機材

祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」

祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_02501634.jpg
★ぼちぼち天文復帰しますかねぇ
年度末から本業のお仕事がウルトラスーパースペシャル激務になったため、天体撮影はもちろんブログやXも活動休止していたのですが、おかげさまで少し落ち着きましたので、久しぶりにブログを更新することに。


★天文ファンの中二病診断?
そんな折、蒼月城さんが「天文ファンの中二病診断」という、とても愉快な記事をアップされていました。

さっそく自己診断してみると、5~6つほど身に覚えがある項目がヒットし、診断結果は
【覚醒前夜(ライト・オブ・コスモス)】
まさに男のロマンが炸裂する寸前というわけですな。
特に刺さったのが、条件6の「鏡筒や赤道儀、そしてカメラなどの機材に、神話の神々や悪魔、あるいはガンダム系の厨二チックなコードネーム(愛称)を密かにつけている。」
その旨をXにリプライすると・・・

これは、すでに公開しているものもふくめ、ひととおり披露するしかないでしょう。


★コードネーム『フルアーマー』
※機動戦士ガンダムからインスパイア。
光害地でも効率よく星雲を撃破するために開発したのがこの機体だ。
BORG89EDを三連装化するとともに、接眼部の換装と特殊強化パーツによって、ビームスプリッタ2機と冷却CMOSカメラ5機を装備。Hα・Hβ・OⅢ・SⅡ・RGBのいわば『7波長同時露光』を可能とした決戦兵器。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_03133040.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_03141320.jpg
開発には莫大な費用と時間を要したが、なんとか実用域に到達。実写結果は上々で、民家の明かりや街灯がギラギラする光害地からでも、面妖なバラ星雲を写し取ることに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_03292362.jpg
ただし、その運用にはアムロ・レイなみのニュータイプ能力が要求されるため、アクロマートによるナローバンド撮影法が編み出されると同時に一線を退くこととなった。なお、この機材については星ナビ2021年11月号の「Deepな天体写真」記事でレポートした。



★コードネーム『ギルガメッシュ』
※Fate/stay night [Unlimited Blade Works]からインスパイア
シングルナローバンドならアクロマートの色収差は無問題となることに着目し、『フルアーマー』に対して約2倍の速写性能を実現するために開発した制式兵器だ。口径120mmF5アクロマートSE120を3連装するとともに像面湾曲を安価に補正するためPro1D ACクローズアップレンズNo3を併用しており、Ha・OⅢ・SⅡの3波長を同時撮影できる。カメラを除くとその製造コストは『フルアーマー』の約1/10であり圧倒的なコストパフォーマンスを示す。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07475518.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07484531.jpg
実写性能も良好で、市街地からでも短時間で迫力ある星雲撮影を可能とした。またセカンドライトでテスト撮影したM8干潟星雲は星ナビギャラリーに初投稿&初入選という邪業を果たした。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07532470.jpg
現在は、さらに接眼部の強化換装などを行い、(通常はノータッチガイドだが)必要に応じてオートガイドも可能な仕様にバージョンアップしている。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07543981.jpg
なお、この機材の有効性については、CP+2021サイトロンジャパンセミナー・星ナビ2021年12月号「Deepな天体写真」記事・CANP2022講演などでレポートした。



★コードネーム『トリグラフ』
※銀河英雄伝説の作中に登場する同盟側戦艦からインスパイア
総重量が大きい『ギルガメッシュ』に対して機動性が高い兵器として開発。コストがさらに安くなるとともに、比較的小型の赤道儀EQ5-GOTOでも運用が可能だ。口径102mmF5アクロマートStarQuest102SSを3連装するとともに像面湾曲を安価に補正するためPro1D ACクローズアップレンズNo3を併用しており、比較的軽量でありながらHa・OⅢ・SⅡの3波長を同時撮影が可能だ
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07504709.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07511386.jpg
市街地からでも、鮮明なソウル星雲の撮影に成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07522683.jpg
なお、この三連装砲の詳細な構築方法についてはCP+2023サイトロンジャパンセミナーなどで公開した。また、CP+2023会場ではオリジナルを忠実に再現した実機が展示され、邪悪好きの天文ファンから爆笑・・・もとい、羨望のまなざしを集めていた。



