあえず、目立った不具合が無いことを確認して、この日はソッと元箱にしまいました。
これ、どうしよう・・・


★比較するには相手が必要・・・
恐らく、鋭眼をお持ちの眼視観測ベテラン勢の方なら、「おお、このアイピースは○○が良いね。でも△△には負けるかな。」などと評論できると思うのですが、あぷらなーとは素人な上にお目々も悪いので、一体何をレビューすれば良いのか途方に暮れました。いや、昼間の風景とかを眺めてみると確かに非常によく見えるんですよ。でも・・・そもそも「ズームアイピース未経験なので、どう凄いのか全く分からない」んですね。
ならば、必要なのは「戦う相手」(比較対象)だ!

・・・というわけで、自腹ポチしてしまいました。レビューを依頼された製品の比較のために別機種をポチるという、なんとも不可解な購買行動を起こしてしまいましたが、本当に困ってたんだから仕方ない。自腹召喚した『敵役』は、同じくSVBONY製のズームアイピースSV171です。これは8~24mmのズームですが、実売価格が約8,000円という爆安商品です。競合他社製品との比較レビューも楽しいものですが、同一メーカー内での格安機と高級機の比較も(どう転んでも角が立たないし)有意義ではないかと企んだわけです。

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 ※左:SV171 右:SV230
では、早速両者を比較していきましょうか・・・。


★否、まだ対戦相手が足らぬ!!
ところで、SVBONYさんがラインナップしている現行ズームアイピースは、SV230やSV171を含め、なんと6機種もあります。
スペック的にはSV171は適切な相手ではありますが、できれば「2番手」機種と戦わせたいのが心情。かと言って、レビューのためだけにもう1機種ポチるのは少々苦しいところです。

そんな折り、色々とお世話になっているtenさんから「うちの子を派遣しましょうか」と思わぬ援軍提案が。なんと、比較相手としてSVBONYのズームアイピースの2番手であるSV191を貸していただけるというのです。

というわけで・・・

ででん!!
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※左:SV171 中:SV191 右:SV230

同族対決とはなりますが、これで3種類のズームアイピースを比較テストする土俵が整いました。


★公称スペックと外観
まずは、公称スペックの違いから見ていきましょう。公式サイトやアマゾンサイト(本記事ラストにリンクを貼っています)を参照すると、下記のようになりました。ちなみに朱書きにしたところが、他機種よりも優れている(かもしれない)スペックです。
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次に、外観をチェックしてみましょう。
SV230は巨大な外観からてっきり2インチタイプだと勘違いしていたのですが、実は(誤解を恐れずに言えば)2インチスリーブは『飾り』です。要するに2インチスリーブだから視界が広い訳では無く、アメリカンサイズスリーブですでに仕様を満たしていて、2インチ接眼部に取りつけたい人のために単なるアダプタが標準装備されているのですね。ですからスリーブをのぞき込むと下記のような二重構造をしていることが分かります。
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この2インチスリーブは簡単に取り外しができます。そうするとアメリカンサイズアイピースとして機能しますので、比較的小型の望遠鏡にも装着が容易だと言えましょう。
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※ステンレス製スリーブの表面がピカピカな点については公式サイトで「問題ない」と説明されています。


では、次に覗き口を見てみましょう

SV171とSV191はいわゆるツイストアップ型見口になっていますので、適宜これを繰り出します。
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※左2枚:SV171のツイストアップ 右2枚:SV191のツイストアップ

対して、SV230はいわゆるラバーカップ型見口になっています。適宜これを折りたたんだり、外してしまうこともできます。ちなみにSV230のアイカップを取り外すとTネジが現れるので、拡大撮影などに利用できるかもしれません。

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※左:アイカップ無し 中:アイカップ折りたたみ 右:アイカップ伸ばし

では、ズームアイピースの命とも言えるズームリングの操作性について見ていきましょう。SV230は焦点距離1mmごとに数値指標が付いていますが、このうち偶数焦点距離の位置にはクリックストップがあります。想像でしかないのですが、暗闇で任意の焦点距離にしたいけれど数値が読めない場合でもクリック段数で焦点距離が分かる点や、双眼装置に装着した際に正確に焦点距離を揃えられる点などを狙っているのだと思います。
3機種のズームリングの操作感は大きく異なります。

