あぷらなーと


あぷらなーとの写真ブログ
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あぷらなーと
「自然写真大好き」
HNあぷらなーと が

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生息地:香川・徳島
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遠征用の新機材①

★天文少年時代の夢は

高橋のFC-100、ビクセンのFL102S、ペンタックスの105EDHF・・・・
などなど、フローライトやEDレンズを使った10cm級のアポクロマート屈折望遠鏡を手に入れるのが夢でした。
・・・が、いずれも鏡筒だけで20~30万円と非常に高価だったので、手が出ませんでした。
同じ金額を投じれば大口径の反射望遠鏡が手に入るのですから、なおさらです。

★現在でも日本製は高価なのですが・・・

黎明期から普及が進むにつれて飛躍的に価格破壊が進む電子機器と異なり、基本的には古典的な設計が継承されている望遠鏡は時代が変わっても、そうそう安くはなってくれません。
ただし、海外製の望遠鏡は『異常に』安価なものもあり、大変気になっていたわけです。

★リスク覚悟で・・・

海外製の望遠鏡は大変安いものの性能のバラツキや外見上の仕上げの粗さなどが目立つという「噂」もあり、怖かったのですが、遠征用に手軽に持ち出せる機種が欲しかったので、意を決して入手しました。

f0346040_19051369.jpg
笠井トレーディングさんで扱っている、CAPRI-102EDの特別仕様機です。
口径102mm・F7の2枚玉EDアポクロマートです。
立派なアルミケースや鏡筒バンド、アリ型レールなどが付属していることを考えると、日本製よりもかなり格安と言えます。
f0346040_19125876.jpg
さすがに10cmの対物レンズは大きいですね。見ていると吸い込まれそうです。
幸いレンズにキズやコーティングむらは見られませんでした。まずは一安心。

f0346040_20251764.jpg
標準でついているクレイフォード接眼部は使いにくそうだったので、DXマイクロフォーカス接眼部装備の特別仕様機にしました。
この接眼部は、2インチアイピースアダプタを外すと、なんとM57メスネジが現れるがミソでして・・・・

f0346040_20302849.jpg
・・・そう! BORGの各種パーツが全て使えてしまうのです!
延長筒も!回転装置も!レデューサも!フラットナーも!ヘリコイドも!
・・・・すばらしい♪

思ったよりも鏡筒の造りがしっかりとしていて、レンズの状態も良かったので、
f0346040_20373061.jpg
鏡筒と接眼部の境目が「刃こぼれしたみたい」にガタガタになっていたり、キャリングケースの取っ手がグラグラしているのもご愛敬♪。
また鏡筒に数センチのキズ状のものがありましたが、丹念に拭き取ると消えました。キズではなくしつこい汚れだったようです。

このあたりは(双眼装置の購入の時にも書きましたが)神経質になってはいけないところですね。笠井トレーディングさんのHPにも明記されていることですし、日本製よりも安いんですから(笑)。

★期待のマイクロフォーカス接眼部はどうだ??

実はこれまで、手持ちの接眼部はラックピニオンとヘリコイドばっかりで、クレイフォード系の接眼部には全く縁がありませんでした。
・・・ギア無しのフリクションで支えているイメージがあって、なんかスリップしそうですもん。
今回がクレイフォードの初挑戦。ドキドキしながら操作してみました。

・・・んん?・・なんだ、こりゃ?

粗動ハンドルがスムーズに回せません!なんというか、動き始めに何とも言えないイヤな重さがあって、そのあと急に軽くなったかと思うと、今後は止めるときに変な抵抗がかかる感触・・・・そう、まるで中にフライホイールが入っているのではないかと思うほど「慣性モーメント」を感じるのです。

・・・これは使い物にならないか?

ところが、ショックを受けたのもつかの間、微動ハンドルを操作した途端に印象が変わりました。

・・・・軽っ!!むちゃくちゃスムーズ!!