★コードネーム『トリスタン』
FateGO・ガンダム・アーサー王伝説・粒子加速器などからインスパイア
口径80mmF5アクロマートStarQuest80を無改造で三連装化し、気軽にHα・OⅢ・SⅡ同時露光が楽しめるように開発した軽量三連装砲
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00222313.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01464701.jpg


StarQuest102SS三連装砲『トリグラフ』よりも安価で機動性に優れているのが特長。複数のカメラのサイドバイサイドテスト用に好適な他、小型の非冷却モノクロCMOSカメラXena-Mとカメラスリーブ装着用0.8x小型レデューサの併用では、市街地から鮮明なバラ星雲の撮影にも成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00332835.jpg
この機材の有用性については、CP+2024サイトロンジャパンセミナーで実演も含めて講演した。またCP+2024会場では三連装セットアップ例が実機展示された。



★コードネーム『とりぷる☆ミルトル』
※語感だけ まどか☆マギカ からインスパイア
シングルナローバンドならアクロマートの色収差は無問題とはなるものの、焦点距離が短い場合は像面湾曲の補正が困難であるという問題点を解消するために構築。素の状態でフラットナーが内蔵されている口径50mmF4アクロマートMILTOL200を三連装化し、Ha・OⅢ・SⅡの3波長を広写野で同時撮影できる
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07354233.jpg


センサーサイズを欲張らなければ、とくに補正レンズを追加することなく、モノクロ冷却CMOSカメラを用いると市街地からでも鮮明なクワガタ星雲を写し取ることに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07391192.jpg
また、いわゆる『スティック糊タイプ』の非冷却モノクロCMOSカメラでの運用でも、鮮明なバラ星雲の撮影ができた。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07364749.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_07414587.jpg
この機材の有効性については、CP+2022サイトロンジャパンセミナー・星ナビ2021年12月号「Deepな天体写真」記事などでレポートした。




★コードネーム『約束された勝利の筒(エクスカリバー)』
※Fate/stay night [Unlimited Blade Works]からインスパイア
古典的アクロマートの場合、シングルナローバンドでの多連装戦法以外にも、短筒でデュアルナローバンド運用した場合に「化ける」ことを見つけたあぷらなーとの元に、突如、巨大なアクロマート筒が召喚されたのである。ええ「問おう、あなたが私のレビュアーか?!」と呟きながら。
というわけで、15cmF5アクロマートBK150750は単筒でのデュアルナローバンド撮影に好適な重火器だ。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23554938.jpg
15cm屈折としては破格の安さであるにも関わらず、市街地から鮮明なオリオン大星雲を撮影することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23573243.jpg
なお、その後さらに同等筒を同架し、現在は『ツイン・エクスカリバー』に進化している。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23585948.jpg
『エクスカリバー』の有用性については、CP+2021サイトロンジャパンセミナーや星ナビ2022年2月号「Deepな天体写真」・CANP2022講演などでレポートした。



★コードネーム『秘具三武(ビグザム)』
※機動戦士ガンダムからインスパイア
ただでさえ超絶な明るさを誇るHAC125DXをさらに三連装化するとどうなるのか?
それは、まさにドズル閣下が言う「ビグザムが量産された暁」に匹敵するのではないか、との想いで開発。
口径125mmF2のHAC125DXを三連装し、比類なき速写性を誇る悪魔の兵器
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23181074.jpg
その明るさは驚異的で、あぷらなーとの撮影可能日到来確率・撮影場所の立地・視界の広さなどを加味すると、50mm屈折1本では約3年間を要する撮影対象が1晩で撃破可能であり、これは約1000倍の速写性を有するといっても過言ではない。また、その明るさゆえに本来星雲撮影には不利と思われている非冷却小サイズセンサーカメラでも極めて鮮明なペリカン星雲を撮影することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23155519.jpg
なお、『秘具三武(ビグザム)』の有用性についてはCP+2026サイトロンジャパンセミナーなどで公開した。また、CP+2026会場ではその実機も展示され、邪悪なオーラを放っていた。