<SV191の感想>
ちょうど良いトルクで滑らかに「ぬー」っと回る。
<SV230の感想>
ややザラついた感触はあるがスムーズに「ずぅー、スチャッ」と回る
<SV171の感想>
個体差かもしれないが、とにかく固い。注意しないと接眼部ごと回ってしまう。

といったところでしょうか。


★視野の広さ(見かけ視界)はどうか?
今回、最も注目したのが視野の広さ比べです。公称スペックをみれば明らかなのですが、とにかくSV230は「視野が広い」です。単純に覗いただけでその差は歴然としているのですが、せっかくですからこれを「撮影する」ことで表現してみたいと思います。
ここで悩んだのが、どう撮影するかです。一般的にはいわゆるスマホコリメートで撮るのでしょうが、スマホの場合『余計なこと』をしそうなのと、とにかく操作性が悪いのが難点です。そこで、ミラーレス一眼と広角レンズを用いてコリメート撮影してみることにしました。最初は実際に望遠鏡に取りつけて風景を撮影しようとしたのですが、肉眼と異なりカメラ用のレンズではケラレが出てうまく全視野が写りません。(肉眼でもアイポイントが不適切だと像がうまく見えないのと同じ原理)
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※通常のコリメートで撮影。実際の視界の一部しか像が写らない。



そこで(一般的には視界リングの大きさが視野の広さを左右することに着目し)LEDトレース台の拡散光を直接アイピースに入射させ、これをミラーレス一眼でコリメート撮影することで視界を写し取ることにしました。
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撮影カメラにはNikon1-J5を、撮影レンズには10mmF2.8をF8まで絞って用いることにしました。この手法ならば3本のアイピースのいずれも全焦点域でケラレなく全視界を明瞭に写し取ることができました。

では、3本のズームアイピースの「広さ対決」行ってみましょう!

ででん!!
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※すべてノートリミングの無加工JPEG画像。

おお、圧倒的じゃないかSV230はッ!!

あくまでも個人の感想ですが、この視界の広さだけで十分価値があるのではないかと思います。
もちろん視野が広いだけでボテボテの像になったのでは本末転倒ですが、昼間の風景をBORG45EDで視認した限りではどのアイピースも十分にシャープだと感じました。


★パーフォーカルは本当か?
ところで、「本物のズーム」と呼ぶには、無段階で倍率が変えられることに加えて「ピントがズレない」という要件を満たす必要があります。
それに対して、無段階変倍できるが、ピントがズレるタイプの光学系は「ズーム」ではなく「バリフォーカル」と呼ばれます。ところが、実際にはかなりピントがズレてしまう場合でも「ズーム」と称されることが多いようです。(AFカメラが一般的になり、ピントのズレはあまり重視されなくなったから?) 同様に「ズームアイピース」と称されていても実際には倍率を変える毎にピント調整が必要で案外不便な機種もあるようです。
その点、SV230は「パーフォーカル」であると謳われています。(広義の意味で)変倍できるものを全てズームと称する際には、ピントがズレるものをバリフォーカル、ピントがズレないものをパーフォーカルと呼ぶことが多いのですが、公称によれば「SV230は本物のズームだ」という自信があるのでしょう。

さて、果たしてSV230はパーフォーカル(本物のズーム)なのか? そんなもの覗いてみれば明らかだと思われるかもしれませんが、実際はなかなか事情が複雑です。
その証拠に(SV230以外の)ズームアイピースの口コミ評価を漁ってみると、同じ機種にも関わらず
「変倍してもピントがズレない。素晴らしいズームだ!」
という声から
「変倍するとピントがズレまくる。もう使わない!」
まで、色々な意見が見られます。

ここで考えられるのは下記の4点です。
 ①個体差があって評価が分かれている
 ②他機種と勘違いして評価が書き込まれている
 ③個人による評価基準(シビアさ)の差
 ④その他の要因が隠れている