これが俗に言う「フェザータッチ」というものでしょうか? ガタなど全くなく、とてもスムーズにピント合わせができます。
とても良い感じです。

・・・・ああ、なるほど!
先ほどの感触は、大ギアと小ギアがかみ合っているときに大ギアを回して小ギアを高速回転させるときの感触に似ていました。
おそらく微動ハンドルと粗動ハンドルを接続する減速ギアの挙動だったわけですね。

★その他、問題点など

EQ6PROにプレートを積み、その上にCAPRIを載せて動作チェックをしてみました。

 ①微動は非常に使いやすいが、粗動の感触は最悪
 ②接眼部のピント固定ネジを締めると傾く
 ③付属のアリ型プレートをビクセンのアリミゾ台座に接続すると、少しの振動で鏡筒がグラグラする。

ちょっと触って判明した問題点は、上記の3点くらいですね。
 ①については、微動が非常に優秀なので我慢できますし、粗動用にヘリコイドをかます手もありますので問題なし♪
 ③については、手持ちのロスマンディ規格の中型アリ型プレートとアリ溝台座に交換するとピタリと治りました。解決♪
 ②については・・・・どうしようかなあ?なんかスケアリングとか狂いそうだなあ・・・。

総じて「ある程度分かっている人」向きの機種であって、初心者さんにはお勧めできないですね、色んな意味で・・・。
あ、初心者の方は、いきなり10cmアポとか買わないか・・・(笑)

★★★以下続きます★★★


# by supernova1987a | 2015-09-15 06:29 | 天体望遠鏡 | Comments(0)

最近の検索ワードと雑感

★最近は・・・
ほとんど あぷらなーとの自己満足だけで書いているブログですが、こんな拙いブログでも色々な方が閲覧にお見えのようです。
今後の参考のために、どんな検索ワードで来訪されているのかをチェックしてみました。


★8月の検索ワードランキング
 1 眼視 20.34 %
 2 VMC260L 15.25 %
 3 アクロ 11.86 %
 4 青ハロ 11.86 %
 5 赤道儀 11.86 %
 6 VMC260 6.78 %
 7 天体写真 6.78 %
 8 EQ6pro 5.08 %
 9 ケンコー 5.08 %
 10 フォーカルレデューサー 5.08 %

★7月の検索ワードランキング
 1 双眼装置 35.29 %
 2 VMC260L 8.82 %
 3 ボーグ 8.82 %
 4 加算平均コンポジットの仕方天文 8.82 %
 5 笠井 8.82 %
 6 eq6pro 5.88 %
 7 45EDⅡ 5.88 %
 8 あぷらなーと 5.88 %
 9 光と影をテーマに写真撮影 5.88 %
 10 手作り望遠レンズ 5.88 %

なんだか、似たような機材を愛用(もしくは検討)されている方がいらっしゃるようで、嬉しくなりますね。

★EQ6PRO赤道儀について

ちなみに、かつての自分もそうですが、やはりEQ6PRO赤道儀で苦労されている方が多いのでしょうか。熱心に情報収集されている時にヒットしたのでしょうね。じゃじゃ馬ですがコスパ抜群の立派な赤道儀だと思います(特に17万円ほどで入手できた時期は・・・)。残念ながら現在はアトラクスメインに戻っちゃいましたが、機会があればまたEQ6PROネタも扱いますので気長にお待ちください。遠征用のサブ機材をEQ6PROメインで組もうかと思案中です。
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★VMC260Lについて
VMC260Lで検索してみると、当ブログがえらく上位に表示されて恐縮しちゃいます。VMC260L自体、愛用者が少ないのでしょうかね?ネットを巡回していても滅多にユーザに出会いませんものね。
個人的には大変優秀な鏡筒だと思っているのですが、じゃあ、これがアウトレットでなく定価でも購入したかと問われれば、たぶん躊躇したでしょうね。正直、定価のままだとコスパ高いとは思えません。
また、同クラスのライバル機種(セレストロンのC11とか高橋のミューロン250とか、あるいは純ニュートン反射とか)と見比べる機会がありませんので、肝心の「見え味」については、なんとも言えませんね。
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  ※VMC260Lで撮影した木星。惑星も良く写る鏡筒だと思います。
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 ※VMC260Lで撮影したM42。意外なことに純正レデューサが優秀で星雲星団もいけちゃいます。