★コードネーム『ノイエ・ジール』
※機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場するモビルアーマーからインスパイア
安価な口径60mmマクストフカセグレンMAKSY60を三連装化し、コンパクトな自動導入赤道儀StarAdventurerGTiに搭載してHα・OⅢ・SⅡの同時露光を可能とした超軽量三連装砲
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23450277.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23451836.jpg
一部のフォロワーさんから『モリアオガエル』と呼ばれる可愛らしい外観とは裏腹に、実際の運用にはアナベルガトー級の忍耐力が要求されるため、一般人には断じてお勧めできないセットアップである。実写テストにおいても、いまだ満足のいくリザルトには到達しておらず、秘密兵器のままプロジェクト凍結される恐れがある。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23531359.jpg
※過去には、ビームスプリッタを未装着のBORG89ED三連装砲に『ノイエ・ジール』というコードネームを与えていたこともある。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23583155.jpg


★コードネーム『メザシちゃん』
※三胴式戦闘機P-38からインスパイア
本来は安価な小型軽量ガイドスコープであるSVBONY製の口径40mmアクロマートSV165を三連装化し、超小型のHα・OⅢ・SⅡ同時露光用撮影鏡として組み上げたもの。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00045079.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00051224.jpg
その愛らしい外観とは裏腹に実用的な実写性能を誇り、周辺像の乱れに目をつぶれば7千円程度の鏡筒で撮影したとはにわかに信じがたいほど鮮明な北アメリカ星雲画像を市街地から撮影することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00081719.jpg
※なお、無工作でこのセットアップを実現するにはパーツの選定から(知恵の輪のような)組み立てノウハウが必要であり、秘密裏にメーカーへのマニュアル供与はしているが、一般公開はしていない。



★コードネーム『トライデント』
※ギリシャ神話におけるポセイドンの三又の鉾からインスパイア(スプリガンの影響もあり)
遠征可能なブロードバンド用三連装砲として、口径60mmEDアポBORG60EDを三連装化して開発した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00471865.jpg
主に対彗星用として開発し、冷却カラーCMOSカメラと冷却モノクロCMOSカメラの併用により、色ずれの無いL-RGB同時露光を可能としている。
ポンブルックス彗星の接近時には、悪条件の下で短い撮影チャンスを活かすことに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00561842.jpg


★コードネーム『へきさ☆みるとる』
※語感だけ まどか☆マギカ からインスパイア
フラットナー内蔵口径50mmF4アクロマートMILTOL200を苦心の末に6連装した魔道兵器
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_00591458.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01003156.jpg
モノクロCMOSカメラを6機搭載し、Ha・OⅢ・SⅡを各2機のカメラに担当させることにより、さらなる速写性とノイズ低減を狙った苦心の作品。
6本の鏡筒を同じ方向にアライメントするための調整機構をコンパクトに組み込む方法に苦慮し、開発には3年を要した
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01095513.jpg
実写テスト結果は良好で、市街地からでも鮮明なM16わし星雲のSAO画像を得ることに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01113894.jpg
※なお『へきさ☆みるとる』は、CP+2025およびCP+2026サイトロンジャパンセミナーにて、HAC125DX三連装砲『ビグザム』に対する当て馬(やられメカ)としてt出場させた。
『へきさ☆みるとる』と同等の画質を得るためには、HAC125DXなら1本で十分とのテスト結果が得られており、搭載するカメラの台数が6倍必要であることを考慮するとコスパは悪いと言えよう。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01220941.jpg
ただし、上記のように「6種類のカメラのサイドバイサイドテストを行う」という目的下においては、類まれなる運用効率を誇る。