私は④が正解だと考えています。論より証拠なのですが、まずこれを見てください。
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これは、写野中心部のみシャープにコリメート撮影するために組んだシステムでの実写例ですが、望遠側でも広角側でもピントが合っているSV171とSV191に対して、SV230だけが広角側でボケボケになってしまっているのが分かります。では「SV230はパーフォーカルどころか格安ズームにすら劣っているのか?!」というと、そうではありません。次の実写例を見てください。
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先ほどの例と全く同じシステムで撮影したにも関わらず、こんどは勝敗がまるで逆転しています。
実は、今回のレビューで悪戦苦闘したのがこの現象です。


★何に対してパーフォーカルなのか?
冒頭でも言ったとおり あぷらなーとは眼視の素人です。従ってパーフォーカルかバリフォーカルかなど特に意識したことがなかったのですね。昼間の眼視チェックやコリメート撮影でも、3本の内どのアイピースが優れている(変倍してもピントがズレない)のかを判定しようとしても、覗くたび・撮るたびにその結果がコロコロ入れ替わってしまい、正直頭を抱えました
そんな中、前述の視野の広さをLEDトレース台で実写テストしていた折「視野リングが鮮明に写る条件とそうでない条件」があることに気づきました。
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眼視観測の素人故の経験不足というものでしょうか、頭の中で勝手に「視野リングは肉眼のピントが無限遠のとき鮮明に見えるもの」だと思い込んでいました。上の写真のように確かにSV171はそう見えますが、SV230はそうではありません。言ってみれば「SV230は視野リングが近く見える」のです。素人考えだと、視野リングは対物レンズが作る実像の像面に位置し、そこを接眼レンズでルーペのように拡大して大きな虚像を生成しているハズです。とすると、パーフォーカル(ズーミングでピントがズレない)になる条件の中には、実は「肉眼のレンズがどの距離を見ようとしているのか」が含まれているのではないかと考えました。

こうなると、コリメート撮影でテストする際には「カメラレンズの合焦距離」が極めて重要だということになります。
スマホはもちろんですが、Nikon1のレンズでは合焦距離の指定ができませんので、ここは昔ながらの距離指標が付いたレンズの出番です。

というわけで、任意の合焦距離を指定できるコリメート撮影システムを組み直しました。カメラボディはNikon1V3のままですが使用レンズはフィルム時代の銘品:AF35mmF2Dに換装したのです。
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こうして得られた画像が先ほどの2枚です。種明かしすると、コリメート用レンズのピント位置を無限遠にした場合と1mにした場合の差でした。
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こうして、どうやらSV230はSV171やSV191とは条件が異なるものの、パーフォーカルとなるケースがあることが見えてきました。
では、各アイピースについて、どこがパーフォーカルとなるポイントなのかをもう少し詳しく見てみましょう。

具体的な撮影方法は下記の通りです。
 ①コリメート撮影用カメラをMFにし、レンズ(今回は35mmF2D)の距離リングを任意の距離に設定する
 ②アイピースを①で覗く
 ③アイピースを望遠側(最大倍率)にズーミングする
 ④ライブビュー像を見ながら望遠鏡(今回はBORG45ED)のヘリコイドでピントを合わせる
 ⑤撮影する
 ⑥アイピースを広角側(最小倍率)にズーミングする
 ⑦(望遠鏡もカメラもピントはいじらず)撮影する
 ⑧くりかえし


<SV171が有利となる条件>
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<SV191が有利となる条件>
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<SV230が有利となる条件>
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暫定的結論として、
 ○SV171とSV191は肉眼のピント位置が無限遠になっている人に最適なズームアイピース
 ○SV230は肉眼のピント位置が約1m弱になっている人にとって最適なズームアイピース
と言えそうです。


★念のため、全焦点域についてチェック
ではダメ押しとして、今回の主役SV230については全焦点域についてのチェックを敢行してみましょう。

実際には、SV230の焦点距離を「8mm・10mm・12mm・14mm・16mm・18mm・20mm」の7通り、カメラ側レンズの合焦距離を「無限遠・2m・1m・50cm・25cm」の5通り、合計35パターンの撮影を行い検証ごっこしたのですが、全て載せると大変なことになるので、要点だけ。