★BORG系について
近年では『鳥屋さん』中心に、BORGユーザーが増えてきているようで、嬉しい限りです。
私も、前身のファミスコ60Sをバードウオッチング用に購入して以来、初代BORG65アクロ(プラ鏡筒)をはじめ、随分BORG関連の機材が増えました。いわゆる『BORG沼』・・・恐るべしですね。
個人的にはミニBORG60EDが大好きなのですが、そろそろ消えちゃいそうですね。残念です。検索ワードから察するにアクロマート鏡筒の色収差に伴う青ハロ対策に苦慮している方が多いのでしょうか?あれはあれで味があって良いと思うんですが・・・ね。(そういえば、昔の天文ガイドに掲載されたBORG65アクロの広告には「青にじみが美しい」というキャッチが意表を突いていて感心しました。覚えている方いませんか??)
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★自作望遠レンズについて
興味のある方は、ぜひケンコーのACクローズアップレンズNo4をミニBORG鏡筒などを流用して望遠レンズとして転用して遊んでてみてください。数千円のレンズで250mmF4相当。本当に良く写ってビックリしますから。ちなみにNo5やNo2も悪くありません。・・・あ、No3だけはダメです。なぜかボケボケの像になります。もちろん、ACタイプじゃないクローズアップレンズは望遠レンズに転用できません。色収差はもちろん球面収差も補正されていないので全く使い物になりません、念のため。(自作のソフトレンズとしては使えますが・・・)
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★双眼装置について
笠井トレーディングさんの双眼装置はコスパ抜群だと思います。私も愛用していますが、他の「高級な」双眼装置やEMSなどを用いた「本物の」双眼望遠鏡と見比べたことはありませんので、あくまで個人的な印象です。充分に実用になると思います。
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さて、今後はどんなネタを書こうかなあ??
とりあえず、風景写真か天体写真を撮りに出かけないと・・・ですね♪
現在画策中の「遠征用サブ機材システム」とっとと組んじゃおう・・・と。

# by supernova1987a | 2015-09-11 06:21 | 機材 | Comments(0)

お盆の反省②

★収穫あり
さんざんだったお盆の撮影ですが、収穫がありました。
NGC7293を195枚も撮影したものですから、いつもの「アレ」やってみました。

★アトラクスのピリオディックモーション測定

いや、一瞬「ぎょっ」としたわけですよ。
いつもの通り「お手軽」ノータッチガイドをした画像を、位置合わせ無しの比較明コンポジットしてみると
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※VMC260L+レデューサVMC+IR改造D5000 30秒露光×194コマの比較明コンポジット(位置あわせ無し)

こんな風に、一瞬ピリオディックモーションが無いような像になったものでして・・・
むろん、よく見ると画面の左右に往復運動が見られますので、単に極軸あわせの誤差による南北方向のエラーが少なかっただけです。

・・・というわけで、せっかく195コマ(時間にして約65分間)ものデータが手に入ったわけですし、久しぶりにK-ASTEC改造ニューアトラクスのピリオディックモーションを測定してみましょう。

★測定の前にステライメージで・・・
ピリオディックモーションが見やすいように、今回もステライメージのメトカーフコンポジット機能を使います。
要するに、東西方向の極軸エラーを補正して、南北方向の極軸エラーを発生させるように位置調整させるわけですね。
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おお、とってもきれいなピリオディックモーションが見えてきました♪
拡大してみます。
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ほぼ8周期分のデータが取れたことになります。
途中切れているところは、撮影を中断した部分です。
比較的運動が安定している下半分の画像からピリオディックモーションを測定してみます。
ステライメージには、望遠鏡の焦点距離と使用したカメラの機種名を入力すると、自動的に見かけの角度を計算してくれる機能があります。今回はその機能を使ってみましょう。
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測定したピリオディックモーションは、
 ±5.5秒
ただし、撮影に用いたNGC7293は天の赤道から南に20.83度ずれているので、見かけの運動が赤道上の天体よりも小さくなります。
そこで、先ほどの値を補正するために、COS(20.83)で割ってやると
 ±5.9秒
となり、これが今回の測定値となります。


★結論
まあ、大変おおざっぱな測定なので、有効ケタ2ケタもないとは思いますので、

私のニューアトラクスのピリオディックモーションは、
 安定時におよそ±6秒
だということに結論づけましょう。

ええ。さすがに最新のAXD赤道儀や往年の名機『旧』アトラクスなどにはとても及びませんが、結構立派な値だと思います♪

それに何より、ウオームネジが1回転すること以外の『変な運動』が見られないことがとても嬉しいです。
以前使っていたEQ6Proだと、主周期以外の短周期のエラーが盛大に出て閉口していました。おそらくウオームネジ以外にモーターの減速ギアなどから発生するエラーではないかと思いますが、このあたり、アトラクスのモーター換装をお願いしたK-ASTECさんがいい仕事してくれたように思います。


★もうそろそろ・・・

毎回毎回「テスト撮影」ばかりだったので、そろそろ腰を落ち着けて撮影したいですね。
コネクタがもげちゃったST-iの代用品も入手したことですし、そろそろオートガイドを再開するとしましょうかね♪
・・・あと、前回書いた「筋状ノイズ」の低減に向けた『秘策』もやってみなきゃ・・・ですね。



# by supernova1987a | 2015-09-10 05:45 | 天体写真 | Comments(0)


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