★コードネーム『ナローハンター』
※特に元ネタは無し。
シングルナローバンド撮影下におけるアクロマートの可能性を探るため、SE120三連装『ギルガメッシュ』開発の前段階プロジェクトとして始動
ケンコーのACクローズアップレンズNo4は口径50mmF5のアクロマート対物レンズとして転用可能であることは、ケンコー公式が昭和時代に「これを望遠レンズとして転用する公式オプションパーツ」を販売していたことからも明らかである。
アポクロマート全盛の現代において『不遇な立ち位置』に追いやられたアクロマートに再び光を当てたいと願っていた私は、下記のようなFake広告を自主制作し、アクロマート三連装砲という新ジャンルにチャレンジすることとなった。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_21453275.jpg
『ナローハンター』は、手持ちのBORGパーツを多数投入し、ACクローズアップレンズNo4を転用したアクロマート屈折を3連装化したものである。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_21500045.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_21501401.jpg
ファーストライトでは、冷却モノクロCMOSカメラを3機搭載することで、Hα・OⅢ・SⅡを同時露光できる点は、他の三連装砲と同様。わずか2000円前後の爆安対物レンズとは思えぬほど魅惑的な北アメリカ星雲を撮影することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_21540307.jpg
この結果を受け、主力兵器を「EDアポ三連装」から「アクロマート三連装」に置き換える邪悪な戦略を大々的に進めることとなった。
『ナローハンター』の有用性については、CANP2022講演などで公開した。




★コードネーム『デンドロビウム』
※機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYに登場するモビルスーツからインスパイア
本来自動導入経緯台であり赤道儀モードを有しないトラバースを「撮影地が南極であると誤認させる」ことにより「経緯台モードのまま赤道儀として機能する」というトリッキーな邪道兵器。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01255068.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01352641.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01350491.jpg
その外観は、ガンダム作中のデンドロビウムと同様に一見すると「どこが本体か分からない」ほどの威容を誇る。
実写テストは極めて良好で、経緯台モードのままでありながら自動導入や写野回転の無い自動追尾が実用域に達した。その結果、FMA135&Uranus-Cの搭載でM8干潟星雲付近のノータッチガイド撮影に成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01355083.jpg
※なお、期待通りの効果が得られた段階で気が済んで興味が一気に薄れたので全てのパーツはパージされた。現在は通常の運用にて活用している。



★コードネーム『アナイアレイション』
※物理現象である対消滅(ペア・アナイアレイション)からインスパイア
赤道儀は原理上、自動追尾時に赤経方向の周期的な進み遅れ(ピリオディックモーション)が生じるが、位相を180度ずらした2機の赤道儀をスタックすることにより、それぞれのピリオディックモーションを干渉させて消してしまう『メカニカルPEC』という概念を考案、具現化した意欲作
<タイプA>
歯数144枚のスカイメモSと歯数72枚のスカイメモTを(位相を180ずらして)スタックし、前者は正回転2倍速・後者は逆回転1倍速で駆動することで、合成運動として恒星時回転を実現するとともにピリオディックモーションを干渉させて打ち消す仕組み。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01372244.jpg
天体実写においても、一定の効果を得ることに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01492269.jpg
<タイプB>
初期型ポラリエを(位相を180ずらして)2台スタックし、どちらも0.5倍速正回転することで、合成運動として恒星時回転を実現するとともにピリオディックモーションを干渉させて打ち消す仕組み。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01384634.jpg
実測テストにおいても、ピリオディックモーションの大幅な軽減効果を確認することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_01524127.jpg
※なお、期待通りの効果が得られた段階で気が済んで興味が一気に薄れたのでABともに解体。現在は通常の運用にて活用している。



番外編:プログラミングでも中二病炸裂!?
★コードネーム『邪崇帝主(ジャスティス)』
※ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するスタンドからインスパイア
あぷらなーとはプログラミングの素人であるが、比較的コーディングしやすいインタープリタ言語:MATLAB(Home)を入手したことで、天体画像処理専用アプリの開発ごっこが一気に進展した。その結果生まれたのが『邪崇帝主(ジャスティス)』である。