ででん!!
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おお、なんとクリックストップのある焦点距離全てにおいてピント位置が一致しました!
これはまさに「パーフォーカル」(本物のズーム)と言って良いと思います
ただし、アイピースを覗いた際に見つめるのは無限遠方ではなく、約1m前方が望ましい気配です。


★結局、良いアイピースだったの?
個人的には、SV230は非常に魅力的なアイピースだと感じました
その理由は下記の3点です。
 ①とにかく圧倒的に視野が広い
 ②メガネを掛けても無限遠にピントが来ない自分にとっては救世主
 ③昼間の風景を見た限り非常にシャープ

ただし、強めの近視用メガネを掛けた場合には、むしろSV171やSV191の方が見やすいアイピースになる可能性があります。
また、裸眼で無限遠にピントが来る方で肉眼で1mを凝視するのが疲れる場合は、適宜ディオプトリ(度数)が+1の補助レンズ(クローズアップレンズで言うところのNo1)を噛ましてやると、理論上はSV230の焦点移動が無くなることが予想されます。

<追記>
本記事をアップしたところ、X上で智志さんと薜さんから「そもそも(器械近視を考慮すると)アイピースを覗く眼のピント位置は1mに設定するのが良い」という趣旨のご指摘をいただきました。(出典:吉田 正太郎 著「天文アマチュアのための望遠鏡光学」2.8節)
そうするとSV230こそが真のパーフォーカルだと言えそうですね。ありがとうございました!


★実際に天体を眼視観望して比較しないのか
今回のように昼間の風景やLEDトレース台を写して「ああだ、こうだ」言ったところで、実際の天体観望でよく見えなければ意味はありません

というわけで、次回晴天に恵まれたら、アイピース3本をサイドバイサイドで眼視比較する邪悪兵器「三連装BORG89ED・グランデ」を再構築して、レポートしたいと思います!
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★★★お約束★★★
①本レビューは、SVBONYさんのご厚意でお借りしたテスト個体によるものです
②あぷらなーとの眼視観測スキルは極めて低いです
③近視・乱視・老眼・飛蚊症の4つにより、覗いた際のシャープさ評価には自信がありません
④トレース台による視野角実写は単なる思いつきなので、これが正当なものかは全く不明です
⑤パーフォーカルとなるカメラ側(肉眼側)のピント位置に関しては、あくまでも素人が独自検証ごっこした結果に過ぎないので、信憑性はありません。このレビューをソースとしてメーカーさんや販売店さんにお問い合わせするのは、ご遠慮願います。
⑥比較に用いたアイピースのうち、SV191はtenさんからお借りした個体です。
⑦SV230の詳細は、下記の公式サイトをご参照ください

⑧アマゾンのSV230商品ページは、下記からご覧ください

Commented by うこん at 2024-10-03 00:06 x
レビューありがとうございます。
性能が素晴らしそうなアイピースですね。高すぎて買えませんでした...
重星や惑星、明るい恒星を見たときの見え味がどうなのか気になります。

ただSVBONYからは型番が10番違いのSV240という新製品の干渉フイルターを買いました。
QBPフィルターやL-Extremeフィルターでは星雲はよく写るのですが恒星があまり写らないのが不満でした。
このフィルターでうまくいけばその不満が解消できるのではないかと期待しています。

それにしてもSVBONY製品は型番から製品のジャンルが連想できませんね。命名規則が不明です。
Commented by supernova1987a at 2024-10-03 01:35
> うこんさん
コメントありがとうございます。
今回のテスト結果から、アイピースを覗いた際の明視位置(目のピント位置)が標準的とされる1m前後の人には最適なズームだと感じました。逆に明視位置が遠い人ならSV171やSV191が好適かもしれませんね。乱視持ちなので、次回予定している天体実視レビューには自信がありませんが、頑張ります!
近赤外線を透過するSV240フィルターも楽しそうですね。当方の主力であるアクロマートの場合は、近赤外線透過で強いハロが出るのでダメですが、反射系や高級アポ系の場合は、有用かもしれませんね!

https://apranat.exblog.jp/31333268/
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by supernova1987a | 2024-09-29 18:24 | 機材レビュー | Comments(2)

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