ダーク減算・フラット除算・加算平均コンポジットなどの一般的な処理に加えて
「イーブンオッド法」
「クールファイル補正法」
「ハイパー・イーブンオッド法」
「コスミカット法」
「ソフトウェアピクセルマッピング法」
「マイナス輝度値保護」
「リバースパレットカラー合成法」
「グリッドサーチ・アライメント法」
「ゴマ塩ノイズ除去」
「バンディングノイズ除去」
「深層学習デノイズ」
「デモザイク前カラーチャンネル分離」
「デモザイク後画像のベイヤー画像復元」
「自動メトカーフコンポジット」
「彗星コマ自動アライメント」
「タイムラプス動画変換」
「AVI→MP4動画変換」
などを実装することに成功した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22220402.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22221454.jpg
このうち「ハイパーイーブンオッド法」のロジックについてはMATLAB Expo 2022およびCANP2022にて発表した。
なお、「クールファイル補正法」と「イーブンオッド法」はFlatAideProに、「クールファイル補正法」「ハイパーイーブンオッド法」「コスミカット法」「マイナス輝度値保護」「ソフトウェアピクセルマッピング法」はステライメージ10に、それぞれ実装されたため、市民権を得たとも言える。



★コードネーム『邪・我流道(ザ・ワールド)』
※ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するスタンドからインスパイア
一般的に行われている空間ノイズ解析ではなく、時間に注目した独自手法「時系列ノイズ解析法」を主軸として、正常ピクセルと異常ピクセルの弁別を目標として開発した邪悪アプリである。
これにより、DPS(カメラ内ピクセルマッピング)を逃れた異常ホットピクセルや不安定な挙動を示す酩酊ピクセルなどの座標を特定して弁別することが可能だ。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22323695.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22325618.jpg
『邪・我流道(ザ・ワールド)』で弁別・特定された異常ピクセルの座標は、『邪崇帝主(ジャスティス)』に読み込まれて、ソフトウェアピクセルマッピング処理が実行される。
なお、時系列ノイズ解析法は、ステライメージ10に実装された。



★コードネーム『邪利得通(チャリオッツ)』
※ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するスタンドからインスパイア
ちなみに、利得とはゲインの和名である・・・それはともかく、カタログスペックに頼らず、実ゲインの解析やリードノイズの解析など、いわゆるセンサー解析を目的として開発したアプリ。カタログスペック(しばしば間違っているケースが散見される)が正しいかどうかをチェックするとともに、仕様を満たした個体かどうかをテストすることができる。また、10数枚のフラット画像を食わせるだけで(たいていのCMOSカメラにおいてRAW画像に施されている)ピクセルマッピング系の補正痕跡を自動サーチするとともに、そのロジックを推定することも可能である。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22553826.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22582166.jpg
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_22584985.jpg
なお、あぷらなーとのCMOSカメラレビューにおけるセンサー仕様テスト結果は、すべて『邪利得通(チャリオッツ)』によって実測したものである。



★コードネーム『邪示面図(ジャッジメント)』
※ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するスタンドからインスパイア
現在、鋭意開発中の光学設計&評価アプリである。これまで簡易光学設計や簡易レイトレーシングはExcelを鬼畜のように酷使しておこなっていたが、MATLAB(Home)がR2026aで光学評価用の関数群が実装されたことを受け、MATLAB(Home)でコーディングを開始した。
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23081970.png
祝・天文復帰記念:「中二病めいた機材紹介」_f0346040_23082916.png
★というわけで・・・
蒼月城さんが「天文ファンの中二病診断」記事中で言及されていた、条件6「鏡筒や赤道儀、そしてカメラなどの機材に、神話の神々や悪魔、あるいはガンダム系の厨二チックなコードネーム(愛称)を密かにつけている。」は自分のことを指しているのではないか、と怖くなって夜しか眠れないあぷらなーとでした(笑)


名前
URL
削除用パスワード
by supernova1987a | 2026-06-04 23:17 | 機材 | Comments(0)

あぷらなーとの写真ブログ


by あぷらなーと
PVアクセスランキング にほんブログ村